魔大陸より巨大な軍事力誇る魔族の侵略を受け、人類(ヒト族・エルフ等亜人・獣人)が繁栄を誇っていた北大陸の人類生存圏は壊滅した。
かろうじて生き延びた人々は、魔族の影響が比較的軽微な南大陸に脱出する。そこでは戦争の被害を受けず多くの人類が日常を送っていたが、魔族の侵略による脅威は徐々に忍び寄っていた。
やがて南大陸への魔族の侵攻計画が確認されて人類の滅亡が避けられないことが判明すると、多くの人々は南進による延命を選択せず、配布される毒薬を用いて安楽死を望み、覚悟して残りの人生を過ごす。
まもなく魔族の南大陸侵攻が開始し、多数の国々が滅ばされ、人々は毒薬を服用し人類生存圏は徐々にその範囲を狭めていく。
しかし滅びを良しとしない聖女と王女と魔女は一縷の望みを掛け、生き残ったいた魔導師10000人の命を代償に、異世界地球より1人の勇者の召喚するのであった。