この時期だったら電撃に送るのかな?それか、gaか。
以下感想です。
キャラクターの魅力や印象に残ったものはいなかったです。勇者はぶっ飛んでいますが、サイコパス系としてあまり魅力を感じなかったかな。多分、虚無的過ぎるのが原因かと。
戦闘シーンの迫力は......普通かな。過不足なく書けていると思う。ただキャラに魅力を感じないせいで戦闘の結果がどうでもよくなってしまった。
全ては読めなかったです。3話まで読んだ後、25話くらいまで流し読みしていました。先に書いた通り、キャラに魅力を感じないせいで誰が死んでも特に何も思わなかった。そのせいでストーリーに興味を持てなかったです。

なんか酷評になってしまったけど、ワナビ視点からするとこの作品にはいろいろ問題があって
、1つにラノベではないことが挙げられます。進撃の巨人の作者が新人時代、編集に「ジャンプ持って来い」と言われたのは有名な話ですけど、この作品、どう見てもラノベではないんですよね。例えば電撃大賞に送るとして、この作品が受賞作として発表されるかはちょっと想像できない。人を殺しても何も思わない主人公が最大の問題です。ラノベは青臭くぬるいものです。もちろんぬるくない、奇作と呼ばれるような作品もありますが、そういうものは大概受賞作ではありません。デビュー済みの作家が書いています。
ただ、作者さんの他人に容赦しない点は尊敬できます。胸糞をダイレクトに書けるのは、長所です。バランスを意識するとすごい面白そうなものが書けそうな気がします。もう何作も何十万文字も書いている作者さんなら、多分意識次第で解決できるでしょう。