言い訳貴族最新話。
例の携帯電話のような情報網の構成員に、さっそく洗脳を……うわぁ。

どうして、こう平然と人を物(それも使い捨ての消耗品)のように扱うんだろう。
生理的にきつい。もう読みたくない。

>【聖騎士】に憧れた人材で作られた情報網は、構成員のほぼ全てが
>貴族であることから政治や貴族の動向について知ることができる。
(中略)
>人員の優秀さも飛び抜けている。なにせ、【聖騎士】である俺にコンタクトを取ることができたものだけで構成されているのだから
>その時点で圧倒的な家の格、あるいは裏ルートを通すだけの力があるということ。
>一人ひとり面接し、信用できるもののみを、引き入れて力を得ている。
>彼らを利用すること自体は簡単だった。
>【聖騎士】に憧れた連中のお望み通り、英雄の力となることで自身も英雄気分に浸らせてやっている。
>さらには洗脳技術で心を掴み、相手の立場ごとに必要な利益を与えることで離反のリスクを減らしてあった。
>そうすれば、身内どころが自分の家の情報をぺらぺらと話してくれる。
>……問題は優秀であっても幼稚な人間が多いこと。英雄ごっこをしたがっている人間だから、そこはしょうがない。
>だからこそ、その存在がバレた際のリスクマネージメントに力を入れてはいた。