ムハンマドの人間的魅力には抗えない自信がある

寡黙で思慮深く、やや近寄りがたい雰囲気を持つが、弱者への憐れみの情が強く貧者への喜捨を好んだという
啓示を受けた後は、教団からほとんど脱落者を出さず
逆に後にカリフとなるウマルをはじめ当初イスラム教団に敵対していた人々をも、そのカリスマ性で次々と教団に吸収してしまう
亡命先のメディナでも、見ず知らずの外国人でありながら市の支配を委任されるほどであった