第二話

二日後、四人は牢から出された。行きついた先は聖女様の謁見室だ。
 四人の前で聖女はこういった。
「貴方たち、本当に凄いわね」
 聖女は半分呆れていた。
「君たちは魔導学の神髄に触れた」
 副校長でもあるクラウドが言う。
「私はこのザルワーン教の教義の教えを壊したくないの」
(異端審問で殺される!)
エスリーンはびくっとなった。


捕まえて殺そうとする側が「神髄に触れた」って褒めるの力関係がわかんなくない
もしかして神髄を禁忌とかの意味と混同して憶えてるのかもしれない
こういうらんたよくいる