キンキンキンスレにも載せたけど、これだもんなぁ

魔王の仮面 作者:らんた
第七部 第七章

塔に居たアンデッドはもはや敵ではなかった。城に向かって発射している魔石を壊す。
そしてもう一回城内に入った。
「なんだよ、これ」
「どういうことだよ」
それは確かにサロやオロの故郷に似たものであった。
しかし、そこで蠢くのは精霊体であった。もうサロの力でも元に戻すことが出来ない。なぜなら、その精霊は一回死んだ者の肉体を宿した精霊だからだ!
もう会話も出来ない。
「まさか……」
「俺の故郷は……」
「もちろんサロ城に行った人やニュータウンに行った人もいるんだろうけども」
「おそらく。アンデッドにもされずここで生活させたのでしょう」
「ない。ないぞ」
「上に行く階段がない!!」
そんな時、精霊らが集まってなにやら示した。
「仮面が収められてる家……」
60の仮面が収められている家であった。
地下に行くと仮面の替わりに杖があった。
先端は碧眼、碧腕、隻手で赤竜の魔神像の杖。
「あ、また精霊が示している!!」
「今度はどこを紹介するんだ」
魔神像の杖をもって示したのは2階から光が出ている場所だった。
「まさか、これはアンデッドだけしか使えないのでは?」
魔神像の杖をサロがかざすと5人は白い光に覆われた。
「まさか。この状態でこの光を浴びると……」
トラが言った。
トラの言う通りなんと2階に出た!!
2階にはアンデッドたちの部屋がある!!
アンデッドたちが攻撃するも5人の敵じゃなかった。
今度は階段もある!!
3階、4階と上がっていく。


城に向かって塔から発射してる魔石って……何?
塔の上に大砲でも置いてあって、そこからドンドン撃ち込まれてるの?
めっちゃシュールな映像なんですが。