>>202の鼻に、真っ赤に焼けた2本の鉄串が差し込まれる。
観客の耳が痛くなるほどの悲鳴を上げる202。
しかし拷問人は差し込んだ鉄串を容赦なく引き抜いた。
鉄串には血みどろの肉片がこびりついている。
すでに202に鼻梁と呼べるものはなく、
間欠泉のように血を吹き出し続ける穴があるばかりだ。
拷問人は汚れた鉄串を放り投げると、次にインパクトドライバーを手に取った。
モーターを2度ほど空転させると、拷問人は202の歯茎にドリルをあてがい、削り始めた。
血の海の中でゴボゴボと悲鳴をあげる202。白目を剥き、失禁している。
ドリルの刃が歯の神経を引き千切りながら進んでいく。
巨大な穴が穿たれた202の歯茎に拷問人の太い指が差し込まれ、ガタガタと上下に揺すぶられる。
ついに202の前歯部は、歯茎ごと拷問人によって折り取られた。
拷問人は千切り取った前歯部を2つに割り、両方の指で握った。
そしてぶんぶんと首を振る202の頭蓋骨を膝で固定すると、
血みどろの前歯を両目のなかにズブズブとめり込ませた。
ピンク色に濁った液体が、202の眼窩から流れ落ちる。
202は口の中に溜まった血をまき散らしながら、悲鳴を上げた。
飛び散った血が、拷問人のマスクを濡らした。