追放が物語が始まる切欠じゃなくて物語を始める手段になってるんだねー

当事者達に視点を絞っても追放に至った理由、そこに絡む人間関係、追放前後の環境変化、それらに対する視点主の感情
追放した側の事情や心情、物語の進行に伴う変化の軌跡、当事者達の和解かあるいは更なる決別かそれとも無関係化かと行き付く先は筆者次第で盛り上げられる
舞台規模で見れば追報によって起きたあるいは防がれた出来事だとか、本来なら関わる事のない第三者への影響だとかを組み立てて
上手い具合に物語として落とし込めば「追放によって始まった物語」になるんだろうけどね

今は「追放されたけど見返してやったぜザマァ!」が大半で物語を始める手段としか感じられないのがね
どう足掻いても元所属先が扱き下ろされる展開、元所属先も大概物語足り得ない存在でしかない
どいつもこいつも「お前ら遊び感覚で生きてるなぁ……」と感じられる程度に薄っぺらくてなぁ……特にボウケンシャーな話

命懸けの日々で「勝てた理由」や「ヒヤリとした場面とその対策」だとかを冷静に振り返っていれば「こいつ……実は重要じゃね」と一人くらいは気付くだろ! 多分振り返ってないから安易に追放したんだろうけど!
遊びの勝ち負けで一喜一憂するような話じゃないだろ! お前ら負けたら最悪死ぬ生活やってんだろ? もっと冷静に自分達の能力や勝因を見極めろよ! どいつもこいつも追放に関して杜撰すぎるんだよォ!
そもそも下手すりゃ死ぬ生活なら、それこそ追放じゃなくて「不慮の事故を装って」でも良いだろ! 下手に恨みを抱く恐れがある奴をそのまま放逐とか凄まじい善人か底知れぬアホだよ! アホだったわ!