「いいか、貴様ゴミ。相手を見て、物を言えよ。

俺が優しいからと、調子に乗るな。

発言を許す。続けろ」

最初、キョトンとして、無くなった自分の左手部分を眺めていたおっさん。

理解が追いつくのと、痛みが襲いかかるのが同時だったようだ。

絶叫し、転げまわり始めた。

ええっと、英傑だっけ? 何か、誉れ高いのじゃなかったかな?