それも今後の懸念点だなぁ

観戦が強制されていないスパルカを見に来た理由
「練習死合は真面目にやってれば文句は言われない」の真面目とは何か?
当然、剣を打ち合ったり鍔迫り合いだけの死合では観客も沸かないし「不真面目」と見做される可能性が高い
つまり死なないだけで明確に勝者と敗者を決める必要がある

じゃあどうやって決めるのか?
当然、じゃんけんで決めるわけもない
誰だって痛いのは嫌だし、負傷しても補充要員が来ないのはタンザの例で分かり切ってる
だからみんな自分や合が怪我しないように「真面目」に勝ちに来るだろうね

じゃあ勝つために何をするかと言えば、相手の戦力を見極めるのが手っ取り早い
相手の死合を観戦して、相手の手札や思考を読めればそれだけで勝率が上がる
それがスバル達のスパルカを観戦していた者達の考え方だと思うよ
観戦しなかった者は、相手を知らなくても勝つ自信のある者だろうね

特にスバルの合はタンザを集中攻撃で撃破すれば後はボーナスステージだもん
そりゃ剣奴の先達からは歓迎されるよ。「共有サンドバッグ」が増えたってね
だから脱出方法を探そうとして観戦を怠れば、相手の情報がない不利な状態で練習死合が始まって痛めつけられ、治癒室から動けなくなりかねない
「死なない」と言う事は、スパルカで見せたスバルの機転が利かないと言う事で、それを理由に「不真面目」と取られるリスクもあるしね