>>906
10部分目まで

「白い枝に覆われた世界」がとても惹かれるんだけど、説明が多すぎて&謎の提示がなくて退屈になってしまいました。
読者に語りかけるような形式なのも相まって、地理の教科書で異国に関する講義を延々話される印象

アストラル関係とか魔法の仕組みとか、初めから正解を作者に設定語りされてるとしか感じなくて、主人公と一緒に考えて解き明かす楽しみがない。

以下は描写で引っかかるところ

神霊樹の根元へ視線移動→国の全景→また根元を見て海から生えてることに気づく→いや根元見てたんと違うんかい

霊樹は神霊樹のコピー→霊素インフラの話→あれ、霊樹は結局どこにどんな形でどう生えてんの?

「模様をなぞるだけでお湯が湧き出すポット」は言葉で説明してしまう一方で、「シャンデリアに似た灯りの術具が自動で点灯」の描写は魔方陣の一つも浮かばないせいで現代の部屋と変わらない絵になってる。

ちゃんと異世界してるし、いろいろ設定に溢れてそうなんだけど、情報の出し方に引っかかって惜しい感じでした