0007この名無しがすごい!
2018/07/06(金) 17:37:53.3509 新人中年冒険者は、狐の少女を仲間にする。
『あっあっ!だめ、駄目で、す!ゆう、勇者さまっ、見ないで…見っない、で……!』
『何言ってんだっ、オラァッ!手ェどけろ!その顔もココもっ!ちゃあんとっ!見てもらえよ!!』
少女を後ろから膝抱えにし、その少女の肩越しから正座する別の少女に顎をしゃくる。その少女は一糸まとわぬ姿で、両手を内ももに這わせて顔を下に向けている。
『おい勇者サマよっ!しっかり見るのもっ!訓練だってっ!言ってるだろうがっ!!』
リズミカルに身体を揺すりながらその少女に向かって身体を近づけると、少女は顔を上げてこちらを見やる。その頬は上気し桃色に染まり、瞳は潤みながらもしっかりとこちらを見ていた。