コロナショックによりリーマンショック以上の経済危機が叫ばれるなか、年収200万円台で暮らすのが当たり前の社会が到来しようとしている。コロナショック以前の日本社会の階層ピラミッドに異変、「アフターコロナでは平均年収300万円台だった正規労働者階級や旧中間階級が、平均年収186万円のアンダークラスへと転落する」と指摘するのは、格差社会を専門とする社会学者の橋本健二氏だ。

「バブル崩壊後の金融危機によるフリーター増加、リーマンショック後の“派遣村”に象徴されるように、経済危機によって『非正規労働者の増加』と『正社員採用の引き締め=就職氷河期』が起こるのは歴史が証明しています。今回のコロナショックはリーマンショックを超えるとも言われていますから、格差拡大は防ぎようがない。


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