今夜もらんた更新してたわ。
兄貴から恩寵もらってウハウハだったのかな?


水晶の前で手を遮ると水晶から光が消えて音も消えた。すべては暗黒に包まれた。もっともこの環境でも魔族はよく見える状況なのだが。
「しかしこのぬばたの黒で水晶に向かって念じるとかまさに魔王」
「一回やってみたかったんだ〜」

「ぬばた」じゃなくて「ぬばたま」ね。うぶすがみの悲劇再来だね。
あと「水晶の前で手を遮る」って、何から水晶を守ってんの?
フツーに「水晶に手をかざすと」でいいんじゃない?


吹雪が収まったので外に出てみた。
宿屋も鍛冶屋も見てみた。

そういや城下町作って店もできてるみたいだけど、この町まだそんなに人口いないんだよね?
それでこんだけ店できてるって、貨幣もちゃんと流通してんの?
しかも宿屋ってことは外から客も来るって前提だよね?
人間が来ないよう結果張ってるとか、つい数章前に話してなかった?



「サロの動きはどうだ?」
「何もありません。初代魔王のような殺戮衝動はない模様」
「だとすると2代目魔王と同じコースかな」
「2代目魔王城の動きは」
「あります。結界石の反応があります」
「やはりそこにいるのか?」
「初代魔王城の動きは?」
「ありません」
「ないか。すると2代目が居たお屋敷の再建かな?
「その可能性は大きいかと」
「仲間割れして世を乱して勇者登場というパターンかな?」
「おそらくは。魔族はそんなに倫理観高くないですし」
「魔王の仮面、出来上がったぞ」
ロロはそういうと壁にかけ封印の呪文を唱えた。
「愚かな。何もしないという選択も自滅の道」

お、不穏な動きだ。オラわくわくしてきたぞ(笑)
てか魔王の仮面、人間の手であっさり作れるもんなんだね……
そんな人間の脅威になりそうなもん、わざわざ自分らで作ってるとか目的が意味不明なんですが。
まさか舞台装置として用意しただけで、何も考えてないとかないよな?