>イラつく
昨今の異世界モノは、作者の「うだつの上がらない俺だって、異世界行ったら活躍できるに違いない」という願望や妄想が透けて見える点。
その為の、唯一無二で最強のチート能力だの、作者が今持ってる能力が大活躍できる状況(異世界薬局、数字で救う、等)だの、そんなのが多すぎる。
昨今の異世界モノで、もっとこう努力や工夫や思考実験みたいな作品がないものかね。
半村良の「戦国自衛隊」は「これだけの自衛隊の戦力で戦国時代にどこまでできるか」という思考実験だった。
村上もとかの「仁-JIN-」もほぼ身一つ(すぐに使い尽くす薬程度)で努力と工夫で何とかしてる(ちなみに、遊郭の女性を梅毒から救う話を描きたかったそうな)。