>>413
(`・ω・´) あけおめ……ワッ!! 新年早々、衝撃的なラスト!

結末のドンデン返しに力を入れているのと
すごく設定を練っていることは伝わります

ただ謎解き以前に、そもそも物語の設定が読者に伝わりにくいです
もちろんこの結末のために意図的に隠した部分があるんでしょう
けど、あからさまに隠されると、怪しい感じがして驚きが減ります

というか物語の基本的な情報が分かりにくいんですよね
視点人物が今誰なのかも読んでて確信が持てないので
途中に百合描写とかあってもあんまり没入感がない……

それからタレアと二サリーのキャラがあまり立ってなくて
叙述トリック以前に、そもそも人物が明確に区別できないので
人物の特徴と、あと回想の会話でもいいので、会話が欲しいです

こういうタイプ、古くは芥川の『藪の中』、近年では『うみねこ』とか
真相が不明で複数の解釈がある話は、個人的に読んでて面白いです
ただそういう話って、基本的な部分が分かりにくくなりがちですが
本作は現状よりもさらに、情報を整理して提示して欲しいです


>タイトル
悪くないですけど地味……。事件性に気づかないので
事件性のあるタイトルにしちゃってもいいと思います
または今の題とその中間で『誰が薬草を摘み取ったか?』とか
(薬草を摘み取ったことが問題だと、最初の内は思わせて……)

>あらすじ
あらすじは地の文扱いで、嘘は書いてない前提と考えていいですかね?
結末自体は隠しても、事件が起こることをほのめかしても良さそうです

>導入
最初の一行が最後に効いてくるタイプなんだろうなとは思います
でもそれを考慮しても、導入として不自然な印象なのはぬぐえません

>文章
全体的に地の文が多いので、もう少し会話が欲しいのと
結末とは別の、小さくてもいいのでドラマが欲しいです

またずっと設定を語って、時間が止まっている場面が多いですが
会話や行為を適当に挟んで、叙述のテンポに緩急が欲しいです
視点が問題で映像化できない設定かもしれませんが、それとは別に
映像化した画面を意識すると、読んでて飽きない動きのある場面になります


事件性を予告しちゃうと最後の衝撃が減るのも分かりますが
結末を読むまでに離脱してしまう読者がかなりいそうなので
物語の事件性を明かして、推理ジャンルで勝負するのもアリでしょう
ただオープンエンドで結末が確定しないから「文芸」なんですかね?

あと性表現の規制で、なろうからノクターンに追放された作品があります
すでにR15タグですが、その辺は注意が必要かもしれません

さて、もしこういうタイプの話で、私が自由に設定を作れるとしたら
主役二人の日記を見つけた第三者を、三人称で書く設定にしますかね?
というのは一人称だけだと、極端な場合は全部嘘もありえるから
確定した事実も地の文で少し作ってあげた方が、謎解きが面白くなります