いじめや搾取を受けてそれに怒るのはむしろ正しいことだし、クラスや社会の中で隅に追いやられ
続けたことに怨念めいた気持ちを持つのも仕方がない。
ただ、だからって言って、それが自分も同じことをしていいって理由にはならないんだよな。特に、
自分に何をしたわけでもない無関係の相手に対して。
現実社会でもいるよな。恵まれない環境から運良く脱出して金や権力を握ったら、とたんに増長して
「自分は傷つけられてきたんだから他人を傷つける権利がある」「それが嫌なら自分みたいに力を
手に入れてみろ。それができないやつは無能な怠け者」みたいな論理を振りかざしだす人間って。
なろうの作者や読者って、そんなやつばっかりなのか?