そんなもの作らなくて良い。
良いんだけど言い回しぐらいは作って欲しい。
四面楚歌はいくら何でも興醒め。
<冬の時間だ>とか<潮が引かなくなった>とか。

魔法、魔術なんて単語あるけど、それらを独自の単語にすれば、それ自体が世界の奥深さになる。
例えばこの二つ↓
「おはようございます」「グッドモーニング」
それぞれが朝の迎え方、他者との付き合い方を示せる。
ってか「小説」<文字の娯楽>なんだから「言葉」をこそ最重視して欲しい。

「異世界に行ったのに言葉が通じる」
正直、数多の小説において、これは最悪の設定。

赤、紅、朱他、類似、近似の言葉はそれこそ無数にある。
これを簡単に赤と表現してしまう言葉への暴挙。
美しさ、汚さ、あるいは、呼び起こされる喜怒哀楽といった
感情に沿わした表現さえあるだろうに日本語に訳しちゃうの?
赤系の中で紅が多様されるのはそこに文化があるからでしょ?
橙でも桃でも。
紅といえば色だけど、口紅を指したりするよね?
そういう「言葉」
日本語にしちゃダメだよ