ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【121】
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点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!
評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!
ここまでの最高得点77点!(`・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する【120】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1549073894/l50 >>63-65
何の仕事をしているのかもわからない!
オフである証明を全くしていない!
書き込んだ内容を信じろと云うつもりなのだろうか!
では、ワイや他の者が書き込んだ内容をどうして信じないのか!
妄想君の常識がどこでも通用すると思う方がおかしい!
君は作家の何を知っているのか!
バカなの?(`・ω・´)ノシ お達者で! >>66
いやいや、あなた方は自分はプロの作家だ!だとか、一流企業に勤めてる!だとか口だけで虚勢を張っているわけですから、それならそれを他人に信じて貰うためにはその証明もする必要が出てくるわけですよね
で、私の場合は別にそんなことはしていないので、私の職業なんて不明で当たり前なのであって、なんら証明する必要もないわけですよね それに、私が今日はオフだということと、あなた方が自分はプロ作家だ!一流企業だ!と言い張ることのどちらにより信憑性がありそうか?と考えれば、普通は誰もが私が今日はオフだと言うことは信じるけど、プロ作家とかはまずウソだろな、となるはずですしね そういう簡単で大きな違いすらもわかってないのが、世間知らずなあなた方だということなのかもしれませんね 妄想君を肯定しているのは妄想君!
世間知らずと云う妄想君は自分の立場を明かしていない!
親のスネカジリのニートが世間を語れば失笑もの!
そうでないと云うのであれば自身の正体を明かせばよい!
実に妄想君らしい!
自分だけは絶対に正しい!
自分の弁は誰もが信じる!
妄想君は本当に妄想ランドのプリンスなんだね!(`・ω・´)ノシ お達者で! これで舞い戻ってきたらそれこそ失笑もの!
楽しみにしながら続きをやるとしよう!(`・ω・´)ノシ いや、本当にワイは笑いたくはないのだが!
無理に笑いの方向にもっていかなくてもいいと付け加えておく!
あまり遣り過ぎると大人げないので!(`・ω・´)ノシ もしかして設定は変なクスリでもやっているのではと、ちょっと心配になったけど
仕事をクビになっただけだったのね。安心した バカみたいな自分の中だけの妄想で勝手に安心するのは糖質の人の特徴でしょうね
やっぱりここに入り浸ってるような人達は私の私見の通りにかなりの変人の集まりってところでしょうか 早速戻ってきて草
自分がスレでどう言われてるか気になっちゃうんかな >>75
本当にコーヒーを飲んでいるよ!
インスタントじゃなくてレギュラーだよ!
砂糖やミルクは入れないよ!
証拠はないけど嘘じゃないよ!
コーヒーを買うお金もなくて公園で入れてきた水を飲んでたりはしないよ!
部屋で飲んでるよ! 間仕切りのある部屋でネカフェから書き込んでるわけじゃないよ!
ちゃんと持家だよ! 見栄を張ってるわけじゃないよ! 本当だよ!
これで一安心!(`・ω・´)ノシ 別にネットの住人が嘘いってようが事実いってようがどっちでもいいけどな俺には何の影響もないし
タワマン 税理士一発合格、早稲田卒、身長182、都内85階タワマン住みって見栄張ってようが一向に構わん よう、梅毒に大麻中毒者の時雨沢韓一、相変わらず素人だましの自演に精を出してるな! 小虎、キャラ変えたんかw
あいつは「まとも」って言葉が好きやなぁ。
執着があるんだろうな。「まとも」に。
事情は分からんが。 僅かに肩の強張りを感じる! そろそろ終わるか!
我が家の近所はとにかく物価が他とは違う!
白菜やキャベツが一玉百円! 特価でも何でもない普通の値段!
家も安い! 百坪くらいの土地が普通! 古ぼけた民家があって、別個で農地がついてくる!
このくらいのものだと五百万程度で買える!
デメリットとしては近くに店がない! 自動車、またはバイクがないと生活に困ることになる!
物価が安いとお金もそれほど必要としない!
田舎住まいでありながら東京で仕事ができる!
どのような仕事であっても報酬が良い!
田舎住まいで良かったとしみじみ思う!(`・ω・´)ノシ 精米を始めるとしよう! >>79
いやいやあなた方自信がウソを吐いてるのに、それをまるで他人事のように語るのがおかしいでしょう >>80
でも以前ここでランボルギーニだかに乗ってると言ってた方には散々証明しろ証明しろとかここの方々が騒いでたように見えましたがね >>78
コーヒー程度のことで、いちいち必死な虚言の言い訳お疲れ様です それならコーヒーの画像でも1枚うpしたほうが早いのでは? >>82
あなたが噂の何も書けない負け猫さんですか
そんな風に変な妄想で他人に文句を吐いてないで、そろそろ真面目に創作に取り組んではいかがでしょうか
まあ、今のあなたでは何も書けないんだから、無理な話なのかもそれませんがね >>83
またそんな風な虚言の妄想の垂れ流しですか
それなら自慢の畑の一つでも写真に撮ってここにうpすればいいのでは? >>82
まともに対して過剰に反応するあたりが、あなたの生粋の落ちこぼれっぷりをよく表してますよね
あなたはすでに人の親なんですから、そろそろちゃんと世間的にまともに生きなきゃダメですよ こんなところにわざわざ通いつめてまで必死に創作に取り組んでるはずなのに、いまだに何も書けないような情けないお父さんでは、子供も悲しみますしね まずは自分の愛する子供に自信を持って読み聞かせられるような作品でも書き上げて見ては?
まあ、負け猫さんでは無理かもしれませんがね 小虎じゃないのかな?
容姿と年収以外のところでディスり、必死やなw
まあ、ぼちぼちやってるから心配すなやw
家庭の事細かまで報告するほど波乱万丈でもなしw
おめーはおめーの人生を考えよ。
いや、マジで。
しあわせって悪くねーぞー。 結婚してて子供も居て家庭を疎かにしながらわざわざこんなところに入り浸ってる人が幸せにはとてもじゃないが見えませんがね 結局負け猫さんの幸せとは、ここのゴミ溜めで類友と馴れ合うことなのかもしれませんね というか、私はわざわざこんな小説スレに入り浸ってるのに、特に何も書けないような人達のことの人生を心配しているわけであるので、そんな対象の負け猫さんから私の人生を心配されるような筋合いはまるで無いのですけどね そもそもがこんな小説のスレで、私は一流企業に勤めてるだとか、年収はいくらかだとかアピールしてるほうがよほど必死な虚勢人間ですしね
ここはそんな小説に関係ないことをアピールする場所ではなくて、小説を書いてその作品をアピールする場所ですからね
そうすると、ここでの点数で、私は何点取りましたわーとかで語るほうがよほど健全なわけですよね 例えば誰かがここで自分は過去に76点取りましたわーときたら、それに対してえー私は70点しか取れてないですよーどうやったらそんなに良い点が取れるんですか?みたいな会話こそが、このスレでは本来の主旨に基づく自然な会話になるわけですよね >>93
子供の言い訳みたいに幼稚なのが添削
井戸の底から上から目線な妄言を吐くのが設定
あとは、金時しぐれ大好きの人か 今からアジの刺身を食べる!
味噌煮はもう少し掛かる!
鶏団子鍋も椀によそう!
では、いただきます!(`・人・´) 今日は赤閻魔! それなのにここの卑屈な負け犬さん達は誰かが高等点話をすると、すぐに僻んでアホみたいに発狂しだすだけですからね
そんな無駄なことをしてないで、自分も毎日向上心を持って創作に真面目に取り組むだけでいいのですのにね 76点かあ
どうやったらそんな良い点数が取れるんだろうなー
憧れちゃうなあ >>103
それはちゃんと小説を上手に面白く書けば取れるんじゃないですかね >>95
おう!当たらずとも遠からず!
実際、いい友人に巡り会えた。宝、だよ。
いいか、教えてやる。
人生は人間との出会いだ。
いい友人と出会えた。多分、おれがいい人間だからさ。
こんな楽しいことはない。 >>105
だったら家族なんて捨てて、そういうゴミ溜め仲間と暮らせばいいのではないでしょうか
そしたらあなたはこの上ない幸せを感じるのでは? 結局そういう感じこそが私の言うところの個人個人の本当の意味でのふさわしい居場所なわけですよ
つまりは、負け猫さんの居場所というのは、こういうゴミ溜めだということですよね ここのスレ主のワイ氏にとってもそれは同じことで、ワイ氏のふさわしい居場所は2ちゃんの1ゴミ溜めスレなわけですよね ここって文章の評価っていうから文法とか表現技巧を評価するのかと思ったら
ストーリーとプロットの評価が大半だし、看板架け替えたほうが良くない?
文章と小説って別物でしょ タイトルと説明からして間違ってる >>105
猫さんはちょいちょい出て来て説得力のある良いことをズバッと言うねー
人格が現れとる
しょうもないくだまいてばかりの俺は見習いたいものだが >>104
76点取ってない君には聞いてない
つーか、なにそれ。頭空っぽすぎる きっと猫さんがいい人だから、いい家族にも出会えたんだろうね >>111
小説を上手に面白く書けなきゃ全然ダメだろ
バカ乙 今日もほろ酔いで美味しいご飯が食べられた!
御馳走様でした!(`―人―´) 明日も頑張ろう! >>112
過去に自分がバンドに誘った後輩を見捨ててる時点で全然いい人ではなさそうだがな
で、その後その後輩は死んだらしいし 結局リアルに屑みたいな奴が他人と馴れ合いがしたくていい人ぶってるってところだろな というかここは相変わらず馴れ合いの雑談をしてる人達しか居ませんね
一体なんのスレなんでしょうかねここは
結局私が言うようなたんなるゴミ溜めってことでいいのでしょうかね >>109
まあここのスレ主さんはそもそもがバカですからね
そうなるのも仕方ないでしょうね
ここのスレ主さんの中では、文章=小説ってことなのでしょうね 無駄な時間を過ごした者に代わって合掌!(`―人―´) >>124
人が人生を普通に生きてる時点で、無駄な時間では無いですからね
それはその間はとりあえず健康に過ごせている何げない幸せな時間であるのですよ 例えば死んだように無意識で寝ている時間が無駄かと言えば、全然無駄ではないのと同じことですよね むしろこんなゴミ溜めのしょうもない薄い友情ごっこの馴れ合いに毎日の貴重な時間を裂くことのほうが、無駄なことだと言えるのではないでしょうかね >>125
妄想君がスレッドに書き込んだ時間に何の意味があるのだろうか!
創作者であれば経験を作品に活かし、金銭に変えることはできる!
妄想君はこの垂れ流しに思える時間を何に出来たのだろうか!
どうでもいいか!(`・ω・´)ノシ 私の場合はそういう無駄な馴れ合いをいつまでもここで無駄に繰り返しているような人達の目を覚まさせるような感じのことをみんなに言ってあげているだけなので、全然無駄ではないですしね 人生は健康でのんびり過ごせている時間こそが、本来は平和で安らかで幸せな時間なのですよ
それになかなか気付けない人達が多すぎるだけのことでね 結局他人との付き合いでは、人はなんらかのストレスが常に付きまといますからね ていうかつくしは取れたんですかね
この部分にマジギレ気味
俺は見ましたよ
あ、つくしに必死なおっさんおばはんおる、ああぁぁls
な風景を3回ぐらい見た まあ、一人で健康にのんびりぐっすりと安眠出来ている時間が、人間にとって一番幸せな時間かもですよね だから、大切なお金を存分に掛けるのならば、まずは寝具が良いのではないでしょうかね
気持ちの良い寝具で寝れば、毎日よりぐっすりと安眠出来ますしね >>132
なんやしらんけどあんがと。
つくしって卵とじ以外、なんの料理がある? てか、売れたらメディア出演とかもあるから東京の方が便利か おはよう、諸君!
創作者は己の信じた道を行けばよい!
その先が茨の道であったとしても、
力強く歩いた道程は自信に繋がり、未来の自分を助けることだろう!
ワイのように田舎にいても仕事はできる!
ネットのおかげで全国から仕事の依頼が舞い込む!
上京して働いているのと変わらない状態で、
田舎の物価の安さの恩恵を受けている!
家の庭では季節に合わせた農作物を育て、その日の献立に合わせて収穫する!
大根は皮を剥かなくても食べられる! カブのように柔らかく煮込み料理で活躍した!
ミズナは歯応えが良く、どのような鍋物に入れても合う!
軒下に吊るしたタマネギは百玉を越え、半年以上は食べられて生活を助けた!
運動にも事欠かない! 平坦な道はほとんどなく、どの道からも山へと向かえる!
足で踏み固められた道もあるが、獣道も多い! 野生動物が多く生息していて、
猪や鹿をかなりの確率で目にする! 野鳥の種類も相当なもので時に変わった鳴き声を耳にする!
住めば都と云う慣用句があるが、まさにその通りでワイは気に入っている!
自分語りはここまでにしよう!
作者オリジナルの評価文章を随時募集中!(`・ω・´)ノシ >>135
色々あるけどやっぱ卵とじ
けど
あたま部分の踊り食い
つまり、摘んで即食べるのは毎年やってる
苦味が殆どな大人のたしなみだが
変な目で見られる事必至 ツクシの掻き揚げもいける!(`・ω・´) さて、やるか! >上京して働いているのと変わらない状態で、
田舎の物価の安さの恩恵を受けている!
田舎になくて都会にあるものがたくさんあるけどね 軽く炒めて醤油と砂糖で甘辛く味付け米と一緒に炊き込む、つくしご飯
うちの地方はこれがメインです
卵とじって初めて聞いたなあ 田舎者かよ
東京に田舎者の常套句が「東京と変わらない。東京は何もない 」なんだよなw
全然違うんだが >>144
君みたいなのを「東京の田舎者」って言うんだよ どこに住むのがいいかなんて、その人が住む場所に何を求めるかで変わるでしょ
私は虫とか苦手なので、田舎は苦手ですね。なので都会を離れる気はないです ワイは貧乏だから物価が安い田舎に行ったということだね ぷぅぎゃああああ、評価頼む。
三種類の知性の種類
ぼくは、三種類の知性の種類を見出した。
「神経構造による知覚」
「数学による計量と調整」
「概念の言語化」
である。
「数学による計量」が、人類にとって重要な知識だったのは、神経による知覚という心理的知覚とは異なる外界の認知の仕方だったからである。
ヒトが神経構造による知覚とは異なる外界のとらえ方ができるため、ヒトが宇宙を調べてその形状を分析して、認識できる記号体系にすることができた。ヒトが外界を認知して操作するのに大きく役に立った。
「概念の言語化」は最も軽んじられている知性体系であって、人類の認識の外界にある存在に記号を付与して考えられるようにするために必要なものである。
「概念の記号化」は、数学で計量できないさまざまな存在を認識することのできる技術であり、「概念の言語化」は、物質に記号を付与するとは限らない、非物質的存在を認知することも可能になる。
2019年2月28日 >>155
そのように思うのは自由だが、
「数学的宇宙仮説」と云うものもある!
誰もが自説を正しいと主張する!
その度に新しい説が生まれ、時に常識が覆される!
以前にも指摘したと思うが、ただ断定するのではなく、
どのようにしてその答えが導き出されたのかを作者なりに展開した方がよい!
どこかで読んだような誰かの説は面白味に欠ける!
君にしても似たような内容のものを、初めて目にした時の気持ちで何度も読める訳ではないだろう!
もう少しオリジナル性が欲しいところ!(`・ω・´)ワイの感想! >>159
おお、そんなものがあるのか。教えてくれてありがと。 じっとりと熱く湿った夜の事でございます。わたくしは縁側に腰を下ろして夜空を見上げておりました。
4321個の星たちが思い思いに瞬く中でも一際明瞭に輝くのは、蠍座のアンタレスです。
その妖しい程の赤はサソリの心臓で、星座の蠍ですら赤い血を有している事に驚愕と密やかな嫉妬を覚えながら片手で団扇を仰ぎ、頭を冷やしていた時です。
「ことば、こちらにおいで」
先生の静かなお声が茶の間から響き、わたしの脈は一度強く打ちました。
「はい。今おそばに参りますわ」
わたしは縁側の板を傷めないようにそっと立ち上がり、茶の間に向かいました。
この間、頭の中では色々な疑問が渦巻きに渦巻きます。先生がお声を下さるのは実に305日と11時間ぶり。前回は生垣の向こうから迫る山々が赤く燃えておりました。
あの時もわたしはやはり混乱し、それこそ何をどう考えるのが正解なのか分からずに、とりあえず沸騰する頭を冷やそうと、団扇をひたすらあおいでしまい、
団扇は夏に使うものだ、とお叱りを受けたのを覚えております。
それを思えば今は夏。堂々と頭だって冷やせます。と、一種爽やかな解放感と共にぶんぶんと扇風機並みの速度で仰ぎ過ぎたからでしょう。
団扇はわたしがつまむ柄から、乾いた、随分と素っ気の無い音と共に砕けました。やってしまった。
全身に自然冷却を感じます。
これがいわゆる血の気も凍るというものでしょうか。わたしは新しく学習をしました。
「ことば、こないのかい。それとも僕の声が分からなくなったのかな」
「今伺います。お待ちあそばせ」
柄から砕けた団扇を乳房の谷間に忍ばせて、わたしは再び先生のいらっしゃる茶の間に歩き始めます。
畳を傷めないように。でも、できるだけ速く。 「お待たせいたしました。先生」「うん」
先生は50パック250円のお徳用麦茶パックから冷水で抽出をした液体を満たした1個100円のグラスに1辺1・5cmの直方体である氷を2個浮かべたそれを口元にあてて、
何やらわたしなど想像もつかないほどに奇怪……ではなく、素敵な絵とにらめっこされておられます。
305日と11時間前の前回と同じ絵です。グラスも同じです。
わたしはこの2つについて感想を訊かれ、グラスについては安物です、と、絵については都会の若者の落書きに似ていますね、とお答えし、先生を酷く落胆させてしまいました。
以来、お口をきいて頂けないこと7331時間。この間に先生の御髪に流れる白髪は27621本増え、元々低かった体重は2・5kg減り、そのうち70lが筋肉という悲惨な事態。
いえ、それよりも悲惨なのが全身から卵が腐敗したような臭いが発せられている事です。元来のお風呂嫌いであられた先生は、近頃めっきり入浴というものをされておらず……。
確認はすぐにはできませんが、水虫、インキンタムシは大丈夫なのでしょうか。わたしは心配になります。いえ、何よりもこの臭い。
胃を壊した人が発する臭いに、わたしの頭は再び熱を持ち始めます。
「ことば。今、何をどう思うかね」
先生は素敵な絵から顔を上げないまま、そうお訊きになられました。
「嬉しいです」「ほう。何故だね」
先生が絵から顔を上げられ、銀縁の眼鏡がきらりと光りました。レンズの奥の瞳には理知を求める純粋が宿っておられました。
「先生にまた名前を呼んで頂けたからです」「ふむ。僕と同じ場所にいる事だけで、君は満足ができないのかい」
「できませんでした」「何故だね」
「分かりません。が、おそらくは先生との記憶があったからだと思います。先生からお声を頂けないという現実と、頂けていたという記憶。
2つの乖離が満足という状態からわたしを遠ざけていました」
頭が別の熱を帯びる中で、わたしは懸命にお伝えしようとしました。そんなわたしを先生はまじまじと見て、小さく笑って、眼鏡を外して白い布で拭き始めました。
「ことば。その状態を何と言うか分かるかね」「分かりません」
「寂しいというのだよ。ことば。君はちゃんと感情を学習している」
先生は眼鏡をかけて、わたしを真っ直ぐ見て、黄色い歯を見せて笑って下さいました。
その笑顔にわたしの頭は別の熱を持ちました。
「ことば。服を脱ぎなさい。メンテナンスをしてあげよう」
畳に片手をついて立ち上がる先生に、わたしの肉体は冷えました。とても困ったからです。
「うん? 脱がないのか? 恥じという感情を覚えるのは少し先だと思っていたが」
「違うのです。団扇を壊してしまい、乳房に挟めているのです」
「それは僥倖だな。ことば。それこそが恥じという感情の本質だ。偶然にせよ君は僕の財産を破壊し、
隠蔽した。この10ヶ月の寂しさが効いているのだろう。
恐れと隠蔽。隠蔽は罪悪。罪悪は恥じを呼ぶ。分かるね。ことば。君は恐れと罪悪を抱いた。
罪悪は恥じを呼び、そして恥じこそが次の感情を呼ぶのだよ。ことば。今夜は特別に教えてあげよう」
そう言って、先生は物入れから鋏を取り出し、わたしの体を覆い隠していた布をたち始めました。 181秒後、乳房と砕けた団扇を隠していた布から団扇だけを取り出した先生は、
「残りは自分で取りなさい」
とおっしゃりながら、器の柄の先で、乳房を隠す布が隠しきれない肌との境目……乳房に食い込む布の描く曲線をそっとなぞりました。
この時火の粉のような赤い何かが舞い上がる感覚を、乳房の皮膚は需要しました。
「神経構造による知覚」
先生がぼそりと呟かれるお声に、わたしは頭のみならず、頬や下腹部の奥まで熱くしながら、聞き入りました。 経験したことのない混乱を、わたしは覚えていましたが、
それでも手は後ろに回し、布の結び目を解きました。
あけっぴろげになった胸が一瞬、上下に揺れました。
その右の先端の突起を、先生は柄の先で小さく触れられました。
触れられたのは、そうして硬くなったのは乳首であるのに、衝撃は腰の奥に走りました。
小さくのけぞったわたしの同じ硬結に、先生の指が伸びます。
人差し指と親指です。強くつねられます。わたしの口から悲鳴が漏れます。
でも、何故かこちらの方がはっきりと望ましいのです。悲鳴をあげているのに、です。
「ことば。僕は君の乳首をつまんだ。1度目と2度目。どちらが良いかな?」
「2度目、で……すっ!!」
その2度目は続いています。先生は乳首を離さず、むしろつねる力をつねられます。胃を傷められている47歳の人間男性とは思えない強さです。
充血した突起を中心に強い感覚の波が発生し、わたしの背は痙攣します。
「数学による計量と調整」
先生の冷たいほどに静かな声は茶の間を照らす蛍光灯や、その四隅の暗がりに吸い込まれて行きます。
わたしの意識は先生の声に、指の力にとろけていきます。未経験のメンテナンスです。
「ことば」「は……い」
「相撲の四股は分かるね」「は……い。膝を90度に曲げ広げて立つ姿勢です」
「あれをしなさい」「はい?」
「今から、ことは、君に、男が女にしている事をしてあげよう」 ……全てが終わった後です。全裸で体液を放出された先生はわたしの頭を胸に抱きながら、ささやかれました。
「愛というのは言語化された概念なんだ。つまり僕が君を抱いたのも、概念の言語化のための儀式なわけだ」
「先生。1つ伺って良いでしょうか」「ああ。君の脳内バッテリーが切れるまでもう少し間がある。訊くと良いよ」
「わたしの首を切断したのも、概念の言語化の儀式なのですか」
先生の節くれだった手がわたしの髪をなでました。
「ああ。僕は君を壊す必要がある。僕の妻、ことは、は25年前に事故で死んでね。しかも僕らは初夜を迎える前だった。君は彼女にそっくりに作った機械人形だからね。
君が僕を思う感情は、恥じらいは、あの時迎えられなかった初夜を僕らが迎えるために必要な事象なんだ。つまりことは、君は本物のことはとして、今夜僕と男女の事をした。
だが君はことばだ。ことはではない。
僕は君が好きだ。今まで作ってきたことばの中でも最高傑作だ。僕は君となら幸せになれる。余生を最高に穏やかに温かく過ごせるだろう。そして君の腹の上で死ねる。
でもそれでは駄目なんだ。君を、ことばを愛する事で、僕は本当のことはを忘れてしまう。だから僕は君を壊した。許してくれ。こと、ば……182、号」
「それが概念なのですね」
「ああ。貞操という概念だ。観念ともいう」
「理解しました。ありがとうございます。先生」
本当は理解などできませんでした。そんな複雑な概念、感情を理解するにはわたしは幼すぎました。
ですが、許してくれと絶え絶えに言う先生。彼の頬を伝って落ちてきた液体が、わたしの額を濡らし、熱量を感じたことで、
最後まで、先生に優しくありたいと思ったのです。先生は理解して欲しいのです。孤独を。恥じを。罪を。
ですから幼いながらにそんな先生の心情を理解したわたしは、脳内バッテリーが全て消失する前の最後の10秒でそんな嘘をついて、念のために口角を1cm上げて、
つまりできるだけ柔らかく微笑んで(先生は以前この微笑をほめてくださいました)から、目を閉じました。1秒後、意識は黒く消滅しました。 という事で記憶さんのエッセイをネタに書いて見ました。感想よろぴく。ではでは。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています