>>352
>>359
>>360

あの「僕」という言葉遣いは意図としては「幼さの象徴」だったんです。
女子なのに、未だ女性性を獲得している自覚がないというイメージでした。
ですので31年後、46歳の時には「私」という一人称を使いつつ、思い出すときは「僕」と言っていたんです。

なぜ男女が分かり辛いかといいますと、まず第一が投影時に性差の違和感を減らすこと、そして子供だからこそ性別の自覚がないことを強調させるために「僕」という一人称を使っていました。

>>359
『伝説で語り継がれてきた硝子とは、たぶん違う』のことでしょうか。
あれは子供心の「自分は今までの奴らとは違うんだ」という自尊心の現れのつもりでした。
それが「にゃあ」と子供のように鳴いた猫又のほんの一吹きで消され、葬られ、海に送られる。
そういったニュアンスでした。

……読み返すとあまりに分かり辛いですね。