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小説投稿サイトでランキング一位を取らないと出られない部屋
作者:理不尽な孫の手

読者が楽しんでいるかどうか。

 面白いと思ってもらえているかどうか。
 作者が伝えたいことを過不足なく、かつ違和感なく伝えられているかどうか。
 それを確かめる方法の一つに、感想欄がある。
 日間一位を取れば、少なからず感想を貰えるようになる。
 律儀に毎回面白かったと感想をくれる人、矛盾点を指摘してくれる人、誤字脱字の指摘をしてくれる人、先の展開を予想する人、批判をしてくる人。
 色々いるが、批判には要注意だ。


 批判には3つの種類がある。
 単なる嫌がらせ。
 不快に思ったことや、気に食わない部分を素直に叩きつけてくるもの。
 言い方は厳しいが客観的で、正しいことを言っている人。


 思わず全てを無視したくなるが、無視していいのは最初の一つだけだ。
 二つ目のような批判は、極力減らした方がいい。
 普通に連載している分には、そういうものがあるのは仕方ないと割り切ってもいいが、俺の場合はダメだ。全てなくすつもりで書き直さなければいけない。
 最後の一つは最も重要だ。
 耳は痛くなるし、上から目線での指摘には心底ウンザリするが、しかし正しいのも事実だ。
 正しいのだから、聞き入れなければいけない。

 二つ目と三つ目。
 これらが、作品を直すヒントとなる。