0年前と比べるまでも無く、安定した食糧が手に入る現代。1970年を境に、手軽に食べられるインスタント食品やファストフード、栄養摂取を目的としない清涼飲料水や菓子類といった嗜好品など、戦後にはなかった食品が多く登場しました。

一時は摂取エネルギー、三大栄養素摂取量は共に急激に増加していたにも係らず、昨今の数値は終戦直後(昭和20年代)の貧しかった時代よりも下回っています。
一日摂取エネルギーの1946年1903kcalと2016年1865kcal。その差はたったの50kcalですが三大栄養素の摂取量は100gも違います。そして、タンパク質・脂質・炭水化物の摂取内訳も大きく異なります。