異世界ものにおける根源的な問題のひとつとしてネーミング問題がある
多くのケースでドイツっぽいネーミング、イタリアっぽいネーミングなどがされるけど、
ヨーロッパにおける「名前」って語源があって、職業や聖書からの引用などが多い
異世界ものがキリスト教をそのまま描写してる作品はほとんど見たことが無いけど、
なのに端々にそうした原典が辿れてしまうネーミングをするのはおかしいんじゃなかろうか
これは栗本薫のグインサーガにすら存在する構造的欠陥なのでラノベ作家に指摘しても詮無きことだし、
ランゲージそのものは横文字含めて異世界の現地語の翻訳なのだからよいのだというのは理解できるけど、
やはり固有名詞に出来合いのものを考えなしに使うのはどうなのかって思う