たまに作家の言う「面白くなるように念じる・自分のキャラを好きになる」
などの漠然としたアドバイスは執筆へのモチベ上げを含んだ優しいアドバイスと
思っていたが、どうもそうとも言え切れないと思った。
例えば「主人公には行動の動機付けをしよう」という具体的なメソッドがある
ドライな書き手は言うとおりに「動機付け」をすれば展開を繋げる義務を果たしたと思うが
じゃあ、それが読者の感性を震わせるものかというと別なんだよね。
これちょっとポリコレに似てるものがあるんだよな、脚本術的には正しい構成をして
いるけど面白くはない。正しさは面白さを保証しない。
読者の心を揺らす為には書き手も感性を込めて作らないと届かない。