こういうのが脚本形式の原作だぞ
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1ページ目
庭で椅子に寝転がりパイプを咬みながらくつろいでいる主人公
主人公は一族の面汚し、落ちこぼれ、そう思われていた、今までは。
そこに姉が現れて声を掛ける
姉「もう、主人公」

2、3ページ目
扉見開き
「貴方が今日から当主なんですよ」
主人公の驚いた顔。
椅子から腰を上げた主人公と姉が見開きで
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かっこいい煽り文句を大きな時でここで「伝説はここから始まる」とかそんな感じの
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衣装は書籍挿絵xxページ参照

4、5ページ目
少し前の過去のシーン
庭の椅子で寝ころびながらパイプを咬み、エロ本を読んでいる主人公
主人公「ほほぅ……」
主人公「これはこれは……」
主人公のにやけ顔
そこに後ろから姉に頭を叩かれる。 ――ゴツン
主人公「イタタタ」
振り向いて姉を睨む主人公 ――キッ
姉がこめかみにあおじそをたてている
主人公「姉さん、痛いじゃないか」
姉「痛いじゃないかではありませんよ!またそんな……変な本をみて!」
本に視線を落として、少し恥ずかしがっている表情

6、7ページ目
主人公「この本、姉さんも見る?やっぱこの出版社はダメだよ、修正がひどくてさ」
姉「えっ!?」
驚いた表情の姉
主人公「ほら、この胸とか、これ絶対修正はいってるもん」
そう雑誌を指さしながら姉にみせる主人公
それをみて、顔を真っ赤にしながら雑誌を取り上げ遠くに放り投げる姉。
――ポーイ
姉「てぃ!」
遠くに飛んでいく本を見る主人公
主人公「あー!」
主人公「ひどいや、姉さん。まだ全部見てないのに……」
姉「ひどいとはなんですか!貴方はそんな本ばかりみて」
主人公「別にいいじゃん。することもないしさー」
――ずいっ 怖い顔をしながら顔を近づける姉
その様子にビビリながら主人公が
主人公「な、なんだよ姉さん」
その様子に呆れながら姉が
「もぅ、貴方はやればできる子なのに……なぜやろうとしないのです」
その言葉を無視するように主人公が
主人公「あ、そうそう、姉さんに渡したいものがあったんだ」
ポケットをまさぐりながら主人公があるものを取り出すて渡す。
怪訝そうな顔で姉が
姉「……なんですか?これは?」
主人公「これはね……」
姉の耳に口を近づけて小声で――ボソボソ それを聞いて顔が真っ赤になる姉
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