>>43
セカイ系の舞台装置がなにもなくて登場人物がみんな白色の服を着た内輪しか褒めてくれない小劇団の演劇みたいな感じ

「なぜか」手紙になってしまう世界、ちかじゃなくて普通に「手紙になってしまう世界」でいいと思うよ
別に読んでる読者は「なんで手紙になるんだろう?」とか思わずに「ああ、そういう世界なんだな」と普通に受け止めるから

そしてその点のズレは作品全体にも及んでいて何を見せたいのかがずっとズレ続けてる
この設定で唯一読者の興味を引っ張れる要素は「手紙に書いてある内容」または「そこからどういうヒューマンドラマが生み出されるのか」であって、「なぜ手紙になるか」でもなければ「キャラが全く立ってない主人公や謎の登場人物がどうのこうのする話」ではない

普通の小説にしろ、まず最初に読者を掴むためには最初に引きの強い手紙の内容を開示した方がいい
読者は世界観になんかなんの興味もないけど、人が何故死んだのかって点には必ず食いつくから