群像劇にしようとしたら、登場人物が多すぎたり書ききれないくらい長大になりそうだったので、お蔵入りさせた。

『魔王が滅びて一年後、世界にゾンビが溢れるようです』
剣と魔法のファンタジー世界。
死霊魔術(ネクロマンシー)を極め、自ら亡者(アンデッド)となって亡者の王国による世界征服を目論んだ「死霊王」。
それが様々な勢力からの支援を受けた英雄一行により倒されて一年後、世界各地で亡者の自然発生が確認される。
占術や神託などにより判明したのは、復活しようとする死霊王が冥界ごと現世に出現しようとしている事だった。
冥界の出現を阻止する為には大陸規模の魔法陣を描く必要があり、様々な英雄レベルのパーティーが魔法装置を抱えて各地へと飛ぶ。
英雄達は飛んだ先で亡者に襲われる人々を助けたり、儀式の間魔法装置を死守する為に亡者の大群と戦う。
また、英雄達が不在となり手薄となった都にも多数の亡者が出現して暴れ回り、様々な人々が立ち向かう。
各種アクシデントが発生して一時は死霊王が復活するものの、天界・魔界・精霊界等々や冥界自身の管理者達の協力により、なんとか儀式は成功。
死霊王と冥界は現世から消え、亡者は滅んだり弱体化して各地から戻ってきた英雄達が都を救う。


幾つもの英雄レベルパーティーのメンバー、死霊王やその部下、死霊王討伐に力を貸した各勢力、都の人々、諸外国の人々、etc……
正直、100人じゃすまなくなったので諦めた。