陸軍身体検査規則

体格
徴兵された新兵は、現代の健康診断でも行われているのと同様に身長、体重、胸囲、視力などを測定した。
視力は裸眼視力0.6以上、20度(現在の単位だと±2Dに相当)の眼鏡をかけて各眼0.8以上で色盲でないこととされた。後に戦局の悪化に伴い色盲の条件は廃止された。

体格についても脂肪過多、扁平足、腫瘍、禿頭などの異常が無いことを求められた。 身長は155センチ以上を優良とし、
145.5センチ以上が合格とされた。 アメリカ軍の基準が170センチ以上だったことを考えると、欧米の検査基準に比べると著しく低いが、
当時の日本人の平均からするとこれが許容できる範囲だった。 これですら、戦局悪化に伴い条件が緩和されていった。

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