個人の考察だが
15世紀以降の日本では世界に比べて識字率が異常に高い
西洋世界では文字というものは一部の貴族や政治家のものだ
西洋では政治利用や戦略に用いられたのでそもそも庶民に与える必要がない
ていうか庶民が字を知ったら特権階級が脅かされる

比べて日本では庶民が経典が読めれば難しい経典の字を教えてから意義を教える手間のうち
字を教える部分が省けねーかと考えた
字を覚えてもらって意義だけ唱えりゃいいんじゃねーの
という真逆の考えがあった

なので寺社は公共機関の指導を受けたわけでも無いのに
自主的に学問の公共サービスを提供していた

結果的に江戸時代には武士の90%
庶民の60%が文字を読み書きできた

西洋人がお茶屋の娘が暇つぶしに本を読んでいる事に魂が抜けるほど驚いた所以でもある