わたしは悪役王妃様

序盤の地位を獲得するまでや国の位置付けや政治らへんの描写が面白い
王子のアホさも理由があるし自立しようともがくのもよい。アホだけど。宰相と団長も好印象。

悪役王妃様だけ設定がうなぎのぼりにてんこもり。無自覚人たらしではなく意図的に魅力を利用していてイイネ。
鈍感ではなく男性恐怖症だからだれのものにもならないのも合理的。
作者頭いいなーと終始舌を巻く。

しかし腐姉がいきなりTSお兄様に変貌するのはすごいアクロバットな展開だったと思いました。強引なのに素敵な話だったこわい。

一気に読んで完結してなくて膝をついた。続きが待ち遠しい。