>>514
シンプルにまとめたつもりだったけど、どうやらまだまどろっこしかったみたいなので冒頭を書き直してみました

こんな感じ
・冒頭改変版
イチは、夢見がちな少年であった。
村に伝わる沖合に眠る財宝を積んだ沈没船の伝説を、周りの子供たちが伝説は所詮伝説、カビの生えた言い伝えよ、と笑う中、
彼だけはその伝説を真実に違いないと固く信じていた。
ただの思い込みだ、間抜けめ、と周りに馬鹿にされるほどに、彼の思いは強くなっていったのだ。

イチはついに決意した、自らの目で件の船を確かめるぞ、と。
そして、春と秋の年二回見られる特別大きなうずしおの中に、その船が見えるらしいという噂を信じ、
大潮の中でも特に大きい春の大潮がくるその日、特別大きいうずしおが見られるはずのその日に。
今日の海は危ないから、と船が港に繋がれたまま誰も海に出てないのを良いことに。
彼は小舟をこっそりと拝借して海に出た。
(以降同じ)

こんなんでどうでしょう?
あと、口語体が混ざったようなといわれても、本人自覚無しなので、特にこのあたりがって指摘が欲しいです