>>108 >>133
もともとの同じ母で種がどっちだって話からは完全に離れるのだけど

ユルゲン貴族で血(もしくは魔力)の繋がりで、より重視されるのは実は母らしい
異母兄弟は婚姻を結べるが、同母兄弟は不可、ということもその裏返しなのかな

書籍第四部IVの書き下ろしで、カルステッドに対してギーベ・ハルデンツェルが話した
アウブに求められる条件にも、子が成せなかったり健康に不安がある場合にスムーズ
な代替わりが可能な同母親族の必要性が示されている
ギーベはエルヴィーラの実兄だから、まさかなんの繋がりもない平民の娘を貴族扱い
で洗礼式を行ったとまでは考えつかなくても、ローゼマインがカルステッドとエルヴィーラ
の間の娘ではないことには気づいてて、同母親族が実は居ないローゼマインをアウブ
にするのはよろしからず(ただでさえ虚弱なんだし)、それはフェルディナンドにも当て
はまる、と考えてる
アーレンの血憎しでロゼマやフェルを擁立したがるライゼガング古老達の考えには同調
しかねていたようだ(だからといってそういう裏事情を表沙汰にして古老に反旗は示さないが)