「さすがに油断し過ぎだぜ、この俺様に背を向けるたぁな! ──氷狼の一裂ッ!」
爆発的な冷気を噴出し、凄まじい推進力を得た必殺の突きが放たれた。
しかし、その一撃は、
「おいおい、勘違いすんなよ。これは『油断』じゃなくて、『余裕』って言うんだぜ?」
親指と人差し指で優しくつままれた。

こんなところにもるろ剣の影響が…