一本の物語を作りたいならまず初めに
その物語を簡潔な文章(一行、長くて二行)で書いてみろ

というのを習ったな
例えば二十万字ほどの小説を書きたい場合は

「勇者として異世界に召喚された高校生が魔王を倒すお話」
「勇者として異世界に召喚された高校生が王女と一緒に国外へ逃亡するお話」

とかだな
こうすることで

「どんな問題が発生し、それを行なう中心人物やその仲間は誰なのか?」
「その問題の対処の方法と、それを行なう人物は誰なのか?」
「その結果、物語はどういう結果に落ち着くのか?」

などがわかったりする

その上で
これだけだと大雑把すぎんよ〜
となった場合は

・1〜30ページ・
「異世界に召喚された主人公が王女と喧嘩して仲直りする話」
・30〜50ページ・
「主人公が王女の暗殺計画を知ってしまい、それを王女に伝えるまでの話」
・50〜120ページ・
「その他もろもろのお話」
・1〜120ページを合わせると・
「勇者として異世界に召喚された高校生が王女と一緒に国外へ逃亡するお話」
になるようにするといいらしい
重要なのは

「書きたい物語、書いた物語が一行程度の簡素な文章で書けないのは
どんなお話を書いているのか作者自身がわかっていないからだ
まずはそれを理解しないと書きたいものも書けやしない」

なんだそうだ

キャラ設定や世界観設定にばかり凝りすぎて
ストーリーの練り込みが足りないような気がするので
そっちの視点から自分の作品を眺めてみてはどうだろう?