オレの視線の先にもロロの首があった。

 どうみてもありゃあロロだ。

 ロロの、首だ。



 語りたくない。

 そういうレベルで無残な姿だった。

 死んでいた。



 それを理解した時、オレの中のドス黒い激情が燃え始めた。

 段々と咀嚼していき、何もかもぶち壊したくなるような感覚を味わった。

 どうしてやろうか、内臓を引きずり出してその臓物を口にぶち込んでやろうか。