私を愛する事のなかった貴方へ


は、幼馴染女じゃ成り立たないし最初から美しい男同士の崇高な愛(はあと)ありきで女は子を産ませるための装置よ
BLタグ最初付けなかったのは途中まで男妾を女性だと思わせたかったと言うのもあると思った。
ほらいるじゃん死ネタなんだけどそのタグ付けちゃうとネタバレになっちゃうからやだ〜みたいな事言う作者
でもそれならもう男だってわかった場面はとっくに書き終えてんだからしっかりタグ付けろって話だけど。

女性だと思わせたかったの根拠は旦那と愛人はお互いに出会いの時のちょっとしたエピソードから
お互いをわざと女性名の愛称で呼び合ってるの(キメェ)
あと、最初の主人公=嫁のパートは「信頼のおけない語り手」の叙述トリックっぽいものをやりたくて
あばずれ呼ばわりさせたりしてたんだと思うんだよね。
実際妻は全然間違ってなくて本当にその通りの末路だったと思うけどね。

書いてて思い出しムカついて来たけどこの最初の妻視点の章で書かれていない内容を状況証拠で旦那と愛人がこぞって決め付けて
嫁を誹謗中傷するもんで、本当の本当に嫁は悪かったのか?そうではないのか?がすっきりしない
孤児院に見せかけた娼館で嫁は年端もいかない子供達に性的なもてなしを受けてた!!!!!って決め付けてるけど、
客観的な描写もないし妻視点でもそれを匂わせるような事は書かれていないしほんのわずかな善性に目覚めて
それをただ利用されたと言う風にも見えて妻哀れが増してしまう