今回のザラタンの説明からすると、精霊砲も含めて大憲章を作ったのはザラタンの前の主と当時のエルフ魔術師だったということか
大憲章が作られた主目的は58話によると「世界樹を1本だけに留めてエルフ族とその協力者(ザラタンの前の主)に管理を限定すること」ではあっても「世界樹から得られる魔力資源をエルフ族が独占できる環境」は単なる副産物でしかないんだよね
まあ、その副産物が美味しすぎてエルフが腐敗していったんだろうけど
戦士以外の血が流れないようにするため大憲章を作ったはずのエルフ族が積極的に民間人を虐殺しているのに対し、人族が戦時協定を守って軍人同士で戦っているのは皮肉な感じ
ところで大憲章の制定に協力したザラタンの前の主が人族だったから、大憲章から称号を与えられる対象がエルフ族だけに限定されなかったんだよね(58話)
それが巡り巡って人族のタウロが「門の開き手」の称号を持つことに繋がり(36話)、庭森の薬草樹が次世代の世界樹として認定され(49話)、イモスケとダンゴロウが世界樹の管理責任者として登録されたわけか