>>375
「身食い」という言葉の概念が、貴族に対する平民のそれであるから、

ツェントや貴族というシステムが生まれる以前を条件にするなら、
その時点では 「平民」 も 「身食い」 も何もなく、単にみんな 「魔力を持っている人」 でしかない。

もし、魔力持ちからは必ず魔力持ちが生まれる素養があるのなら、
「貴族」とは、「魔力持ち」 が代々生きる術を備えて、支配者層となった人たちの代名詞でしかない

だから、身食いも貴族も元は等価、という前提の話であれば、
「身食いこそツェント」、とかいうのは前提的に変。
「身食いでもツェントになれる」、ならわかるが、偶発的な「身食い」に「貴族」に対する優位性は特にない。