目を覚ましたのは頭痛が酷かったから。

 頭のてっぺんから首の付け根に至るまで、焼けた鉄杭を突き刺されたような。
 勿論そんな経験はないけども、そんな未知の痛みを思わずにいられぬほど酷かった。
 必死に両手で後頭部や首筋を押さえつける。
 それでまぎれる痛みでもなかったけど、それでもそうせざるを得なかった。

簡単に改編したけど、こんな感じにすれば文の塊感が、詰まってる感が減ると思うよ