アムス「だから野菜を植えてるって言ってんだろ?」

魔族C「何故魔族領で野菜を植えているんだって聞いてんだ!」

アムス「色々理由はあるんだけど俺がどこで野菜を育てようが関係ないだろ
俺がここで野菜を育てるのに誰かの許可が必要なのか?」

魔族B「許可が必要なのは当たり前だろ!ここは魔王様が統べし領地だぞ!
魔王様の許可なく人族がこの地に踏み入れる事を許す訳にはいかない!」

アムス「その魔王は今休眠中だろ?」

魔族ABC「だったら何だと言うのだ!!!」

魔族達はドズン!ドズン!と強い足踏みをしながらアムスに詰め寄りました。

その瞬間!
キーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
っと意識が飛ぶほどの耳鳴りとともに
辺りは張り詰めた殺気に覆われました。

魔族達は禍々しい殺意の渦に飲み込まれ体がうまく動かなくなりました。

アムス「それ以上一歩も動くなよお前ら…