【小説家になろう】女性読者視点雑談スレ25【話題無制限】
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「小説家になろう」全般について、言いたいことがある貴女のためのスレです。
行き場のない話題の最後の受け皿として立てました。
板ルールに沿った女性読者視点の「小説家になろう」関連であれば話題の制限は一切ありません。
板ルールで禁止なのは801(エロありBL)なので、BLの話題もOKです。
(要はムーンやノクターンなどの18禁サイトの話題が禁止)
「最後の受け皿」の用をなさなくなるので、話題を制限するためのテンプレの改訂を禁止します。
当スレの話題を制限するのではなく、
適切なスレに移動する/スルーする/専ブラを導入してNG機能を使うなど各自で対処してください。
・sage進行(mail欄に半角でsage)
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【小説家になろう】女性読者視点雑談スレ24【話題無制限】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1606838418/
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小説家になろうのBL作品を語るスレ ※外部板
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/17693/1369839317/ ごめん、続き
後半は展開と尺が違うから拾うのがきつい、箇条書きマジックかもと断っておく
パクスレはなんか見た感じ入り辛いな
展開
●姉妹が結婚直前に馬車の事故で死亡
※ただし、「不」は本人の遺体が確認され死亡。「ず」は濁流に流されたとされ行方不明→数日後死亡判定。
●極端な姉妹格差からヒーローが血縁関係を疑い調査
・不13話(※調査結果報告から日数が経過してからのシーンか)
・ず38話(※調査結果報告のシーン。こちらはかなり詳細な描写)
※双方ヒーロー視点
●両親から「お前が死ねば良かった」と詰られる
・ず5話
わたしは頷き、父に微笑んでみせた。父は眉を寄せ、はぁーっと深いため息をつく。
「……笑顔すらも可愛くないなマリー。本当に……死んだのがアナスタジアではなく、お前であれば良かったのに……」
わたしは微笑みを崩さなかった。
・不14話
ただただ頭を下げることしかできない。自分の部屋でも気を抜いたら駄目なのだろうか。だとしたらわたしにはこの婚約は勤まりませんと言いたいのに、母様を目の前にするといつものように口が貝のように開かなくなる。
「本当に貴女の方が死んでくれれば良かったのに……」 自分はここまででギブ
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文章
●姉妹の死を主人公による殺人と家族が詰るシーン
※「不」は17話、26話に分散、「ず」は同一場面
・母親が主人公を叩く
・家族は黙って見ている
・その後、痕が残るからと制止(「不」は兄、「ず」は父)
・不17話
でも両親はわたしが話したと思っているようだった。母様がわたしを叩き、父様はそれを止めないで眺めている。兄様? 兄様が何をしていたかは覚えていない。ただ、わたしは頬の熱さとジンジンする耳を片手で押さえている。
わたしが叩かれるのはいつものことだった。侍女のカーサが来るまでは気に入らないことがあると母様に叩かれていた。最近叩かれていなかったので忘れていた。この熱さを、痛みを、理不尽な母様を。それを止めない父様のことを。
「貴女は愛莉を呪ったの? 私の愛莉を殺したの?」
父様と兄様と違って母様はそのことで責めている。母様は愛莉が大好きだったから許せないようだ。
私が何も言わないのが気に入らないのか母様が再度手を上げた時、ああまた叩かれると思ってギュッと目を閉じた。でもいつまでたっても痛みがない。あれって思って目を片目だけ開けると、母様の手を抑えている男がいた。父様ではない。兄様だ。
「母様、これ以上叩くと痕が残る。噂の上塗りはごめんだ」
兄様が母様を止めたのはわたしを思っての事ではなかった。
・不26話
「茉里、まさかあなたが愛莉の後釜に座るとは思わなかったわ。ずっと彼を狙っていたの? 妹から奪うつもりだったの?」
母様が化粧室に入ってきてわたしを苦々しい表情で見た。今日初めて母様はわたしを見てくれた。その表情はとても険しい。どうしてわたしには笑顔をくれないの?
「狙ってませんし、愛莉から奪おうなんて考えたこともなかった」
「嘘ばっかり、いつもあなたはそうだった。あなたが三千院伯爵を好きなことに私が気付いていないと思ってたの? 愛莉の婚約者だと紹介した時にすぐにわかったわ。あの時追い出せば良かった。そうすれば愛莉は死ななかったのに。あなたに殺されることもなかったのに」
「お母様、私は愛莉を殺してないわ。どうしてそんなことを言うの?」
・ず13話
屋敷のメインフロアへ入った、その途端、いきなりバチンと横っ面を叩かれた。
「おまえが死ねば良かったのよ!」
母だった。
「ああ、私の可愛いアナスタジア。どうして死んでしまったの。どうして……!」
お母様は泣き叫びながら、わたしを叩く。
冷え切った頬に、母の手は、ナイフで切り刻まれたように痛かった。
父様はただ眺めている。わたしは唇を結び、母の掌打を受け続けていた。
可愛がってもらえない子供でも、虐待されていたわけじゃない。両親からこんなふうに、意味もなく殴られたのはこの日が初めてだった。だけど驚きはなかった。
理不尽な暴力も、姉の代わりに死ねと言われることも、なにも意外ではなかった。
「おまえがアナスタジアを殺したの? 馬車に細工をしたのね? おまえが馬車を押して、河に突き入れたのでしょう。それで私のアナスタジアを殺したのでしょう」
違います、と言いかけた頬を、また思い切り叩かれ、顔を伏せる。
「おまえのせいだ! 人殺し! 死ね! おまえが死ね!」
……ああ。可哀想なお母様。
お母様にとって、アナスタジアは宝だった。花だった。天使だった。
可哀想なお母様。気持ちは分かるよ。わたしもアナスタジアが死んで悲しいもの。
可哀想なアナスタジア……きっと可愛すぎたからなのね。神様が彼女を欲しがったのだ。天使を奪われたお母様は本当に可哀想だ。
殴られるのは痛いから嫌い。
でも、死んだアナスタジアと比べたら。お母様の胸の痛みと比べたら。
ふと掌打が止んだ。目を開けると、お父様がお母様の手を抑えていた。
「もうやめなさい。傷になる」
「傷つけばいいわ、二度と見られない顔になるまで。アナスタジアは死んだもの」
「いいや、ダメだ。マリーは、グラナド伯爵家に行くのだから」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています