①魔法の袋は、中身をそのまま死蔵し、袋自体も絶対に使わない。

②冒険者ギルドの予備校に登録する際、身分詐称と偽名を使用。

③弱い初級魔法を程々に使える程度で自重し、三年間を予備校で過ごし、卒業後は冒険者になる。
　(ソロ活動で猪や熊や狼などを数体確保したり、魔法の袋を見せびらかしたりするような悪目立ちは禁止)

④王都から離れた各領地を転々としながら、細々とした冒険者活動をする。

⑤その間に素材を売って、ある程度の金銭が溜まったら何処かの領地の片田舎に移住し、そのまま余生を過ごす。

⑥ついでに嫁さんも見つけて家庭を作る。




御家騒動してまで貧しい領地を継ぎたくない、魔法を用いながら自由気ままに冒険者を一生続けたいというのなら、これぐらいはしておくべきだった。