ベルノルトからローデリヒをみた話ってのもちょっとおもしろいかもしれないな

白の塔騒ぎの前はやたら調子に乗るだけのガキだったくせにと
あの騒ぎで落ちぶれたあとは世界中の不幸を背負ったような顔してるけど
おまえ一応中級のくせに俺より勉強の出来ないカスなんだから当然じゃないかと
ローゼマイン様の横暴に一番苦しんでたくせに何故か忠誠心育てやがってと
なんか知らんが名捧げを言い出してヴェローニカ派で一番目立ちやがったと
そのうえ能力は変わらんくせに幸せそうな顔しやがってと
俺は必死にやって結果出してるのに誰にも評価されてないぞと
ふざけるなこらと思ってたらこいつ作家の才能を開花させたらしいと
こいつの書いた作品にダンケルの騎士たちが群がって喝采してるらしいと
ここまで何もせず何も出来ずただ問題のない下級貴族として過ごしていた自分はなんだったのかと

そしてユルゲンの形自体が変わるような恐るべき戦いのあと
結局自分はただただエーレンの下級側仕えでロゼマ様周りだけがどえらいことになったなと