実は、ヒカルの碁には、以前からクレームがついていました。

確か、このストーリーの前半部では、主人公の男の子に囲碁名人の霊が憑依しているという
設定だったとおもいます。(私は、この作品を読んでないので、良くわかりませんが・・・・)
で、その囲碁名人のキャラクターが『平安風』なのが許されない、というクレームが入り、
結局、『第一部完』という形で、その幽霊のキャラクターを削除し、新たに『第二部』という名目で
連載を続けることに、おちつきました。
なぜ、『平安風のキャラクター』が良くないのかというと、「韓国の歴史にマッチしていない」から
だそうです。
私には、なぜそのような理由で、連載が中断されてしまうのか、まったく、分かりません。
どうのような人物、どのような団体がクレームをつけたのかは、私のところまでは、届いて
きません。

以上が、ヒカルの碁が、『一部』『二部』に分けられた経緯です。
作画の人は、私の地元の新潟出身だそうなので、ぜひとも頑張ってほしいものです。
絵の上手い人ですよね。

6 名前:コピペ[] 投稿日:03/04/28 22:29 ID:jiXG1dRo
853 名前: はったゆみ [sage] 投稿日: 03/04/28 02:08 ID:AZxjmKHN

もう嫌なんです。
思えば、スヨンを出したのが運の尽きでした。

ヒカルのもう一人のライバルのつもりで、むしろ破竹の勢いの
韓国の棋界に敬意を表す意味で登場させたんです。敵愾心の強い
「ちょっとヤナ奴」にスヨンを描いたのは確かです。でも、それは
個性を際立たせたつもりで、自分自身はお気に入りのキャラクターでした。
勝敗については、物語の流れ的にヒカルが僅差で勝つのが自然で、
それは特に気にしてませんでした。

でも、編集部を通して抗議が来たんです。スヨンをヤナ奴に描いた点は
ちょっと「来るかな?」と覚悟していたのですが、全然違って
「韓国人が勝たないのはおかしい」という首を捻りたくなる様な内容でした。

編集部の意見で、しばらくは韓国には触れないようにということで話を進め、
しばらくは何事も無く進んでいたのですが、中国の話を出した際に、
「何故、韓国の話をしないのか、中国を出して韓国を出さないのはおかしい」
「スヨンの敗北が未だ単行本で修正されていないのは何故か」という抗議が
来るようになりました。どうも、前の抗議が来た時に、編集部の方で
勝手に、修正する様な回答をしてたみたいなんですね。

それについては編集長に謝ってもらったんですが、やはり韓国に対しては、
慎重に対応して欲しいということで、その頃から担当者のチェックも
詳細なものとなってきました。特に私よりも、健さんに厳しいチェックが
行ったみたいで、ヨンハの顔はああなりました(笑)。あれ自体は私も
別に嫌いじゃないけれど(爆)。