>>275
>平成元年は世界4位だった国民1人当たりGDPは
> 18年には26位まで転落し

まず「平成元年」っていうから
比較で持ち出した次の「18年」は平成18年かと一瞬思い、

え、今さら平成18年の話はないだろ、平成は30年以上続いて
それ終わっていま令和だろ、と思って、ああ2018年の話かなって
なんで時系列の比較で別単位(元号と西暦)並べてんだよ、悪文かw

いちおうリンク先を見にいったら原文どおりだった
グラフもあって、そこはちゃんと西暦だ(1989年 → 2018)

書き手は橘玲、って有名作家じゃんおい
けっこう好きなんだよねこの人の切り口、最近あんまり読んでないけど

ただマクロ経済的な話はズレてるなと思うこと多い

>日本の賃金が上がらないことが指摘されますが、
>その一番の理由は労働生産性が先進国でもっとも低い
>(アメリカの3分の2しかない)こと。

いや労働生産性ってGDPを労働投入で頭割りしたものでしょ
日本はGDPがほとんど増えてないから生産性も横這いってなる
その間に他国は伸びていったから、それを比較すると
他国は高いが日本は低いってなる

ランキングはそういう相対的な位置の変化を示してるわけで
4位だった一人当たりGDPが26位になったというのは

日本はスピード上がらなかった、他国はスピード上がった
だから日本を追い抜かれてるみたいな話であって
日本がスピード落ちたわけじゃない

ランキングという外から数字並べて位置の変化を見る話と
比較してる数字の個別の質の話を混同しちゃいけません