『世界を救う勇者の恋人のボク』(N4864EW)16〜17話
ジェイドはアスカの腰を乱暴に抱き寄せ、唇を重ねた。
体に巻き付けていた布を引きはがして再びは全裸にする。
「やめてっ・・・」アスカは抵抗するが、ジェイドの力には叶わない。
氷漬けにされたレオンの目が少し見開く。(アスカ!!)
アスカはハッとした。
「まさか・・・まさかジェイドさん・・・!」
ジェイドはアスカを四つん這いにさせた。動けないレオンによく見えるように。
「いやっ・・・だ・・・それだけは・・・やめてください・・・」
「ダメだ。お前は、愛しいレオンに見られながら初めて私に抱かれる。もっとも恐れていたことだろう。
勇者レオン、動けないまま己の無力さを呪うがいい。
お前は泣き叫ぶアスカを助けることが出来ないのだ。」
(やめろ!!!)
声が出せないレオンは心の中で叫んだ。
アスカは、せめてレオンに目を閉じていて欲しいと願ったが、氷漬けにされた彼の瞳は開いたまま。
ジェイドに体中愛撫される様を隠すことは出来ない。
「あっ・・あっ・・」
どんなに我慢しても経験のない感覚に声が出てしまう。
人魚の実の効果なのか、快感を感じるアスカは恐ろしいほど艶めかしく見える。
それはジェイドでさえも一瞬我を忘れてしまうほどだった。
ジェイドは熱くなったアスカの身体から自分の手と舌を離し、アスカの口に自分の物を近寄せる。
「舐めろ」
アスカは屈辱に震えながら、小さな口を開いた。

アスカはその口で、ジェイドの物を含んだ。
初めての味に戸惑う。
ジェイドはアスカの前髪を掴んで、自分の物を舐めるその顔をよく見た。
愛するものの前で汚されながらも、涙をこらえている美しい少女のいじらしい姿に征服欲が恐ろしいほど満たされる。
氷の中のレオンは、顔の筋肉すらも動かせないはずだが、怒りに覆われているのが分かった。
怒りで氷が溶けるかもしれない、とでも思っているのか。
ジェイドは笑った。
アスカの顔が唾液にまみれるまで奉仕させ、口の中に注ぎ込む。
その全てを飲み込むまで許しはしなかった。
アスカの汗と唾液と精にまみれた美しい顔を、ジェイドは氷に押し付ける。
「いいか、この女はこれから毎晩こうなると思え。
もうお前の知っている友ではなくなるのだ」
(何があってもどんな姿になっても、アスカは親友だ!)
青ざめるアスカに、そう伝えられないのがレオンにはもどかしかった。
しかし、次の瞬間、レオンとジェイドはアスカを見て驚愕する。
美しくなっている。
アスカは男の精を受けて、息を飲むほど色っぽく、美しくなっていた。
顔が変わったわけではないのに、匂いたつような色気が出ている。
大きな乳房はさらに大きくなり、ウエストはいっそう引き締まっていた。
「これが人魚の木の力か…これほどとは…。どんな男でも欲情せずにはいられないという…」
ジェイドは再び固くなった物を氷に押し付けたままのアスカの性器に当てがった。
まだ女に変化したばかりのそこは、小さく硬い。
アスカは恐怖を感じて目をそらした。そらしたすぐそばの氷越しに、レオンの顔がある。
「レオン…ごめん…」
何に対して謝ったのか、アスカにも分からなかった。
男同士一緒に旅するという約束を守れなかったせいか、こんな姿を見せてしまったせいか…。
「…!!」
無理矢理ねじ込むようにジェイドが入ってきた。
焼け付くような痛みが下腹部を襲う。
容赦なく突き上げられて乳房が激しく揺れる。
その、出血を伴うあまりの激痛は快感とは程遠かったが、体は主を守ろうとしているのか体液が溢れ出してきた。
グチュグチュと音を立てて擦れ合う。
ジェイドはアスカが敏感に反応する部分を同時に舌でも責めた。
「あっ、ああっ、はあっ…」
アスカの甘い喘ぎ声…それを聴きながら、ジェイドは中で果てた。
そしてアスカはさらに美しくなる。白い太ももに真っ赤な血と白濁した液体流れ落ちるその姿は狂気すらも感じる色気だった。