>>414

>推理ジャンルにできない理由
推理もので例えると、
登場していない人物が犯人でした、という展開に近いです
タレアが死ぬ理由は暗示のみであり、根拠が少なく
ニサリーが演技を辞めました、では事件になりません

推理要素(伏線の意味)があるものの、謎解きではありません
なぜタレアが死んだのか、という事に注目されてしまうと
説得力がない物語になります(強迫観念と自己愛が死因?)

自殺する事はタレアの前提で(メインテーマを主軸とした場合)、
ニサリーへ母性や期待を込めていた、という役割しか与えていません
物語上の価値は低く(ニサリー視点では別)、
最低な言い方になりますが、勝手に死んどけ、という存在です

作者(神視点)としては登場人物を見下しており、ただの駒です
ただ、作者の意図と関係なく、登場人物は生きていて感情もある

そういった事情を含めて、タレアとニサリー、その他の人物。
名前の由来に皮肉を込めています。メタです


>またずっと設定を語って、時間が止まっている場面が多いですが
>会話や行為を適当に挟んで、叙述のテンポに緩急が欲しいです
タレアの回想中は、変わりない日常が続いており、
不要だと思った部分を除去した結果、
一人称小説の中でも、思考過多になってしまいました

物語の進行は、一日+(数年後)夜のみ+(さらに数日後)昼のみ、
時間経過を除いた場合、流れた時間は二日間もありません

設定語りの部分を物語にすると、短編の文字数に収まらない事や、
物語内の昼夜を躁鬱の比喩にしたい、という意図がありました
期待を込めすぎた結果、……凄まじい短さとなり、可読性が下がったようです

プロット状態、小説未満の文章、情報の詰め込み過ぎが原因、テーマとプロットの相性が悪い
小説外で設定を書く時点で、実力不足と確信しています
情報の整理が足りない点は、今後の作品を通じて改善します


長文の連続投下、申し訳ありませんでした

小説をお読みいただき、ありがとうございます