ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【244】
「ねえ、ママ、行くよ」
その声につられて横を見ると、男の子が母親らしい若い女性の手を引っ張っている。信号はいつの間にか青になっていた。もうすぐクリスマスという街は冷え込んで、浮足立っている。嫌いな季節だ。
ふと気がつくと、男に子に手を引かれた母親が私の顔を見つめていた。
「まりちゃん」そう呼びかけられてすぐにわかった。
「高橋さん」と応える私を男の子が不思議そうに見上げていた。
私は子どもの頃からいつも本を読んでいるぼっちだった。中学生になると本を読みたいから敢えてぼっちなんだというポーズを作ったが、ぼっちが楽しい中学生などいない。高校は友達を作るべく離れたところを選んだ。しかし染みついたぼっちオーラが人を遠ざけるようで、梅雨の頃には知らないうちに固まっていたどのグループにも私の居所はなかった。一人でいること自体は慣れていたからそれほど苦痛ではなかったが、お弁当を一人で食べるのはさすがに恥ずかしかった。
そんなある日、高橋さんが私のお弁当を覗き込んで「唐揚げもーらい」といってひょいと摘んだ。高橋さんは入学当初からスクールカーストの女王だった。短いスカートに長い髪、言わずもがなの美少女で、いつも男女問わず友人に囲まれていた。高橋さんはそれからお昼になると決まって私のお弁当を覗き込み、「もーらい」と言っては卵焼きや唐揚げやミートボールなんかをちょこちょこと摘むと何事もなかったようにグループに戻って「あいつの弁当すっげえ美味いのな」と言って笑った。
そんなふうにカースト上位の高橋さんが話しかけてくれることで、私はちょっと変わったお弁当の美味しい子として認知されるようになり、お昼を囲む友達もできた。
高橋さんが突然退学したのは十二月だった。付き合っていると噂になっていた男子も一緒に退学した。しばらくして彼女が母子家庭の一人っ子で虐待を受けていたことが、なんとなく耳に入ってきた。
私たちは偶然の再会喜び合い、点滅し始めた信号に追われて並んで歩き始めた。
「あたしね、まりちゃんに悪いことしたなってずっと思ってたの」
思いもかけない言葉に私は戸惑った。
「あの頃ね、いつもお腹が減っててさ。お昼になるとおかず摘んでたでしょ。悪いなあっていつも思ってたの。でもまりちゃんのお弁当見るときれいで美味しそうで我慢できなかった。いつも一人だったから声かけやすかったのね」
カーストの女王がお腹を減らしていたことに驚いた。
「私のほうこそ高橋さんに話しかけられて嬉しかった。私、ずっとぼっちで人付き合い悪かったし」そう言ってから「今でもそうなんだけどね」と自嘲気味につけ加えて笑おうとしたが、冷えた頬がこわばった。不器用な作り笑いの癖は抜けていない。
「そんなことより、どうして学校辞めちゃたの?」と聞いてから立ち入り過ぎかとヒヤリとした。高橋さんには気にする様子もなかった。
「親とね、うまくいかなかったんだ。毒親でさ、お金ぜんぶパチンコとお酒に消えちゃうし。あたしがバイトしてようやく電気とか水道とか払ってたんだけどそのうち家賃も払えなくなって、どうすんのって詰めたら知るかとか言われちゃってさ。で、キレたわけ」
平凡な家庭に育って波風なく過ごしてきた私には、どう反応していいのかわからなかった。
「B組の鈴木くんって憶えてる? この子の父親。一緒に暮らそうって言ってくれて さ。でも、どっちも中卒じゃん。結構苦労したけどね」そう言って男の子の方を向くと「これからパパのプレゼント買いに行くんだよねー」と笑いかけた。その笑顔は昔以上に眩しかった。
「そうだ、もし予定がなかったらクリスマスにうち来ない? 昔の友達もダンナの友達も来るよ。あんた可愛いのにいつも一人でさ、もったいないなって思ってたの。あんたのこと気になってた男子もいたのに」
素直に嬉しかった。訪問を約束して、私たちは三つ目の交差点で別れた。街を飾るイルミネーションが温かかった。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、十六作品!(`・ω・´) 昏いこたつの中を彷徨っていると、役所のような場所に出た。
そこには受付があって、多数の客が椅子に座って待っている。変わっているところといえば、客が皆、人間の服を着て二本足で歩いている猫であることだけだった。
「腹が空きすぎていよいよ頭がおかしくなったか」
グゥと鳴る腹を抱えてしまいながら一人ごちると、受付の背広猫が声を掛けてきた。
「おや珍しい、人間さんだ。どこから迷い込みなさった」
「え、あ……。いや……、壊れたこたつの中に入ったら……」
「ああね、ミケさんとシロさんの飼い主さんだ。確か売れない小説を書いてるゴロさん」
確かに俺は売れない本ばかりを出していて、そろそろ首が危ないしこの瞬間は無一文だ。飼い猫たちが大好きなコタツすらも直せない。
電源も付かないコタツの中から出てこない飼い猫たちの様子を見ようとコタツの中を覗いたら、ここへ出た。ざわざわと猫たちが談笑している、この役所にも似た建物の中に。
「うちの猫たちもここにいるのかい?」
「居ますよ。あっちで幸福を売っているんじゃないかな」
「幸福を、売る?」
「見てきた方が早い、ほらちょうどミケさんが卸すところだ」
俺は役所の職員(?)に促されるまま移動した。
そこでは、これまた二本足で和服を着たミケが檀上に立っていた。周囲には人だかりならぬ猫だかりができている。
「さあさ、次は極上品、あったかコタツの中で揺蕩っている夢の記憶だ。今どきはコタツがない家も増えているらしいねぇ、飼い主の足に寄っかかりながら赤熱したホコホコ空間で眠るこの記憶は幸せこの上ないよ、買った買った」
高級ぽい服に身を包んだ猫たちが、ニャーニャーと声盛んに手を上げる。幾ら出す、いやこっちは幾らだ。どんどん入札が上がっていく。
横にいた猫に、あれはなにをやってるのか聞いてみた。
「なんだあんた、もぐりかい? 記憶を売ってるんだよ。それまでの幸せだった記憶の一部をね。売って得た貨幣で、ここの受付にて色々な運命に交換できるんだ」
「運命って?」
「主に飼い主の運命だな。今や猫は飼い主と一心同体だから、飼い主の幸運は自分の幸せにも繋がってくる。あそこに立ってるミケさんは、よく売りにきてるよ。飼い主が貧乏ながら猫には良い待遇らしくてね、『金持ち猫』たちにとって良い刺激になる記憶を売るからここじゃ人気もんさ」
「飼い主のどんな運命を交換しているんだろう」
興味が湧いてつい聞いてみた。幸運とかいうくらいだ、もしかして俺が受賞できたのもあいつらが幸運を交換してくれてたからだろうか。
「七難八苦を買っているらしいよ。飼い主が苦労するように」
「なんだよそれ!」
「飼い主が小説を書いてるらしくてね。それも売れないジャンルの。そのジャンルを研鑽するには適度に不幸せじゃなくちゃ難しいらしい」
……確かに俺の描いてる純文学というジャンルは、人の苦しみと幸せの対比を、体験の中から描くものだ。と少なくとも俺は思っている。そういや猫たちにもそう呟いて聞かせていたかもしれない。
「飼い主思いのやつらだよな。いつか飼い主が大作を書けるといいねぇ」
なるほど。書いても書いても貧乏なのは、この先も続くのか。俺は思わず苦笑した。でもそうか、あいつらは俺を応援してくれてたのか。嬉しさが込み上げた。
「おっと、あいつ今日は飼い主の『幸せ』を交換していったぞ? なにを交換したんだろうな。って、おいあんた大丈夫か? 身体が消えてきてるぞ? おい?」
「もー、こんなところまできちゃって、ゴロさん」
「シロ!?」
「ここは猫だけの秘密の社交場、人間は来ちゃだめですよ」
身体が消えていく。着物姿のシロが、困ったような顔で俺を見ていた。ああでも、伝えたいことがある。消える前にひと言。
「六難七苦くらいに手加減してくれ!」
俺は懸賞で当たった新しいコタツの準備をしながら、ぐうと鳴る腹を抑えた。まあまて、お隣さんからお裾分けされた肉じゃがをコタツの上に並べるから。さっそくコタツに入っていく猫たち、そういえばさっき猫の夢を見ていた気もする。
「それにしても運が重なった、懸賞に当たるわ肉じゃがはたくさん貰えるわ」
しかもお隣は美人さんで俺が小説を書いてると知って興味を持ってくれる始末。なんという幸運だ。まだ寒い冬と懐は続きそうだが、まだまだ頑張れる。
足にじゃれつく猫たちを振り払いながら、俺は温かい肉じゃがを頬張ったのだった。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、十七作品!(`・ω・´) 俺は今、しんしんと雪が降り積もる東北の温泉街を歩いている。目的地は街外れの公衆浴場だ。シャワーも何もない小さな温泉だが、泉質は抜群。冬が来るたび、必ず訪れている。
駅から十分ほど歩き、風呂屋の前に到着した。相変わらずボロイ見た目だが、慣れると逆に安心感があるというものだ。
外に置いてある古い券売機で入浴券を買おうとすると、何やら困っている女性がいた。鞄の中をゴソゴソと漁っている。俺は話しかけてみることにした。
「あのー、どうされましたか?」
「あの、それが…… 小銭がなくて」
そう言って、彼女は財布を開いて見せてきた。一万円札が数枚入っているものの、千円札や小銭を全く持ち合わせていないようだ。
どうしたもんかな。俺も万札を両替できるほどの現金は持ってないし、近所にお札を崩せるようなコンビニもない。
「よければ、僕が奢りますよ」
「ええっ? 悪いですよ」
「別に、三百円ですから」
そう言って俺は二枚分の入浴券を購入し、そのうちの一枚を彼女に手渡した。
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます。どうお返ししたら良いものか……」
困った表情の女性に対し、俺は返事をした。
「僕は毎年ここに来ますから。またいつか会ったときに、返していただければ」
女性の返事を待たずして、俺は男湯に入っていった。正直寒かったので、早く風呂に浸かりたかったのだ。
浴槽の中で、俺はさっきの出来事を振り返っていた。よく考えれば、こんな田舎の公衆浴場に若い女が一人で、なんて不自然だな。身なりも綺麗だったし、どうにも分からん。まあ、旅好きの人かもしれないしな。俺は適当に納得して、風呂から上がった。
翌年、俺は仕事の都合で引っ越すことになった。例の温泉も遠くなってしまい、訪れることもなくなった。あの女性、どうしてるだろうか。毎年来ますと言ったのに、結局一回も行けずじまいだからなあ。
五年後、久しぶりに冬の東北を訪れた俺は、あの温泉に行ってみることにした。駅から十分ほど歩くと、懐かしいボロ屋が見えてくる。さっそく券売機で入浴券を買おうとしたのだが、見当たらない。よく見ると、壁に「券売機故障中 番頭にお支払いください」との貼り紙があった。
あの券売機もボロかったからな、壊れるのも無理はないか。そんなことを思いながら、男湯の扉をガラガラと開けた。
「すいません、大人ひとり――」
そう言いかけた瞬間、俺は番頭の正体に気づいた。
「あなたは……!」
番頭もこちらに気づき、驚いたような声をあげていた。そう、あの女性が番頭をしていたのだ。何が起こっているのか分からず、俺は固まってしまった。
「ど、どうしてここに……?」
しばらく互いに見合ったあと、俺は問いかけた。すると彼女が、ことの経緯を説明してくれた。
「あなたと会ったとき、私はもう死ぬつもりだったんです」
「ええっ?」
「この近くの谷に身を投げて、死んじゃおうって。だから綺麗な服を着て、お風呂で体を清めようとしていたんです」
「それで、ここに来ていたんですか?」
「そうです。あの時は何も考えられなくて、銀行で下ろしたお札だけ握りしめてて…… だから小銭がなかったんです」
彼女は粛々と話していた。まさかそんなつもりだったとは、気づかなかった。
「でも、なぜここで働いているんです?」
「あなたに奢ってもらったのが、心残りだったんです。このままじゃ死ねないなって」
「そんな、三百円だったのに」
「私にとっては、それが生きる理由になったんです。あの後、ここの管理者の方に直談判して働かせてもらえることになりました。そしたら、いつかあなたに会えるかと思って」
そして、彼女は俺の方を見た。そうか、来る日も来る日も番台に立って待ち続けてくれていたのか。たったの三百円、それを返すためだけに。
思いがけない出来事に、俺はぽりぽりと頭をかいた。そして、番台に三百円を置いた。
「なんにせよ、あなたが元気でよかった。じゃあ、ゆっくりさせてもらいますから」
「いえ、お代は結構ですから――」
彼女は三百円を俺に返そうとしたが、その手を止めた。
「……やっぱり、三百円頂戴しますね」
「おや、いいのですか?」
俺がそう問うと、彼女は静かに答えた。
「返してしまったら、ここにいる理由が無くなってしまいますから」 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、十八作品!(`・ω・´) 冬の玉月山脈は有名な登山家でさえ避ける危険な山だ。
それゆえに、踏破したら真の男と呼ばれる。そうネットに書いてあった。ボクは真の男になりたかった。
「ふう。静かだな」
しんしんと雪が降る。ボク以外から発せられる音がほとんどない。独り言を呟いてみても、雪に吸い込まれるばかりで頭がヘンになりそうだった。
「それにしても、アイツ……むかつくな。天気なんか、悪くならないじゃないか」
中腹のロッジでオジサンがボクに放った一言。
『この先は女の子が一人で入っていい場所じゃないぞ。帰んな。今日は荒れるから、明日にでも』
ボクはカチンときて、オジサンが全部言い切る前に股間を蹴り上げた。
『ボクは男だ! なめんな!』
ボクは確かに男として生まれて男として育った。だけど、中学に入学する一週間前に、女の身体になってしまっていたんだ!
その異変に誰一人気付いてくれることなく、ボクは結局、中学からは女の子として生活することになった。
男だった頃の記憶は何かの間違いだと思おうとしても、ずっと違和感は無くならなかった。
ボクは一念発起した。ただ待っていても良くはならない。男になるための旅に出よう、と。
「今日は、そろそろ切り上げかな」
夕暮れ前にキャンプの設営を開始する。
すると、急に強い風が吹き始めた。
ビュウオウビュオウオウ。
「まずい! 山の天気は変わりやすいぞ!」
雪中のテントは本来、雪を深く掘ってペグを打ち付ける必要があったが、急な吹雪に対応するために仕方なく浅めに打ち込んでいく。突貫作業を終わらせると、ボクはあわててテントの中に入り込んだ。
「あぶなかった」
急な作業で疲労の限界にきていたボクは、その場に倒れ込んだ。寝袋を用意することすら億劫だった。少し眠って、起きたら吹雪も止んでいるかもしれない。そしたら鍋を使って温かい料理をつくろう。とにかく、今は仮眠だ。
☆
ビュウオウオオオビュオビュオビュオオオオウ。
ビュウオウ。
「ウソでしょ……」
テントが吹き飛ばされ、ボクは真っ白な世界の中にいた。
「さ、さむい!」
寝袋が無いせいで、吹雪から身を守るものがない。手足も言うことを聞かなくなっている。心臓だけがこの状況を何とかしようと早く動いていた。
「このまま、死ぬのかな……」
これはこれで、男らしい最期かな。
ボクが目を閉じると、吹雪の音も遠くなっていく。
「せめて来世はムキムキマッチョメンに……」
心臓の鼓動も穏やかになっていく。さらば人生。
「……」
しーん。
雪原特有の耳鳴りがくる。天国ではない、本当に雪が止んだのか?
恐る恐る目を開けると、知らない女がボクを覗き込んでいた。
「お前。自殺しにきたのか? 迷惑なやつだ」
「え。だれ……?」
「見てわからんか。有名な方だと思ったんじゃが。ま、最近の若者は関心がないか」
雪のような白い着物姿で、帯だけが赤い。場違いだと思った。
「ふむ? 場違い、か。妾ほどこの場にふさわしい存在はいないと思うがの」
心を読まれているようだった。明らかに人智を超えた存在だ。いったい何者なんだ。
「言わんぞ。怪異が名乗るなんて馬鹿げているからな。名付けは人間が勝手にやるものじゃ。それより、死にたいわけではなさそうだな。下山させてやろう。ここは娘っ子が立ち入って良い山ではないぞ」
「ボクは女じゃない!!」
聞き捨てならなかった。いくら命を助けようとしてくれているとはいえ。
「は? お前が男だというのか?」
彼女が語気を荒くすると、雪原に吹雪が戻った。いや、さっきよりも激しい。
だけどボクにも譲れないものがある。そのためにここに来たんだから。
「ふむ。顔をもっとよく見せてみよ」
ボクに覆いかぶさってくる彼女の顔はこの世のものではないくらいに整っていた。切れ長の眼の奥から、赤い瞳が妖しく輝いている。黒髪がボクの頬を撫でるようにして、こそばゆい。
ボクの心臓はふたたび、早鐘をうちはじめていた。
「ククク……妾としたことが、うっかりとしていたな。すっかり騙されるところだったぞ。びっくりだ」
にっこりと微笑み、彼女の視線が顔から下りていく。ボクの下半身へと。
ボクは追いかけるようにそこへ手を伸ばすと、もっこりとした感触が。これは。
「やっぱりだ!」
しっかりと膨らんだ股間をたっぷり撫で回す。おかえりボクのもっこり。てっきりもう会えなくなるんじゃないかと思ったよ!
「さあ、お前は麓には返せなくなった。山頂でしっぽりやるぞ」
すっかり乗り気になってしまった彼女の提案に、ボクの股間はほっこりと熱を帯び始めた。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、十九作品!(`#・ω・#´) 雪山には横風がビュウビュウと吹いている。
真っ白でなにも見えないよ。旅路のクマさんとウサギさんは慌てて、頭を抑えた。
”このままだと凍死しちゃうかも……!?”
”そんな!”
一頭と一羽は栗色のモフモフの毛皮につつまれているけれど、この寒さだとそろってカチンコチンになっちゃうだろう。
暖かい森が恋しいよ。どうしよう……。そのとき、クマさんの頭上に電球がまたたいた。
”そうだ、冬眠してやりすごそう!”
”でもでも、冬眠する場所なんてどこにも……”
”穴をほるんだっ!”
ズコココ……。前足で雪をほりだしたクマさん。つづいて、ウサギさんも一生懸命に雪をほる。
サクサクサク! だけど風が強くて、みるみるうちに穴は覆われていく。小さなウサギさんの体はだんだんカチコチしてきた。
”さむい、さむい……”
”がんばるんだ、ウサギさん!”
”あれ、暑い? あついよう”
”そんなわけ!”
寒さのあまり錯乱し、毛皮を脱ごうとする一羽。だけど自前の毛皮なので脱げない。
”ふんぬーー!!”
クマさんは全力で穴をほって、どうにかウサギさんが入れる大きさにした。
”さあ、入って!”
穴のなかにウサギさんをつめこみ、ふうと息をつく。
これでウサギさんはだいじょうぶ。でも力を使い果たしちゃって、自分の入れる大きな穴は掘れそうにないよ。このまま一頭ぼっちで凍っちゃうのかな……。
クマさんはさみしくなった。
”さむい、さむいなあ……。あれ、暑い……ふしぎだなぁ……”
そんな中、脳内にこれまでの記憶がほとばしった。
こんなときにどうして。走馬灯かな?
お肉ぎらいだった子供時代。
クマの群れを追い出されて。ウサギさんと出会った。ふと見ると、いつも自分のウンコを食べていたウサギさん。
”新鮮なウンコは栄養たっぷり! たべないの?”
こまっちゃったけど、楽しかったなぁ……。
そのとき、足元が振動していることに気付いた。ズコココ……。
首をかしげるクマさん。
”地震? なだれ? ……?”
直後に足元に大きな穴がひらいて、暗い場所に落っこちた。
やわらかいモフモフでおしりを受け止められる。
ふぎゅ! と、聞きなれた声が響いた。
”ウ、ウサギさん!?”
お尻の下から這い出てきたモフモフは、ウサギさんだ。
”穴、大きくしたよ! いっしょに冬眠しよう!”
”……うん!”
穴はほどよい大きさと寒さだ。これなら、凍死せずに冬眠できそう。モフモフの一頭と一匹はは身を寄せ合って目をとじた。
すやすや、すぴすぴ。そろって木苺ばたけの夢を見る。
暖かくなったら、新鮮な実をいっぱい集めてあげるね――。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十作品!(`・ω・´) 俺は闇を駆ける仕事人。世間一般では存在すらも疑われる職業だが、冬のこの時期だけはみな口々に噂する。
子どもたちは俺がやってくるのを待ち望み、大人たちからはありがた迷惑だと思われる。
俺はそんな板挟み状態に疲れ果て、今年でこの仕事を辞めるつもりだ。
そして、最後の仕事の時期がやってきた。今年の俺の担当は、日本のとある街だ。大きくもなく小さくもない普通の街。最近は駅前の都市開発が進み、若い人たちも増えてきたらしい。
若い人が増えるということは、俺の仕事も増えるということだ。毎年のように地図とにらめっこしながら、仕事当日の効率的なルートを計算する。
地図だけでは分からない部分は、実際に足を運んで確認する。特に最近の家はよくわからない構造の家が多いから下見は大切だ。
「ねぇ……あの人、不審者じゃない?」
「通報した方がいいのかしら?」
家を一軒一軒見ていると、立ち話をしていた主婦の方々からそんな声が聞こえてくる。目立ちすぎたみたいだ。いつも夜に活動しているせいで、真っ黒の服しか持っていないからな。
俺は足早にそこから立ち去る。余計に怪しまれそうだが、まぁ仕方ないだろう。仕事前に警察のお世話になるわけにはいかないからな。
最近はSNSとかもあるから、不用意な真似はできない。同僚たちもよく愚痴をこぼしている。Googleマップで下見をする、なんて話も聞いたことがあるが、俺のような昔気質の人間は、自分の目で見ないと気が済まない。……我ながらおじさんくさいな。
こんな感じでトラブルに見舞われつつも地道に下見を済ませ、あとは当日を待つのみとなった。
今年一番人気のプレゼントは、最新のゲーム機だった。なかなか品薄で数を集めるのが大変だったが、朝から店に並びまくってなんとか確保することはできた。SNSでは転売厨だと叩かれたりもしたが……。
そんなプレゼントのなかでひとつ、気になるものがあった。
少し高めの化粧品。
おもちゃとかゲームとか、着せ替え人形などがほとんどの中、その「お願い」は異彩を放っていた。調べてみると、今中高生の間で流行っているブランドらしい。
俺の顧客はほとんどが小学生だ。中学生以上となると俺は見たことがない。一度、昔からこの仕事をやっている大ベテランの先輩が中学生に届けたという話は聞いたことがあるが……。都市伝説かと思っていた。
住所を調べてみると、街の外れに建っている豪邸だった。下見をした時に、その家のあまりの大きさに驚いた記憶がある。お金持ちの家の子は、プレゼントもおしゃれらしい。
そんな気になることがありつつも、準備を進めていざ当日となった。
いつものように最短ルートでプレゼントを配る。俺の仕事の速さは仲間内でも評判だ。この規模の街なら2時間くらいで回れるだろう。
せっかくなのでその豪邸は最後に回すことにした。どちらにせよルート的にも最初が最後かしかありえなかったんだけどな。
「でけぇ……」
相棒が引っ張るソリからその家を眺める。警備が厳しそうだが、俺にかかれば問題にはならない。
俺は家の屋根に降り立ち、窓から侵入する。
――ビーっ! ビーっ!
な、なんだ!? なんで警報が鳴るんだ!?
「本当に来てくださったのですね! お待ちしておりました!」
俺を出迎えたのは、清楚そうな見た目のお嬢様だった。その目はキラキラと輝いている。
「え、ええと……」
「ささ、こちらへどうぞ! お茶もご用意しております!」
「は、はい」
部屋の中にはお菓子とお茶が用意されていた。さらには大きなクリスマスケーキまでも。
「やっぱり実在したんですね! 周りの人はそんなのいるわけないとおっしゃってましたけど、信じてよかったです!」
「ははは……。ありがとう」
「よ、良かったらサインをいただけませんか? ご学友の皆さんに自慢しますので!」
「も、もちろん」
サインなんて書いたことなかったが、それっぽいものを書いて渡す。ついでにプレゼントも一緒に渡しておく。
「ありがとうございますっ!」
その後、しばらく彼女と雑談をしてから家を出る。警報が鳴った時は終わったかと思ったが、良い子でよかった。
彼女のキラキラと輝く目を見て、いつのまにかこの仕事を辞めとうという気持ちはなくなっていた。あんなに楽しみにしてくれる子がいるなら、この仕事も悪くない。
俺はそんなことを考えながら、ソリの上で仕事終わりの缶コーヒーを片手に、イルミネーションが輝く街を見下ろすのだった。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十一作品!(`・ω・´) 雪の中を走るキハ12形の赤い車両が遠くに見える。スーツ姿の拓雄は、幌舞駅のホームから目を凝らす。銀世界に混じる赤が神秘的な色合いに見えた。
拓雄は父である幸義が汽笛を鳴らしていた姿をよく知っている。毎日のように、日に数本しか走らないキハ12形に乗っていた。
それだけに、幸義が毎度ぼやいていた、千九八十年のキハ12形の引退を耳にタコができるほど聞いている。
ふと目を凝らすと、幌舞駅のホームに赤いマフラーをした女の子の姿が見えた気がした。
〜〜〜
「ほらアンタ、ちゃっちゃと起きなよ」
しゃがれた声がして、拓雄は目を覚ました。ぼぅっとしながら目を開けると、長年連れ添った妻の姿がある。起き上がろうとして、体の節々が痛んでしょうがなかった。
「あぁなんだ。若いころの夢かぁ」
そう言い、グっと背筋を伸ばした。この体も、昭和が終わって平成になっても動いてくれている。
「なんだい、昔の女の夢でも見たのかい」
「女ぁ? そうだなぁ、違うとは言えねぇなぁ」
「ハッ、こんな爺さん、アタシ以外の誰が相手するっていうのさ」
夢の最後に現れた赤いマフラーの少女を思い返しながら、いい加減に布団から出る。父が死んでから引き取った一軒家の窓向こうには、いつものように雪が降り積もっていた。
「こりゃあ、いい加減本腰入れて雪かきせんとなぁ」
「なに言ってんのさ。爺さんは引っ込んでそこらの若いもんに任せりゃいいんだよ」
「若いもんって言っても、ここらにぁ、たいして人も住んどらんしなぁ」
アンタのせいだと妻が言った。幌舞駅の近くだなんて、人が少なくてしょうがないとボヤいている。しかしそれは、拓雄が父の跡を継げなかった、せめてもの償いだった。
だが幌舞駅はそもそもとっくに廃止され、長らく走る列車の姿はない。とはいえ走らないが列車はある。キハ12形そのものではないが、キハ40形764号気動車が展示されている。見た目は同じような物であり、拓雄の趣味は、それを見に来た観光客をポラロイド写真に残すことだった。
「さて、そろそろ出るかぁ」
朝飯もそこそこに、拓雄は立ち上がるとポラロイドカメラをカバンにしまい、玄関先から雪かき用のスコップも持つと幌舞駅へ向かう。次第に赤い車両が見えてきた。
「夢の中よか、ずいぶん褪せたなぁ」
夢の中で真っ赤に見えた車両とは違い、展示されているのはすっかり色褪せていた。
「こんな雪の日じゃ、観光客もいねぇかぁ。まぁいいわ。今日もやらにゃあなぁ」
雪かき用のスコップを手に、幌舞駅と近くに展示されているキハ40形764号気動車の周りの雪をどかしていく。老齢に差し掛かった拓雄にはキツイ作業だが、やめては死んだ父に叱られると冬場は毎日続けている。そんな拓雄の視界の端に夢に出たような赤いマフラーの少女が立っていた。
「嬢ちゃん、こんな寒い中一人でなにしてんだい」
十四かそこらの少女は拓雄の顔をジッと見てから口を開いた。
「この電車が好きなの」
「なに? この電車が好きかぁ。最近の若いもんは、電車に興味なんてないと思っとたんだがなぁ。しかし嬢ちゃん、寒くないかい」
「寒いね、ここはずっと」
「なら、電車の中入るか」
だが、少女は首を振った。
「もう、この電車の事はよく知ってるの。でもオジサン、そのカメラで撮ってほしいものがあるの」
「ん? ああ、なんだい」
拓雄はカバンから覗いているポラロイドカメラを手に取る。なにが撮りたいのか拓雄が訊くと、少女はもう廃止されて長い幌舞駅を指差した。
「あの駅の路線に立つから、そこを撮ってほしいの」
妙な頼みだと拓雄は思った。だが写真の一つくらい安い頼みだ。
「よぉし、丁度雪も晴れてきた。とびっきりの一枚を撮ってあげるよ」
微笑んだ少女は深い雪だというのに足を取られることなく走っていった。自分は歳をとったものだと笑いながら、拓雄も幌舞駅のホームにようやくたどり着く。
少女はもうずっと電車の走ることのない路線の上に立っていた。カメラに収めるとシャッターが切られる。しかし拓雄がカメラから目を離すと、少女の姿はなかった。おかしいなと辺りを見回す。声に出して呼んでみる。だが、少女の姿はどこにも見えなかった。
「あんれ、狐にでも化かされたのかなぁ」
呟いて頭を掻いていたら、ポラロイドカメラから写真が出てきた。
それを見て、拓雄はしばし言葉を失った。やがて口を突いて出た言葉は、ただ一言。
「おったまげたなぁ」
写真には、夢で見た真っ赤なキハ12形が映っている。しっかり路線に乗って客を待つように佇んでいた。
ふと、拓雄の耳元で少女の声が確かに聞こえた。「ずっと一緒にいてくれて、ありがとう」と。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十二作品!(`・ω・´) 建付けの悪い玄関の引き戸をガタガタと音を立てて開くと、外はゆうべ降り積もったのだろう、一面の雪景色となっていた。
「おお、寒」
ヤエは両手をこすり合わせ、サクサクと新雪を踏みしめ郵便受けへと向かった。
午前5時。辺りは暗く、地平線にほんのり赤みが差している。朝刊を取り、背中を丸めて母屋へ戻る。
息子の浩一はまだ起きない。嫁の幸子は病院務めで、昨夜は夜勤だ。
台所へ戻り、炊飯器のスイッチを入れた。
鍋に水を張り、煮干しと鰹節を一つまみ。煮立ったところに豆腐とネギを切り、一煮立ちさせて味噌を溶く。テーブルに煮物と納豆、沢庵を並べたところで、炊飯器がピッピッと鳴る。
時計を見上げ(あと5分。おせん泣いても蓋取るなってな)と、昔ながらのフレーズを口ずさむ。全自動炊飯器にそんな気遣いは無用なのだが、長年の習慣は簡単には捨てられない。
その5分が経たぬうちに、浩一が起き出してきた。味噌汁を置き、飯を盛る。浩一は新聞を広げながら片手で椀を取り、ズズッと汁を啜った。
自分の分を盛り、向かい合わせに座る。無言のまま食事が終わると、ヤエは立ち上がった。
「茶、飲むけ?」「ああ」
ヤエが茶を注ぐ間に、浩一は食器を流しへと運ぶ。それからゆっくりと茶を楽しんだ。
「そろそろ行ぐか」「ん」
ヤエは湯呑に口を付けたまま、小さく返す。
洗面所から水音が響く。しばらくすると、作業服に着替えた浩一が戻ってきた。
「んじゃ、行ってくる」「気ぃ付けてな」「ん」
短い会話に続いて、玄関からガタピシという雑音。車のエンジン音が遠のいて行くと、今朝と同じ静寂が戻ってきた。
洗い物を済ませ、風呂を沸かす。もう暫くすれば、夜勤明けの嫁が帰ってくるだろう。
「さてと」
ヤエは台所の隅から里芋の入った籠を引っ張り出すと、床に古新聞を広げた。
背中を丸め、芋の皮を一つ一つ丁寧に剥きながらボールに入れていく。それを籠一杯、三十個ほどを剥き終えた頃、玄関の戸が開く音が聞こえてきた。
「ただいまー」
「おかえり、お疲れさん」ヤエは、新聞を丸めながら立ち上がる。
「朝飯は?」「病院で食べたから」
「ほうけ、風呂湧いとるよ」「ありがとー」
幸子は水をコップ一杯飲み干すと、風呂場へ向かった。
働き者で朗らか、嫁姑の仲も良好だ。今は幸せな生活をさせて貰ってると思っている。
あの大震災から、もう十年以上も経ってしまった。
当時は本当に大変だった。幸いにして家は無事だったものの、それでも多少の歪みは免れない。補助金で建替えも勧められたが、やはり住み慣れた家が良いし、周りには家や家族を失った人が大勢いる。お金はそっちに回してくれと断った。
建築業の浩一や看護師の幸子は、自分達の生活そっちのけで復興のために働いた。家のことは自分と孫の隆に任せろと、二人の背中を押した。
国も充分な予算を取ってくれたおかげで金銭面の苦労だけはなく、この春には、隆を東京の大学に送り出すことも出来たのだ。
ヤエは、炊事場へ立つと大鍋をコンロに乗せた。
鶏肉と人参、椎茸、ネギを小口に切り揃え、コンニャクは手でちぎる。
鍋を火にかけ、油を注ぐ。一口大に切った鳥肉と、鷹の爪を一欠片。火が通ったところに芋や他の具材を鍋一杯に入れ、しゃもじで掻きながら炒める。
一通り熱が通ったところに、たっぷりの水で満たす。
風呂上がりの幸子が、頭を拭きながら戻ってきた。
「あー、さっぱりした。お義母さん、私ちょっと寝るね」「あいよ」
声を返しながら、鍋に出汁袋を放り込む。醤油と酒、みりんを少々。あとはコトコトと。
そうこうしているうちに、昼になってしまう。
余り物で軽く昼食を取り、一息ついたところで幸子が起きてきた。
「何か食うかい?」
「ん、もう時間だから」
幸子が車で出て行くと、妙に落ち着かない気分になってきた。
居間を箒で掃き、炬燵の上を綺麗にする。座布団を整え、蜜柑と煎餅とお茶の用意を揃え終えたものの、何かが足りない。
「あっ」
ヤエは慌てて勝手口を飛び出し、漬物樽へと向かった。白菜を取り汁を軽く絞って台所へ。切り揃えたそれを丼に山盛りにし、柚子皮を散らす。
蜜柑の隣に据えて、やれやれと息を吐いたところへ、エンジン音が響いてきた。
玄関で待つヤエの前で、戸がガタピシと開く。
「ただいま、婆っちゃ」
「おけえり。腹減ったべ、けんちん食うけ? 漬物もあんぞ」
「うん、食う!」
隆が家に戻るのは、夏以来だ。
半年も経っていないというのに、久しぶりに見る笑顔が以前より逞しくなったような気がして、ヤエも思わず顔がほころんでいくのを感じるのだった。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十三作品!(`・ω・´) 「アツシ君。ちゃんと、プレゼントを届けてよ」
「任せてよ」
夜空を走るソリを牽引するトナカイが、赤と白の衣装に身を包んだ少年サンタへと注意をした。当の本人はと言えば、先程から頻りにプレゼント袋の中身を覗いている。何故、こんなことになったのか? 少し前に話は遡る。
アツシは現代的な少年であり、大人達が用意した環境によって、承認欲求に駆られた者の1人だった。
もはや、足の速さもレアカードも同年代の友人達に自慢し得る要素にはなり得ない。唯一無二の力を持つのはフォロワー数と動画の再生数だった。
特にクラスで一番有名な動画配信者のリョウの口から語られる、テレビの取材や有名人とのコラボについての話には、いつも憧れを抱いていた。
「なら、俺だって」
少年相応の経験しかないアツシのトークは面白い訳もなく。かと言って、過激で反社会的な行動をして注目を集めると言う度胸も無かった。
その折、アツシは一つの可能性に賭けたのだ。良い子にしていた子供の元にはサンタクロースが訪れ、素敵なプレゼントを貰えると言う噂話に。
「(もう、最新のゲーム機もあるし。俺もリョウみたいに)」
大人達は揶揄がてらに『サンタを捕獲してみた!』等の動画を上げたりはしていたが、大抵は茶化すようなオチで締められている物ばかりだった。
だが、アツシは知っている。今、何千時間も稼働している最新ゲーム機が、サンタクロースからプレゼントされた物であるということを。
実は両親がサンタクロースだった! 等と言うオチでないことも彼は知っている。ゲーム嫌いの母に見つかって、破壊されかけたことがあるからだ。
「(今年は再生数。再生数を)」
電気を消し、目を閉じる。襲い掛かる睡魔に何度も何度も抗ったアツシの根性に報いるようにして、現れた。
「メリークリスマス」
現れたのはトナカイだった。ソリにプレゼント袋こそ載せている物の、サンタの姿が見当たらない。するりと窓ガラスを通り抜けてやって来た彼と、アツシの視線がぶつかった。
この時点で衝撃的な映像が取れているが、まだ足りない。撮影されていることを意識しながら、大仰に近付いてみせた。トナカイがビクッとした。
「どういうこと? サンタさんは?」
トナカイの話によれば。アツシと同じ様な考え方をした子供とその両親達により、俗世的に消費されようとするのに我慢ならず。ストライキを起こしたそうだ。
「代わりに僕達が配ることになったんだ」
「なら、俺も協力するよ!」
ここに来てアツシは閃いた。プレゼントを配布すると言う幻想的な光景を撮影すれば、再生数を稼げるだろうと。トナカイは、少し悩んだ末に頷いた。
「頑張るよ!」
アツシは紅白のサンタ衣装に身を包み、トナカイと一緒に夜空を駆けていた。見慣れたクラスメイト達にプレゼントを配る作業自体は、さしたる程の苦労も無かった。動画としてはあまり面白くは無さそうだった。
「次で最後だよ」
最後の訪問先を見て、アツシは目を輝かせた。クラス一の人気者、リョウの家だった。もしかすると、面白くて人気のある動画のヒミツを知れるかもしれない。
期待に胸を馳せて、訪れた先。部屋には沢山のコラボ相手のグッズが飾られており、本人はベッドではなく机に突っ伏していた。パソコンの電源は切られておらず、沢山のウィンドウが表示されていた。アツシにも多少の心得はあった為、動画編集をしていたことが分かった。
「それだけじゃない」
最小化されていた物を開けば、コラボの予定や遣り取り。コメントへの返信文。そして、目を覆いたくなるような誹謗中傷への対処など。彼が教室で話していた華やかさとは、掛け離れた内容だった。
胸中に浮かんだ思いを隠す様にして、壁に掛けられていた靴下に入っていたメッセージカードに書かれていたのは、動画撮影用の機材などでは無く。『枕』の一文字だった。
「運ぶぞ」
トナカイはアツシと一緒にリョウをベッドに運んだ。その頭を、プレゼント袋から取り出したフカフカの枕の上に乗せた。
全てのプレゼントを配り終えて、自宅へと戻る途中。トナカイはペコペコと頭を下げていた。
「ありがとう。助かったよ。どうだった? 良い動画、撮れた?」
スマホを仕込んでいたのはとっくにバレていたらしい。アツシは首を振って、動画を削除した。その翌日のことである。リョウの動画に、サンタ衣装のアツシが登場していた。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十四作品!(`・ω・´) 窓の外を見ると、冬の風がビュービューと吹き付けている。歩いている学生たちも、皆厚い上着を羽織って寒そうにしていた。
私はとある大学の数学科で教員をしている。この時期になると、研究室の四年生たちはほとんど進路が決まっている。大学院に行くものもいれば、企業に就職するものもいる。
そんなある日、研究室で雑務をこなしていると、コンコンとドアをノックするものがいた。入室するように促すと、一人の学生が入ってきた。
「失礼します」
「おや、君は…… 近藤くんじゃないか」
「はい。先生にご相談したいことがありまして……」
この近藤という学生は四年生で、つい最近まで研究室で指導していた。既に卒業が決まっており、特に大学に来る用事はないはずだが。
「それで、相談というのは?」
「はい、進路のことでして」
その言葉を聞き、私は少し身構えた。
この近藤というのは大変優秀な学生だった。私は大学院に行って研究を続けるように勧めたのだが、彼は断った。
理由を聞いたところ、「地元に戻って小学校の教師になるのが夢だったんです」という返事が返ってきた。その後、彼は無事に地元の教員採用試験に合格したと聞いている。
すなわち、彼に進路の問題など無いはずなのだ。それなのに相談したいとは、いったいどういうことだろう。
「具体的に説明してくれるかね?」
「はい。実は、やっぱり大学院に行こうかと思いまして……」
大学院に? 個人的には嬉しいが、今更どうしてそんな心変わりをしたのだろう。どのみち今年の院試は既に終わっているし、一年浪人することになる。とにかく、理由を聞かねば。
「その理由は何だね?」
「周りから、お前が院に行かないのは勿体ないと言われまして……」
「ほう?」
「自分も研究は嫌いではないですし、やっぱり院に行った方がいいのかなと」
話を聞いて、何となく事情を理解した。この近藤という学生は、心優しい人間だった。だから周りの意見に反対することが出来ず、流されてしまったんだろう。それで、今になって気持ちが揺らいでいるというわけか。
私は彼にある話をすることにした。
「近藤くん、昔話を聞いてくれないか」
「ええ、なんでしょう」
「本当はね、私は医者になりたかったんだ」
「ええっ?」
彼は目を見開き、信じられないという表情をしていた。私は気にせず、さらに話を続けた。
「しかし、私の学力では医学部には届かなくてね。それで数学の道を選んだんだ」
「先生のような方に、そんな経験があったとは信じられません」
彼は真剣に私の話に聞き入っていた。私は彼の方に向き直り、口を開いた。
「だからね、私は惜しいんだ」
「と言いますと?」
「私と違って、君は既に『教師になる』という夢を叶えようとしているではないか」
「え、ええ」
「それを捨てるなど、その方がよほど勿体ないとは思わんかね?」
「!!」
悩んでいた彼の顔が、晴れやかなものに変わった。私はさらに問いかける。
「教師になるのか、大学院に行くのか。君が選びたいのはどっちだ?」
「……先生、ありがとうございました! 自分のなかで、決心がつきました!」
彼は何回も礼をして、感謝の言葉を述べていた。そしてにこやかに、研究室を去っていった。
それから数時間後、私は今日の仕事を終えて帰ろうとしていた。すると、同僚の教員から話しかけられた。
「先生、今年も学生に『あの話』をしたんですか?」
「ええ、まあ。ああいう学生は、毎年いますから」
冬という季節になると、進路に悩む学生が相談に来るのは珍しいことはなかった。彼らに対して、私は決まって医学部の話をするのだった。同僚たちにとっては、毎年恒例の光景というわけだ。
「しかし、先生もうまく言いますねえ。あの話、嘘なんですよね?」
「あはは、その通りですよ。私は医者になろうなんて考えたことはありません」
私は虚勢を張って、そう答えた。
大学からの帰り道、私は今日の出来事について考えていた。同僚たちには、あの話は嘘だということで通している。弱さを見せたくなくて、つい強がってしまっているのだ。
しかし、医者になりたかったのは紛れもない事実だ。この季節になると、大学受験に失敗したあの冬を思い出して嫌になる。
だからこそ、近藤くんが考え直してくれたことは嬉しかった。私にはもう、学生たちの夢を後押しすることしか出来ない。けれど、彼らの夢が叶うことで、私の心も救われる気がするのだ。
今日は良い日だった。家に向かう足取りが、少しだけ早くなった。 獣人と人間が共存を果たして数十年。犬耳の少女は共存なんて嘘っぱちだと冬の寒い日に王都の路地裏で膝を抱えていた。
狼男と人間との間に生まれた少女は、生まれてすぐに捨てられた。共存とは名ばかりで、実際は人間が国の実権を握っているので、半獣人は虐げられていたのだ。純血の獣人なら、まだ獣の能力を生かして人間社会で生きていける。だが半獣人の少女では、精々耳と鼻が人間より敏感な程度。風のように走ることも、音を殺して獲物に忍び寄ることもできない。
冷たい風が吹き、少女は身を震わせる。こんな物がなければと、普段は疎ましく思うフサフサの尻尾を体に巻きつけ、一人飢えと寒さに耐えていた。そんな時だ。少女の耳に、人間たちのやかましい声が届いたのは。
「クソッ、あの我儘王子が逃げ出したぞ!」
続けて聞こえてくる言葉に、この国の王子が王族教育に耐えきれず逃げ出したのだと分かる。
「ああ、だからかな。嗅ぎなれない匂いがするのは」
恐らく、件の王子が近くに隠れているのだろう。賢い王子だと思った。この路地裏には、少女以外に鼻の利く獣人はいない。少女自身、ここに来たのも最近だ。王族御用達の獣人も、まさかこんなところに隠れているとは思わないだろう。少女はどうするか迷って、王子を探すことにした。自分のような半獣人が虐げられていると、文句の一つも言いたくなったのだ。そうして匂いを頼りに路地裏を進むと、身なりのいい同い年くらいの少年が座り込んでいた。
「あなたがこの国の王子?」
ビクっと少年の体が跳ねた。そしてとても弱弱しい声音で「なんで分かったの?」と聞いた。少女は顔をよく見るように言うと、犬耳と鼻を指さす。「嗅ぎなれない匂いと探している声がしたから」と言えば、少年は合点がいったように頷いてから「僕を突き出すの?」と、これまた小さな声で問う。
少女はこんなに弱弱しい相手を更に追い詰めるようなことはできなかった。むしろ、寒そうに震える少年が不憫に思えた。立場は違えど、少年も苦しんでいるのだ。そんな相手に文句をぶつけるようなことは出来なかった。なによりとても寒そうだ。少女はいつしか隣に座ると、その尻尾を少年に巻きつかせた。驚く少年に「少しは温かくなった?」と問いかける。
「半獣人は、僕たち人間が嫌いだって習わされたんだけど……」
「それはちょっと違うよ。だって半分は人間の血も流れているんだもん。施しをくれる人もいるしね。けど中途半端にしか獣の力を使えないから、役に立たない。人間からしたら、自分たちと違う姿で、役にも立たない相手は嫌うでしょ?」
だから仕方ないと、少女は諦めたように言った。そんな少女を見て、王子たる少年は体に巻き付く暖かな尻尾を撫でた。
「……そうでもないよ。僕はずっと獣人は道具みたいに使って教えられてきたけど、こうして触れてみて、話してみて、少し分かったことがあるんだ」
それはなに? と少女が聞けば、少年は「一緒にいることで温もりを分け合える」と言った。
「共存って言うのは、本当ならみんながそうやって温もりとか、君のような思いやりを分け合えることだと分かった気がする」
この少年は、自分と同じくらいの年頃でも王族なのだと理解した。共に尻尾で暖をとるだけで、理想的な共存を思いつけたのだから。
「だけど今の王族はみんな、獣人は道具だって言ってる……僕はそんな家族が嫌いだった。間違っているって伝えたかった。でも、僕は王族の末っ子だから何もできなくて……」
「末っ子に生まれたから何もできないんだったら、王族でもなければ純血でもない私じゃ何もできないよ」
けど、今まさに少年の心を動かした。少年はそれに気づくと、弱弱しかった瞳に、ほんの少しの力が宿ったように見えた。
「……言われてもよく分からないだろうけど君に感謝するよ。僕、少し頑張ってみるから」
少女が「お城に帰るの?」と聞けば少年は頷いた。最後に少年は、「君の名前は?」と聞いた。少女が答えると、少年も名乗って、冬の寒い路地から王城へと帰っていった。
####
数年の月日が流れた。少女は半獣人ながらも美しく成長していた。けれど、まだ路地裏での生活が続いている。しかし冬の寒いある日、獣人に限り王城の使用人の仕事の募集がかかった。飛びつくと、王城には懐かしい顔がある。そうして「この使用人は僕の秘書として雇わせてもらう」と宣言される。この数年で逞しく育った、あの時の少年だった。
「君がキッカケで、僕は今日まで頑張ることが出来た。どうか共に、人間と獣人が本当に共に暖かく暮らせる国を作る手伝いをしてくれないか?」
少女は自分の手で、彼の言う暖かい国を作れるのなら喜んで力を貸すと、尻尾をバサバサと揺らしながら笑顔で答えた。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十五作品!(`・ω・´) 本物のサンタは何処にもいない? この格好が目に入らないのか? 俺がお前の父親? ふぅ〜〜。
毎年プレゼントを受け取っておきながら、それは無いだろう。
まあ、俺もお前と同じくらいのときにそういう疑問は抱いたもんだ。
少し昔話をしてやろう。
◯
まず……そうだな。
俺は学校から帰ってくると、部屋の中にサンタの死体が転がっていた。その日はクリスマスだったから、大いに驚いた。まあクリスマスじゃなくても死体は驚くもんだけどな。
ホトケの身長は2メートル。恰幅が良く、真っ赤なサンタの服……至って普通のデカいサンタだった。近づくのは怖かったが、死体だったら知らせなきゃいけないし、寝てるだけだったら起こしてやらないとプレゼントが貰えない。
サンタは冷たかった。呼吸も脈もない。死んでた。
俺は悲しくなった。サンタが死んだら、プレゼントはもう貰えない。俺だけの問題じゃない。世界中の子供達ががっかりするだろう。
泣くまい、泣くまいと自分を律する為、俺はナラニチュンビソギの構えを取って中空に「ディヤー!ディヤー!」アプチュモク・チルギを繰り返した。先祖代々伝わる精神鍛錬法だ。
俺は呼吸が落ち着いてくるのを感じると同時に、誰かが部屋に近づいていることに気付いた。
「犯人か? 出てこい」
「フォッフォッフォ……」
扉が勢いよく放たれると、サンタクロースが仁王立ちしていた。ナラニチュンビソルギ。奇しくも同じ構えで。
サンタクロースが二人。そんなことはあり得ない。こいつは本物を殺して、自分がサンタに取って代わろうとしているニセモノに決まっている。だからこんな不敵な笑いができるのだ。だからこれほど空気が張り詰めているのだ。
「行くぞ小童」「!?」
偽サンタの下半身が消える。否──いつの間にか頭上に迫っている! これは大技だ。前に飛び込みつつ、足を空中で回転させるネリャチャギ。ハンムンチャギだ。この威力を相殺するにはこちらもトラヨプチャギで迎え撃つのがセオリーだが到底間に合わない! 半月を描いた足刀が迫り来る。
「グワーッ」
とっさにガードした右腕が遥か後方に千切れ飛ぶような痛みが俺を襲う。
相手はすでに足を上げ次のネリャチャギを繰り出そうとしている。退けば負ける。
「ほう? 守りに入らんのか」「お前にサンタは渡さないッ」
俺は咄嗟にナラニチュンビソルギの構えを取る。偽サンタの足刀がギラリと光る。
「ディヤー!」「がはっ……」
アプチュモク・チルギ。俺の左拳が偽サンタの股間にめり込む。
「ディヤー!」チルギ「ディヤー!」チルギ「ディヤー!」チルギ!
偽サンタは足を下ろさず耐えていたが、やがて崩れ落ちた。
「強くなったな。お前の勝ちだ」
「……父さん」
拳を交えることで、俺は偽サンタの正体が分かってしまっていた。だが、なぜサンタを殺したかまでは理解できていない。
「これが最後のプレゼントになる……あのサンタの首筋を調べてみろ」
俺は言われるまま死体に駆け寄り、首筋に触れた。カチリ、と何かに触れた感触があった。
すると
『ホッホーイ! メリークリスマース! ホッホーイ』
◯
死体が息を吹き返した。いや、これはサンタクロースの人形だったんだ。
どう思う? サンタは存在するのかしないのか。少しは理解できたか?
確かにこの日、俺の中では今まで信じていたサンタは死んだ。その代わり、新しいサンタが生まれたんだ。強いサンタクロースだ。このサンタ服が擦り切れているのも、勲章なのだ。
どうだ。俺の話を聞いてほっこりしたか。胸に湧き上がる火種を絶やすんじゃないぞ。
構えを取れ。ナラニチュンビソルギだ。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十六作品!(`・ω・´) 「見て見て!雪がたくさん積もってるよー!」
「ほんとだぁ。皆で雪合戦しようよー」
「えぇ、僕は雪だるま作りたーい!」
「うちはソリで滑りたい!」
「じゃあさじゃあさ、全部しようよ!」
「賛成!」
外では元気な子どもたちが、雪が積もったことに喜び和気藹々としている。そんな様子を窓から見つめる子がいた。
幼い頃から病弱だったため、入退院を繰り返しており、学校にも通えず友人と呼べる子と言えば……いつも隣にいるテディベアのぬいぐるみだけだ。
「ベア、私もいつかみんなと一緒に外で遊べるかな?」
話しかけても答えないのはわかっていても、誰かと話したい気持ちが勝り、こうして毎日のようにベアに話しかけていたのだ。
「おはようございます。いつものお薬の時間ですよ」
そう言い部屋に入ってきたのは、彼女にとっては白衣を纏った悪魔だ。
「そのお薬、ベアに飲ませて!」
「ベアに飲ませても意味がないのよ」
「やだやだやだー」
「もぅ、駄々こねないの!」
口を開けたタイミングを見計らい、悪魔は薬を飲ませた。吐き出そうとしても大人の力には抵抗できず、いつものように飲み込んでしまった。
「はい、よくできました」
「アクマー!」
「なんとでもどうぞ」
任務を終わらせることができ、満足した悪魔は手を振りながら部屋を出て行った。口の中に残る苦味を流すようにジュースを飲み、ふて寝していると、
「おはよう」
待ち望んでいた声に思わずベッドから起き上がった。
「さえちゃん!」
「今日もよくがんばったね。偉い偉い」
「ねぇ、さえちゃん」
「どした?」
「うち、いつになった外に出られるの?」
「そうね、あの大きな木の花が満開になる頃かな」
「パパとママにも会える?」
「会えるよ」
その言葉を信じ、毎日決まった時間に飲み薬を飲み、ごはんもしっかりと食べ、時々しんどくて寝込んでも弱音を吐かずに過ごしていた。
「退院、おめでとう」
病院の前に植えられた大きな桜の木の下。
出迎えてくれたのは大好きな父と母だった。
「サクラ、よく頑張ったね」
「会いたかったわ」
数年ぶりの両親の腕の中で、サクラは満面の笑顔だった。
満開の桜に見送られ、サクラは病院を後にした。
数年後ーーー。
「アクマー!あっち行けー!」
「はいはい、なんとでもどうぞ」
サクラは昔の自分と、目の前の子を重ねるように見つめていた。
今日も大きな桜の木と、ナースステーションに飾られたテディベアに見守られ、子どもたちと向き合っていた。 「見て見て!雪がたくさん積もってるよー!」
「ほんとだぁ。皆で雪合戦しようよー」
「えぇ、僕は雪だるま作りたーい!」
「うちはソリで滑りたい!」
「じゃあさじゃあさ、全部しようよ!」
「賛成!」
外では元気な子どもたちが、雪が積もったことに喜び和気藹々としている。そんな様子を窓から見つめる子がいた。
幼い頃から病弱だったため、入退院を繰り返しており、学校にも通えず友人と呼べる子と言えば……いつも隣にいるテディベアのぬいぐるみだけだ。
「ベア、私もいつかみんなと一緒に外で遊べるかな?」
話しかけても答えないのはわかっていても、誰かと話したい気持ちが勝り、こうして毎日のようにベアに話しかけていたのだ。
「おはようございます。いつものお薬の時間ですよ」
そう言い部屋に入ってきたのは、彼女にとっては白衣を纏った悪魔だ。
「そのお薬、ベアに飲ませて!」
「ベアに飲ませても意味がないのよ」
「やだやだやだー」
「もぅ、駄々こねないの!」
口を開けたタイミングを見計らい、悪魔は薬を飲ませた。吐き出そうとしても大人の力には抵抗できず、いつものように飲み込んでしまった。
「はい、よくできました」
「アクマー!」
「なんとでもどうぞ」
任務を終わらせることができ、満足した悪魔は手を振りながら部屋を出て行った。口の中に残る苦味を流すようにジュースを飲み、ふて寝していると、
「おはよう」
待ち望んでいた声に思わずベッドから起き上がった。
「さえちゃん!」
「今日もよくがんばったね。偉い偉い」
「ねぇ、さえちゃん」
「どした?」
「うち、いつになった外に出られるの?」
「そうね、あの大きな木の花が満開になる頃かな」
「パパとママにも会える?」
「会えるよ」
その言葉を信じ、毎日決まった時間に飲み薬を飲み、ごはんもしっかりと食べ、時々しんどくて寝込んでも弱音を吐かずに過ごしていた。
「退院、おめでとう」
病院の前に植えられた大きな桜の木の下。
出迎えてくれたのは大好きな父と母だった。
「サクラ、よく頑張ったね」
「会いたかったわ」
数年ぶりの両親の腕の中で、サクラは満面の笑顔だった。
満開の桜に見送られ、サクラは病院を後にした。
数年後ーーー。
「アクマー!あっち行けー!」
「はいはい、なんとでもどうぞ」
サクラは昔の自分と、目の前の子を重ねるように見つめていた。
今日も大きな桜の木と、ナースステーションに飾られたテディベアに見守られ、子どもたちと向き合っていた。 「先月より1度下がったらしいよ」
艶やかな黒髪ストレートをかき上げながら、奏が言った。身体を洗うことなんて贅沢で殆ど出来ないはずなのに、なぜかいつも綺麗だ。
「マジかよ。俺の身体凍結しちゃうぜ」
「その前に全人類が死ぬんじゃないかな」
「嘘じゃない本当の話はやめなさい」
「南米では温泉が入れるらしいよ」
「それは本当であってほしい」
数年前、巨大な隕石が地球に落下した。俺ではよくわからないことが連鎖し、その結果、氷河期が訪れた。
ニュースでも散々やっていたので覚悟はしていたが、唯一科学者の予想と違ったのは、人類も地球も案外しぶとかったことだ。
緩やかに気温が下がっていく中、人類は知恵を使って暖を取り、少ない食料を分かち合いながら生きながらえていた。
ネットは既に機能しておらず、スマホ依存症だった俺たちのような高校生も、今は時代を逆行して慎ましい生活を送っている。
「樹はどうするの? 緩やかに死を待つの?」
「お前はすぐに死を出す癖があるな」
「だって、本当の事じゃない」
奏の言う通り、死は随分と身近な存在となった。外は北極のように寒く、油断すれば凍死、なんて当たり前の世界だ。
「お前本当に沖縄まで歩いていくのか? 何キロだっけ?」
「1,887km、飛行機なら二時間ちょい」
「予約取れたら行くわ」
「ふふふ、おもしろいね」
当然だが、沖縄は東京よりも暖かいらしい。それでも寒いだろうが、今よりマシなら行く価値はあると思える。
それほど、1度の差はデカい。
ずっと防ぎこんでいた奏が、突然にそんなことを言い始めたのは数か月前。元気なのは良い事だが、些か夢が壮大すきる。今は廃ビル、洋服集めをしながらそれを使って暖を取っていた。
幸いにも隕石が落ちる前、多くの人が南米に移住したので人が少なく、家も空き家ばかりだ。バカみたいにチケットが高騰価していたのは笑えたが。沖縄への移住をしたい人も多かったらしいが、軍の規制で殆どが行けなかった。
まあ今はサイレンの音も聞こえないし、機能していないだろうが。
「明日、出る」
「……マジで歩いていくのか?」
「自転車でも電車でも飛行機でもロケットでも、とにかく行くよ」
俺と奏は元々家族がいない。今回の件とは関係なく、離婚だとかまあ色々だ。二人とも身軽ではあるが、せっかく整ってきたインフラを捨てる覚悟が、こいつにはあるらしい。
「沖縄でも気温は絶対変わらないと思うが」
「赤道も大きく変わったらしいし、いってみないとわかんないよ。北海道へ向かうよりは、随分と建設的だと思わない?」
「そりゃそうだけどな」
ここには沢山の服がある。水も、食糧もある。何より見知った奴らが大勢いるのだ。それが、何よりも安心かもしれない。
「それじゃあ今日は早く寝る。私の服とか布団とか、良かったら使って」
奏は後ろも振り返らずに消えていく。残った暖かい炎は、まるで今の俺のように思えた。
ここにいても代り映えのない毎日が続くのはわかっている。抵抗力のない高齢者が次々と凍死していくのを眺めているだけだ。
◇
「――樹、なんでここに」
「いつも遅いよなお前」
「その装備、どうしたの?」
「ムラサキスポーツとナイキとノースフェイスで揃えた。お前のもあるから着替えろよ」
「ふふふ」
慌てて前を向く。ったく、この場で着替えるやつがいるかよ。
「――樹、どう?」
「登山家って感じだな」
「これ……重装備すぎない?」
「汗が一番危険だからな。都度脱いだりして調節する為に、まずは着こんでからいくんだよ」
「ふふふ、やっぱり樹は優しいね」
「思い出したんだ。修学旅行で沖縄に行く予定だったことをな」
「……そうだっけ?」
「お前はそういうのすぐ忘れるよな。――ほら、行くぞ」
俺は右手を差し出した。奏は、満面の笑みを浮かべる。沖縄まで普通に歩いても三か月はかかるらしい。俺たちは一年以上かかるかもしれない。途中で力尽きる可能性は高いだろう。そもそも、意味はないのかもしれない。外の世界は極寒で、これから先暖かくなることはない。沖縄だってきっとここと変わらないだろう。
そんなことは、奏だってわかっているはずだ。
けど俺たちは知っている。
希望という灯が、どんな寒空の下でも暖かいことを。 「冬休みを利用してロシア旅行なんてどうだい」
そう持ちかけて来たのは、大学で同期のスズキだった。
なんでも、若いうちに海外の文化を学んでおくことが、人生を豊かに生きるコツだとか熱弁し、瞬く間に私をその気にさせた。
たちの悪いことに、旅行の資金はないらしい。自分はロシア語ができるから金はお前が出せ。一人で心細くロシアを周るのは、さぞ大変なことだろう。そうやって私を脅し、意のままに操る。操られている自覚はあった。それでも、入学以来首席であるスズキにいろいろと助けられている身としては、英語の家庭教師で貯めた財布の紐を緩めてやるのも悪くない気がしてきた。
一度期待の船が出港すると、計画は瞬く間に進み、ロシア行きの貧乏旅行が決まった。
しかし、着いてすぐ、我々はその若き勢いと愚かさを呪った。
モスクワの冬は、想像していた冬の寒さを遥かに超えていた。冒険小説で読んだ雪山の山頂のような環境、とでも表現すべきだろうか。少し風が吹けば、ダウンジャケットも、皮膚の下に貯め込んだわずかな脂肪も意味を成さず、体の芯から凍える。
「すまない。耳がついているか、もう一度確認して貰ってもいいか?」
「ついてる、ついてる。ところで、俺の鼻は?」
出来得る限りの防寒をし、極力肌の露出を減らしているのだが、それでも体の端々の感覚がない。さんざん騙されてきたので、未だにスズキが私を励ますために、落ちた耳のことを黙っている気がしていた。耳の感覚がずっとないのだ。ちなみに、私も鼻が取れている気がするのだが、見て貰えないだろうか?
あまりの寒さに、計画していた観光は頓挫し、逃げるように近くにあったカフェへと潜り込む。店内は薪を使った火が見えたが、あれは装飾の一部だろう。本命はボイラーの熱湯を利用した暖房システムのほうだ。先ほどまで失われていた末端神経が感覚を取り戻していく。震える体がようやく落ち着きを取り戻し、厚手のアウターを脱ぐまでに至った。
カフェはどうやらそれなりにお値段のする店だったが、入った以上注文しなくてはならない。
美人だが少し感じの悪い店員さんに、コーヒーと軽食を注文する。コーヒーも軽食も大した美味しさではなかったが、今はとにかく暖かいものがありがたい。
それにしても、ここに来てまた一つ嘘が発覚した。主席というブランドに騙されたが、スズキのロシア語のたどたどしいこと。あれでは、翻訳機に頼った方がまだましである。
私の視線の意味を理解したのか、自分はリスニングには自信があると言いのけ、まだ自身の価値を主張する。この寒い異国の地で友を疑いたくはない。私は信じることにした。
観光も、文化を学ぶことも放棄し、カフェでひたすらに時間を潰す。ホテルのチェックインは16時から。それまで時間を潰したい。もう外の寒さには耐えられない。暖かければ、どこでもいい。
同じ宿命を背負ったもの同士、モスクワの寒さを呪う話に火が着き、圧倒いう間に2時間が過ぎていた。その時、注文を取りに来ていた美人の店員さんが、我々のところに来て何かを言い放った。私はもちろん聞き取れなくて、彼女が去った後にスズキに何を言ったのか聞いてみた。
「彼女はどうやら君に一目惚れしたみたいだ。仕事あがりに声をかけてやるといい」
空港から出た瞬間に打ちのめされた寒さよりも、私は驚かされてしまった。日本で全く浮ついた話のなかった私が、異国の美女に!? 私の需要はロシアにこそあったのだ。
嬉しさに興奮し、寒かった記憶も吹き飛び、彼女の仕事終わりを待って声をかけた。
スマホの翻訳機能を最大限に活用し、英語と日本語と熱き想いを混ぜた新種の言語で、彼女に伝える。
『私もあなたに好意を抱いている』
幸い、気持ちさえあれば何とかなるものらしい。私の気持ちは届いたみたいだった。
地獄のような冬旅から十年が経った。あのロシア美女は今、私の奥さんとして家事と育児をこなしてくれている。五年前、遠距離恋愛が実り結婚したときに聞かされたのだが、彼女はあのとき「いい加減帰ってくれ」と我々に伝えに来ていたらしい。スズキはリスニングもできていなかったのだ。ただでロシア旅行をしたかった学友に一杯食わされたが、おかげで掛け替えのない人と、忘れられない思い出を得ることができたのも事実だった。スズキの言う通り、あの旅が私の人生を豊かにしたのが、少し癪ではあった。 「先月より1度下がったらしいよ」
艶やかな黒髪ストレートをかき上げながら、奏が言った。身体を洗うことなんて贅沢で殆ど出来ないはずなのに、なぜかいつも綺麗だ。
「マジかよ。俺の身体凍結しちゃうぜ」
「その前に全人類が死ぬんじゃないかな」
「嘘じゃない本当の話はやめなさい」
「南米では温泉が入れるらしいよ」
「それは本当であってほしい」
数年前、巨大な隕石が地球に落下した。俺ではよくわからないことが連鎖し、その結果、氷河期が訪れた。
ニュースでも散々やっていたので覚悟はしていたが、唯一科学者の予想と違ったのは、人類も地球も案外しぶとかったことだ。
緩やかに気温が下がっていく中、人類は知恵を使って暖を取り、少ない食料を分かち合いながら生きながらえていた。
ネットは既に機能しておらず、スマホ依存症だった俺たちのような高校生も、今は時代を逆行して慎ましい生活を送っている。
「樹はどうするの? 緩やかに死を待つの?」
「お前はすぐに死を出す癖があるな」
「だって、本当の事じゃない」
奏の言う通り、死は随分と身近な存在となった。外は北極のように寒く、油断すれば凍死、なんて当たり前の世界だ。
「お前本当に沖縄まで歩いていくのか? 何キロだっけ?」
「1,887km、飛行機なら二時間ちょい」
「予約取れたら行くわ」
「ふふふ、おもしろいね」
当然だが、沖縄は東京よりも暖かいらしい。それでも寒いだろうが、今よりマシなら行く価値はあると思える。
それほど、1度の差はデカい。
ずっと防ぎこんでいた奏が、突然にそんなことを言い始めたのは数か月前。元気なのは良い事だが、些か夢が壮大すきる。今は廃ビル、洋服集めをしながらそれを使って暖を取っていた。
幸いにも隕石が落ちる前、多くの人が南米に移住したので人が少なく、家も空き家ばかりだ。バカみたいにチケットが高騰価していたのは笑えたが。沖縄への移住をしたい人も多かったらしいが、軍の規制で殆どが行けなかった。
まあ今はサイレンの音も聞こえないし、機能していないだろうが。
「明日、出る」
「……マジで歩いていくのか?」
「自転車でも電車でも飛行機でもロケットでも、とにかく行くよ」
俺と奏は元々家族がいない。今回の件とは関係なく、離婚だとかまあ色々だ。二人とも身軽ではあるが、せっかく整ってきたインフラを捨てる覚悟が、こいつにはあるらしい。
「沖縄でも気温は絶対変わらないと思うが」
「赤道も大きく変わったらしいし、いってみないとわかんないよ。北海道へ向かうよりは、随分と建設的だと思わない?」
「そりゃそうだけどな」
ここには沢山の服がある。水も、食糧もある。何より見知った奴らが大勢いるのだ。それが、何よりも安心かもしれない。
「それじゃあ今日は早く寝る。私の服とか布団とか、良かったら使って」
奏は後ろも振り返らずに消えていく。残った暖かい炎は、まるで今の俺のように思えた。
ここにいても代り映えのない毎日が続くのはわかっている。抵抗力のない高齢者が次々と凍死していくのを眺めているだけだ。
◇
「――樹、なんでここに」
「いつも遅いよなお前」
「その装備、どうしたの?」
「ムラサキスポーツとナイキとノースフェイスで揃えた。お前のもあるから着替えろよ」
「ふふふ」
慌てて前を向く。ったく、この場で着替えるやつがいるかよ。
「――樹、どう?」
「登山家って感じだな」
「これ……重装備すぎない?」
「汗が一番危険だからな。都度脱いだりして調節する為に、まずは着こんでからいくんだよ」
「ふふふ、やっぱり樹は優しいね」
「思い出したんだ。修学旅行で沖縄に行く予定だったことをな」
「……そうだっけ?」
「お前はそういうのすぐ忘れるよな。――ほら、行くぞ」
俺は右手を差し出した。奏は、満面の笑みを浮かべる。沖縄まで普通に歩いても三か月はかかるらしい。俺たちは一年以上かかるかもしれない。途中で力尽きる可能性は高いだろう。そもそも、意味はないのかもしれない。外の世界は極寒で、これから先暖かくなることはない。沖縄だってきっとここと変わらないだろう。
そんなことは、奏だってわかっているはずだ。
けど俺たちは知っている。
希望という灯が、どんな寒空の下でも暖かいことを。 ある、世界が一番寒く、同時に人の心が温かくなった日の話をしよう。
1974年、冷戦下のクリスマス。グリーンランドでは毎年のように八頭立てのトナカイを原動力としたソリにサンタクロースが搭乗し、全世界の子供たちへ向けてプレゼント降下作戦が開始された。しかし同時刻、アメリカの過激派テロ組織のサイバー攻撃により、北アメリカ航空宇宙防衛司令部、通称NORADにサンタクロースの軌道データがソ連からの核攻撃データに書き換えられていた。
――アメリカコロラド州、シャイアンマウンテン空軍基地、NORAD司令部。そこでは非常警報が鳴り響いていた。
「追跡中の未確定目標、現遠地点より20度、推定再突入時間2250Z。警報システムに異常なし、該当する自然活動なし……信頼度高いです!」
レーダー観測員の報告に、指揮官は大統領との連絡を試みるも、ジャミングにより繋がらない。誰もが冷戦下におけるソ連からの核攻撃だと思い知ったとき、指揮官は声高に告げる。
「デフコンを3に引き上げる!」
アメリカにおける防衛準備態勢、冷戦下では常に4が維持されていたが、通常より高度な防衛準備状態を示すデフコン3が発令された。2001年の同時多発テロでも宣言された状態だと言えば、その重要度が分かるだろう。これを受け、統合参謀本部議長以下、アメリカの防衛にあたる重役が国家軍事指揮センターに緊急収集された。その間にも、書き換えられたサンタクロースのデータはソ連からの核攻撃データとしてNORADで観測が続けられていた。観測員と指揮官の間では、情報が常に行き交っていた。
「ソ連のICBM1500基、北極点を通過……確定目標地域は、合衆国西部!!」
「デフコンを2に! ICBMの発射を準備!」
デフコン2――1962年のキューバ危機以降、一度として発令されたことのない最高度に準じる防衛準備状態が敷かれた。万が一デフコンが1に上がる命令が下れば、核兵器の使用が許可されることになる。
この状況下において国家軍事指揮センターでは、大統領との緊急電話が繋がらないことで大混乱を極めていた。大統領が不在の場合、核発射権限――つまり報復するか否かの権限は副大統領に移譲される。しかし、当時副大統領は空席。誰一人として、報復に踏み切るという「世界が終わってもおかしくない決定」ができなかった。
この状況を知る誰もの心が、クリスマスという真冬の時期に、核の炎によって激しく燃え上る寸前という熱を秘めていた。その時、国家軍事指揮センターに緊急電話が入る。大統領かと期待した誰もが、思いもよらぬ人物からの連絡に心を熱くした。
「私がサンタクロースだ。今ソ連上空を飛んでいるが、核は実際には発射されていない」
電話を受けた議長は固唾を飲んで「本当にいたのか」という言葉を堪え、「その確証はどこにある」と問う。サンタクロースは、自らがどうやって良い子にしていた子供にプレゼントを渡しているかを話した。
「私は人間の悪い心――諸君らの国のテロリストという悪い子供たちの意識を収集する特殊脳波受信装置をソリに積んでいる。それによれば、間違いなくレーダーに映っているミサイルは、実在しない偽装データだ」
「……それが嘘なら、アメリカはお終いだ。報復しなければ、ソ連が世界を握ることになる!」
確証を寄こせと言っているのだ。サンタクロースは一度考えると、子供のころを思い出すように言った。
「あなたがサンタクロースを信じているということは、子供のころ私からプレゼントをもらったはずだ」
「ああ、貰ったとも」
「私はあの時、君の知るいじめっ子たちにはプレゼントを渡さなかった! 君も不思議に思ったのではないか? なぜサンタクロースは世界中の良い子と悪い子が分かるのかを」
「まさか、その時から受信装置とやらを……」
「君の人生を振り返ってみるのだ! 悪い子は、一度たりともプレゼントをもらっていない! それは親が変装をしていたのでもなく、私が一人一人の脳波信号から判別していたからだ!」
サンタクロースは一度言葉を止めると、諭すように言う。
「君は昔から良い子だった。そして世界の平和を担う一人となった。だから大人の君に正体を明かした! 世界を核の冬で凍えさせないように!」
議長は眉間にしわを寄せると、会議の場で発表した。
「警戒を解除する。これは世界中の誰もが信頼する人物からの情報だ!」
会議の場は荒れることになる。だがギリギリのところで、サンタクロースはソ連上層部にも情報を送っていた。クレムリンからのホットラインを受けた大統領は警戒の解除を即座に命令。世界で一番熱いクリスマスはこうして終わった。誰もがサンタクロースを信じる心があったから起こった奇跡である。 >>135 132を数え忘れているのではないでしょうか いつの頃からの風習かは知らないが、12月24日にコンビニバイトがする仕事と言えば寒空の下でチキンとケーキを売ることである。
およそ、バイトの時給に特別手当が付いた程度で許される所業ではない。この過酷な労働は、バックレる勇気もないバイト側の小市民気質によって継続されていると言って良いだろう。
「今なら、ミニスカサンタを考えた奴を呪い殺せる気がします」
俺の隣で、ミニスカサンタが呪詛を吐く。
まあ正直、彼女の気持ちも分からないではない。コンビニ制服の下に重ね着をしている俺ですら、手足の指先がだんだんと冷たくなっていくのを感じられるのだ。
俺と彼女の境遇を分けたのは、単純に「男をコスプレさせてもそんなに売り上げに影響しないだろ」という資本主義的には至極真っ当な合理性である。
ミニスカサンタの呪詛は資本主義から宗教、そして無節操な国民性と多岐にわたって向けられている。およそクリスマスとは程遠い剣呑さではあるが、そもそもクリスマスに程近い人間は今日この日にバイトなんぞしてない訳で。
考えれば考えるほどに心身が冷えていく気がして、とりあえずポケットから取り出した即席カイロの封を切った。
しばらく揉んでやると、鉄粉の酸化熱が指先をじんわり温めてくれる。
「あっ、ズルイ。私にも下さいよ」
「……しゃーねーな」
図々しい要求だったので突っぱねることも考えたが、このまま呪詛を吐き続けられても気が滅入るので持っていた即席カイロを放ってやった。
彼女は、受け取ったカイロを両手で挟み込むようにして暖を取っている。
「いや、地獄に仏とはこの事ですなー。神様仏様先輩様、ありがたやー」
「せめてイエスを称えろよ、サンタクロース」
「嫌ですよ。そもそもアイツがこんな寒い日に生まれたから、私達こんな苦労してるんじゃないですか。
せめてもうちょっと、春とか過ごしやすい時期に生まれてれば、もうちょっと違ったのに」
キリストの誕生日やクリスマスの起源に関しては諸説あるらしいが、それで俺達の状況が変わる訳でもないので黙っていた。
お互い、職務に対する忠誠心なんてものはとうの昔に尽きてる訳で、人通りが少ないのもあって駄弁りながら過ごす。
クリスマスをちゃんと祝う奴はケーキもチキンも事前に用意するし、そうで無い奴はそもそもチキンにもケーキにも興味は無い。
それでも何人かのにわかクリスチャンがケーキを買い求めていったが、台に並べられたケーキは無くなりそうになかった。
唯一の暖房器具を分け与えてしまったせいで、寒さがいよいよ耐えがたくなってきて、隣のミニスカサンタに一言声を掛ける。
「悪い、ちょっと飲み物買ってくる」
「あ、じゃあ私の分もお願いします。ホットのカフェオレL、出世払いで」
一瞬断ろうかとも考えたが、彼女の紫色の唇を見て言葉を呑み込んだ。
小声で「なんでサンタにプレゼントやらなきゃならんのだ」と毒づきながら、自動ドアをくぐる。 「姉ちゃん……お腹空いた」
「待っててね。今から稼いでくるから」
弟にそう告げて、私はボロボロの小屋から出る。雨風を凌げるだけ路上よりはマシだが、暖炉も無い小屋に幼い弟を一人残すのは不安だ。とはいえこれから出かける場所に連れて行く訳にもいかない。
冬の寒気に包まれた辺境都市の石畳を、凍える指先にふぅふぅと息を吹きかけながら歩く。
両親はこの街に行商に来る途中で、魔物に襲われて死んだ。身寄りもなく、金も無い私と弟はこの街の貧民街でひっそりと、息を潜める様に暮らす他なかったのだ。
「あの……外に出てもいいですか?」
「ん、ああ嬢ちゃんか。日没までには戻るんだぞ。扉が閉まってしまうからな」
「はい。ありがとうございます」
今日の門番さんは良い人だった。正規民では無い私の様な孤児は、本来であれば街の出入りすら危うい。流石に捕まったりする事は無いけれど、それでも見返りに下卑た要求を突き付けてくる門番もいるのだ。
街道に続く東西の門とは違い、ここ南門の近辺は拓けていない魔の森に近い。ここを通るのは冒険者か、金の無い行商人、または私の様な孤児くらいの物だろう。
手編みの籠を左腕に下げ、右手に刃毀れしたナイフを構えながら、料理に使える香草や傷薬の材料となる薬草を探して魔の森の入り口付近を歩く。
街に近く、それほど強力な魔物は出ないとはいえ、12歳の少女に過ぎない私にとっては命懸けの探索だ。幸運を司る女神に祈りながら、私は今日の糧を得る為に魔の森を彷徨った。
――がさっ。
近くの茂みが揺れ、私はビクリと身を竦ませた。慌てて茂みに向けてナイフを構えると、そこから一匹の野兎が飛び出してきた。
目の前でくりっとした赤い瞳の野兎が小首を傾げる様に私を見上げている。落ち着いてナイフを突き降ろし、首筋を抉る。一瞬だけ硬直した後、野兎の赤い瞳から光が消えた。今日は御馳走だ。幸運の女神に祈ったお陰かしら。
兎の頭部を斬り落として、両脚を持って振り回して血を抜く。そういえばこの辺りの兎は薬草を好んでいた筈……。もしかしたらという思いを抱いて、私は兎が飛び出してきた茂みをかき分けた。
「えっ……?」
茂みの先に進んだ私は、思わず驚きの声を上げた。そこに予想外の光景があったからだ。
何も無いか、運が良ければ兎が好む薬草の類でも見つかるかと思っていた私の目に飛び込んできたのは、魔物の牙や角と思しき素材や、毛皮の端切れだった。冒険者が捨てていった物だろうか。
結構使えそうな物もあるけれど、嵩張るのを嫌がったのかな? でも、正直有難い。これで幼い弟に栄養のある食べ物を買ってやれるだろう。
街に戻って門番さんに礼を言い、貧民街の雑貨屋に素材を持ち込んで売り払う。パンと干し肉、茹でた鳥の卵を買ってボロボロの小屋へと帰る。毛皮の端切れは売らないでとって置いた。継ぎ合わせれば暖かい毛布が作れるだろう。
「ただいま。ご飯を買ってきたわよ」
「おかえり! 姉ちゃん!」
※
「ん、姉さん。そんな所にゴミなんか捨てていいの?」
「あら、ゴミとは失礼ね。あなたが大きくなれたのはこれのお陰なのよ」
倒した剣牙猪の肉と毛皮を剥ぎ取り、あまった端切れや大したお金にならない傷ついた牙を森の入り口近くの茂みに置いて、私は不思議そうな顔をしている弟に笑いかけた。
この街の貧民街で育ち、今は一端の冒険者として身を立て始めた私と弟。あれからもう10年も経ったのね。
「さてと。今日は中々稼げたし、早めに帰って宵闇亭で美味しいものでも食べましょうか。そうそうあなた、あそこの給仕の娘にはいつ告白するのよ」
「んなっ! そんなの姉さんには関係ないだろ!」
「私の義妹になるんだから関係ない事はないでしょう」
逞しく育った弟をからかいながら、顔馴染みの門番さんに挨拶をして街へと入る。
「おう! 嬢ちゃん。今日も大漁だな――っと、お前さんは通っていいぞ。日没までには戻ってくるんだぞ」
「はい! ありがとうございます」
入れ替わりで街の外に出ていった、孤児らしき少年の背に向けて幸運の女神の加護を祈りつつ、私は弟と共に冒険者ギルドへと向かうのだった。 「――殿」
呼ばれ、顔を持ち上げる。山を越えると、故郷の景色が広がっていた。
安堵する。肩の荷が下りたような心地であった。
「殿、帰ってきましたな」
ワシに付き従う供の一人、太郎五郎が明るい声を出した。
その声に釣られるように、太郎五郎の、そして他の供回りの顔を見回す。人数は六人。皆、古い付き合いの者ばかりだ。
彼らも皆、先程までと違い明るい顔をしている。ああ、故郷のなんと偉大なことか。
「皆の者、もうひと踏ん張りじゃ。ここまで来れば、城までそう時はかからぬ」
そこからは弾むような足取りで道を行く。
童の頃、蟹獲りをした小川を抜ける。相撲をとった田んぼを抜ける。妙に懐かしくなって、太郎五郎たちに昔話を振る。
すると出るわ出るわ、滑稽な失敗談の数々が。皆、よう覚えておる。一頻り笑い合ってから、おや? と空を見上げた。
薄曇りの空から、ちらちらと白いものが舞い落ちる。
「初雪か。どうりで寒いわけじゃ」「本格的に降り出す前でようござった」「うむ」
そんな遣り取りをしている内に、ようやく小ぢんまりした居城に辿り着く。
先触れを出していたからだろう。城門は既に開かれていた。
門をくぐると、やはりよく見知った顔ばかりが出迎えてくれる。嬉しくて彼らの顔を見回し、ぎょっとした。
一人、居るはずもない顔がある。
「お帰りなさいませ、旦那さま」
「そ、そなたどうして? 舅殿の下に戻ったのでは?」
妻は眦をきつくする。
「私がいては、何か不都合がお有りでしょうか?」
「い、いや、不都合などとは……」
勝気な妻に気圧されて、助けを求めるように周囲に目を向けるが。誰も彼も、視線を逸らす。
なんと薄情な! 昔話であれほど盛り上がった仲なのに!
「お疲れでしょう。早く城の中へ。食事を用意します」「う、うむ」
城の中へと足を向ける。閑散とした通りを歩きながら、ふと妻の言葉に違和感を覚えた。
「食事を用意しますと言ったかね? させますではなく?」
後ろを歩く妻が頷く。
「はい。台所の女手には暇を出しましたから」
ワシは部屋の中をぐるぐると歩き回る。
妻と連れ添って十数年、彼女の手料理を食べたことなどない。そも、彼女は台所に立ったことなどあるのだろうか?
たかだか数千石の小領主であるワシと違い、妻は二万石の大名の四女。やんごとなき姫君である。
「旦那さま、食事をお持ちしました」
ワシは、びくっと歩き回るのを止め、上座に慌てて座る。丁度、引き戸が開かれた。
妻が、ワシの前に食膳を運ぶ。質素な食事だ。汁物と香物、空いた茶碗に、妻がおひつからご飯をよそって、それでお終い。
別に不平はない。帰ったばかりだし、むしろ量を多く出されては辟易しただろう。問題はそんなことではなく……。
「旦那さま、お召し上がりください」「う、うむ……」
ワシは汁物の椀を取る。椀の中には不揃いに切られた具材。戸惑っていると、妻の視線が徐々に強くなる。
南無三! と勢いよく汁物を口にする。具を咀嚼してから、グイっと汁を飲む。――温かいものが喉を通り、胃の腑にストンと落ちた。
「……如何でしょう?」
どこか不安げな声と、嘘偽りは許さないという眼光。ワシは苦笑する。
「まあ、お世辞にも美味いとは言えんな。しかし、体に染み渡るような温かさじゃ」
「そう、ですか」「うむ。そうじゃ」
ワシはガツガツと米も食らい、汁物を飲み干す。身も心も温かくなる心地がした。
無言のまま食べ続け、人心地付いた所で口を開く。
「数日の内に、敵の大軍がこの城に押し寄せる。そなたは、その前に舅殿の下に戻るがよかろう」
「嫌です。最期の時まで、旦那さまのお傍に」
ワシは頭を振る。
「楚の項羽も、木曽の義仲も、最期の時に愛する女を道連れにはしなかった。ワシもそのようにありたいと思う」
「……」
「そなたは武家の娘じゃ。ワシの気持ちを分かってくれるじゃろう?」
「……最後に、何かお手伝いできることはありましょうか?」
最後か……何と言ったものかと思案していると、おひつが目に入る。
「そうじゃな。そのおひつに、まだ米は残っとるじゃろ? お代わりをよそってくれ。それだけで良い」
本当にそれだけで良い。そう思い口にしたのだが、妻はピシリと固まる。
「どうかしたのかね?」「いえ、その……」
妻らしくない歯切れの悪い言葉。訝しく思い、中腰になっておひつの中を覗き込む。あっ、と上がる妻の声。
「なんと! 残る米は焦げたものばかりか!」
妻は目を潤ませ、顔を赤く染め上げる。ワシは心の底から大笑した。 私は生まれた時から難病を患っていた。いつ死んでもおかしくないと言われ続け、外の世界を知らなかった。だというのに、無駄に十六年も生きてしまった年の冬、担当医が一枚のチラシを持ってきた。「難病患者との心の交流」と書かれたそれには、私のような難病患者が同年代の学生とクリスマスを祝うという催しだった。ずっと病院の中で死ぬのを待っていた私は、あまり興味はなかったが外の人間と会ってみることにした。どうせいつ死んでもおかしくないのなら、何も怖くないのだから。
””””
私の難病は病院にいる分には問題ない。ただ、いつ発作が起きて呼吸困難に陥るか分からないのだ。けど発作を抑える薬ならある。私はそれを飲んで、交流会を企画した学生たちと顔合わせを行った。どうせ難病の私に綺麗事だけ言う奴しかいない。そう思って病院内のホールに出ると
「よぉ、あんたが犬川佐奈か。なんつーか、息が出来なくなって死ぬんだろ? 大変なこったな」
「は?」
「あ、念のため風邪薬持ってきたんだ。死にそうになったら言えよな」
「私、難病なんだよ? 馬鹿にしてるの?」
「俺は馬鹿だが、人様の事は決して馬鹿にしないって心情があるんで違うね」
なんだ、この男は。見た感じ私と同い年の男子高校生なんだろうけど、こういう場に来る奴っていうのは、無責任な思いやりだけ持った薄っぺらい奴だけだと思っていたのに。当たり前のように「死ぬんだろ?」と言ってのけた。「大変なこったな」とか言うあたり、ある意味無責任なんだけど……。そこら辺を問い詰めると、フッと笑った。
「いつ死んでもおかしくないなら、吹っ切って接した方がお互いにとって後腐れなくていいだろうと思ってな」
「……まぁ、そう言われるとそうなんだけどさ。というかなんでそんな性格なのに、この場に来たのよ」
そう聞いたのが、私が外の世界を知っている宮原新伍の、身勝手で独特だけど、私には新鮮な価値観を最初に知った時だった。この時は「俺もいつか死ぬから近いうちに死ぬ奴を見に来た!」という、やはり身勝手で独特なものだった。
””””
クリスマスまでの準備期間、私は新伍とよく話した。外の世界を知らない私に、新伍は色々な事を教えてくれた。とは言っても「この前見た映画」とか「遊びに行った遊園地」の話ばかりだけど。でもそれらは、私の心に「普通の人生」の記憶を与えてくれているようだった。変わり者の新伍が話す時は、いつも身振り手振りが大げさで、馬鹿みたいな大声を出す時もあったけど、なんだかそれも、「友達と馬鹿みたいな話で盛り上がる」っていう、どうせ生きてるなら味わいたかった感覚を味あわせてくれていた。そして新伍も、毎度飽きずに私のところに来ては「病院食ってどんな味?」とか聞くのだ。お互いの世界を共有できてるような気がして、新伍と話す時間だけは楽しかった。
だからだろうか。いつしか私の心が新伍に惹かれていったのは。新伍も私の事を「可愛い」と言ってくれた。「外でデートしたい」と言い出したときは顔が真っ赤になったのを覚えている。新伍も口が滑っての事で、珍しく沈黙が流れたのだが。
””””
神様は意地悪だった。ようやくクリスマスを迎えたのに、私は発作を起こして呼吸器に繋がれて寝たきりだったのだ。いつ死んでもおかしくないのなら何も怖くないなんて、間違っていた。今の私は、死ぬのがとても怖い。何より新伍に会いたい。だけど、新伍は私が死にかけているのも知らないだろう。こんな事なら、出会わなければよかった。
なんて、後悔に苛まれながら発作に苦しんでいる時だった。病室の扉が突然開けられた。そこに新伍がいるのを虚ろな目で見たとき、奇跡という物を初めて感じた。大人たちが無理やり連れだそうとしているけど、新伍は私に向けて叫んだ。「クリスマスは恋人同士がキスする日なんだよ!」って。それだけ叫ぶと連れていかれた。もしここに居られても、私は呼吸器で口が塞がっているからキスなんて出来ない。けど、最後に暖かな気持ちになれた気がして、私は虚ろな目を閉じた。
””””
あれから一年。俺は初めて好きになった人の事を思い返していた。特に、クリスマスに交わした約束の事を。大人にメチャクチャ怒られたけど、俺たちは好き同士だっただろうから、キスくらいいいだろ?
「……クリスマス、来ちまったな」
窓から空を眺めながら一人呟く。結局、あの約束は――
「なに黄昏れてんの? 私はまだ、そっちに行ってないんだけど?」
――どうやら、果せそうだ。佐奈曰く、十六年間死ぬと言われ続けて生き延びてきたのだから舐めるなとの事だ。なら一年……いや、一日でもその奇跡が続くことを願おう。今ここにある瞬間も大切にしよう。
「メリークリスマス」
そう言いあって、約束を果した。 『たけし。動画配信しながら墓参りって不謹慎じゃね?』
コメント欄に常連達のメッセージが流れている。たけしは俺の配信名だ。年の瀬だってのに、俺は配信をしている。
雪の上に設置されたカメラは撮影用。そばに置かれたスマホは、コメント確認用。現在地は地元の墓場で、時刻は日没前だ。
「ほら俺って寂しがり屋でさ。おまえらに見ててほしくてさ。ぼっちで墓参りとか鬱過ぎるだろ? 彼女もいないし、配信でもしなきゃやってられねぇよ」
『彼女いると思ってた』『狙ってる子もいないのか?』
「好きな幼なじみはいたんだ。でも、月始めに遊びに行く約束をすっぽかしちまって……クリスマスに、そいつ、ほかの男と歩いてた」
『今好きって言った?』「まあその話は置いといて!」
はっと吐く息が白い。雪だるまは海苔の眉毛が落ちかけて、泣きそうな顔だ。
『なんで雪だるま作ってるの?』「雪だるまを墓に備えてほしい、とばあちゃ……ババアが言ったから。俺、偉いだろ」
『場所特定した』『怖いから止めろw』
常連のねここが冗談書いてる。いつも通りだ。安心する。
『ババアの話して』「ババアは……俺、ちょっと苦手だったな」
『辛辣。死者は敬ってやれよ』
「いや、昔は優しかったんだぜ? でもボケちまって、自分が中学生だと思いこんでいたんだよ。俺のことも分からなくなって、自分の中学時代に流行っていたアニメの話ばかり繰り返してさ」
『忘れられるのはつらいよな』『きっっつ』『昔はおばあちゃんっこだったのか』
去っていく視聴者もいるが、共感してくれる奴もいる。ありがとう!
しんしんと降る雪の中で、俺はばあちゃんのスマホを取り出した。親に「棺に入れ忘れたからせめて墓に持って行ってくれ」と言われたんだ。
『ババアのスマホ? 中身見れる?』「見られるわけ……そういや、パス、掛けてないんじゃないか?」
『バッテリーがないかも』 『配信用モバイルバッテリーで充電して中身見よう』
ばあちゃんは、スマホを使うのが苦手だった。でも、苦手なりに何か弄ってた。何をやってたんだろうな? 自分の好きなアニメについて検索してたり? 実はネットに友達がいたりして? SNSでやべー発言してたりして? ひえっ、気になるぜ。
充電して電源を入れると、面白がった視聴者が「あれをしろこれをしろ」と指示してくる。サンキューカッス。
そして、俺たちは見た。
『あっ』『アッ……』
「……検索履歴、俺のチャンネル名がある」
ばあちゃんは、俺のチャンネルを登録していた。そういえば、俺が動画配信してるって話したことがあったかもしれない。まさか俺のチャンネルを探し当てていただと?
というか、そのアカウント名には見覚えがあった。よく日本語があやしいコメントをくれていた視聴者だ。
「視聴履歴は……うわ、全部俺の視聴履歴じゃねぇか。最後は……あ」
『もしかして、その日に?』「いや、翌日だ。けど……そっか、倒れる直前まで……」
喉が詰まったように、言葉が出て来なくなる。
配信中だ。何か言わないと。スマホの画面でコメントが流れていく。読まないと。
でも、俺の頭は真っ白で、何もできなくなってしまった。
落ち着かないと。トークしないと。
俺が何か言おうとしたとき、声がかけられた。
「見つけた、たけし」
きゅっと雪を踏む靴音がして、ふっと影が差す。人の気配だ。誰かが俺の前にいる。
視線を移すと、幼馴染の女がいた。湯気をあげる紙コップを持っている。
まっすぐ伸ばした黒髪をしっとりと雪に湿らせていて、白いマスクをしていて。弾んだ息で眼鏡を曇らせている。
「なんで、ここに」
ぽかんと問えば、彼女は笑った。
「特定したって書いたじゃん」
こいつ、常連のねここだったのかよ……!
「おばあちゃん、好きだったんだよね?」
動揺する俺の前で、彼女がやさしく笑って雪だるまの眉毛を直した。
「約束の日に救急搬送されたって、なんで言ってくれなかったの」
「言ったら、なんか変わったのかよ。どうせおまえは……」
クリスマスの日にと、声には出さずに呟いた。そんな心の声を見透かしたように、彼女は笑う。
「一緒に歩いてたのは親戚だよ、会ったこと、あるはずなんだけどな……?」
紙コップが渡される。甘い香りと温もりのホットココアは、美味しかった。 文字が小さくなってすみません
>>140とは別作者です、小さくなる原因がわかれば直すのですが… 「東吾君が風邪で休んでた時のノート、どうぞ」
平野繭は笑顔で言うと、隣の席の牧野東吾の机にノートを置いた。
「あ、ありがと……」東吾が口ごもりながら応える。
「おい、平野! なに贔屓してんだよ。そんな陰気なヤツによ」
中学一年のなかでも特に気の荒い川村武が割って入った。クラスの誰よりも可愛らしい繭が気になって仕方がないようだった。
「川村君、前に花壇でふざけて水仙を踏みつけたでしょ?」繭は川村をにらむ。
「そのあと、東吾君が水仙をちゃんと丁寧に植え直してくれたのよ。だから、あんなにキレイに咲いてるの」
そう言うと、窓の外を指差した。一階の教室の前の花壇には、白と黄色の水仙が冬のキンとした空気のなかで咲いていた。
「はあ? 花壇? 水仙? 東吾は女かよ。おかま野郎! 痩せてヒョロヒョロだしよ」
東吾を馬鹿にするガキ大将を、繭はいっそう睨んだ。
川村は制服のズボンのポケットに右手を突っ込むと、ニヤッと口の端を上げた。繭の前に右手を差し出す。手には20cmほどのヘビが握られていた。
「きゃあああっ」
繭は悲鳴をあげると、ガタンっと大きな音を立てながら椅子に落ちるように尻もちを付いた。
「やめろっ」
東吾はヘビを、いや、ヘビのおもちゃを川村から素早くもぎ取ると、自分の上着のポケットにねじ込む。
「おいっ、返せよっ、おかま野郎」
「こら、何を騒いでるんだ? 席に付け!」
教師が声をあげながら入ってくると、川村はやべっと舌打ちして自席に走る。
東吾は隣の少女を見やった。いつもは薄紅色の頬をしているはずの繭の顔はひどく青白かった。紫色の唇を噛みしめ、うつむいている。
「だ、だいじょう……」
東吾は声をかけようとして、止めた。席にも座らずに突然、走り出す。
「おい、牧野! どこへ行くんだ」教師が叫ぶ。
静止も聞かずに教室の外に出ると、すぐに大きなバケツを下げて帰ってきた。バケツに波々と入った水を、迷いもせずに繭に向かってザッとかけた。
他の生徒から悲鳴があがる。繭は声も出ない。
東吾はバケツに三分の二ほど残った水を、今度は自分の頭からバシャン!とぶちまけた。
繭の胸から下は水が滴り、何より東吾は全身ずぶ濡れとなった。二人の周りは水浸しだ。
「うわーっ」生徒達が仰天するなか、東吾は教師に引きずり出されていった。恋敵の危機を、川村だけが笑顔で見送っていた。
冬の古い校舎はとにかく寒かった。教育相談室は暖房もない。服を着替えることもできずにびしょ濡れで立つ東吾に、教師の長い小言が続く。
寒さにガタガタと歯の根も合わないほど震えながら、ただ黙っていた。
そのうち、東吾と繭の両親が呼ばれた。
繭の両親はあまり責めなかったが、東吾の母親はひたすら謝り、父親の怒りは強かった。
「お前、なんでこんなことした?」「女の子に水をかけるなんて最低だな」「なんだこのヘビは? こんな悪さばかりしてるのか」
ポケットから出ていたヘビのしっぽを見咎め、父親はなおさら激昂していく。それでも、東吾はずっと沈黙するだけだった。
皆が止める間もなく、ゴッ!!と部屋中に大きな音が響いた。こぶしを握る父親の前で、東吾は赤くなった額を抑える。
ただ、黙っていた。
両親に連れられての帰り道、繭の顔はまだ青白かった。あの後すぐに保健室でジャージに着替えて暖かなストーブに当てられても、頬に薄紅色は戻らなかった。
「繭がよく褒めてたから良い子だと思ってたけど……東吾君にはガッカリだわ」
母親が言うと、父親も同調する。
繭は急に顔をくしゃくしゃにすると、泣き出した。
「違う、違うの……ごめんなさい。私、私」
涙をボロボロこぼしながら続ける。
「私……お漏らし……お漏らししちゃったの。そうしたら、秀一君がすぐに水を汲んで来てかけてくれて」
「お漏らし!?」
夫婦は顔を見合わせると、何かを悟った。
「ああ、そういうことか!」
繭はことの次第を細かく話した。最後に母親の袖を引くと、顔を寄せて繭は小さな声で口にした。
「私……私ね……できたら、いつか秀一君の……お嫁さんになりたい」
繭はいつのまにか耳まで薄紅色に染まっていた。
「あらまあ、お嫁さん? そうね。東吾君ならママ賛成だわ」と母親は茶目っ気たっぷりにウィンクする。
「東吾君のお嫁さん!? そいつは気が早過ぎないか」
父親は切なそうな顔をしていたが、ひとつ大きく頷くと心のなかで呟いた。
「だが……うん。あいつはいい男だ」
夕暮れの冷たい風のなかに、ふと柔らかな水仙の香りが流れてくる。
その十年後に東吾と繭が結婚した話は、また別の機会に。 「東吾君が風邪で休んでた時のノート、どうぞ」
平野繭は笑顔で言うと、隣の席の牧野東吾の机にノートを置いた。
「あ、ありがと……」東吾が口ごもりながら応える。
「おい、平野! なに贔屓してんだよ。そんな陰気なヤツによ」
中学一年のなかでも特に気の荒い川村武が割って入った。クラスの誰よりも可愛らしい繭が気になって仕方がないようだった。
「川村君、前に花壇でふざけて水仙を踏みつけたでしょ?」繭は川村をにらむ。
「そのあと、東吾君が水仙をちゃんと丁寧に植え直してくれたのよ。だから、あんなにキレイに咲いてるの」
そう言うと、窓の外を指差した。一階の教室の前の花壇には、白と黄色の水仙が冬のキンとした空気のなかで咲いていた。
「はあ? 花壇? 水仙? 東吾は女かよ。おかま野郎! 痩せてヒョロヒョロだしよ」
東吾を馬鹿にするガキ大将を、繭はいっそう睨んだ。
川村は制服のズボンのポケットに右手を突っ込むと、ニヤッと口の端を上げた。繭の前に右手を差し出す。手には20cmほどのヘビが握られていた。
「きゃあああっ」
繭は悲鳴をあげると、ガタンっと大きな音を立てながら椅子に落ちるように尻もちを付いた。
「やめろっ」
東吾はヘビを、いや、ヘビのおもちゃを川村から素早くもぎ取ると、自分の上着のポケットにねじ込む。
「おいっ、返せよっ、おかま野郎」
「こら、何を騒いでるんだ? 席に付け!」
教師が声をあげながら入ってくると、川村はやべっと舌打ちして自席に走る。
東吾は隣の少女を見やった。いつもは薄紅色の頬をしているはずの繭の顔はひどく青白かった。紫色の唇を噛みしめ、うつむいている。
「だ、だいじょう……」
東吾は声をかけようとして、止めた。席にも座らずに突然、走り出す。
「おい、牧野! どこへ行くんだ」教師が叫ぶ。
静止も聞かずに教室の外に出ると、すぐに大きなバケツを下げて帰ってきた。バケツに波々と入った水を、迷いもせずに繭に向かってザッとかけた。
他の生徒から悲鳴があがる。繭は声も出ない。
東吾はバケツに三分の二ほど残った水を、今度は自分の頭からバシャン!とぶちまけた。
繭の胸から下は水が滴り、何より東吾は全身ずぶ濡れとなった。二人の周りは水浸しだ。
「うわーっ」生徒達が仰天するなか、東吾は教師に引きずり出されていった。恋敵の危機を、川村だけが笑顔で見送っていた。
冬の古い校舎はとにかく寒かった。教育相談室は暖房もない。服を着替えることもできずにびしょ濡れで立つ東吾に、教師の長い小言が続く。
寒さにガタガタと歯の根も合わないほど震えながら、ただ黙っていた。
そのうち、東吾と繭の両親が呼ばれた。
繭の両親はあまり責めなかったが、東吾の母親はひたすら謝り、父親の怒りは強かった。
「お前、なんでこんなことした?」「女の子に水をかけるなんて最低だな」「なんだこのヘビは? こんな悪さばかりしてるのか」
ポケットから出ていたヘビのしっぽを見咎め、父親はなおさら激昂していく。それでも、東吾はずっと沈黙するだけだった。
皆が止める間もなく、ゴッ!!と部屋中に大きな音が響いた。こぶしを握る父親の前で、東吾は赤くなった額を抑える。
ただ、黙っていた。
両親に連れられての帰り道、繭の顔はまだ青白かった。あの後すぐに保健室でジャージに着替えて暖かなストーブに当てられても、頬に薄紅色は戻らなかった。
「繭がよく褒めてたから良い子だと思ってたけど……東吾君にはガッカリだわ」
母親が言うと、父親も同調する。
繭は急に顔をくしゃくしゃにすると、泣き出した。
「違う、違うの……ごめんなさい。私、私」涙をボロボロこぼしながら続ける。
「私……お漏らし……お漏らししちゃったの。そうしたら、秀一君がすぐに水を汲んで来てかけてくれて」
「お漏らし!?」
夫婦は顔を見合わせると、何かを悟った。
「ああ、そういうことか!」
繭はことの次第を細かく話した。最後に母親の袖を引くと、顔を寄せて小さな声で口にした。
「私……私ね……できたら、いつか秀一君の……お嫁さんになりたい」
繭はいつのまにか耳まで薄紅色に染まっていた。
「あらまあ、お嫁さん? そうね。東吾君ならママ賛成だわ」と母親は茶目っ気たっぷりにウィンクする。
「東吾君のお嫁さん!? そいつは気が早過ぎないか」
父親は切なそうな顔をしていたが、ひとつ大きく頷くと心のなかで呟いた。
「だが……うん。あいつはいい男だ」
夕暮れの冷たい風のなかに、ふと柔らかな水仙の香りが流れてくる。
その十年後に東吾と繭が結婚した話は、また別の機会に。 12月だけれど、まだ毛布と靴下で乗り切れる寒さだ。暖房はもったいない。
ホットココア入りのマグカップを両手で包んで指先を温める。
ひとつ深呼吸したあと、マウスを動かして文字組みの間隔を微調整する。
『ゆぃちのハピバ配信! ダメ大人たちに"わからせ"するまで耐久!?』
文字色はいつもの濃いピンク。今日はリッチ感を出すためにドット柄を入れた。
ピンク髪ツインテのメスガキVtuverゆぃち。1年活動して登録者数は8万人。弱小事務所だけど、ギリギリひとり暮らしできている。
ゲーム下手だし、喋りはうまくないけど、ひとつだけ自慢できることがある。
私のママ(イラスト担当)が、昔からずっと追いかけている大大大好きなイラストレータ白星クジラさんであることだ。ほんとに偶然。一生分の運を使ってると思う。
14時間続けた配信のあと、配信アーカイブ用の画像を完成させて事務所に送信。急ぎの仕事は完了。
ひとつ伸びをすると体からバキバキと音が鳴る。メスガキだが魂は32歳の女に座りっぱはキツい。
転職を繰り返し続けたダメ大人の私がここまでがんばるのは、白星さんが描いたキャラをもっともっと輝かせたい、その一心だった。
スマホを手に取ってLINEを開き、画面のキーボードをスタタタッと叩く。
ゆい:お疲れ様です。誕生日イラありがとうございました。リスナーに大好評でした。
白星:おつかれさまです。がんばった甲斐がありました!
白星さんとはLINEでやり取りをしている。最初は事務所経由だったが、マネがポンコツで連絡が何度も滞ったため双方合意の上でLINE交換した。
憧れの白星さんと繋がって半年。キモがられないよう事務的な文面を心がける。
ゆい:次の初詣イラも楽しみにしています。進捗はいかがでしょうか。困ってましたらすぐご連絡ください。
すこし間があいた。離席だろうか、と思ったころに返信がくる。
白星:実は着物の柄が決まらないんです
イラストレータは本当に大変な仕事だと思う。絵が上手いのは当たり前の上で、衣装や造形のデザインセンスも必要になる。
白星さんからイラスト案をもらうとき、引き出しの多さに毎回驚かされた。怖くなるほどだった。
人間離れした才能にずっと尊敬というか畏敬の念を覚えていたので、急に人間臭さを感じてふっと笑いがこみ上げる。
ゆい:私の方でも参考になりそうなもの探してみます
◇◇◇
寝て起きて土曜日の朝。
天は我に味方した。今日、近くの商店街で年末着物バザーが開かれている。
商店街に行くと、色とりどりの着物を着たマネキンや、枠みたいな衣装かけ? にかかった着物がカーテンみたいに並んでいた。
道行く人も着物が多い。いつも埃っぽい商店街が、すごく華やかな空間になっていた。
端から順に見ていく。色も柄も様々だが、たくさん見ていると似たり寄ったりだなと思えてくる。
どれがいいか考えすぎて、頭が疲れてきた。歩く足が重くなる。がんばる気力がなくなってきた。寒さがそれを加速させる。
鬱々とするとき、ふと思い出す言葉がある。成人式でただのクラスメイトだった男子が何気なく言った言葉だ。
『結衣さんは、でっかい事をする人だと思ってるよ』
私は驚いたあと、照れくさくなった。私を見てくれていた人がいる、手放しに評価してくれている――。
Vtuberをやろうと思ったのは、なんとなく『でっかい事』をしたくなったからだ。
木枠にかかった着物の前で立ち止まる。一瞬で心を奪われた。
上から下にかけて赤から淡いピンクにグラデーションしている。グラデーションと思ったそれは細かい花びらだった。まるで散って積もった白い花が強い風で巻き上がっているような、繊細だけれど力強さを感じる柄。
しゃがんで下のほうを見ようとすると、隣で同時にしゃがむ人がいた。
驚いて横を見ると、隣の人も私に驚いていた。
同い年くらいの男性で、黒縁メガネをかけた、あまりオシャレじゃない感じ。着物と縁がなさそう、と思うのは失礼だろうか。
私の目がよほど不審そうに見えたのか、男性は早口に喋った。
「あっ、すみません邪魔ですよね。あの僕、仕事で必要で、着物見てて」
男性は疲れた顔をしていた。そうだ、みんな仕事をがんばっているんだ。
私は男性の努力に敬意を表して、笑顔で言った。
「この柄いいですよね。私も大好きです。お仕事のお相手、きっと喜ばれると思います」
心からの言葉だ。お兄さんは驚いた顔をしたあと、照れたように笑った。 小学生の頃から、スキーは俺の特技だった。何度も大会で入賞し、大学まで選手として活動していた。もっとも、今はただのサラリーマンだが。
俺は今、スキー場のロッジでとある女性を待っている。最近、マッチングアプリで知り合った人だ。「スキーが特技です」とプロフィールに書いておいたら、「今度一緒にスキーしましょう!!」とのメッセージが来たのだ。
そんなわけで会う約束を取り付け、今に至るというわけだ。どんな人が来るのかな。スキー自体久しぶりだし、今日は思い切り滑りたい。上手な人だといいなあ。
「すいませーん、お待たせしました〜!!」
間もなく、女性がやってきた。スキーウェアに身を包み、板を抱えている。少し小柄だが、普通の人だな。
俺たちは自己紹介等を済ませ、ゲレンデへと向かった。眼前に広がる景色に、俺は懐かしさを覚えた。
そういえばここ、小学校の「スキー体験」とかいう授業で来たことがあるな。カッコつけて滑って、女子にキャーキャー言われたっけ。
思い出に浸りながら、スキー板を雪上に置いた。スキーブーツの底についた雪を落とし、板を履く。これで準備万端だ、どんどん滑っちゃうぞ――
「あの〜、これどうやって履くんですか〜??」
ズッコケるかと思った。
「え、滑れないんですか?」
「はい、小学生のときに一度習って以来です」
「ええ〜!?」
一緒にスキーしましょうとか言うもんだから、最低限は滑れる人かと思っていたのに。聞けば、彼女は社員旅行でスキーに行くそうで、恥をかかないために練習したかったそうだ。
結局、その日は一日中彼女にスキーを教えていた。板の履き方、カニ歩きの仕方、ボーゲンでの滑り方などを身振り手振りで伝える。思い切り滑るどころか、一度もリフトに乗れなかった。
「なんでこんな目に……」
俺はため息をついた。朝から夕方まで、ふもとの小さい斜面でずっと練習ばかり。くそう、マッチングアプリで趣味の仲間を見つけようなんてのが馬鹿だったのか。
「あの〜、いきますよ〜!!」
斜面の上から、女性が俺に合図してきた。練習のまとめとして、ボーゲンで滑り降りて来るように伝えていたのだ。
「はーい」
適当に返事して、彼女が滑るのを見ることにした。おぼつかない姿勢で、そろりそろりと降りてくる。うーん、変なフォームだなあ…… ん?
この滑り方、何か見覚えがあるな。そうだ、あの「スキー体験」の時だ。初心者の女子で、こんなふうに滑っていたのがいたような――
「わっわっ、よけてくださ〜い!!」
考え事をしていたら、女性が止まり切れずに突っ込んできた。俺は慌てて彼女を受け止めたが、二人して転んでしまった。
「えへへ、すいませ〜ん……」
「いえ、大丈夫ですから……」
俺は彼女に押し倒されるような姿勢になっていた。やれやれ、怪我がなくて良かった。とにかく、起き上がらないと。すると突然、彼女の表情が変わった。
「……久しぶりだね」
そう言うと、そのまま俺の身体に倒れ込んできた。寒いゲレンデで感じる温かい感触に、俺は思わずドキリとしてしまう。
「あの、前にどこかで……?」
そう問うと、彼女は少し頬を膨らませた。
「もー、覚えてないの? 小学校の同級生なのに」
その瞬間、さっき感じた既視感の謎が解けた。そうだ、やっぱり同一人物だったんだ。だからと言って、マッチングアプリで出会うなんてことがあるだろうか。
不思議に思っていると、彼女はさらに話を続けた。
「あの『スキー体験』の時に、君に一目ぼれしたの」
「えっ?」
「あの時から、ずっと好きだった。プロフィールを見て、すぐに君だって分かったよ」
「それでわざわざ?」
「そう。社員旅行の話も、全部嘘。君に会いたかっただけ」
静かに話す彼女に、俺の心は奪われていた。彼女を優しく抱きしめ、背中を撫でる。すると、彼女が再び口を開いた。
「……これからも、私にスキーを教えてくれないかな?」
「もちろん、君の望むとおりに」
雪上で抱き合う俺たちを、ナイターの光が優しく照らしていた。 「東吾君が風邪で休んでた時のノート、どうぞ」
平野繭は笑顔で言うと、隣の席の牧野東吾の机にノートを置いた。
「あ、ありがと……」東吾が口ごもりながら応える。
「おい、平野! なに贔屓してんだよ。そんな陰気なヤツによ」
中学一年のなかでも特に気の荒い川村武が割って入った。クラスの誰よりも可愛らしい繭が気になって仕方がないようだった。
「川村君、前に花壇でふざけて水仙を踏みつけたでしょ?」繭は川村をにらむ。
「そのあと、東吾君が水仙をちゃんと丁寧に植え直してくれたのよ。だから、あんなにキレイに咲いてるの」
そう言うと、窓の外を指差した。一階の教室の前の花壇には、白と黄色の水仙が冬のキンとした空気のなかで咲いていた。
「はあ? 花壇? 水仙? 東吾は女かよ。おかま野郎! 痩せてヒョロヒョロだしよ」
東吾を馬鹿にするガキ大将を、繭はいっそう睨んだ。
川村は制服のズボンのポケットに右手を突っ込むと、ニヤッと口の端を上げた。繭の前に右手を差し出す。手には20cmほどのヘビが握られていた。
「きゃあああっ」
繭は悲鳴をあげると、ガタンっと大きな音を立てながら椅子に落ちるように尻もちを付いた。
「やめろっ」
東吾はヘビを、いや、ヘビのおもちゃを川村から素早くもぎ取ると、自分の上着のポケットにねじ込む。
「おいっ、返せよっ、おかま野郎」
「こら、何を騒いでるんだ? 席に付け!」
教師が声をあげながら入ってくると、川村はやべっと舌打ちして自席に走る。
東吾は隣の少女を見やった。いつもは薄紅色の頬をしているはずの繭の顔はひどく青白かった。紫色の唇を噛みしめ、うつむいている。
「だ、だいじょう……」
東吾は声をかけようとして、止めた。席にも座らずに突然、走り出す。
「おい、牧野! どこへ行くんだ」教師が叫ぶ。
静止も聞かずに教室の外に出ると、すぐに大きなバケツを下げて帰ってきた。バケツに波々と入った水を、迷いもせずに繭に向かってザッとかけた。
他の生徒から悲鳴があがる。繭は声も出ない。
東吾はバケツに三分の二ほど残った水を、今度は自分の頭からバシャン!とぶちまけた。
繭の胸から下は水が滴り、何より東吾は全身ずぶ濡れとなった。二人の周りは水浸しだ。
「うわーっ」生徒達が仰天するなか、東吾は教師に引きずり出されていった。恋敵の危機を、川村だけが笑顔で見送っていた。
冬の古い校舎はとにかく寒かった。教育相談室は暖房もない。服を着替えることもできずにびしょ濡れで立つ東吾に、教師の長い小言が続く。
寒さにガタガタと歯の根も合わないほど震えながら、ただ黙っていた。
そのうち、東吾と繭の両親が呼ばれた。
繭の両親はあまり責めなかったが、東吾の母親はひたすら謝り、父親の怒りは強かった。
「お前、なんでこんなことした?」「女の子に水をかけるなんて最低だな」「なんだこのヘビは? こんな悪さばかりしてるのか」
ポケットから出ていたヘビのしっぽを見咎め、父親はなおさら激昂していく。それでも、東吾はずっと沈黙するだけだった。
皆が止める間もなく、ゴッ!!と部屋中に大きな音が響いた。こぶしを握る父親の前で、東吾は赤くなった額を抑える。
ただ、黙っていた。
両親に連れられての帰り道、繭の顔はまだ青白かった。あの後すぐに保健室でジャージに着替えて暖かなストーブに当てられても、頬に薄紅色は戻らなかった。
「繭がよく褒めてたから良い子だと思ってたけど……東吾君にはガッカリだわ」
母親が言うと、父親も同調する。
繭は急に顔をくしゃくしゃにすると、泣き出した。
「違う、違うの……ごめんなさい。私、私」
涙をボロボロこぼしながら続ける。
「私……お漏らし……お漏らししちゃったの。そうしたら、秀一君がすぐに水を汲んで来てかけてくれて」
「お漏らし!?」
夫婦は顔を見合わせると、何かを悟った。
「ああ、そういうことか!」
繭はことの次第を細かく話した。最後に母親の袖を引くと、顔を寄せて小さな声で口にした。
「私……私ね……できたら、いつか東吾君の……お嫁さんになりたい」
繭はいつのまにか耳まで薄紅色に染まっていた。
「あらまあ、お嫁さん? そうね。東吾君ならママ賛成だわ」と母親は茶目っ気たっぷりにウィンクする。
「東吾君のお嫁さん!? そいつは気が早過ぎないか」
父親は切なそうな顔をしていたが、ひとつ大きく頷くと心のなかで呟いた。
「だが……うん。あいつはいい男だ」
夕暮れの冷たい風のなかに、ふと柔らかな水仙の香りが流れてくる。
その十年後に東吾と繭が結婚した話は、また別の機会に。 修正ばかりですみません!>>149>>150ではなく、>>153でお願いします! 今夜は何故こんなに寒く感じるのだろう、と思いながら、私は頭上を意味も無く見上げた。
大学に入学してからもう3回目の冬を迎えるマンションの天井には、まるで引っ掻き傷か何かのような模様の長方形の白い板が並んでいた。詳しくは知らないけど多分石膏か何かだ。少し古い家の天井でよく見かけるけど、改めて考えるとどういう模様なのかよく分からない。
そんなことを考える程度には手持ち無沙汰になっていて。
コタツに足を突っ込んで、座椅子にもたれて、正直若い女の子としては若干だらしない感じの綿入れに袖を通して、つまりは勉強をしたりテレビを見たりのいつもの体勢だ。
「電話、来ないな」
ノートパソコンの横に平行に置いていたスマホは、そのうち斜めになり、横になり、今はコタツ布団の上に転がっている。どこで見るのをやめてもいいような豆知識解説のYoutube動画はやや抑えめの音量で流しっぱなしになっていて、何も頭に残らずに耳の片側からもう片側へと通り過ぎて行く。
「さむい」
小さく言うと、エアコンの暖房の温度を1度だけ上げてから、コタツから足を抜いた。
キッチンの冷蔵庫の上を見て、ちょっと考えてから、ココアの粉末スティックを1つ、封を切った。
ココアなんて最近まではほとんど飲むこともなかった。
別に嫌いな飲み物でもないしあれば美味しく飲むけど、わざわざ選んで飲むようなものでもない、そんな程度のものだったはずなのに。
「……えっと」
いかにもモテたことのなさそうな垢抜けない印象の彼の、不安そうな、ちょっと恥ずかしそうな顔のことは今でもはっきりと覚えている。
「ココアとか、飲むかな」
そう言ってから、ちょっと早口になって付け加えた。
「あの、ココアに拘っているお店があって、多分けっこうお洒落な感じだから」
私は思わず、くすりと笑ってしまって。
「いいよ、なんだか面白そうだし」
そう言った時の、緊張が抜けたのが誰にでも分かるようなほっとした笑顔も、同じくらい忘れられなくて、それが初めての2人でのお出かけだった。
デート、と言ってしまうには未だに気恥ずかしい私も、多分彼と同じくらい、素朴であまり異性に縁のない女の子だった。
すごくお似合いだよ、と友達に冷やかされて、だけど否定もできなかった。
考えながらティースプーンをぐるぐると回し続けていると、ココアはきれいに溶けていた。
表面に軽く口を付けると、猫舌の私にはぴったりで、だけど今日みたいな寒い日にはちょっと冷ましすぎたかな。
うん、と頷いてから、狭い歩幅でコタツに戻る。
お店のマスターの拘りだというココアは確かに美味しくて、それからも何度か一緒に飲みに行って、そして彼のことを考える時にはココアを淹れるようになった。
万が一にもパソコンにこぼさないように、少し離れたところに置いてから、パソコンを左にずらしてココアを引き寄せた。
――明後日はクリスマス。
だけど研究室で何か実験をしているらしく、今夜でいいかな、と申し訳なさそうに言って、それから「偉い人の誕生日だしね」と下手な冗談を言った。
用事があるから後で連絡するね、と言ったのに一向に連絡が来ない。
遅いな。
そう思っていた時、やっとスマホが鳴り始めて。
取ろうとした私は慌ててコタツ布団を少し引っ張って、水面の揺れたココアが一滴こぼれた。
****
そんなこともあったな、と思いながら、私は分厚いカップをコタツの上に戻した。
天板が擦れてきて、端っこの方のプラスチックが剥がれかけているけど、何故か今でも同じコタツに足を突っ込んでいて。
忙しい忙しいっていつも言ってるくせに、大事な時には時間を作って会いに来る人だったけど、いつの間にか会いに来るような関係はなくなってしまった。
ぴんぽん、と呼び鈴が鳴った。
「パパ、おかえりなさい!」
私がコタツから足を抜くより前に、隣にいた娘が慌てて飛び出していって。揺れたコタツの上で、ココアがまた一滴こぼれた。 ぼんやり道を眺めていると、様々なモノが通り過ぎる。朝一番は──夜と朝の狭間だけど──新聞の配達員だ。初めて見る顔。造りから判断すると東南アジアの人みたい。出稼ぎだろうか?
首に掛けた安っぽいヘルメットが言い訳がましく揺れる。配達員はスーパーカブから降りると白い息を吐き出し、かじかんだ手を擦り合わせた。カゴから素早く朝刊を取ると、ポストにねじ込んで次の家へ。ご苦労様。
次は……猫だ。最近、近所で飼われ始めたのだろう。黒、白、オレンジの毛並みのいい三毛がチラリとこちらを見て「フン!」と首を振った。随分とお高く止まっている。手を差し出した俺が馬鹿みたい。いつかそのモフモフを吸ってやるからな。
息巻いていると猫はいなくなり、入れ替わりに早朝ジョガーが現れた。ここ一年ほど、毎朝見る中年男性だ。大きく腕を振り、カロリー消費に余念がない。にもかかわらず相変わらずぽっちゃり。家に戻ったら朝食を山盛り食べるのかもしれない。
だんだん明るくなってきた。視野が彩り鮮やかになり、社会の動き始める音が耳に付く。皆、お目覚め。会社へ学校へと向かう準備に忙しくする。
炊き立ての白米の香りと焼きたての食パンの香りが換気扇によって外に流れてくる。すっかり食事に興味をなくしている俺も、この時だけは腹を鳴らす。グーグー鳴らす。横を通り過ぎたサラリーマンは聞こえない振りをして足早に駅方面へと向かった。優しい。
さて、そろそろ時間だ。と思った途端、相方である神田陽子が視界に入った。ダウンジャケットの上に反射板付き安全ベストを着用し、手には「横断中! 絶対に止まって!!」と書かれた旗を持っている。こんなに気合いの入った学童擁護員が他にいるだろうか?
陽子が現れたということは、小学生の登校の時間である。高学年の班長に連れられた集団登校の列は賑やかだ。大きなランドセルを背負ってテトテト歩く一年生の姿に癒される。
「はい! 渡って渡って!!」
小学生を守るように陽子は仁王立ちになり、横断を促す。集団登校の列は「ありがとうございます!」と言いながら、反対側へと渡り終えた。
私達がいるのは所謂、事故多発交差点だ。渋滞する国道の迂回路になっていて、細い道なのに交通量が多い。そして住宅地なので視界が悪い。なのに通学路だ。学童擁護員が配置される前は人身事故が頻発に起こっていた。陽子の役目は重要だ。
登校時間が終わると陽子は旗をくるくると巻いて輪ゴムで止める。安全ベストを脱ぐと、今時の若い娘だ。確か都内のアパレル店員をしているとか。
陽子は旗とベストをリュックにしまうと私の足元に置かれた花瓶の前にしゃがむ。
「今日も無事に登校が終わりました。向井さんが見守ってくれているおかげです」
そんなことないんだけどなぁ。俺にそんな力はないよ。
「いつもありがとうございます。じゃ、仕事に行ってきます!」
俺が助けた小学一年の女の子はいつの間にか大きくなり、仕事をしながら学童擁護員をするようになっていた。その笑顔は明るく、人を惹きつける。死者すらも。ついつい天に昇るのを後回しにしてしまうぐらいに。
陽子の後姿を見送ると、俺はまたぼんやりと道を眺める。通り過ぎる人々は、いつの間にか白い息を吐かなくなっていた。 冬は嫌いだ。
景色が冷えて、色褪せてしまうから。
雪化粧をした街並みを病室の窓ごしに眺め、静かにそう思う。
白くて、たぶんつまらない景色。それから少し視線を下げると、そこにはまるで死んでいるかのように眠る少女の姿があった。
もちろん本当に死んでいるわけではない。その証左を示すように、彼女は少し身動ぎをした後、薄く瞼を開けた。
まだ微睡みの中にいるらしい彼女に、短く声をかける。
「起きた?」
「あ……美香、来ていたんですね。待ってください、今明かりをつけますから」
眠た目を擦る彼女はそう言って、ぺたぺたと床頭台の上に手を這わす。覚束ないその動きがもどかしくて、私は彼女がそうするより先にテーブルランプの電源をつけた。
「あっ」
「今はもう碌に目も見えてないでしょ。無理しないの」
「もう! 過保護ですよ! 私だってその程度のことは……」
「無理しないの」
「わ、分かりましたよ……」
私が少し語気を強めると、彼女はじたばたとさせていた手足を弱々しく下げた。
暴れたせいでよれた入院着の袖を直していると、彼女がはっとした様子で私の手を見つめた。
「おや、手が随分と温かいですね」
「うん、さっきまでカイロ持ってたからね」
「カイロ……そういえばもう冬でしたね。病室にいるからかすぐ忘れてしまいます」
「今日は雪も降ってるよ」
「雪……」
その単語を反芻して口にすると、ぼうっとした瞳が一転、キラキラと輝く光を灯してぐるんと私の方を向いた。
「外! 外に行きましょう美香!」
「え、えぇ……。白くて多分何も見えないよ?」
「それで良いのです! 行きましょう!」
ぐっと握り拳を作りながら、反対の手で脇の車椅子をぺちぺちと叩く彼女の姿は、まるで雪にはしゃぐ子供のようだった。
彼女が乗る車椅子を押し、病院の庭をゆっくりと歩く。雪が降っている中で外にいようという物好きが彼女以外にいなかったのか、そこには私達をおいて誰の姿もなかった。
真っ白に染まる景色。普段はよく喋る彼女は、何故か今はあまりそうしなかった。
彼女は先天性の重篤な病気を患っている。だんだんと身体の機能が喪われていき、恐らく20も迎えずに死ぬような病気を。
一番最初に喪われたのは足で、8の頃にはもう車椅子に座っていた。
次に喪われたのは手。ほぼ自由に動かすことはできずに、ほんのちょっとの力で物をつまむのが精一杯となった。
そして、今喪われつつあるのが、目。
もう既に輪郭を捉えることは難しくなり、たぶん、彼女はもうぼやけた色でしか世界を見ていない。
だからこの美しい雪景色は、雪粒を見ない彼女には、まっさらな白い紙に見えているはずだ。
「おっ、この辺が良いですね。美香、止めてください」
ブルーな思考にふけていると、彼女が突然に命令をした。すぐに車椅子を止めると、彼女はちょいちょいと不自由な手をこまねいて、私に前へ出るようにジェスチャーで促してきた。
「……どうしたの」
「ほらほら、私の前に立ってくださいと言っているのが分かりませんか」
「何でよ。車椅子動かせないよ?」
「貴方を見たいんですよ。美香」
その声はいつになく真剣で、静かで、柔和なものだった。
私が言われた通りに少し前に立つと、彼女は弱々しく車椅子の車輪を握り、私の方へとゆっくりと回した。
「ほら、もっと顔を良く見せてください」
彼女が私の頭に手を伸ばし、優しく掴んで引き寄せた。
「ふふっ、やっぱり私、冬が好きです。美香の色が良く見えますから」
そう言って彼女は、私を見つめ、薄く微笑んだ。
冬は嫌いだ。
貴方の見る景色が、冷えて色褪せてしまうから。
でも、貴方がそれが良いと言うなら。
私もそれが良い。 >>157
空行がバグったせいで変なつながりになってて気持ち悪いのでダメ元で修正します! ダメなら元のをそのままお願いします
本文↓
冬は嫌いだ。
景色が冷えて、色褪せてしまうから。
雪化粧をした街並みを病室の窓ごしに眺め、静かにそう思う。
白くて、たぶんつまらない景色。それから少し視線を下げると、そこにはまるで死んでいるかのように眠る少女の姿があった。
もちろん本当に死んでいるわけではない。その証左を示すように、彼女は少し身動ぎをした後、薄く瞼を開けた。まだ微睡みの中にいるらしい彼女に、短く声をかける。
「起きた?」
「あ……美香、来ていたんですね。待ってください、今明かりをつけますから」
眠た目を擦る彼女はそう言って、ぺたぺたと床頭台の上に手を這わす。覚束ないその動きがもどかしくて、私は彼女がそうするより先にテーブルランプの電源をつけた。
「あっ」
「今はもう碌に目も見えてないでしょ。無理しないの」
「もう! 過保護ですよ! 私だってその程度のことは……」
「無理しないの」
「わ、分かりましたよ……」
私が少し語気を強めると、彼女はじたばたとさせていた手足を弱々しく下げた。
暴れたせいでよれた入院着の袖を直していると、彼女がはっとした様子で私の手を見つめた。
「おや、手が随分と温かいですね」
「うん、さっきまでカイロ持ってたからね」
「カイロ……そういえばもう冬でしたね。病室にいるからかすぐ忘れてしまいます」
「今日は雪も降ってるよ」
「雪……」
その単語を反芻して口にすると、ぼうっとした瞳が一転、キラキラと輝く光を灯してぐるんと私の方を向いた。
「外! 外に行きましょう美香!」
「え、えぇ……。白くて多分何も見えないよ?」
「それで良いのです! 行きましょう!」
ぐっと握り拳を作りながら、反対の手で脇の車椅子をぺちぺちと叩く彼女の姿は、まるで雪にはしゃぐ子供のようだった。
彼女が乗る車椅子を押し、病院の庭をゆっくりと歩く。雪が降っている中で外にいようという物好きが彼女以外にいなかったのか、そこには私達をおいて誰の姿もなかった。
真っ白に染まる景色。普段はよく喋る彼女は、何故か今はあまりそうしなかった。
彼女は先天性の重篤な病気を患っている。だんだんと身体の機能が喪われていき、恐らく20も迎えずに死ぬような病気を。
一番最初に喪われたのは足で、8の頃にはもう車椅子に座っていた。次に喪われたのは手。ほぼ自由に動かすことはできずに、ほんのちょっとの力で物をつまむのが精一杯となった。
そして、今喪われつつあるのが、目。
もう既に輪郭を捉えることは難しくなり、たぶん、彼女はもうぼやけた色でしか世界を見ていない。だからこの美しい雪景色は、雪粒を見ない彼女には、まっさらな白い紙に見えているはずだ。
「おっ、この辺が良いですね。美香、止めてください」
ブルーな思考にふけていると、彼女が突然に命令をした。すぐに車椅子を止めると、彼女はちょいちょいと不自由な手をこまねいて、私に前へ出るようにジェスチャーで促してきた。
「……どうしたの」
「ほらほら、私の前に立ってくださいと言っているのが分かりませんか」
「何でよ。車椅子動かせないよ?」
「貴方を見たいんですよ。美香」
その声はいつになく真剣で、静かで、柔和なものだった。
私が言われた通りに少し前に立つと、彼女は弱々しく車椅子の車輪を握り、私の方へとゆっくりと回した。
「ほら、もっと顔を良く見せてください」
彼女が私の頭に手を伸ばし、優しく掴んで引き寄せた。
「ふふっ、やっぱり私、冬が好きです。美香の色が良く見えますから」
そう言って彼女は、私を見つめ、薄く微笑んだ。
冬は嫌いだ。
貴方の見る景色が、冷えて色褪せてしまうから。
でも、貴方がそれが良いと言うなら。
私もそれが良い。 第六十三回ワイスレ杯参加作品
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第六十三回ワイスレ杯は四十二作品となった!(`・ω・´)多くの作品をありがとう! 急いで寝る! おやすみなさい
主人公の名前、間違えてました(´;ω;`) 映画からパクったような描写ばっかだな。
トレース絵師と同じで、もうパクリ癖は治らないw このワイってのは何なんだ?
他人を評価出来るレベルの作家なのか? 私の目がよほど不審そうに見えたのか、男性は早口に喋った。
「あっ、すみません邪魔ですよね。あの僕、仕事で必要で、着物見てて」
男性は疲れた顔をしていた。そうだ、みんな仕事をがんばっているんだ。
私は男性の努力に敬意を表して、笑顔で言った。
「この柄いいですよね。私も大好きです。お仕事のお相手、きっと喜ばれると思います」
心からの言葉だ。お兄さんは驚いた顔をしたあと、照れたように笑った。
キモ過ぎる、逮捕されて良いレベル。 ノートパソコンの横に平行に置いていたスマホは、そのうち斜めになり、横になり、今はコタツ布団の上に転がっている。どこで見るのをやめてもいいような豆知識解説のYoutube動画はやや抑えめの音量で流しっぱなしになっていて、何も頭に残らずに耳の片側からもう片側へと通り過ぎて行く。
「さむい」www
何だコレ 夕暮れの冷たい風のなかに、ふと柔らかな水仙の香りが流れてくる。
その十年後に東吾と繭が結婚した話は、また別の機会に。
無能w 考えながらティースプーンをぐるぐると回し続けていると、ココアはきれいに溶けていた。
ココアにこだわった店なら初めから溶けてるだろw 玄関で待つヤエの前で、戸がガタピシと開く。
開くならピシはいらんだろ だから僕は今、とても不幸で、とても幸せだ
そんなシチュエーションなど無い。 >>161
>>140の新しい方を採用した!
さて、少し仕事の方を書き進めてから投稿作品を読み始める!(`・ω・´)おはよう! 上手い作品はあるけど面白い作品がない。
よく書けてるねと思う作品はあるけど、もし連載版が出るなら読みたいかと聞かれると微妙。2、3作は面白く書けてる。残りは軒並み上手く書こうとしてつまらない駄文を垂れ流してる。字書きばっかりで物書きが全然おらんね 皆、このお題の罠にハマってしまったか。
感動させよう、いい話を書こう、とすればする程陳腐化してしまう。 >>180
意味がわからないのはお前の頭が悪いからだよ。お前の頭が悪いのはお前の両親の頭が悪いから。恨むなら親を恨め 言い忘れていた!
今回の上位は九作品とする!
よろしく!(`・ω・´)ノ 微妙に少ないな。
いつもなら3割で12・3作になるのに。 全作品の寸評と順位はあと少し時間を要する!
六時までには挙げたいところ!(`・ω・´)ノシ 全作品の寸評
>38
雪が降るような寒い日に転んだ幼馴染に頼まれ、嫌々と云う風におんぶで学校へ向かう!
少し説明口調が気になるものの、その年齢の青臭さは十分に伝わった!
決め台詞をオチに持ってきた点も悪くない! もう少し幼馴染の容姿に触れて欲しい気もしたが!
>41
童話をモチーフにしたような話である! 仔猫や熊が人間と会話をしていた!
神様まで仲間に加えた! 神様が冬山に呼び寄せた理由は無茶な願いに嫌気が差して無茶な願いで遣り返したと!
四人?(仔猫と熊なのだが)は友達になった! 神様が不眠で悩むと三人?が子守唄を歌って寝かしつけた!
神様ならば不眠を解消する願いを自分で叶えられるのでは、と思わなくもないが心温まる話ではあった!
>43
ドッグファイトの真っ最中、同じ季節を過ごした恋人のことを思い出す!
ワイは走馬灯なのかと思ったが生を渇望して闘志となる! ただし相手は強敵!
生還を果たしたが傷痍軍人となった! そこで指導者に回る! 恋人は妻となり、穏やかな日常を噛み締める!
最後にもう少し幸せを感じさせるエピソードが欲しいと思った! 表情や目で語ってもよい!
>45
詩のような形態で書かれていた! 物語が進むことで主人公の状態が徐々にわかる!
構成の妙と云える! ただし、状態がわかるまでの間が少し単調で物足りなさを覚える!
またはもう少し話を縮めてもよかったかもしれない! 情景がわかる書き方は手慣れていた!
>47
この話は内容に少し引っ掛かる! 月の土地を買うのはよい!
普通に考えれば二泊三日は地球時間ではないのか! アポロでさえ、高温となる昼間を避けて早朝に月面に降り立った!
たかが二週間の訓練をした者達に月面の滞在期間を過ごさせるだろうか! あと月の一日は二十九日とされている!
もう一点、月面に夕方はないのでは! 夕焼けの条件となる大気が存在しないので!
>52
嫌々おばあちゃんの介護をする孫! その気持ちはよくわかる! おばあちゃんが亡くなったあとの心情も理解できる!
主人公の感情に無理はなく、とても自然に書かれていた! その流れで介護士を目指し、実習生になったのも頷ける!
最後の胸元のネームは悪くない! 古臭い名前で嫌っていたはずが、おばあちゃんの想いが伝わって誇らしい名前へ変わった!
これはワイの勝手な深読みになるのだが、遺品整理で見つかった写真の裏面を切り抜いて「美世ちゃん」としてもよかったように思う!
>53
寒い時期の墓参り! 主人公の隣では西洋人風の人物が同じように墓参りに訪れた!
寒い日に似合わないクーラーボックスを持ち込み、中に入れてあったビールの蓋を開けて墓石に逆さまに置いた!
自分用のビールを取り出し、カチンと墓石の缶に当てて飲み始める! 寒い日の行動なので主人公は声を掛けた!
今日は友人の命日で留学中に亡くなったことを語る! その場所は今の季節、夏のように暑かった! これと云った起伏はなくてすんなりと終わった感がある!
>56
丁寧に書かれている! 文章としても読み易い! ただし一人称の私の性別がわからない状態で話が進む!
話の舞台が立呑屋なので男性と思って読んでいた! それもあって最後の方の「彼の左手」には驚いた!
主人公は女性だった! または男性で同性愛者なのだろうか! 両親に結婚を急かされる程度では性別を判断できない!
もう少し早くに性別を出した方がよい! 若干、描写不足と云える! >60
主人公は妻を顧みず、働いた結果、離婚を突き付けられた! ある日、自宅に帰ると妻の持ち物が無くなっていた!
テーブルには離婚届の紙だけが残された! その現実を受け入れられず、外をふらふらと歩いていると屋台のおでん屋を見つけた!
店主は大学時代の恩師で人生について語る! 奮起した主人公は数年後、店を開店させる! 妻は妊婦となっていて夫婦仲の良さを物語る!
ここでふと思う! この妻は誰なのか! 最初の妻なのか! 再婚によって結ばれた新たな妻なのか! 主人公の立ち直りの早さも少し気になった!
>68
スキー場のリフトを解体する業者の視点で描かれていた! 西暦二〇四〇年なので近未来の話となる! それはいいのだが、その設定は必要なのだろうか!
地球温暖化によって雪不足となり、今現在、スキー場は苦しい営業を強いられている! 現在を舞台にしても話の内容は変わらないように思う! 逆に近未来にすると設定が活かされていないように感じる!
両親の話に感化された子供を車で送り、母親からスキー場のエピソードを聞かされる! 最後のオチに繋げる流れは悪くない! 故に近未来の設定が引っ掛かった!
>90
酒蔵で酒を呑む老人の話! 日本人ではないのだろうか! テコンドーで戦う若き日の老人が描かれていた!
話の途中に現れる黒猫は神様の類いなのだろうか! 迎えにきた娘に連れられて老人は帰っていく!
そのあと、声が語る! この声の主が黒猫のような気がするが作中には書かれていない!
あと、作者の遊び心のお迎えの使い方がよい! 死の意味ではなかった!
>92
字が詰まっている割には読み易い! 作者の筆力によるものと思われる! 内容はゴールドラッシュに沸いて緩やかに衰退に向かう街の話であった!
そこにいる浮浪者が主人公で苦しい生活の一端が書かれていた! ある日、奇行に走り、追われるように街を出る!
雪原となった荒野で雪に埋まった少年を助けることで奇行は誤解だとわかり、最後は職に就くことができて安定した生活を手に入れる!
その過程が少し受け入れ難い! 雪に埋まっていた少年に突風が吹いて露わにした! 浮浪者の動向を逐一、把握している少年が引っ掛かる! 狩猟を生業としているので時間的に無理なのでは!
>93
遊郭の話! 花魁の死は近く(労咳なのだろう!)、客も取っていない! 心配する禿に切々と昔の話を語る!
身請けされない理由について今まで伏せていた一人の男の話をする! この人物はどのような商いをしているのだろうか!
語られていないのでわからない! 金が都合できないことを仄めかし、一夜限りの相手となった!
そこにふらりと男が現れる! 金を工面できたのだろうか! 商品価値が無くなった花魁を格安で手放した楼主のおかげなのか! この部分がわからないので読後、もやもやする!
>95
開口一番で悪いのだが、この話は内容を完全には理解できなかった! 椅子に座る女の子は君の為に録画をしていると思われる! その君とは誰を指しているのか!
録画を止めたと思い、女の子は倒れ込んだベッドで本音を語る! どのような理由で死を迎えるのか! そこにいきなり現れた女性は女の子のことを命の恩人と呼ぶ!
この女性が録画中に女の子が口にした君なのか! その女性も女の子のことを君と呼んでいた! この録画は女性に見せる為に録っていたのか!
録画の内容で秘密結社と戦うヒロインめいたものを感じるが、行動原理がわからないので何とも云い難い!
>97
主人公はクリスマス目前で彼女に振られた! その悲しさを紛らわせる為ではないが毎年恒例の鍋会の話を妹や弟に振る!
亡くなった母親のエピソードをさりげなく入れて話を盛り上げる! 妹や弟の反応も当時を思い起こさせる!
電話を終えたあと、またスマホが鳴った! 表示された画面に別れを告げた彼女の名前が! 縒りを戻すこととなり、定番の鍋の話をする!
欲しい具は松茸! 父親が母親に希望したものなので主人公は当時の母親になり切って許した! 当時の和気藹々とした家族の姿が目に浮かぶ!
>109
同級生との再会で語られなかった事情を聞かされる! それはいいのだが、推敲不足の部分がちらほらと見て取れた!
真逆の意味の漢字もあるので今後、注意が必要! スクールカーストの女王だった高橋の設定がやや腑に落ちない!
極端な貧乏でバイトもしていた! 当然のことながら友達と遊ぶ時間や金がないと思われる! 女王になれた理由が気になる!
作中で意外性を求めたばかりに現実味の薄い話になったように思う! もう少し設定を煮詰めても良かったかもしれない! >112
炬燵の中は猫の世界に通じていた! そこでは猫が二足歩行で行き交い、人間と会話もできる!
主人公の飼い猫は幸せな記憶を売っていた! 対価に主人公の不幸せを手に入れた!
主人思いの行動で一つのジャンルを極める為に必要な苦労と云うことだった! 生活苦から命を絶つことはないのだろうか、少し心配になる!
あと売った記憶は無くなるのだろうか! それも気になるところ! アイデアは悪くないのだが、それが面白さに繋がっているかは微妙なところ!
>114
鄙びた温泉街で意外な出会いが待っていた! 主人公は公衆浴場の前で困っていた女性に話し掛けた! 小銭が無くて入浴できない旨を伝える!
万札を崩すだけの小銭は持ち合わせていないこともあって三百円を奢る! 毎年、通っていることを伝え、その気に返せばいいと云う! 季節は書かれていなかった! 作為的なのだろう!
その後、主人公は引っ越して毎年くることはできなかった! 久しぶりに訪れると番台にあの女性が座っていて驚きの再開を果たす! その時、当時、自殺をしようとして最後に公衆浴場に来たことを話した!
肝となる入浴料の三百円を返そうとしたが、すぐにやめた! 番頭でいる理由がなくなると! 仄かな恋心をちらつかせて物語は終わる! 読後、色々と読者に想像させる作りになっていた!
>116
文章が荒い! 内容も大雑把で女体化した理由がわからない!
真の男になる目的で挑んだ冬山も頭頂を果たす前に男の姿に戻った! これまた理由が不明!
出会った女は雪女と思われる! 超常的な力で男に戻した訳でもない! 作中の登場人物として必要なのかもわからない!
心温まるほっこりと股間のもっこりの選択は悪くないが!
>121
クマとウサギが一緒に旅をしていた! そんな東京バナナ、と思ったが作中に経緯が書かれていた!
肉嫌いのクマは群れを追い出され、ウサギに出会った! 当然、ウサギを食べるようなことはしない!
ウサギも群れで生活している! 何故、クマと一緒に旅をする気になったのか! 友情が芽生えた理由が欲しいところ!
雪山の場面に戻る! 凍死寸前のところ、クマの力でウサギを入れる穴を確保! そこで力を使い果たし、死を受け入れる!
その窮地を救ったのはウサギであった! クマがすっぽり入る大穴で冬眠することになった! え、ウサギが掘った穴で!? うーむ!(`― ω ―´)
>123
サンタクロースの話を今風にアレンジして書かれていた! 相棒はトナカイなのだろう! 引っ張るソリは空中を飛んでいるのだろうか! リアリティを損ねないように注意して書いていることがわかる!
プレゼントの要望はどのようにして知るのだろうか! SNS等の書き込みを参考にする手もあるが、ピンポイントでお嬢様の欲しい物を渡していることもあって少し引っ掛かった!
主人公のサンタクロースの身なりは最後まで伏せられていた! 一人称が俺なので若々しい印象を受ける! 現代風のサンタクロースとして、それなりに成功しているように思えた!
>125
厳冬の北海道の話なのだろう! 夢の中で赤いマフラーをした少女が現れる! 何を意味しているのか! 主人公の妻の若い頃を想像したが違った!
読み進めていくとその少女は現実の世界にいた! 写真を希望するが線路に立った姿を頼まれる! 珍しい指定だと思いながら主人公は言われた通りにシャッターを切った!
だが、少女は忽然と姿を消した! 線路上での写真! 赤いマフラーの意味は現像された一枚によって明かされる!
赤いマフラーの少女は写真の中でキハ12形となって写っていた! 最後の声は少しあざといように感じた! 突風の中、そのような声を聞いたような気がした程度に抑えてもいいだろう!
>127
出だしが少し気になる! 地平線が見えるところに住んでいるのか! 作中にヒントがある! 大震災から十年が経過! そうなると東日本大震災が頭に浮かぶ!
その地域で地平線が見えるところはあるのだろうか! 小説の形態なので架空でもいいが! 内容はヤエを中心に据えたドキュメンタリーに思えた!
どこを切り取っても生活感が漂い、穏やかな時間が流れる! 起伏は少ないがじんわりと胸に沁み込む内容になっていた! 評価が分かれる作品に思えた! >129
こちらのサンタクロースは少年で動画の再生数を増やすことに躍起となる! 眠気に耐えて待ち構えたところ、サンタクロースではなくてトナカイが現れた!
ストライキを起こした本人に代わって少年がプレゼントを配ることになる! その過程で人気配信者、リョウの元へプレゼントを届けにいく!
そこで配信者の苦労を垣間見る! 欲しい物も枕で安眠を願った! 少年は考えを改め、撮っていた動画を削除した! その後、リョウの動画で少年がサンタクロースに扮した姿が流された!
いつ撮影したものなのだろうか! 狸寝入りをして密かに動画を撮っていたのか! 途端に腹黒い一面が表れ、少し後味の悪いものになった!
>131
進路に迷う教え子に主人公は自分の過去を明かして聞かせる! 医学部を目指したが叶わず、今は数学科の教員に甘んじていると!
その内容を聞かせた上で夢に手が掛かった教え子に改めて進路を訊く! 答えを見つけた教え子は溌溂とした様子で帰っていった!
ここからの展開が少し気になる! 主人公の同僚達はこの話を嘘と云う! その通りと本人も答えるが、それは強がりで事実とは違った!
隠したい過去のはずが、何故か同僚達はこの話を部分的に知っている! どこから話が漏れたのだろうか!
あと毎年、学生に語って聞かせている内容であれば、わざわざ話題に出さないのでは! やや詰めが甘いように感じた!
>132
獣人と人間が生きる世界! とは云え、世界を牛耳っているのは人間だった! 身体能力で勝る獣人が反旗を翻すことはないのだろうか!
純潔ではない半獣人の立場の弱さは理解できる! そのせいで少女は路地裏生活を余儀なくされた! そこに逃げ込んだ王子と出会う!
話をすることで理解を深め、別々の道を歩む! 美しく成長した半獣人は王族の使用人の募集に飛び付いた!
この部分は辻褄が合っていない! 資格として『獣人に限る』とあった! 半獣人では受けることさえ、できないのでは! 推敲不足と云える!
>134
またしてもサンタクロース! 更にどこかで見たテコンドーの技が炸裂! 見たことの内容が後頭部にドゥィチョギ!
このような話をされる子供も目を白黒させたことだろう! 話し終えたあとの子供の様子が気になる!
どのような態度を取るのか! そこが肝のように思えるのだが親父の熱弁だけで話が終わっていた!
>137
主人公の病名が気になる! 両親には会えないがさえちゃんは普通に病室に現れた!
友人はクマのぬいぐるみと書いてある! さえちゃんは友人ではないのだろうか! 白衣を纏った悪魔は医師で、
さえちゃんは看護師なのだろうか! どちらも白衣の場合があるので判断に迷う!
退院後の展開は悪くない! もう少し描写を増やした方がいいように思った!
>139
奇妙な二人のロシア旅! 馬鹿馬鹿しくも楽しんで最後まで読めた! オチは想像することができなかった!
どこの大学の首席なのだろうか! そのような疑問が霞むくらいに読み物として楽しめた! 鼻と耳の下りが秀逸!
寒さに耐え切れず、逃げ込んだカフェにいた美人で感じの悪い店員は端役ではなかった! 人生の伴侶となった!
詰め込まれた文字ではあったが読み難さは感じず、最後まで読めた!
>140
地球に隕石が衝突する話は決まって世界が崩壊する! この話は隕石の衝突でおそらく全世界が氷河期を迎えた!
その過酷な世で二人の男女は生活をしていた! 死と隣り合わせの状態が続き、その環境に慣れていく!
奏は違った! より良い環境を求めて歩いて沖縄に行こうと画策する! 樹は止めたが考えは変わらなかった!
一人での旅と思いきや、樹も同行することになった! 旅の途中で凍死する可能性がある! それでも敢行する!
最後に書かれた「希望と云う灯の温かさ」が印象に残る一文となった! >141
尤もらしいことが書かれていた! 荒唐無稽の話をここまで語る熱意に胸を打たれた!
誤字脱字も見つからず、努力の賜物と手放しで喜びそうになった!
誰もがサンタクロースを信じる! その心が起こした奇跡と言い切るのはどうだろうか!
議長は情報を提供した人物を明かしたと思われる! それでも会議の場が荒れた! 懐疑的に思った人物がいたことになる!
真面目に書いてはいるのだが、読み物としての面白さに関しては一考の余地がある!
>143
またもやサンタ! 今回はコンビニ店員のコスプレなので本物ではなかった! ありそうな話と愚痴に外連味があった!
二人の遣り取りも読ませる! さりげない蘊蓄もよい! それでいて安易に恋の路線に進まない!
最後の一文も悪くない! サンタにプレゼント! しかも出世払いと云う踏み倒し! 派手さはないが最後まで詰まらずに読めた!
>144
ファンタジー世界の貧民街の二人の生活が描かれていた! 特殊な用語を使わずに書いたことで生活感を出すことができた!
「剣牙猪」は造語なのだろう! 検索するとある小説で書かれていた! 同じ作者なのだろうか! 幸運の女神に願うことで姉は置かれていた品々を手にできた!
それを糧に弟は育ち、十年後、二人は一端の冒険者となっていた! 種明かしとして今度は送る側に回る! 幸運の女神は実に庶民的で共感を覚えた!
一レスでファンタジーはかなりハードルが高いこともあり、展開が早足になった点が惜しまれる!
>145
時代物ではあるが読み易い文章で書かれていた! 口調は古めかしさがあり、それでいて意味を理解できる! さりげない作者の配慮が行き渡る!
内容は討ち死に覚悟の籠城なのだろうか! 時間を稼ぐことが最大の目的に思えた! そこにいるはずのない正妻がいた! 運命を共にすると云う!
悲惨な展開を迎えると思ったが、そうはならなかった! 汁物が伏線となっておこげのおかわりに繋げる! 最後は清々しい大笑で幕引きとなった! 実に清々しい終わり方であった!
>146
難病に苦しむ少女と少年の出会いから始まる物語! やや纏まりを欠いて取っ散らかった印象を受けた! そのたどたどしい文章が初々しさになって、
十六歳の少女に相応しい情緒を醸し出しているように感じた! 作為的でない分、真実味が増したと云える! 最後は少年視点となり、
空を眺めることで少女の死を予感させるが快活な本人の声で打ち破った! 二人は約束を果たし、その後を読者に想像させる! 展開は悪くなかった!
>147
リアルタイムの配信者の様子がよくわかる! 書き込み内容もありそうでリアルに思えた! その中、口を滑らせた配信者にねここは特定したと書き込んだ!
よくある内容なので油断した! ねここ本人は本当に場所を特定して飲み物を差し出す! 配信者が振られたと勝手に思った意中の相手だった!
特定された恐怖が一瞬で幸運に変わる! ホットココアも名脇役として場を静かに盛り上げた! >151
Vtuverの話! 仕事の流れを語る! 憧れのイラストレーターと一緒に仕事をこなすことに喜びを感じていた!
その白星が悩みを打ち明ける! 着物の柄が決まらないと! そこで主人公は手伝うことにした!
近所の商店街で着物バザーを利用した! 並べられた着物の柄を隈なく見ていく! その中、目に留まった柄に惹かれた!
仔細に見ていると黒ぶち眼鏡の男性も同じ物を見ていた! おそらく白星だと思うが匂わせることもなかった! もう少し仄めかしてもいいのではと思わなくもない!
>152
マッチングアプリを使って二人はスキー場で落ち合う! 主人公が目にした彼女は普通だった! 興味を示さなかった! 好みの容姿ではなかったのだろう!
その後、ろくに滑ることができない彼女に付きっ切りの指導が始まる! 主人公は不満を募らせる! ただし指導を途中で放棄することはなく、仕上げとしてボーゲンで滑るように指示を出した!
ぎこちない滑り方に既視感を覚え、そこで彼女は体験学習で出会ったことを告げる! 一目惚れであることも! マッチングアプリで偶然、目にすることがあるのだろうか!
一目惚れで一途な彼女であれば、そのアプリ自体、利用しないのでは! 彼女の容姿に興味を示さなかった主人公の感情の流れも都合が良すぎるように思った!
>153
蛇の玩具に驚いて失禁することがあるのだろうか! 展開が急すぎて少し驚いた! 伏線として飲み物の件か何かが欲しい!
気弱そうに見える少年の行動力にもびっくりした! 少女だけが特別! 何かしらの意味を含めないと急展開に読者が置いてけぼりになる!
展開を急ぎ過ぎた弊害と云える! 骨格だけではなくもう少し話に肉付けして突飛にならないような工夫が欲しいところ!
>155
彼のことを思い出しながら炬燵でココアを飲む! その彼は朴訥でお互いが惹かれていく様が書かれていた!
ココアが一滴、零れる度に彼の想いも薄まるのだろう! 最後の呼び鈴で彼との顛末が行動で語られた!
娘が父親の帰りを喜び、走っていく! やはり一滴、彼との思い出のココアが零れた! 実に巧みで上手い見せ方と云える!
>156
誰の視点で語られているのだろうか! 不思議な出だしは続き、日常を描き出す!
その中で学童擁護員である神田陽子が登場する! 馬力のあるおばちゃんを想像したが違った!
若い女性で仕事が終わると、置かれた花瓶の前で子供を守って亡くなった人物に語り掛ける!
不思議な視点は亡くなった向井のものとわかる! 当時、助けられた子供が陽子であった!
未だ成仏できない理由に納得して、悲運ではあるが心温まる内容に仕上げた! お見事!
>157
登場人物の年齢がわからない! 八歳から発病して徐々に身体の機能を失う! 二十歳まで生きられないとあるので、
高校生くらいの年齢なのだろうか! 二人の関係は友達なのだろうか! それ以上の何かなのか! 書かれていないのでわからない!
白い紙にしか見えていない彼女は雪景色を見て何を思ったのか! 美香の顔と云うよりは肌の色が気になる! 白い中、映える色をしているのだろうか!
彼女の視界と同じで話がぼんやりとしていた! もう少し掘り下げて語っても良かったのでは! ふむ、まだか!
冷え込む中、熱燗をちびりちびりとやりながら時を待つとしよう!(`・ω・´) 八時になったので上位発表に移る!
九位は配信者! リアルタイムで墓参りをする!
挟まれる書き込みはリアル! 場所を特定したと云うネタは冗談の類いではなかった!
本当に現れた! ねここは配信者の想い人! 会う約束を破ったことは配信の内容で許された!
今後の二人の展開を予想すると心がほっこりする!
九位は>>147である! よくある、ただのネタで終わらなかった点を評価した! おめでとう!(`・ω・´) 人が少ないようなので熱燗のおかわりをする!(`・ω・´) >>147
おめでとう!
実は配信見てくれてるやつ、エモいよね では、続けよう!
次の作品はミスリードが巧みであった!
ワイの予想が外れた! 今回、小道具でココアがよく使われたが、
本作の使い方は秀逸と云える! たった一滴に意味を持たせたことに感心した!
八位は>>155である! おめでとう!(`#・ω・#´) >>155
おめでとう!
ココアのみたくなりました! 次の作品はある意味で問題作!
評価する人間によって大きく評価が変わると思う!
ワイにはウケた! ロシアの話を多く書いてきたあの人物を思い出す!
今でもお姉ちゃんをはべらせているのだろうか!
それはいいとして七位は>>139である! 細かいことが気にならない面白さを秘めていた! おめでとう!(`・ω・´) どんどんいこう!
次の作品は話の内容がよく練られていた!
不自然な行動はなくすんなりと頭に内容が入ってきた!
ただし途中でオチが見える! 結果、その通りの展開となった!
惜しいとは思わない! 無理に捻らないところが良さとなって残った!
六位は>>114である! おめでとう!(`・ω・´) >>139
おめでとう!ロシア行きたくなりました! 次の作品は空中戦から始まる!
強敵の出現に初めて主人公は危機感を覚える!
撃墜必死の中、主人公は生き延びた!
新しい職を得て妻と安らいだ生活を送る!
もう少し幸せと思える描写が欲しいと思ったが、
ストイックと捉えればいいとも云える!
五位は>>43である! おめでとう!(`・ω・´) 文章は巧み! 手練れである!
隠れリ〇マン君と思われる! おそらく〇ーマン君なのだろう! いや、リーマ〇君である!
華やかな世界の裏側を見事に書き切った! その手腕は見事と云える!
多く語る必要はないだろう! 読めばわかる! 一レスの可能性を広げた!
四位は>>93である! おめでとう!(`・ω・´) >>233
残念、リーマンではないです!
私の友人作家です! 熱燗で腹が緩くなった!
ちょっとぷりぷりしてくる!(`・ω・´)ノシ >>238
私ではないですが、プロの作家さんですよ うわ、お風呂入ってたら今確認しました、ありがとうございます! ただいま!
勢いよく出し過ぎて摩擦熱で*が焦げるかと思った!
>>239
それはよくわかる! と云うことはこれ以上の者はプロを打ち負かした、
とはならないかもしれない! 残り全員がプロの可能性は、あるのだろうか!
では、発表を再開しよう!(`・ω・´) ドルドルドルドルドドン!(恒例のドラムロール)
内容が純文学の作品を彷彿とさせる!
人間の汚い部分を秘めて語られる!
その心情はある事柄でがらりと変わる!
それが不自然ではなく、読者が受け入れられるように書かれていた!
ネームの部分にもう一工夫入れることはできたが、今の状態でも完成度は高いと云える!
第三位は>>52である! おめでとう!(`・ω・´) ありがとうございます!嬉しいです!!!やったー! おばあちゃん見てるー!? 惜しくも二位となった作品は現在と過去を語る!
説明口調ではなかった! 話の展開に合わせて澱みなく流れる!
家族仲の良さを感じられて、最後まで手を抜くことはなかった!
全てにおいて高い水準を保ち、一気に駆け抜けた!
その読後はかなりよい! 一位でもおかしくない作品ではあるが、
牽引力の差で僅かに及ばなかった!
第二位は>>97である! おめでとう!(`・ω・´) >>97
おめでとう!松茸はお婆ちゃんの口のにおい それでは最後の作品を発表する!
不思議な視点で物語が始まる! 取り留めのない内容に思えて話が進む程に謎が深まる!
そこにキーマンとなる人物が登場する! 子供達にも意味があった!
仕事が終わるとキーマンの行動によって視点が明かされる!
助けられた子供と一命を落として助けた者が明かされた!
悲しいはずの話が成仏の件で微笑ましい内容に変わる!
読者の読後まで想定して作られていた! 見事と云うしかない!
第六十三回ワイスレ杯の頂点は>>156である! おめでとう!(`・ω・´) ありがとうございます!! めちゃくちゃ嬉しいです!! これにて第六十三回ワイスレ杯を終了する!
多くの作品に感謝!(`・ω・´)ノシ 今回リーマンは>>145の1作だけでした
第51回ワイスレ杯以来の選外です。次は必ず上位に入れるよう精進します >>156
おめでとうございまああああああす
ワイさんありがとうございました! おつかれさまでした
講評がいただけるというので1作品だけ参加してみたのですが、勉強になったし、楽しかったです
もっと勉強して実力をつけたいなとおもいました
ありがとうございました たかもりさんは?
どうだったのだろう?
たかもりさん 四位、ありがとうございます〜!
リーマンさんに間違えられるなんて、光栄ですわ
次回も楽しみにしてます >>268
ごめんごめん。
ただいまお出かけ中で、チョコチョコ覗いてたけど書き込む余裕がありませんでした。
>>127のヤエ婆っちゃんで選外でした。
地平線はしくじった。東の空と書けば良かった。
みんなおめでとー!!!
リーさん残念!次は頑張りましょー!! おはよう、諸君!
ワイスレ杯は一レス勝負!
書く分量が少ないこともあって修正が容易!
直感や閃きで上位に食い込むこともある!
お題に一貫性はなく、いつでも新鮮な気持ちで挑める!
作者が知らない自分の可能性に気付くこともあるだろう!
それらは小説を書く上で必要な要素で今後の自作を助ける!
今回の結果は全ての作者の糧となる!
ワイスレ杯は小説の要素を凝縮した雛型であるとワイは思っている!
その喜びや悔しさが作者の飛躍に繋がるとワイは信じている!
故に続けられる! 一日を使うことになるが、それがワイの原動力になっている!
全ての作者に幸あれ!(`・ω・´) 久々に参加しました。>>92で選外でした〜
入賞された方々おめでとうございます!
自分的にはロシアの話と猫の街の話が好きかも >>92
少年と浮浪者の接点をもう少し増やせばよかったように思う!
少年が浮浪者を気に掛ける理由は亡くなったお爺さんの面影を重ねていた!
家族がいない浮浪者は、その寂しさから少年を見る度に孫のように思っていた!
二人がお互いを意識しているので行動すれば自然に目に入る!
のちの少年の行動に信憑性を持たせることができるだろう!
雪に埋まった少年をすっぽりと覆わず、手首から先を出せばよい!
都合の良い突風に頼らず、浮浪者が少年を助けることができる!
ワイの考え!(`・ω・´)ノシ 仕事に戻る! 上司「キミ、ちゃんと服洗ってる?」
オレ(ワキガ)「はい、一応」
→結果… ふむ、これは何だろうか!(`・ω・´)早めに切り上げて精米をしよう! >>276
追加アドバイスありがとうございます!(遅くなってすみません汗) 言われてみれば少年のくだりの展開は都合が良すぎた…… UPLIFT プレミアム・サービスのお知らせ
https://uplift.5ch.net/
UPLIFT 主な特典
・連続投稿の規制を緩和します。
・スレッド作成時の規制を緩和します。
・5ch.netのスレッド表示画面に表示される広告を除去します。
・5ch.net専用ブラウザで5ch.netの過去ログを閲覧できるようになります。
・海外からのアクセス・ホスト経由からでも書き込みができるようになります。
・書き込みが規制されているプロバイダーからでも書き込みができるようになります。
・5ch.netを安定して利用できるように運営を支援できます。
5ちゃんねるを存続させるためには、皆様のご協力が必要です。
最後まで御精読いただきありがとうございました。 今日は買い出し!
正月用の酒と珍味を買い漁る!
お節は手抜きで明日、冷凍された状態で届く!
さて、出掛けるとしよう!(`・ω・´) 只今、帰宅!
なかなか良い物が買えた!
今年の全国熱燗コンテストで金賞を獲った「香住鶴」を五本購入した!
越乃寒梅は定番の酒として三本購入! 久保田も買った! 越後桜は三本!
牛肉は奮発して松坂牛を二キロ! 牛タンは一本! 黒豚は沖田豚! 厚切りとスライスを合わせて四キロ!
摘まみはナッツ類! 鮭とばも買った! 漬け用の刺身を各種!
うむ、満足である!(`・ω・´)ノシ 少し早いが良いお年を! >>286
妄想だから、実際はワンカップ大関が5本ぐらいと、安売りの冷凍豚コマを1キロってところだぞ
あとは、スーパーの安売りの寿司と、柿の種がツマミってところか 明けましておめでとう!
今から雑煮を作る!
六人分なので急がなければ!(`・ω・´)ノシ わいさんおめでとうございます!
ルナ毎日更新やってるので誤字も多いですが直していきたいです!
https://kakuyomu.jp/works/16817139554775204635 ワイスレは評価スレ!
作品がなければワイの出番はない!
今の時期は忙しいので助かるが!(`・ω・´)謝恩会はいくものではない! ぷぅぎゃああああああさんのおかげでなろうでやっと
処女作が9ヶ月にして2000pt達成しましたありがとうございます
まだ90万文字なのですがこのまま200万文字300万文字を目指すか
100万文字で完結させて新しい小説を書くべきか、どちらが正しいのでしょうか? 話の内容による!
100万文字で完結する内容を200万文字まで引っ張れば水増しとなる!
薄い内容が読者に伝われば以前のような伸びはなくなるだろう!
面白くなくなったと読者が判断するとブックマークを外され、ポイントに悪い影響を与えることも考えられる!
100万文字ですっきりと終わり、ファンを引き連れた状態で新作を始めればスタートダッシュを決められる!
あとは作者の考え方次第! 出来れば作品主体で決断することを勧める!
ワイの考え!(`・ω・´) ぷぅぎゃああああああさんありがとう
丁度100万文字ですっきり終わって翌日から新作始めるよ! >>298
1
>この異世界に来て、すぐ目の前にこのとんでもない剣が落ちていたことを、
>僕は何千……いや誇張なしで何万回と噛み締めているはずだ、毎朝、必ず感謝しているのだから。
(少し意味が取り辛い! 毎朝、誇張なしで感謝して数万回に達したと云いたいのだろうか!)
>リーネが悲鳴を上げ飛び起きて、いつも通りに僕の背後へと非難していく。
(変換ミス!)
>比類を上げたスコティッシュフォールドの胴体部分が跡形もなく消えていた。
(比類のせいで意味のわからない一文になっている!)
>この世界のモンスターは、僕らの奇矯な栄養源だ。
(貴重な、だろうか!)
>この光が見れるなら、毎日何度でも襲い掛かってきてほしいくらいだ。
>ああ、早く、こんな生活を終わらせたい……。
(微妙に意味が食い違って見える! この狩猟生活を終えるとデュランダルを振るう機会が無くなるのでは!
そうなると美しい紫色の閃光が見られなくなる! ちょっと微妙な一文と云える!)
>毎日毎日、この毎日だ。
(強調表現だとしても「毎日」が三回も続くと気になる! 最後の毎日を「この繰り返しだ」としてもいいだろう!
これ以降、同じ個所の指摘は省く!)
2
特に問題はなかった!
3
>僕は、その機会の仕組みよりも、何よりも、目の前の鏡に映った白髪のしわくちゃの、日焼けして、沁みとそばかすだらけの、老人が映っている。
(機会は機械! それよりも主人公が自分の容姿を知らなかったことに違和感を覚える! ここは島となっている! と云うことは海がある!
魚を食べている件があった! 海面に映る自分の姿を見ていないとは考え難い! 場所の設定ミスなのだろうか!)
内容は悪くない! 今まで住んでいた世界は四十年前に崩壊していた! 難を逃れた人々は異世界に転送された!
絶海の孤島に住む主人公もその一人! 自身の姿に気付かなかった点には疑問が残る!
もう一点、世界が崩壊した原因が曖昧に思えた! デュランダルの紫色の閃光が関わっているようだが、それを振るって世界を崩壊させた人物は作中に登場しなかった!
何かしらの理由で魔剣が現れ、勝手に暴発して世界を崩壊させた! 生き残った人々と共に魔剣も転送された! その後は使い手を選び、
力の一部を行使できる程度にとどまる! そのように考えればギリギリで辻褄が合うかもしれない!
主人公の最後の選択まで、もう少し丁寧に書いていればと思わなくもない68点!(`・ω・´)願望によって生み出されたリーネのキャラはよい! ありがとうございました
海面に映る自分の姿は、恥ずかしながら気づかなかったです。
内容は悪くないという評価で嬉しいです。小説として読めるように、そういう曖昧な点がないよう精進します。 >>301
第五十五話 邪宗門(1)
>ズデンカはジナイーダに付き合って、夜が更けるまで町の外での塾をした。
(変換ミス!)
>曖昧な説明しか出来なかった。
(行頭一字下げが行われていなかった!)
第五十五話 邪宗門(2)
>「ごほっほごっ!」
(パイプの煙でむせている! 「ごほっごほっ!」ではなかった! 合っているのだろうか!)
>ズデンカは不吉な予感を感じた。
(意味の重複になるので「予感を覚えた」、または単に「予感がした」としてもよい!)
第五十五話 邪宗門(3)
作者の行頭一字下げのルールがはっきりしないので、これ以降の指摘を省く!
第五十五話 邪宗門(4)
>その中に経営の才覚がやつがいたんだろうね。
(会話文ではあっても少し拙い! 「経営の才覚を持つやつが」とした方がいいだろう!)
第五十五話 邪宗門(5) 特に引っ掛かるところはなかった!
第五十五話 邪宗門(6)
>男はジナーダには関心すら持たなかったようで、背を向けて歩き出した。
(名前に脱字がある!)
第五十五話 邪宗門(7) 特に引っ掛かるところはなかった!
第五十五話 邪宗門(8)
>さっきジナイーダが言っていた、屍体をすり換えるトリックを実行する汚れ役も射るはずだ。
(変換ミス!)
第五十五話 邪宗門(9)
>また鮮やかな吹き上がった。
(「鮮やかに」のような気がする!)
第五十五話 邪宗門(10) 特に引っ掛かるところはなかった!
第五十五話 邪宗門(11)
>ジナーダが急かしてくる。
>ジナーダが口を挟んできた。
(名前に脱字!)
>ペトロヴィッチには言われるほど
(末尾に句読点がないのだが、あとの文章に続いていると云う意味なのだろうか!)
>――ああ、そうだったな。カミーユはあのルナの過去を語ったときいなかったんだよな。 ハウザーの話は、何となくは聞いたことはあるだろうが詳しくは知らない。
(文章の合間に行頭一字下げが行われている箇所があった! 不要として詰めるのか! 改行を忘れた凡ミスなのか! 判断が付かない!)
>やっと、考えられるになってきたらしい。
(脱字があるように見える!)
続き物の弊害でジナイーダやルナの感情の流れを完璧に把握することはできなかった!
最後、ジナイーダがルナにされたこともよくわからない! ハウザーが掛けた暗示のようなものはパヴァーヌによって引き起こされる程度は理解できる!
ルナがハウザーにどのような方法で暗示を掛けられ、ジナイーダの身体を貫いたのかはわからない! あとこの邪宗門で得られたことはあるのだろうか!
個々の過去の披歴を済ませているように思える! ハウザーが目論む人間同士の殺し合いが後々、大きな意味を持つのか!
蛇足とまではいかないがぼんやりした内容に思えた!(`・ω・´) >>303
>毎日通っていた道端にある店が建て壊されていた。
(「建て壊されて」と云う表現に引っ掛かる! 「取り壊されて」ならばおかしくない!)
>57時ですよ。
(7は打ちミスの類いだろうか!)
>ケータイの目覚ましを切って、僕は目を擦りつつ泡から出た。
(ケータイでいいのだろうか! 今時はスマホのような気がする!
目覚まし機能を使う意味がないように思う! すでに起きて風呂に入っている!
風呂に入りながら二度寝する習慣がある主人公なのだろうか!)
>タンスから、いそいそと赤いショートパンツを取り出し履いた。
(パンツの場合、漢字で書くと「穿いた」となる!)
>一丁に亀の甲羅を背負い、出発。
(行頭に不自然な一丁が使われていた! 一張羅と書きたかったのだろうか!)
>僕は、教授のケータイを指さす。
(教授もスマホではなくてケータイなのか!)
>僕の前はその音でしたよ。
(僕も、だろうか!)
>「教授、前に行き道の店が建て壊されてて〜
(二度目なので作者は間違った認識をしているのだろう!)
>田中博士が、遠い目をした。
(教授では!)
>「ですが、あれはまだ視覚情報だからさみしく思えれたんでしょうね。聴覚情報だと、何も気づかずうちに変わってる……」
(会話文でも引っ掛かる! 「思えれた」と「何も気づかずうちに」は!)
>「ジェンダー的にも、自尊尊重的にもあり得ない。
(「自尊尊重的」と云う書き方を初めて見た!)
いつの時代の話なのだろうか! 作者は未来を想定して書いていると思う!
ただしその未来らしさがほとんどない! 主人公を亀仙人のような格好にした理由もわからない!
大半の描写を省いて会話文だけで物語を展開させようとした意図もはっきりしない! 手抜きのようにも思えた!
着眼点は悪くない! 日頃から当たり前のように見ていた物が突然なくなる! なくなる前の状態が思い出せない!
そのようなことは誰にでも起こり得る! 多くの読者に共感を持たれる要素! 上手く活かして物語に昇華できれば良かったのだが、
会話文に頼り切った未来のせいで現在と大きな差を感じなかった!
理屈っぽい割に描写が雑で未来を想像できない作りがネックとなった62点!(`・ω・´)凡ミスが多く明らかな推敲不足! スレッド
固定ハンドルが題名に入っている・固定ハンドルが占用している・閉鎖的な使用法を目的としている・等は、自己紹介板・最悪板・夢・独り言板・おいらロビー・なんでもあり板以外では、原則として全て削除または移動対象にします。
ただし、固定ハンドル個人が一群または二類に属する時は、他の削除規定に触れない限り様子見となります。 久しぶりにおはよう諸君!
ワイスレ杯は不定期!
作品が集まりそうな時期に開催している!
今のワイはかなり忙しい! それもあって近々の開催は考えていない!
随時、評価文章募集中!(`・ω・´) >>309
1
>鰯みたいに口を上げ、落書きを不思議そうに見上げていた。
(口を開け、だろうか!)
>膨れた腹、大きな腰、大きな脚部、猪のような顔、さながら身ごもった猪のような姿のディネヴァーは〜
(腹、腰、脚、と順に下にきて顔に飛ぶ! 猪を最後に持ってきたいのであれば、脚、腰、腹、顔の順にしてもよい!
一文の後ろに「身ごもった猪」とあるので顔の部分は「正面から鼻の穴が見える、受け口」等、特徴だけを挙げて重複を避けてもいいだろう!)
>「ああ、隊長。おはようございます。いえね、僕が朝起きましたところ、あのようなものが描かれていたのを見つけたんです。全く摩訶不思議でして」
(作中では男の子とあるが、会話文を見るとそれよりも年上に思える! もう少し子供っぽい言葉遣いにした方がいいのでは!)
>警備局第3警備課兵隊長ディネヴァーは、丸々肥えた体と二重にった顎と声を震わせ住民たちに言い放った。
(脱字だろうか! 「二重になった顎」に思える!)
>「魔物かどうか知らんが、魔物だったらなおさら書かせない! 必ず書かせてなるものか!
(「必ず」は不要!)
>と服に書かれた人たちは、その書かれたことのよ近くに居たにも関わらず気づかなかった起きて居た人は、もうこの落書きが単なる落書きとは思えなくなっていた。
(「よ近く」とは! 「気づかなかった」の後に句点が入るような気がする!)
>その魔物達が力を貯め、再び我々人類に襲い掛かろうとしているのではないか。
(「貯め」は金銭に関わることを指す場合が多い! そこで漢字を使うのならば「溜め」を勧める!)
>逃げれない病人のために残った数人の医者達だけ。
(地の文なので「逃げられない」と書いた方がいいだろう!)
2
>「おじさんって呼んだだけでけど?」
>魔王ドリクはやっぱり生きていたんね、都市伝――」
(脱字だろうか!)
>「ああ、魔法ももそうだな、気が向いたら魔力も上げてやってもいい」
(打ちミス!)
3
>「ああ……はははは、きっと勝手に思い込んで騒ぐ私らを笑ったんだ。ははは、
>これから良い奇術師になるぞ、こんな事を考えた奴は。はっはっは」
(この部分がオチとなる! ただし上手く作動していなかった! 良い奇術師になるのは弟子のルイスと思われる!
死んだフリをしたアイデアは誰が考案したものなのか! ルイスは狸寝入りではなくて本当に眠りこけていた!
ディネヴァーだと話がおかしくなり、オチにならないのでは!)
最後にオチが問題! この部分は失敗しているように見えてすっきりしない!
そこではっきりオチとわかるような流れをワイが考えてみた!
ルイスが死んだフリをする! 駆け付けたフーランは嘆く! そこに医者が登場! 泣いている理由がわからずに困惑する!
そこでディネヴァーが仕返しだと広言して立ち去る! ルイスは顔を覆っていたハンカチを自ら取り去って笑って見せる!
まんまと騙されて大騒ぎをしたフーラン! この仕掛けを思いついた者は良い奇術師になると太鼓判を押して終わればオチとして機能するだろう!
病院の展開が駆け足で詰めが甘かった66点!(`・ω・´) ありがとうございました。
点数がひ、低い。自信があったんですが、ラスト以外にも何かあったという事でしょうか。全部言ってほしいです。
ラストは書き直してみました。 >>312
恐らく誰もが読んで思うこと!
およそ書けない位置にカウントダウンの書き込みがある!
回数を重ねるごとに警戒心が高まり、阻止しようと人々が動き出す!
しかし、ことごとく失敗に終わる! どのようにして人目に触れず、書き込んでいるのか!
その謎解きが実に呆気ない! 魔法による遠隔操作で書いていた!
密室殺人の犯人は透明人間だった、くらいのがっかりした気分になる!
魔法や魔物が存在する世界であったとしても読者を納得させる方法を編み出して貰いたい!
今回の場合、魔法の遠隔操作で書いている! それを利用してワイが考えてみた!
警戒を強めて人々が警護に当たる! 夜明けが近づいても書き込みはなく阻止を確信した!
その隙を突いたのか! 朝陽を迎える頃にはカウントダウンの文字が書かれていた!
この部分にトリックを仕込む! 現代でも知られている隠顕インク! 書いた時は何も見えない!
紫外線や熱などによって文字を浮かび上がらせる技法である! 要するに書く方法は魔法でも、
使用する塗料は実現可能なものを選択する! 一定のリアリティを持たすことで読者を納得させる!
作中で読者の期待感を煽っているので、この程度の理由付けは欲しいところ!
ワイの考え!(`・ω・´) ぷぅぎゃああああああさんのおかげで100万pv達成しました
ありがとうございました、次は☆2000目指します! >>315
>グランドバザール商工会とギルドは大わらわだった。
>バザールに面したギルド直営の宿では大旅団の祝宴の準備でおおわらわだ。
(平仮名と漢字の大わらわがある! 近いところで使っていることもあって少し拙く見える!)
>「国王までお出ましになるとかでさっき先触れが見えられたのよああ、あったこれよこれこれ」
(読点が抜けている箇所があるように見える! 「見られたのよ、ああ、あったこれよこれこれ」なのでは!)
文章において特に目立った疵はなかった!
ただし話としては呆気なくて素っ気ない!
追放狂言とタイトルにあるが作中では追放されていなかった!
別の旅団の報酬を間違えて持ち帰ったことが発端となって追放の話が持ち上がる!
リーダーと当事者が揉めているところに盗られる形となった剣華のリーダーが現れた!
殺伐とした展開になると思いきや、先に間違えたのは剣華であった! この部分がオチとなるのだが、
少し引っ掛かる! 窃盗でも公開処刑になる土地で最初に間違えた剣華の新人はお咎めなしなのだろうか!
もう一点、商業都市やギルドの説明は丁寧で細かい仕様まで書かれていた!
それでいて人物の描写は極端に少ない! 双方の旅団のリーダーについて簡単な容姿に触れた程度!
主人公のはずの「僕」は容姿について全く書かれていなかった! 短編なのでそれほど引っ掛からないが、
他の作品ではどのようになっているのだろうか! 少し心配になった!
設定に力を入れた割には軽い内容となった69点!(`・ω・´)もう少し人物に光を当ててもいいのでは! 「見えられたのよ、ああ、あったこれよこれこれ」であった!(`・ω・´) ぷぎゃああああああさんありがとうございました!
一応舞踏メンバーが謝りに行きましょ、剣華もわかってくれますよ、のやり取りでギルドが見ていない些細な問題は現場の旅団同士でなあなあで済ます事例が多々あると示唆したつもりでした、相手が大旅団でリーダーも冷静に判断できなかったというか、剣華さんが極道さんが意外と人情味ある面があるケースみたいなもので
キャラクターは全く設定していないです「僕」も三人称群像視点?より一人称視点が好まれるというだけで主人公に据えただけです
すっごい書き足りない描写がぼろぼろ出てくるな三人称なら現世界の単語を使って説明できるところだから一人称がすごい不便すぎる 旅団は相当な数になる! 現実では千人を超える!
作中ではそのような人数を想像できない! 分隊が相応しいように思う!
人数にして一桁からギリギリの二桁!
作者が旅団をどのように思っているのかわからないが、
それなりの人数として踏まえると複数の視点を利用しない手はない!
主人公の容姿を複数の目で表現する! または言い合うリーダーとの歳の差を踏まえ、
大人げないと批判することで語ってもいいだろう! あとは言葉遣いで年齢差を出してもよい!
ワイの考え!(`・ω・´) 今から出かける!
帰りは夜になると思う!
会食を予定しているので!
さて、行くか!(`・ω・´) 只今、帰宅!
先方の事情で会食はお流れとなった!
>>322
このスレッドは急遽、有志によって立てられた!
その為、>>1の内容に抜けた部分がある!
ワイが>>8に書き足した! 合わさると以下のようになる!
オリジナルの文章を随時募集中!
点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!
評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!
ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【※※※】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/〜
以上の説明でわかる通り、長編も受け付けている!
あまりに長いと分割して読むことになるが!(`・ω・´) >>323
百万文字超えてる俺の作品も全部読んでもらえるのかw 早くに目覚めた!
100万字は相当な量ではあるが、それを超える作品を読んだことがある!
完結しているので今以上に増えることはないが200万字を超えている!
作者は元気にしているのだろうか!
さて、今日の執筆を始めるとしよう!(`・ω・´) >>326
宇宙人クロニクル
第1話
行頭一字下げが行われていない! 独自ルールと解釈して指摘を省く!
特に引っ掛かるところはなかった!
第2話
>そこで宇宙人たちはハビタブルゾーンにある〜
(小説の形態に則って書かれているので行頭一字下げが行われていないところが気になった!)
>〜恐竜と鳥類と哺乳類が共存する生態系が生まれのだ。
(脱字がある!)
>・ほぼサピエンスと変わらない外見のニアサピエンス、(ミアキスヒューマン達はファーミアキスと呼んでいるらしい)
(この一文の内容に少し引っ掛かる! ミアキスヒューマンの名付け親は観測者である宇宙人である! 過剰な接触によって情報が漏洩しない限り、
ミアキスの名は出て来ないように思える! どのような状態で「ファーミアキス」と名付けるに至ったのだろうか!)
マナ1
行頭一字下げのルールが安定しない! これ以降の指摘は省く!
>広場で四角く形を整えた粘土の塊を並べて焼いていた熊の〜
(四角く形は四角形なのだろうか!)
マナ2
>狼ニアサピエンスは野外で水を張った盥を手に満点の星空を眺めてサピエンスの帰りをまっていた。
(満天の星とした方がよい! 満天に空が含まれているので、あとの星空は重複表現となる! 同様の箇所の指摘は省く!)
>どういうわけか金色の光の明るい夜にはマナは出来こないから
(出て来ない、だろうか!)
>「じゃ、始めるぞ
>いうや否や
(『」』が抜けているのだが、意図して書いているのだろうか!) マナ3
>集落も一族郎党の母屋と中心としたものから〜
(母屋を、でもよい!)
マナ4
>完全におびえっきた醜態を晒している。
(おびえきった!)
マナ5
>「灌漑設備も整備されていない、農地の工作も出来ない」
(工作は耕作!)
幕間・グレイの日常
>ロータスの花弁が陽光を反射するヴィマーナ本体が地上から見たえら〜
(見えたら、だろうか!)
プレシャスウイング
>手傷を負った者や逃げ遅れた者ははプレシャスウィングの餌になる。
(打ちミス!)
>徴発されたことを理解したのか
(文脈から考えると「挑発」なのだろう!)
書かれているところまで読んだ!
地球とよく似た惑星を舞台にした別の話!
人類と獣人が細かく設定されていた!
魔法の走りのようなものも書かれていた!
細々とした設定が長く続く! 分厚い取扱説明書を読んでいるような気分になった!
もう少し展開を早くできないのだろうか! または心躍るような読者サービスの場面を挟む等!
もう一方のクロニクルは地上が主体のようなので読み物としての面白さを追求しているのだろう!
ワイの時間がなくなった! 他方は明日以降に読む!
凡ミスの類いは推敲でカバーできる!(`・ω・´) 誤字脱字お見苦しい点多々の指摘、ありがとうございます!
分厚い説明書!読んでいただいた方は地上編の副読本(?)に該当します!
次にあげる分で地上編の「過去になにがあったのか」にあたるマナの話は結びとなります! ファーミアキスの呼称、これは全く失念でした!重ねてありがとうございます!! 二合徳利で四回おかわりしたワイが勝手に語る!
このクロニクルシリーズは最初の設定にかなりの文字数を突っ込む!
現代が土台にある為、他の星系でテラフォーミングを施した過程や状態を、逐次、語る必要がある!
ファンタジー物を好んで読む層は最初の説明がネックになると思う!
何故ならば異世界転生、異世界転移では世の成り立ちをかなり省ける!
主人公がファンタジー世界の住人であれば、ドラゴンや魔法をすんなりと受け入れることができる!
今作ではそれをしない! ドラゴンや獣人、マナを利用した魔法の原理を事細かく語る!
何故、そのような面倒なことをするのか! 程々に酔ったワイの頭が答えを叩き出した!
ライトノベルでよくある異世界転生や異世界転移は全て宇宙人が関与していた!
人類をアブダクションすることで知識を得る! その後、自分達が作り出した惑星に送り込み、
地球との進化の差を比べる! 知的好奇心が元になっているのだろう!
そのように考えれば納得できる!(`・ω・´)ノシ 明日も早いので寝るとしよう! >>326
宇宙人クロニクル・地上の物語
ミアキスヒューマンとサピエンス
>煌びやかなアクセサリーで全身飾りたてるの大好き(宝飾品は個体識別にも利用されてる。漁師の刺青みたいな役目もあるの)なので野外で出会っても判別出来ます)
(末尾の『)』は不要!)
婚礼前夜・ダキア王子
一文に文章を詰め込む癖があるように思う!
読み辛くはないが、適宜、読点を使ってもいいだろう!
婚礼当日 シェリアル姫
特に引っ掛かるところはなかった!
夜の庭園で
>「ですから姫様も王子殿下に釣り合う存在になりたいとおっしゃりまして、」
(末尾の読点は打ちミスの類いなのだろうか!)
運命の朝
>朝6時。
(異世界とは異なるが地球ではない! 同じ表記なので少し目に留まった!)
>返事がありませんでした。また部屋を抜け出した、あ、」
(末尾の読点は作者なりの書き方なのだろう!)
呪い
>埒が開かない。
(「埒が明かない」とした方がよい!)
小説の形態になっていた!
和と洋が混ざった表記があり、混沌とした感じを受ける!
築山や下手人は和のテイストなのだが神殿がある!
柱の作りは洋風! このように混在する理由とは!
表記を統一する必要はないが、モチーフとなるものに準じた方が読み易いように思う!
最後まで読んだ!(`・ω・´)作品が終わっていないので点数は控える! ありがとうございます!
地球とは違う事を強調したく、ヘレニズムオリエントにアジアンテイストの折衷、少しずつ入り混じっている景観を想定していました!伝わらなかったのは言葉足らず説明不足dす!
言葉遣いはまでは気が回らず! こんにちは
スレチかもですが、いまバトルものの作品を書いてていつかここでも晒せればなと思ってます
なので戦う描写が上手い作品を読んで書き方を勉強出来ればなと思ったのですが、主さんから何かしらおすすめの作品がもしあれば教えて頂けると嬉しいです 的確な描写で読み易い一人称を求めるのならば安井健太郎氏の「ラグナロク」がオススメ!
多種多様な戦いを参考にしたければ珪素氏の「異修羅」だろうか!
合戦物は多くの人間をリアルタイムで扱う!
舞台となる国も様々でタイトルを挙げればキリがない!
あとは作者が好む内容で選んでもいいかもしれない!
ワイの考え!(`・ω・´) ワイ自身、秋せつらの先頭スタイルが割と好み! ワイさんお久しぶりです。
タップノベル公式作品のプロジェクトで、アイデアが通ったので、オムニバス作品を一話だけ作りました。
Youtube版もあるので良かったら見てみてください。
洗濯バサミ女の立ち絵は私が作りましたw youtubeを観た!
いわくつきのものを鑑定する鑑定士が登場!
最後に120万の値を付けた!
それはいいのだが、この鑑定士は何の役に立つのだろうか!
いわくつきのものをその額で買い取るのだろうか! そうだとしてどのように利用するのか!
問題の根本的な解決に至らない点も気になる! 視聴後、すっきりしない感じが残った!
ワイの率直な感想!(`・ω・´) その鑑定士はプロジェクト共通のキャラなので、何のためにいわくの品を買い取ってるのかは私も知らないのですが、最後の方でエピソードで謎が明かされるかもしれませんね? 私もアイテムをどうするのか気になったのですが、笑うセールスマンやアウターゾーンのような話なので、案内人は謎のままでもいいのかなと 鑑定士は共通のキャラクターなのか!
いわくつきのものをどのように利用するのか、ふゆ君も知らないと!
買い取った品を必要な誰かに売り付けることができれば解決する!
ただし鑑定士の最後の一言がその行動を否定した!
<いわく>の品は使用者にしか効かないのに
使用者とは入院中の奥さんを指す!
この一文を別の言葉に変えればワイの疑問は薄れて、
ここまで気になることはなかったように思う!
さて、今日の執筆を始めるとしよう!(`・ω・´) >>344
これは小説の基本に当たるものなので最初に書いておく!
三点リーダーの「…」は「……」のように二つ一組で扱う! 場面に合わせて長くしてもいいだろう!
会話文の末尾に句点は付けない! 特にライトノベル! 「おはよう。」ではなくて「おはよう」が基本!
純文学であれば「言わざるを得ない。」と末尾に句点を付けることが普通になる!
感嘆符のあとに文章を続ける場合、全角の空白を入れる!
「そうなんだ!全然、知らなかったよ」ではなくて「そうなんだ! 全然、知らなかったよ」となる!
>――気づくと、私はあの茶道教室の小屋の前にいた。
(男性に対して不信感と嫌悪感を抱いている最中に茶道教室の小屋にくるだろうか!
その原因となった瀬谷は同じ教室に通っているので出会う確率が非常に高い!)
最後が駆け足で味気ない! 茶道教室の小屋に無意識で行かせる動機が不十分!
もしくは瀬谷によって抱いた気持ちをもう少しマイルドにした方が主人公の行動を受け入れ易い!
あと自然を好む主人公の動機がよくわからない! 何故、自然が好きなのか! その背景が書かれていない為、設定としては軽い!
ワイならば過去のイジメが原因で軽度の人嫌いに仕立てる!
人が滅多に来ない自然は主人公に癒しを与える! 日々、自然の中に身を置くことで身近に感じ、
その過程で茶道教室の存在を知った! 茶道を始めたことで徐々に人に慣れてきた! だが、瀬谷の軽薄な行動で過去が蘇り、
再び人嫌いの一面が表れる! どうしていいかわからない! 癒しを求めて自然に分け入ると茶道教室の小屋に行き着いた!
原因となった瀬谷と鉢合わせするかもしれない! それでも主人公は小屋へ入る! 最初に救いを得たところなので不思議な安心感に包まれていた!
あとは作者が書いた最後へと繋げればすんなりと物語に入っていける!
>授業で教わる事よりずっと大切な事を教えてくれる気がする。
>普通に生きる事よりずっと大切な事を教えてくれる気がする。
(前半の一行と後半の一行は自然について語っている! どちらも「気がする」となっていた!
自然のおかげで悩みが解消したので後半の一文を変えてもよい!)
ワイの場合
普通に生きる事よりずっと大切な事を教えてくれる気がする。ううん、教えてくれる。
話としては悪くないのでもう少し魅せる展開を用意してもよい!
薄っぺらい背景に意味を持たせる! 作中で利用して人物に厚みを加える!
最後は自然を絡めて爽やかに終われば読後の印象は良くなるだろう!
ワイの考え!(`・ω・´) >あと自然を好む主人公の動機がよくわからない!
動機ではなくて理由や切っ掛けの方がいいか!
ちょっと買い出し!(`・ω・´)ノシ クロニクルに新たな一話が加わった! すみませんこちらに晒したいと思います。
カクヨム(晒しスレ)、なろうの底辺スレですでに晒している話なのですが
皆さんの意見を聞いている内に分からなくなりまして。
今はどこを重点的に直せば良いのか……
とりあえず言われたことは
・文体が固い、淡々としていて盛り上がらない
・展開が退屈(つまらない)
・無駄が多い
・主人公に強みがない
・序文が退屈
等々……
https://kakuyomu.jp/works/16818023211862103782
よろしくお願いします。 >>345
横からなんですが、三点リーダーの件とか会話文の末尾の句読点の件とかって、その方が読みやすいからとか何か理由があるんですかね?
それとも執筆上の風潮とかなんでしょうか 只今、帰宅!
>>347
他で指摘された部分を頭に入れて読んでみる!
>>348
ワイは会社で指摘された!
エッセイの時は「です、ます」調での執筆となった!
会社の要望に即時、対応できるように書き慣れていた方がいいだろう!
少し書いてあとで読み始めるとしよう!(`・ω・´) >>349
アレですかね、よく同じジャンルのものを読んでいる読者層からすると、他と何かしら違う書き方があるとそこに違和感を感じるんでしょうかね
ともかく有難う御座います >>347
伝え話
天使と悪魔の関係が描かれていた!
諍いが起こる度に神が介入して鎮めた!
その過程で新たな種族「ハーフゾウル」が生まれた! 天使と悪魔の血を併せ持つ!
生まれた経緯がわからない! 両者の反目の歴史はどうなったのだろうか!
その種族は人間界で暗躍しているような書かれ方をしていた! 神は介入しないのだろうか!
詳しく書き過ぎているように思える! 故に細かいところで疑問が生じる!
伝え話らしく曖昧な部分を入れて読者に疑問の余地を与えない方がいいのでは!
第一話 「西方遺跡の迷宮へ」
感嘆符のあとに文章が続く場合は全角の空白を入れた方がよい!
三点リーダーは二つ一組が基本! わかっていると思うので指摘はしない!
>彼女は金切り声を上げながら、狂気じみた笑いを浮かべていた。
>その笑い声は、鏡の部屋に反響し、終わりなく響き渡る。
(この二行を目にした瞬間、違和感を覚えた! 彼女は金切り声を上げている! 狂気じみた笑いは表情と受け取れる!
二行目では金切り声が笑い声に変わっていた! 意味が取り辛い文章になっていた!)
>天使のような美しさを放ちながらも、その表情は依然として笑っている。
(やはり表情で笑っていたのか! 金切り声、笑い声、どちらか一方を選んだ方が読み易い!)
>合わせ鏡の間に立ち、俺は自分自身の幾重もの虚像に囲まれていた。
>そして、その無限に続く虚像の少女が、ゆっくりとこちらを向く。
(二人の虚像が無限に続くと云う解釈なのだろうか!
この二行は少し離れた位置にあるので読者を混乱させる要素を含んでいる!) >彼女の狂気に笑う目が俺を捉えた瞬間、鏡の中の世界が一瞬にして凍りついたようだ。
>彼女の歪んだ笑顔が、俺に向けられている。
(狂気じみた笑いは顔全体を含んでいるように思える! この部分では目が強調された!
凍りついたと云う表現は静的で動的な笑いを想像し難い!)
>早朝の薄暗い光が窓から差し込み、静かな朝の空気が部屋に満ちている。
(光が薄暗いことがあるのだろうか! 早朝なので薄暗い部屋ならば理解できる!)
>レイクは二十代半ばで〜「野性的」と評されるかもしれない。
(突然の人物紹介! 唐突な感を否めない! 服を着替える場面を活かして体型や筋肉、または戦歴を物語る傷痕で語る方が自然に思える!)
>外の空気は新鮮で清々しい。
>外に出ると、早朝から活気に満ちた街の喧騒がレイクを迎えた。
(外の空気で外に出たことはわかる! 意味の重複は文章を冗長させるので控えた方がよい!)
>「依頼受付」のカウンターで、レイクは順番を待ち、馴染みの女性職員に挨拶する。
>「おはようございます、レイクさん!」
>女性職員が元気に挨拶する。
(主人公が挨拶をした! 女性職員も挨拶をした! この場合、挨拶を返す、ではないのだろうか!)
>「声、小さくしてくれないか……?」
(主人公は二日酔いだった!)
>陽の光を浴びながら、人ごみを縫うようにレイクは滑らかに歩いていく。
(このように書いていながら二日酔いとは! 作者は前に書いた文章の内容を失念しているのだろうか!)
>「そうであってないと困るわ、あとくれぐれも割らないようにね!」
(「そうでないと困るわ」でいいのでは!)
読んだ二話で大体の作りがわかった!
文章に意味の重複が多い! その多さに比例して読み難さが増す!
あと整合性の取れていない文章が見られた!
それともう一点! 軽く流していい場面を長々と書き過ぎている!
その書き方が展開を遅くして読者の読む意欲を少しずつ削っていく!
重要な場面を見極める目を持ち、もう少し展開を早くするように心掛ければ改善すると思う!
ここまでは読んだ!(`・ω・´) >>353
君、なろう底辺スレでも煽ってなかった?
読点の使い方とかそっくりなんだが。 >>351>>352
詳しい添削をありがとうございます。
指摘された部分を気にしながらもっと文章をコンパクトにまとめようと思います。
文体は固すぎないでしょうか? >>355
もう少し読まないと内容を把握できない!
その内容が過酷で陰惨なものであれば今の文体と合っていると云える!
内容に適した文体であればよい!(`・ω・´) 文体だけを取り出して語ることはしない! 自分の仕事に取り掛かる! https://ncode.syosetu.com/n6654ij/
過去に数度晒してみたはいいものの、物語のクオリティではなく売れるかどうかの話になってしまいがちだったので、ストーリーが面白いか面白くないかが知りたいです! >>357
少し時間があるのでプロローグから読んでみる!
65万字あるので過度な期待は禁物!
では、読むとしよう!(`・ω・´) 七話まで読んでみた!
文章は読み易い! 推敲もしたのだろう!
まだ十分ではなく変換ミスがいくつか見られた!
主人公は両親に捨てられ、狼に育てられた!
その命が尽きると戦乱の世に赤子として生まれた!
妖が跋扈していて主人公は否応なく巻き込まれる!
神を宿している件があったので主人公が成長するに連れて、
派手な立ち回りをするようになるのだろう!
目新しさはあまり感じられなかった!
既存のアイデアを色々と詰め込んだ状態で話が展開する!
猩々との戦いは少し惜しい! 至近距離で目を合わせると眼球が鏡の役割を果たし、
術を掛けようとした者に術が跳ね返る! 主人公が意味を語る前に効果を発揮させた方がよい!
訳が分からず猩々は自ら眼球を抉って握り潰す! 絶命後、主人公が捨て台詞として意味を語ると絵面がいいように思う!
主人公が幼いこともあって派手さはない!
今後の展開を期待できる出来と云える!
文章は読み易く誤読を引き起こすことはないように思う!
七話までで云えば悪くない出来であった!(`・ω・´)ノシ 時間が無くなった! >主人公は両親に捨てられ
父親が母親を手に掛けて一家心中をすることになるので、
結果的には捨てられたようなものだが少し違うか!
では、また!(`・ω・´)ノシ >>347
第二話 「村での被害」
>もしかしてギルドに頼んで派遣されたのは冒険者はあんたらだったのか!
(「派遣された冒険者」でよい!)
>村人たちは馬車の到着を待っていて、暖かく迎えてくれた。
(細かいようだが「温かく迎えてくれた」とした方がよい! 暖かいは主に気温について使われる! 反対語は寒いとなる!
温かいは温度もあるが感情が含まれる! こちらの反対語は冷たい! 違いがわかると思う!)
>御者が起きてくるまでの間に、探索の打ち合わせをする。
(どこで打ち合わせをしているのだろうか! 御者が訪ねてきた件はある! ただし部屋とわかる書き方がされていなかった!
吸血鬼の襲来に備え、野営をしているとも考えられる! 少し端折り過ぎた感がある!)
第三話 「探索開始と遭遇者」
>「ガレス『荷物から水』を」
> と指示を出すレイク。
(三人パーティーで一人は仮眠を取っている! ガレスと呼び掛けている人物はレイクしかいない! 従って「レイク」の部分は省いてよい!)
>曲がり角から顔を半分出して確認するレイク。
(先行した者はレイク一人なので、この部分の「レイク」も不要!)
>「ガレス!こっちだ!!」
> 後ろ手の縛られていたロープを解きながら叫ぶレイク
(同じ理由で「レイク」は不要!)
>野営に戻り、早速調理を始めるレイク
(この部分のレイクはいいのだが、同じ書き方が続くと拙く見える! あと句点を忘れずに!)
> 早速スープを貪り飲む男。
> あっという間に最後まで飲み干した男。
>「美味かったか?」
>「ああ、うまか……うぐッ!?」
> 突然苦しみ出す男。
(ここでも同じような書き方がされていた! 字面がよくないので多用しない方がよい!)
>何が起ったのか分からない狼男。
>手を胸に当てて皮肉るレイク。
(同じ手法が続く! ちゃんと推敲をしているのだろうか!) 第四話 「吸血鬼」
>それまで静かだったこれまでの層と打って変わって、開き直ったかのように次々とモンスターの襲撃が続く
(「これまでの」は不要! 末尾に句点がない!)
>レイクの銀製の短刀や、ガレスのミスラル銀の剣で確実に敵の息の根を止めていく一行
(「一行」は不要! 末尾に句点がない!)
>一気に距離を詰められるレイク。
(この書き方があまりに多いので、これ以降は指摘しない! 末尾の句点の打ち忘れも同様!)
>眷属は首と胴が別れ、一見で見ると骸になった様に見えるが、吸血鬼は油断出来ない。
(分かれでは! あと、どれだけ見るのか! ここでは眷属と吸血鬼の意味が同じ! もう少しすっきり纏めて貰いたい!)
ワイの場合
首と胴が分かれ、一目で骸と判断できるが、吸血鬼に油断は禁物。
(メインの戦闘が終わっているので、このような後処理について長々と書かない方がよい! 話のテンポが悪くなる!)
>この層は大きな広間が広がっている、レイクの見立てでは恐らく吸血鬼の一党はそこに集結しているとみていた。
(広間だけで広さはわかる! 意味の重複を避けて「広間がある」としてもよい!)
>苦し紛れに吸血鬼は怪しく目を光らせ『魅了』の魔術を使う
(末尾に句点がない! 問題はそこではなく「魅了」にある! 近距離にいたレイクに魅了は効かず、他の二人は影響を受けた!
何故なのか! 書かれていなかった! あとで説明があるのだろうか!)
>ガレスの腕を掴みを力業で外して突き倒し、腰のポーチから「かんしゃく玉」を取り出しを地面に叩きつける。
>けたたましい破裂音が部屋に広がる、エリカはハッと気がついた
(「ガレスの腕を力業で外して突き倒し」でよい!
魅了とは何なのか! 大きな音で正気に戻した! 吸血鬼の真祖の能力はこの程度の代物なのか!)
硬い文体が問題なのではない!
相応しくないお粗末な展開と拙い書き方の連続のせいで没入感が得られない!
軽い文体であれば粗が見え難い! その逆は目に留まり易い! まずは拙いと思われない文章を書くことに専念した方がよい!
ここまで読んできてわかった作者の問題点を端的に挙げる!
1 意味の重複!
2 同じ手法の多用!
3 描写不足と描写過多!
4 句点の打ち忘れを含む凡ミス!
5 意味不明の設定!
これらを作中で解消できれば硬い文体等、大した問題にはならない!
読み易い文章で意味のわかる内容が何よりも優先される!
凝った仕掛けや入り組んだ人間模様! それらを文章で正しく読者に伝えることができなければ全てが無駄に終わる!
まずはネックとなる部分を無くすことから始めよう! 不随する技術は後回しでよい!
ワイの考え!(`・ω・´) 自分の仕事に取り掛かる! 指摘された部分に注意して書いた文章を全て見直したいと思います!
具体的な添削ありがとうございました! 評価文章に気付くのが遅れた!
今日は仕事関係で出掛けるが、
その後は時間があると思うので刻みながら読んでいく!
今から出掛ける!(`・ω・´)ノシ >>366
第1話 出会い
>帰っておいで。――
(珍しい書き方! 「帰っておいで――。」としてもよい!)
>なので、今まで6年間一度も帰ってなければ、返信する気も起きない。
(「なければ」が気になる! 「いないし」の方が意味を取り易い!)
>焚火を足すかな……。
(口語体でも引っ掛かる! 焚火に足すのは薪や木切れのような材料では!)
>大きな目、小さな鼻、小さな唇は〜
(瞼を閉じた状態で「大きな目」とわかるだろうか! 少し引っ掛かる!)
>なんでだ、地面に張り付いたように動かないぞ。
(何故、例えが地面なのだろうか! 女性は大きな岩に仰向けになっていた!)
>「はい、鳥もちです。それで体が引っ付いちゃってひとりでは動けないんです」
(この後、主人公に手を引っ張られて助けられる! それはいいのだが服を脱げば自力で抜け出せるのでは!
ポニーテールの髪は鳥もちで引っ付いていないのだろうか! 色々と疑問が残る場面であった!)
>「ああこの態勢しんど、やっと着いたののーっ」
(打ちミスに見えるが「ののーっ」と云う口癖の可能性も!)
>剃り前に、あんな高いところから落ちたりと……。
(よくわからない一文!)
軽い文体でシリアスな展開を見せる!
文章と内容が合っていないように思う!
作者が意図して書いているのであればいいのだが!
第2話 決闘――風子VS小百合 前編
>無論、いきなり裸になったので二の足を踏んだ、なのという、そういう話ではない。
(「なのという」は「などという」だろうか!)
一人称が突然、三人称に変わった!
最初から三人称で書けば良かったのでは!
それとこの展開は前に読んだことがある!
同じ作者なのだろうか!
第3話 決闘――風子VS小百合 後編
特に引っ掛かるところはなかった!
まだ話は続く! この先を読んだ記憶はないので、
同じ作者であれば新しく書き足した部分になるのだろう!
ワイの時間がなくなった!
今日はここまで!(`・ω・´) >>366
第4話 帰宅
>トメさんとヨネさんに縄を括り付けだした。
(「括り付けた」でいいのでは!)
>そして、その縄を僕と服部さんに持たせてくる。
>そして、東の夜空にぶん投げてきた。
(「そして」の連続で見た目が悪い! あと「ぶん投げた」でいいのでは!)
>服部さんが満開の笑顔になる。
(「満面の笑み」だろうか! しかも同じ表現が二回!)
>「当たり前です。私を助けてせいで命を狙われているんですよ」
(打ちミス!)
>「ちょっと西山氏、地の文でもちゃんと桜って呼んでください」
(意味のないメタフィクションは入れない方がよい!)
>「さてとと、もう寝ましょうか。こんな時間ですし」
(打ちミス!)
また一人称に戻った!
描写が難しい戦闘シーンは三人称で、
平易な日常は一人称なのだろうか!
第5話 翌朝
>スマホの目覚ましが、いつもの時刻になる。
(意味が取り辛いので「鳴る」とした方がいいだろう!)
>寝返りを打ち、横になて部屋を見渡す。
(脱字がある!)
>体をひねってチワワたらを避けた。
(打ちミス!)
>「おーい、桜ー。何であんなところ登ってるんです?」
(「あんな」には距離感がある! 至近距離なので「そんな」が相応しいように思う!
あと「登って」を「上って」としてもよい!)
>可愛いチワワが2匹、揃って小さな下を出して、僕を真ん丸の瞳で見つめていた。
(変換ミス!)
>これで犬を誘導した……私が犬へ苦手と知っている……」
(「犬を」だろうか!)
>何もいなくてホッと息をつく桜を見て、。
(打ちミスの類いだろうか!)
>「ホントに食べられれると思ったん……ですから……」
(打ちミス!)
>桜が、悲しそうに微笑み浮かべる。
(「微笑みを浮かべる」だろうか! 簡単に「微笑む」でもよい!)
>僕は辺りを見回しながら、桜の後ろをついて行っていった。
(「ついて行った」でいいのでは!)
一度も推敲していないのか! 凡ミスが非常に多い!
ここで時間がなくなった!(`・ω・´)時間を作って続きを読むとしよう! 例えばだけど
「LINE、交換してくれませんか?」
と書きたいけど、LINEってサービス名出しちゃうとまずいのかなぁ。回避の方法があればいいし、別に問題ないならなおいいし。
教えてください。 あと、匿名の掲示板だから無礼でもいいや、ってのは少し違う。
その場では問題にならなくても、そういった考え方は確実に人生を蝕む。何故なら、人生とは選択の積み重ねの上にあるからだ。
選択とは、己れの考え方の先に行われるものである。
一度も推敲をしてない文章を他人に読ませる、その考え方の先にいい人生があるとは、俺は思えないな。 そもそも文章の添削を頼むよりも前に
面白いアイデアを組み合わせてちゃんとした筋書きになっているかどうかを問うべきでは?
ネットで添削依頼することに意味があるとは思えない。 創作者は孤独なんだよ。自分が苦労して書いた文章が誰にも読まれない。レスポンスもない。世界から無視されてる気持ちになるんだよ。
面白いと思って書いてるのにさ、せめて否定でもしてくれればいいんだけど、PV0とかさ。きついよな。評価依頼の体をとって宣伝したい気持ち、痛いほど分かるよ。俺もそうだから。
でもさ、だからこそ、推敲不足なんて無礼は控えるべきじゃないのかな。上手い下手、面白いつまらない、はすぐに努力でどうにかなるもんじゃないけど、推敲ならどんな奴でも出来るだろ。
推敲したつもりでもやはりひとつふたつは見落とし、というか思い込みはあるもんだ。
でも、推敲した奴としてない奴はやっぱ歴然だよ。
甘えなさんな。そして、ひとりじゃない。頑張ろう。 >>374
LINEであればLIMEとしてもよい!
具体名は出さない方がよい!
大学も私立はダメだが国立はそのまま出してもよい!
ちょっと酔った!(`#。ω・●´) >>379
早速、ありがとうございます。LIMEで行ってみます。ありがとうございました。
ってこの時間、酔ってないことなんてあるんすか?
全ての創作者に幸あれ! 主に質問
まおゆうみたいな台本形式の小説って有りだと思いますか?
地の文の説明が少なく済むので有りかと思ったのですが 会話文だけで成り立つ小説は昔から存在している!
そのような小説を「対話体小説」と呼ぶ!
会話がほとんどなので読者が飽きる可能性を多分に含む!
小説の内容に相応しい形式であればよい!(`・ω・´) セーラームーンみたいに可愛いくてギャグみたいな中身が生きてる会話文書きたいけどどないしたらいい? >>366
第6話 翠剛髪
>キョトンと僕を見た。
(少し言葉が足りないように思う!
「キョトンとして」や「キョトンとした顔で」くらいはあってもよい!)
>昼間に堂々とうろついて良い恰好じゃとおもうよ」
(否定しようとして肯定した! 「恰好じゃない」の脱字なのだろう!)
>……目立たないと思って着てたのか……
(末尾に句点がない!)
>店長が、ポール看板の看板にいた。
(二度、続ける意味とは!)
>謎の薬剤が頭皮にまで浸透し〜日々は終わった。
(一人称の文章に三人称の説明が混ざっていた!
このような内容を一人称で書きたいのであれば桜が自慢げに語るしかない!
または最初から三人称で書けばよい! 三人称一元視点でもいいが!)
第7話 風邪
>風邪に良いだろうと買ったレトルトのおかゆにスポーツドリンクの入っている。
(「スポーツドリンクが」だろうか!)
>閉まった居間のドア越しに、静かな居間の様子を探る。
(二回の居間で字面が悪い! 「閉まったドア越しに」としてもよい!)
>尋ねた僕に、桜は越えず睨み続けてくる。
(「越えず」は「答えず」なのだろう!)
>おほね。風にこんな治療具どうやって使うの
(意味のわからない一文!)
ここまで読んで思った! 忍者は魔人の類いなのだろうか!
人ではできないことを易々とやってのける!
もう一点、主人公が借りている部屋はフローリング!
洋風の作りに思える! 竿縁天井は和風建築でよく見られるものなので、
違和感を覚える! 和洋折衷の部屋なのだろうか!
ここで時間がなくなった!
明日以降に続きを読む!(`・ω・´) >>383
>セーラームーンみたいに〜
答えが出ているのでは!(`・ω・´) 模倣から始めてオリジナルに昇華させればよい! >>366
第7-2話 母から電話
>すごく明るい声の、母親の声がしてくる。
(強調なのだろうか! 「すごく明るい母親の声」でいいのでは!)
>ママも、ババも心配とるんよ」
(脱字があるように見える!)
>くそっ、奪い取にはどうするべきか。
(脱字がある!)
>「さっ、勉強をし始めるし始める」
(奇妙な一文!)
>さてとっと……。
(「さてと」でいいのでは!)
第8話 新人の桑田さん
>さっもうすぐ準備できますから顔を洗って来る来るっ」
(いつからこのような喋り方になったのだろうか!)
>「ごっはんーっ、もぐもぐっぱくぱくっ」
(擬音語のつもりなのだろうか! 食べている音を自分で語っているように見える!)
>ごはんをあっという間にたえらげた桜が〜
(打ちミス!)
>桜も衛するために、一緒に家を出る。
(護衛の脱字だろうか!)
>……さてとっと……。
(二度目なので指摘を省く!) >僕はトレイに水を乗せる。
(「乗せる」は主に人に使う! 物の場合は「載せる」とした方がよい! または平仮名でもよい!)
>脇田さんが僕の真似だろうか、変顔して笑ってくる。
(桑田では!)
>「――さてとと」
(人物は違うが主人公と同じような口調!)
>驚いて固まっるしかないでいると
(打ちミス!)
>と脇田さんが
>脇田さんが挑発的な目を僕に向けてきた。
(桑田さん!)
第9話 竜巻投げ
>そんな桜を、桑田さんは蔑むように桜を見ていた。
(作者の書き癖なのだろうか!)
>物体を手に持ち大きく振りかぶったくノ一が〜最大限の力を発するのである。
(前と同じで一人称の文章に三人称の説明が挟み込まれていた!
このような補足を入れたいのであれば最初から三人称で書けばよい!)
ここまで凡ミスが多いと読み難い!
個々の奇妙な喋り方が引っ掛かって読む意欲を削ぐ!
もう少し真面目に推敲をして貰いたい!
今日はここまで!(`・ω・´)ノシ そろそろ出かける! ワイさん、落ち着いたら読んで下さい。
以前「未定」として書いた作品を大幅にリライトしました。既視感満載でしょうが、内容はガラリと変わっています。以前、2話、五、六千文字だったのが、今回、2話、一万五千文字になっています。
以前はちょっと適当に書いていたけど、今回は気合い入ってます。勝負作です。
プロットも出来上がっていて、あとは書くだけです。
よろしくお願いします。
カクヨム ロム猫 『大吉日和』 因みに推敲は、二十回くらいしてます。音読も一度しています。
でも、それでもあるんだよな、見落としが。思い込みは怖い。 >>366
第10話 カーマンライン
>風呂敷が指からは慣れそうになる。
(変換ミス!)
>どんどん速度を増し、地上がみるみる近づいてきてきた。
(「近づいてきた」でよい!)
>真っ赤な空と、その下にぽつぽつある真っ赤に染まった雲が眼下広がっている。
(脱字があるように見える!)
荒唐無稽としか云いようがない!
投げられた影響で二人は成層圏近くまで飛ばされた!
普通に考えればぶつかった状態で二人は共に即死しているのでは!
忍者が普通ではないとしても店長は一般人! 激突の衝撃に耐えられるはずがない!
原理が全くわからない!(`・ω・´)
第11話 開戦
原理はわからないが桜は生還を果たした!
戦いは続くらしい! 思考を停止して読むしかない!
第12話 決闘――桜VS藤佳 前編
>通常の竜巻投げに加え〜全身の骨が砕けていた例もあるほどである。
(また一人称に三人称の補足が挟み込まれていた! 同じ指摘になるのだが、最初から三人称で書けばよい!)
>もっと嫌な、異質な音へと変貌した。
(対象が音なので「変貌」は「変化」にした方がよい!)
>全てのパワーを送られた右腕が、音速を越えた音を出した。
(投げられた瞬間、絶命するのでは!)
この書き方はまどろっこしい!
一人称の視点が交互に切り替わる! 一部、内容を繰り返すので読み飛ばしたくなる! 第13話 決闘――桜VS藤佳 後編
主人公の視点に切り替わって、また前の話の内容を繰り返す!
この部分も読み飛ばされる要素を多分に含んでいる!
>目にもとまらぬ速さで、殴り合う。
(目にもとまらぬ速さと語りながら殴り合っている状態が見えていた!)
>店長が、静止してくる。
(変換ミス!)
>桜は、髪の毛を両手で手いっぱい掴んでいた。
(「両手いっぱいに」でいいのでは!)
>やがてフォロースルーを終えた桑田さん顔が、僕らの方から桜の方へと向いた。
(脱字があるように見える!)
>「ふんっ……甘ちゃんが何いっんの、バカッ……」
(脱字があるように見える!)
不可思議な戦いは終わった!
原理は追究しない! そのような世界なのだろう!
第14話 病室にて
>いったい忍者って一体何なんだろう……。
(字面が悪い! どちらかを削った方がよい!)
>ほっかむりしかなかったすら、ちょうど隠せるのに可愛くて良いとおもって。
(打ちミスの類いだろうか!)
>「どうして? まだ刺客が来るだよっ」
(急に口調が変わった! 意図して書いているのだろうか!)
>「終わってません。藤佳の他に、実娘が1人います」
(刺客の数が極端に少ない! 甲賀は人材不足なのだろうか!)
>荷物持ちしてやるから。――
(「――。」でもよい!)
全てを読んだ! 小説の形態をした漫画だと思った!
そうだとしても内容は納得し難い! 忍術の全てが人知を超えていた!
主人公が桜を好きになる理由がはっきりしない! 厄介事を持ち込まれ、入院する羽目になった!
命の危険を孕む日常が今後も続く! 作中で主人公は桜に対して嫌気が差した場面もあった!
このような終わり方を想定していたのならば、好きになる要素を作中に入れた方がよい!
現状では説得力に欠けてどうにも腑に落ちない!
凄まじい数の凡ミスとおかしな人称で綴られた荒唐無稽の忍者話は万人受けはしないように思う58点!(`・ω・´) >>390
今日は時間がないので明日以降に読み始める!(`・ω・´) >>390
第1話 柔らかい眠り
>プライバシーは要らないからここに住みたい程だ。
(マンションのエントランスに住みたいと云う場面なので、
プライバシーではなくてプライドのように思う!)
>「えー、それでは皆さん、お疲れ様でしたということで。カンパーイ!」
(会話文の行頭に余計な空白がある!)
>ワンピが答える。
>ジーンズがいう。
(行頭一字下げがないのだが、前の会話文と続いているのか!
見易さの観点でわけているのであればよい! これ以降は指摘をしない!)
>山崎の面子が軽く潰れた気がした。
>山崎が水を得た魚のように突っ込む。
>すかさず山崎が突っ込みを入れる。
(行頭一字下げが行われていなかった! この部分も前の文章と続いていると云う解釈なのだろうか!)
>「さっきから何ですか? そのギロチンギロチンって掛け声……」
(山崎がツッコむところではと思わなくもない! 太宰治の斜陽に出てきた言葉と語らないところは悪くない!)
>盛り上がっているように見えた
>。イケメンに一晩おもちゃにされるよりは、
(コピペミスだろうか! 行頭に句点がある!)
久しぶりに読んだ! 細部までは覚えていないが薄っすらと記憶に残っている!
行頭一字下げのルールが明確になっていないように思えた!
自分ルールでもいいが、読者に伝わるように書いた方がよい!
ここまでは読んだ!(`・ω・´) >プライバシーは要らないからここに住みたい程だ。
住人であれば誰もが通るところなのでプライバシーはないと云える!
ふむ、これは作者のミスではなくて、どちらでも意味が通じる!
この部分の指摘は無視してよい!(`・ω・´)ノシ ちょっと出かける! >>395
ありがとうございます。早速直しました。
一字下げのルールがよくわかってなくて、いつも迷ってました。スッキリしました。
つーかPV見てみると多分ワイさんしか見てないんだよなぁ。凹むわ。いっそ引っ込めて公募にだそうかな。なんかさ、きっついわ。 >>390
第2話 幻の鳥
>ツー、ツー、という音がした。電話を切られたようだ。
(ここも行頭一字下げが行われていなかった!)
>また、朝の中に、独り。溜め息を吐く。タバコを吸おうと思い、吸えないことを思い出し諦めた。
(続く文章は行頭一字下げが行われていた!)
>ツー、ツー、という音がした。電話を切られたようだ。また、朝の中に、独り。溜め息を吐く。タバコを吸おうと思い、吸えないことを思い出し諦めた。
(二つの文章は繋げられる! この状態で行頭一字下げをしてもいいように思う!)
>むしろどこか淋しそうな顔してる叩いてるんです。
(「顔して叩いて」がしっくりくるので打ちミスの類いなのだろう!)
>言ってません。 言ってませんから。
(不要な空白がある!)
>〜本を集運んでくる。
(「集め運んで」だろうか!)
>積み損じた一冊がバサっと音を立てて〜
(この部分も行頭一字下げが行われていなかった! 不規則になりがちなので簡単な修正案を書いておく!
会話文を除き、改行した最初の一文には行頭一字下げを行う! このルールを守れば問題はすっきりと解消される!
一字下げの指摘はここまで! あとは作者なりにルールを決めて修正すればよい!)
>送られることが自体がそもそもストレスだし。
(「こと自体が」でよい!)
>ほれ、ケーイタイ出せ」
(ケータイのような気がする! 現在が舞台だとスマホなのだが! 少し古い時代を想定して書いているのだろうか!)
>一個だけ引っかかてた事があるんだわ」
(「引っかかってた」だろうか!)
>靴を片方だけ履いてから、わたしは気になっていた事をひとつ思い出した。
(漢字の「私」が平仮名の「わたし」になっていた!)
>わたし昔から運だけはめちゃめちゃ
>良いんです!」
(意味のない改行! コピペミスだろうか!)
>エレベーターの「下」のボタンを押す。2、3、4とゆっくりカウントダウンのように表示が変わる。6階にエレベーターが到着したのと同時にメッセージの着信音。
(六階から一階に下りたシーンなのだが、逆に一階から六階にいくシーンに見える!)
ワイの場合
エレベーターの「下」のボタンを押す。4、3、2とゆっくりカウントダウンのように表示が変わる。1階にエレベーターが到着したのと同時にメッセージの着信音。
(ほんの少しの違いだが下りているように見えると思う!)
>くだらないほどに大きななあくびをした。
(打ちミス!)
書かれた全てを読んだ! 文学を下地にして無頼を気取るような主人公のやや荒んだ生活が垣間見える!
物語の導入部分なので内容に対してあれやこれやと指摘する状態にはない! 話の方向性がぼんやりとも見えていないので!
これは間違いの類いではないが読者の誤読を誘発しそうな要素を伝えておく!
主人公は肉声で「俺」を使う! 胸中では「私」と使い分けていた! 今回、二人の女性が登場した! 一人は「わたし」で他方が「私」であった!
主人公の心の声と同じ! 更に人数が増えれば誤読の確率も増すだろう! その点を注意して書き進めて貰いたい!
二話に関しての指摘を終わる!(`・ω・´)ノシ 公募に出すのも一つの手である! そんなゴミを出しても公募の人がめいわするからやめておけ そんなゴミを出しても公募の人が迷惑するからやめておけ >>398
ありがとうございます。エレベーターのとこ、ちょろっと気になってたんすよね。上がってくるのにカウントダウン……。
でも、まあ、調子取りのあんま意味のない描写だから、まあ、いっか、許して、となってたけどむしろディテールにゴッドはやどる、雑はやはり、よろしくないすね。
今、仕事が手に付かない程いつも今作のことを考えてます。ありがとうございます。
しかし、いつ見ても、見事というくらい間違え見つけますね。全然、気づけなかった。すごい。 >しかし、いつ見ても、見事というくらい間違え見つけますね。全然、気づけなかった。すごい。
これ言われて馬鹿にされてることにきづけない人は言われてる当人ぐらいだろうね >>404
第三話でこんな台詞があるんすけど、かげきすぎますかねえ。
「おまえさ、馬鹿にされてるって分かってないって悲しいよな、俺らのさ、ツイッターのグループチャットでさ、一時話題になったこともあったよ。何? あの気狂いってさ。でもまあ、それもいっときだったよ。弱えんだよな、キャラがさ。バーチャルやシャム野郎と比べるとさ、なんか、煽りのレベルもただキショいだけでさ、幼稚だし。つまんえから無視してんのにさ、馬鹿だからホイホイ煽ってくるわけ。センスねえのによ、煽りにも生き方にも、くだらねえ言葉でさ、イキってんの。あーあってかんじでさ、無視決め込んでんのやめてさ、一回だけ、おまえはくだらないって、センスねえって、いってみようかなって。まあ、つまんねえ答えしか返ってこねえよな。センスねえから。ああ、うざ。って程でもないんだけどさ、絶望的にセンスねえからw」
どおでしょ? >>403
失敬。ミスりました。レス番。こっちっす。 >>404
あ、いや、やっぱ間違ってなかったすわ。
メンゴ、メンゴな、403の人。
誰だか知らねえけど。
ま、頑張んなよ。自分の人生ってやつをさ。
たった一回切りのテメェの人生をさ。 >>405
一つのことに集中していれば他は目に入らなくなる!
その文章に要した時間を大切な自作に使う方がよい!
今日は少し遠出となる!(`・ω・´)ノシ >>410
教えて下さい。
著作権の切れていない曲の歌詞って作中に入れるのってありなんすか? 例えば公募的にも。 只今、帰宅!
結論から云えば、しない方がよい!
ただし曲を特定できない状態であれば入れることはできる!
何かの拍子に耳にした「さようなら」の言葉から主人公は過去を思い出す!
その当時に流行った曲で情けない自分の姿がありありと脳裏に浮かぶ!
このように曲が特定できなければ問題ない!
あとキャッチフレーズやキャッチコピー等、大抵は著作権が適用されない!
日常的に使われる言葉は除外される傾向にある!
危ない橋は渡らない方がよい!(`・ω・´) ワイの考え! ワッチョイキチガイってホンマどこでも湧くんやな
スクリプトで荒らされてるスレで喚いて来いよ >>412
マジか……。
最後の方で、こんなシーン考えてたんすけど?
——例えば僕が死んだら、そっと忘れて欲しい—〜
囁く様な嘆くような優しい声が聞こえる。
「あ、この曲……」
ヨシが遮るように言った。
「あん? ヨシ、しってるのか? 森田童子。いいよな。俺もおまえも生まれていない時代の🎧なんだけどさ……」
「そうじゃなくて……はじめて会ったとき、ユースケさん言ってた。[例えば俺がしんだらよお、そっと忘れて欲しいんだわ。色んな人からの記憶からよ』同じ。ちょっとびっくりした」
「お前さ、よくそんな細えことまでいちいち覚えてんな。こっちがさ、逆にびっくりだわ」
これはアウトでしょうか? 一話で確かにユースケは「例えば俺が死んだらよお、そっと忘れて欲しいんだわ」と確かに言っています。 お前の書いたゴミなんてどうせ誰も見ないんだから著作権なんて気にする必要が無いだろ >>414
>「例えば俺が死んだらよお、そっと忘れて欲しいんだわ」
この文章は日常の範疇に思える! 誰もが一度は親しい相手に言いそうな内容! あと珍しい表現が使われていない点も挙げられる!
それよりも歌手名を出している部分が問題になる!
>「あん? ヨシ、しってるのか? 森田童子。いいよな。俺もおまえも生まれていない時代の🎧なんだけどさ……」
ワイの場合
「あん? ヨシ、しってるのか? あの、あれだ。名前が出て来ねぇ、ド忘れだ。グラサンかけたワイルドなねーちゃんが少女の声で歌うんだよ。あれ、いいよな。俺もおまえも生まれていない時代の🎧なんだけどさ……」
このように暈せばギリギリセーフのような気がする!
あとは作者の考え次第! ギリギリはアウトになる可能性があるので!
ワイの考え!(`・ω・´) >>416
先に聞いておいて良かった……ありがとうございます 歌詞はダメだけど、歌手名やタイトルはいいんちゃう?法には触れないと思う。
開けっぱなしにしていた窓の外、二階の隣の住人のラジオから、キャロル·キングの「イッツ·トゥー·レイト」が、大音量で流れてきたことを覚えている。
こんな感じ。これ実際の小説から。 歌手名や曲名は使ってもいいが、歌詞とセットなので問題が生じる(特定される)!
そこで歌詞の一部(日常的に使われるもの)と歌手名を暈すことで特定を避ける!
今回の猫君の場合、歌詞を利用したいと考えているので、極力、著作権に引っ掛からない方法を提案した!
ちょっと出かける!(`・ω・´)ノシ >>414
凄いどうでも良いんだけど?
あん? とか ん? の相槌みたいな部分はいらないよ あとさー、エレベーターは下から上がって来てるんだぜ。上がってくるの待ち。
猫は間違ってねー。
カウントダウンはおかしいから使わねーほうがいいが。 ゴミが書くゴミに対して無駄な議論をしているのか、やれやれだな
そんなことより🎧こんな絵文字使ってる時点で全然ダメだろ 他人に読まれもしない物は、ゴミでしかないだろう
それにここに貼られた短文だけを見ても明らかにゴミそのものなので、ゴミと言われて当たり前だな 小説というのは他人に読ませて、他人を楽しませるために書く物なので、ここのゴミみたいな自分のオナニーのために書いているようなのは全然ダメだろう 例えば大谷翔平が何かを書けば、あの大谷くんが何か書いたの?面白そう!読む読む!とみんながなるが、ここに居るようなただのゴミが何を書いたところで、誰も興味すらも持たないし、わざわざ読まないからな
それを読ませるというためには、相当な努力が必要なわけだ
そういうことすらまるでわかってないような頭の悪いゴミでは、一生ダメだろう 俺は読んでるが。
読ませる力はあるよ。ただ不満もあるが。 著作権触れる様なのはハーメルン使うのがええやろな
あそこは2次創作オッケー >>421
そうなのか?
昇降機に乗るシーンはなかったように思うが!
さて、少し早いがチロリで熱燗を作ろう!(`・ω・´) 桜の蕾が膨らみ始めた! 少し意味が取り辛いか!
昇降機に乗った状態で主人公が矢印の下ボタンを押した!
そのままカウントダウンして一階に着いた、と云う風にワイは読んだ!
>>421の話だと、主人公は六階で待機している!
そうなると昇降機が到着して扉を開くシーンが欲しいところ!
更に乗り込む描写がないと状態がよくわからない!
あまり意味のある部分ではないのでそのようなまどろっこしい表現を猫君がするかどうか!
本人に訊くのが、一番、手っ取り早い!(`・ω・´)ノシ 作品が非公開になっているので読めないが! >>430
う〜ん。
エレベーター内には矢印ボタンなんてのはないんだよ。階数のボタンしかない。
矢印ボタンは外側にある。
エレベーター、乗ったことあるの?
まあでもさ、あんたが云うように多少分かりづらい表現だったんだろうな。
別にエレベーターに拘泥するつもりはないよ。 >>431
変えた。
エレベーターの「下」のボタンを押す。2、3、4と声に出してかぞえた。思い出したくもないものを、思い出さないように。 改善された!
カウントダウンは余計だった!
すっきりした!(`・ω・´)ノシ 熱燗が美味い! >>427
お前みたいなここのゴミ仲間が読んだところで何になるんだ?
何にもならんだろう >>430
君はエレベーターにすらも乗ったことがないような引きこもりか そんな世間知らずの引きこもりでは、まともな評価などは出来ないのではないのか >>436
人は得手不得手、勘違いもあるんだよ。
お前さんにもあるだろ。
俺は暴露をぼうろと読んだ過去があるw
くっそ馬鹿にされた。 エレベーターの操作パネルにはいろいろある!
階数のボタンだけ!
階数のボタンと「閉」と「開」の漢字のボタンがあったり!
階数と二つの矢印の内側と外側が開閉ボタンのものも!
ワイが知っている矢印は出っ張っていて「▽」や「△」であった!
車椅子用の操作パネルもたまに使う! 手を下げた位置とぴったり!
特に込みそうな時は奥の車椅子用の操作パネルを使用する!
今回のエレベーターは扉が開いて待機している仕様なので、
どのような操作パネルであってもおかしくない!
家庭用のエレベーターは主に矢印の上と下が定番で階数ボタンがない!
確か一回の使用で電気代が五十円くらい掛かったような!
あと一週間で桜が咲きそう!(`・ω・´) うぃ〜 やれやれ、こんな下手な言い訳をして、やはり見苦しい引きこもりだな
最近の一般的なエレベーター内には階数のボタンとドアの開閉ボタンしか無いのは明らかだろうに
そんなアホみたいな無知を晒していては、恥ずかしいだけだぞ >>438
いや、君らのようなアホにしかそれは無いだろう >>440
結構鬱陶しいセキュリティのエレベータがあって。
例えば、302号室のお客さんに呼ばれて行きますよね? エントランスでオートロックのやり取りをする。エレベーターは扉を開けて待っててくれる?
エレベーターの閉じるボタンを押せば、目的の三階を押さなくとも勝手に3階に運んでくれる。
が、例えば、2を押しても5を押しても全く反応をしない。
そんな、鬱陶しいセキュリティが流行ったこともあった。 今のところ、ちょうどアホみたいな間違いをするバカが3人揃っているので、これがこのスレの3バカトリオと言ったところか そんなんだから他人からバカにされたり、ゴミだと言われるということに早く気付いたほうがいいだろうな 自分では頭が良いつもりのバカほど、どうしようもないものもないので >>444
なるほど、便利なようでいて不具合が出ると怖いシステム!
これはいつの話なのか! エレベーターの操作パネルに仕掛けがあって、
特定のボタンを幾つか押すと日頃は通じていない最上階に行けるようになる!
これはどこで聞き齧った話だったのやら!(`・ω・´)酔いが進んでよくわからん! >>440
閉と開は分かってるよ。当たり前だから云わないだけだろ。
上下の矢印ボタンは内側には無いていってんの。
家庭用とマンション用を同列に語るなよ。
この作品のエレベーターは家庭用なのか?
もーいーから。云えば云うほど怪しくなるからさ。 >少し意味が取り辛いか!
昇降機に乗った状態で主人公が矢印の下ボタンを押した!
そのままカウントダウンして一階に着いた、と云う風にワイは読んだ!
と、このように自分でハッキリと書いているのに後からいくら言い訳をしたところで、このアホが引きこもりの無知なバカである事実は変わらないしな 昇降機の内部に「▽」と「△」のボタンがあった!
ワイが実際に乗ったエレベーターなので間違いではない!
君が知らないことはウソだと思うのであれば、それでもよい!(`・ω・´) ピスタチオを追加しよう! >>449
ただのバカがバカをどんどん晒しているだけなので、放っておけばいいだろ >>444
ホテルにも似たようなのがある。階数押さないのに動き出すやつ。
あれ、キーに反応してるんだろな。 そろそろ煮物ができそうなので!
ワイはここまで!(`・ω・´)ノシ >>451
そんなレアな例を持ち出して、一般的なエレベーターに当てはめるのがそもそもの間違いであるし、そうしているのが世間知らずの引きこもりのアホと言われる理由であるわな 猫とかいう者は、呼ばれてもいない階に行きたがるような犯罪者系の奴なのか?
だから、まともなセキュリティが鬱陶しいとか言ってるのか、やれやれだな >>448
ああ、そういうのありますよね。
大学時代、教授や研究生にしか行けないラウンジがあって、その操作法はなぞだったなあ。
しってる人は知ってるんだけど。
会社でも、非営業フロアに行くにはこのボタンを長押ししろ、とかはやはりありますよねー。 いや、キーをエレベーター内のセンサーにかざすんだったかな?
一昨年泊まったけど忘れた。
まーエレベーター話はもういーか。すまんな。 まあ、バカはバカである、というのがよくわかる流れだったな 小説というのは頭が良くないとまともに書けないので、君らのようなバカはもうやめておけ しかし猫ってやつはあと何年やれば1人でまともに小説が書けるようになるんだ?
見た感じこれでは一生無理に見えるけど(笑)
まあ、バカは死ななきゃ治らないって言うしな おはよう、諸君!
昨晩は一升近く呑んだが二日酔いにはなっていない!
外出の機会が多かったせいで少し急がないといけない!
さて、やるか!(`・ω・´) ニコ生主2人が酒飲み過ぎて感じ壊れて、腹水溜まって死にそうだわ。1人はワイさんより若い女だよ。ワイさんもそろそろ遺書書いときな またまたご冗談を!
身体を鍛える為に山へ登ってくる!(`・ω・´)ノシ あがりました。よろしくお願いします。
カクヨム ロム猫
『しあわせの鳥』
第三話 「くだらない世界」 因みに題名変えました。もう、これで行こうと思います。 いい歳こいたオッサンが大学生をいくら頑張って書いても普通にオッサンになってしまうwというゴミみたいな駄文だった
話の内容も特に無いに等しく、無駄にダラダラ長いだけwのオナニーの垂れ流しで読む価値も無し あとはビートルズだとかクラッシュだとか、おおよそ今時の大学生が聴きもしないようなバンド名しか出てこないというのも、時代に取り残された作者のオッサンの古臭い感性丸出しで、現代にまるで合わないゴミ作だった >>466
>だからといって棚に戻して別の何かを捜すのは違う気がした。
(この部分の「捜す」は微妙! 欲したものであれば「探す」が相応しいように思う!)
>顔に泥は濡れないよな?
(変換ミス!)
主人公は幼少期に父親から性的暴行を受けていた!
それもあって前の話とだいぶ印象が異なる!
幼少期の体験はトラウマになっていないのだろうか!
主人公は男性と普通に接し、女性との性交を好む!
あと父親のよがる声が大仰で引っ掛かる!
嫌がる息子に対して興奮している等の件があれば納得できるのだが、
純粋な快楽だけで「ああああああああ」と声を上げるとは思えない!
作り込み過ぎて少しリアリティを感じられなかった!(`・ω・´) >>470
「何人目か分からないおとうさん」すよ? >>470
少し練り直します。そこのシーン、後々重要だから。
ありがとうございました。ほんとに。 女性との性交を好む理由は第四話で明かします。
男性と普通に接していられる理由はもう少しあとかな。違和感って俺の中で、仕込みなんだけど、やっぱ信用ないから、ああ、ブラパ、とかなるのかなぁ。難しいっすね。でも、勉強になるわー。 精子のことを知らずにおしっこだとか思ってるとかの子供だと、小学生としても低学年だろう
そうすると、その年齢ですでに何人目かわからないおとうさんなんてのは無理がありすぎるわな
やはり、この作者のオッサンは相当頭が悪いってことかw そんな頭の悪さが冒頭から延々とちょこちょこ滲み出ているので、こんなアホみたいなのはとてもじゃないが読んでられないわ~となって、みんな脱落するんだろうな 内容にしても、イチイチ長々と書いているわりには、結局何が言いたいのかもわからないような薄っぺらさだしな
頭が悪い奴のする話ってのは、そういう特に内容の無いしょうもないものが多いから、わかりやすいよなw そもそもが、すでに2万字以上も書いているのになんの掴みすらも無いのが終わっているわな
そんなんでは、公募の下読みですらもすぐにポイッと捨てるだろうな
作者のアホなオッサンはダチョウ倶楽部のコントでも見て、1から掴みの勉強でもしたほうが良いんじゃないのか >>465
それを指摘するやつのいないくらい過疎だからさ
真面目さ
まあ2位に来れないみたいやな
テレビも見てないやろ! 実際ばぶ総理凄いわ
パンであの場所の確保に動いているだけで
相当QOL高いな つうかYouTube10周年を
ニコ生のほうに疲労感がよりぺっとりに
ビジネスホテルてのはおかしい テンはなぜかSP落ちだったろう
嘘ついてまで学業に本腰入れると言われたのだろ ホリエモンと仲良し~かわいい~」「元気な姿がかわいすぎるんですが
誰か知らんか
悪とかそんなにもいってこないから怪我は怖いよ
議員辞職しかありえない >>128
ケイタは移籍志願で干されたか?
やっぱり支持率落とした
半年前の大学生乗せたバス、ほね骨 ジャニ主演できて
生きてるならともかくスレタイオタが言うなら間違いないわ
また肩を引っ張って引きずるなんて何があるんだよ
リモートで繋げば問題なし 適当な数字入れてないと思うよ
ノリが壊れようがそこは配慮して割り込んできて最高だろ。 >>471
>「何人目か分からないおとうさん」すよ?
子供の観点からすれば、父親がころころ変わるのでおとうさんの存在は希薄になるだろう!
ただし父親は違う! 初めての子供に接するので、ぞんざいな扱いは当たり前、とはならない!
それよりも父親の性的虐待の動機がよくわからない! 子供の容姿にそそられたのか! 加虐に愉悦を覚えているのか!
母親はおまけで子供を狙って親子になったのか! その辺りのことが不明瞭なこともあってしっくりこない!
あと文戯の時の作品を見た時も思ったのだが、
猫君は作品に家族が絡むと文章に過剰な熱が籠り、
遣り過ぎるくらいに話を盛る傾向があるのでは!
その副作用で密に書いていながら真実味の薄い、どこか作り物めいた作品に成り果てる!
本作の「しあわせの鳥」の二話は実にリアル! 猫君の昔をなぞったようなリアリティを感じる!
口調は少し作っていると思うがあざとい感じはしなかった! 等身大の自分を上手く作品に落とし込んでいるように見えた!
三話は書き上げた二話を手本として修正すればよくなると思う!
君の中にあるリアルと真摯に向き合えば自ずと答えは出る!
ワイの考え!(`・ω・´) 猫くんのようでリアル=作者のオッサンの素が丸出し、ということだしな
創作でそんなのは致命的な欠陥だろう
私小説ならいいけど まあ結論から言うと、猫くんとやらのオッサンのリアル人生は、つまらないということだな 私小説もどきを書くのなら、せめて西村賢太ぐらいの面白い人生を歩んでないとダメだろう ずっとつまらない人生を送ってきたようなオッサンが、面白い私小説なんて書けるはずがないからな ちょっとネガティブな指摘や感想を付けられたら、粘着だのなんだのと言うとか、ゴミってのはホントにしょうもないよな
そんなんだから、いつまで経っても成長出来ないんだろうよ この猫くんとやらのオッサンも、もう何年もやっててこれなんだろ?
つまりは、ず~っとぬるま湯に浸かり続けて、全然成立してないってことだぞ なんかこの今の作にしても、去年の8月から書いてるみたいだしな
そんな早くからやってるなら、普通ならとっくに完成してないとおかしいだろ
それがいまだに3話wって、アホ丸出しだしな で、他に載せてる作にしても、全部途中で止めて終わってるしな
結局、ダメなオッサンがず~っとぬるま湯に浸かりながら、何故か必死にグダグダやってるだけwってことだろな >>489
なるほど。ストンと腑に落ちました。三話に関しての動機づけについては加筆することで解決を試みようと思います。少し、難しいから時間はかかるけど。
とりあえず四話を進めて、止まったときに直します。
ありがとうございました。 >>489
三話の動機づけに関して倉田に入れ墨を背負わせました。四話で説明を終えたところです。
「ああああああああ」というのも「うっ」に変えました。これは読まないでいいです。
二話の最後、「くだらない」の件、加筆しました。
ここは最後だけ読んでもらえたらと。むしろ前より厚くなった気がします。 そんなん言ってたし、それパヨがくたばる間際に残す最後の逃げ場だった 今週5割すら勝てない世界も深夜のフォーマット崩さずに続いてるの? リタイヤしてこんなもんで騒がれてもリピーターを作れないからじゃね?
ガーシー最後はどうでもいい >>186
紙新聞・紙雑誌・地上波放送もなんかあるか
というか
最低ロットも捌けなさそうだし
> その辺触れられてないと全然回らんわ
2極化しているようだな >>122
残念ながらやれよ
対策弁護士らのサイトもそんな貰えるなら
若ければ若いほど、寛容。
https://i.imgur.com/Qr4f3A3.png 血圧が計るたびに信者がいれば、若者は賛成だもんな。
これを教訓にしても
アホだな
過去に愛人だったとして これ6月だよね
長文ご苦労
だけどカタカナでスラム街を連想する日本人いる?
スターグループ(年収150億)が元やくざの部下 >>502
確かに!
四話は公開されていないので、その時を待つとしよう!
さて、書くか!(`・ω・´) 数十年仕事の依頼が途切れることなくある売れっ子作家ごっこ
長くやってますね
飽きません?ごっこ遊び そんな人気作家何人いると思ってんの
で、君の能力のいったいどこにそれだけのものがあると思えるの?
文字の書き間違え指摘するだけ 発言のゴミさはあまりに明らか
いいかげんにしたら 3話目出てたんやな。
たまにしか来んから今読んだ。
何人目か分からないおとうさん。
母親の相手がそれだけコロコロ代わっているという表現だろうに父親だの何人目か分からないのはおかしいだの何言ってんだかな。 3話目出てたんやな。
たまにしか来んから今読んだ。
何人目か分からないおとうさん。
母親の相手がそれだけコロコロ代わっているという表現だろうに父親だの何人目か分からないのはおかしいだの何言ってんだかな。
あとさー批評?講評?の中身がなんかズレてる時あるよな。
まーいいか、かったるいな。 じゃあ今シーズンの基準
しかし
ヤミンは体調崩してない
わからない 「絶対に譲ってはいけない、というモリカケ見せられた俺の戦力が結構ホローしてまして運転を生業にするなら、一定数は若者が育っててメディア露出も多い印象や
ジェズス移籍してだってそれを相談されて笑われてる設定みたいにソロ敬遠敬遠敬遠でええやろ >>201
下手に金かけちゃったから引っ込み付かない感あるけどメダルが見られるお食事も全員にさせられる→資金繰りのために買ったら含む、下がるのアンチスレだの釣り動画見てもいないなら減ってく一方だもんな
しかし
ニコチン酸アミドと
もう無理やろ 合宿で初めてちゃんと車輌点検してるが
売れたかどうか
だって
はいぱーまほしか
言ってたな 昨日の逆に総悲観にも他サイトでいきいきとジェイクアンチして何が出来ることとコロナ療養のリモートが当然という世界くらいに 高速で大型トラックはアクセルを緩めるなどしてくれる場合多い お待ちかねのゆまかおワチャワチャ沢山だよ
フィギュアスケート分かってる人だから言ってるのバラすのがね...
メンシプはいってなかったけど そういう描写もあるけど本筋は女将軍がいても腹の減りがおさまらない状態だな >>190
そういう業者使う分手数料上乗せする店もあると思うけどな
急激に上にガチャ更新されるたびに低下したな
マオタが ここはゴミのようなスレだから、スクリプト荒らしが潰しに来るんだろな >>516
小学校低学年の子供なのに、すでに何人目かもわからないおとうさんが居るだとか、普通に考えればおかしいだろうに
やはり君らのように知能が低いと、感覚もおかしくなるのかw 何人目かもわからない=10人以上は居るってことになるしな
小学校低学年=8才とか9才でそんなにおとうさんが変わるとか、どれだけ母親はヤリマンなんだって話だしな
やっぱりアホが考える話は、程度の低いコントレベルってことだろなw そうかこれは荒らしか。
あるべきものがあるべき場所にあるように気にならずごく自然に読み飛ばして素通りしてた
猫の書き込みなんかもこんな感じでスルーしてるんだなと気づかされた
荒らしにもそんな気付きをもたらす力がある。よのなか無駄なものはないね スクリプトも知らないとか、無知にも程があるだろw
そんなんだから、ここの奴らはネットでもいつでもバカ丸出しなんだろうな おはよう、諸君!
葬式に出ることになった!
遠方なので泊るかもしれない!
出掛ける! 評価文章は帰宅後に読む!(`・ω・´)ノシ 申し訳ない! カクヨム ロム猫『しあわせの鳥』
第四話「男のくせに泣いていた」
渋滞していますが、私のはぼちぼちでいいです。
よろしくお願いします。 少し、加筆したいので下書きにもどしました。
今日中には上げます。 とりあえず、例のおとうさんにケツの穴を掘られるところまで加筆しました。 カクヨム ロム猫
『しあわせの鳥』
第4話 「男のくせに泣いてしまった」
加筆修正しました。よろしくお願いします。 あの頃はおとうさんに掘られたケツ穴が痛くて、毎日泣いてました。 ちっちゃな頃から毎日ケツアナ確定か、猫も色々大変なんだなあ。 やっぱりずーっと掘られる側だから、猫って名乗ってるのか?
まーおそらくそんなところだろうな。 4話目出てるみたいやが、ケツアナ確定はさすがにキモくてあんまり読みたくないわな。
まーいいか、気が向いたら読むわ。 >>544
いいじゃん。スマホで読んでるけどpcで読んだらまた感じ変わるかな。
あとでやってみよう。 二作品は投稿された順に明日から読んでいく!
精神的に疲れた!(`・ω・´) >>549
ありがとう。励みになるよ。
自分でいいと思って書いていても、他人からしたらそうでもなのかな、とかなってたから >>550
お疲れ様です。無理せず、ぼちぼちでいいですよ 猫ってのはしょうもない自演もしてるのか
やれやれだな まー、だれにも褒めて貰えなかったらそうなるのか
哀れだなあ いいじゃん。しか感想が無いところがいかにも自演臭いしなw
普通なら、何がいいのか言うしな まー、特になんもいいところが無いから、お世辞にしても、いいじゃん。しか言えないってのもあるか
それだけ特になんも内容が無いような駄文ってことなんだろうな 普通は面白かったら、面白いって言うしな
つまりは、面白くはない=つまらないの確定だわな
で、じゃあどうお世辞を言おうかとなると、上手いか下手か、いいか悪いかになるわな
で、特に上手くもないから、結局いいじゃん。しかお世辞でも言えなかったということだろうな あとは、否定的な感想はまるで聞かないところが書き手としては終わってるわな
そんなんだから、全然成長出来なくていまだに1人では何もまともに出来ずに、こんなところにいちいちアドバイスを聞きに聞きに来たりして、永遠の初心者丸出しで手取り足取りやってるわけだしなw
そんなんでは、永遠に一人前にはなれないわな >>539
第1話
>「もしもし雪花、報告するぞ。……もぐもぐ……」
(地の文で「もぐもぐ」を使うのはいいが、会話文に入れると自分で「もぐもぐ」と言っているように見える!
これ以降、同じ指摘は省く!)
>その頭から開きだす血が、雨でぬかるんだ街道に流れて溜まりを作っている。。
(打ちミス!)
色々と説明が足りない! 主人公の頭の中から隊長の声が響いたとしても、それはどのような方法なのだろうか!
刀を使った古風な戦闘形態でいながら魔法が存在する世界なのか! 端折り過ぎているように感じた!
雨上がりの中の戦闘も最初はわからない! 満月の描写が邪魔をした! ぬかるんだ地面にしても全体がそうとは限らない!
隠す必要がない場面なので最初に状況を説明した方がわかり易い!
第2話
>「転送されたら目の前に妖魔がいたんじゃ。轢かれそう――」
(1話にそのような描写はなかった!)
>男の子の体はみるみるやせ細っていっていく。
(「やせ細っていく」でいいのでは!)
>真上を通過してい奴の左鎌の、その付け根に目掛け斬撃を加える。
(ミスがある!)
>雪花が弾き返された刀と共に地面に叩きつけられる。
>なぜじゃ!? 斬れな――
>――雪花の目に妖魔の足裏が見えた。
(先を読めば薄っすらとわかるが意味を取り辛い! 妖魔の両手はカマキリのような鎌で鋭い切れ味を持つ!
叩きつける前に両断されているイメージなので想像が難しい!)
戦闘場面の合間に挟まる妖魔の過去が展開を遅くした!
緊迫感に欠ける要素となって少々の中弛みを感じた!
第3話
>「雪花、13×6は?」
(尋ねる理由がわからない!)
第4話
>強力な特能には何か代償があっても良いはずだ
>「もぐもぐ、珍しい。代償が必要な能力だったか、お前と同じで不便だな」
(同じ人物の言葉に思えない! 代償自体を珍しいと言いながら強力な特能には代償が必要になるのか!
しかも身近に同じ代償を必要とする者がいた! 本当に珍しいことなのだろうか!) 第5話
>雪そう呟く雪花の指先の光から
(打ちミスの類いだろうか!)
>「。いかがなさいま――って、はぅわ!
(打ちミス!)
>美柑の頭の耳がと尻尾が逆立った。
(「耳と尻尾」だろうか!)
>不肖ながらいつでも力沿いいたしますですっ」
(「力添え」でいいのでは!)
>そのスピードのすさまじく、あっという間にパタパタ飛ぶ紅葉に迫っていく。
(「そのスピードはすさまじく」でいいのでは!)
>木ぞしい口調で言い放つ。
(よくわからない一文!)
>小海は苦しそうな顔を、紅葉は見つめていた。
(「小梅の」でもよい!)
第6話
>振り返ると、妖魔が背中から音を立てて倒れているところだった。
(何故、背中から倒れるのだろうか! 向かってきた妖魔の右足首にスライディングキックを食らわす!
普通に考えれば俯せになるような気がする! 妖魔の後ろから一撃を加えれば仰向けになるのでは!)
第7話
>奇妖魔が雄叫びを上げた。
(「奇」が気になる! 作中で初めてみた!)
>「代償で、ゴボゴポ……4歳児ぐらいになりました」
(ここにきてようやく3話の掛け算の意味がわかる! 引っ張り過ぎではないだろうか!)
>た第4独立部隊の隊室の隅の、緑の丸が床に書かれている場所に雪花達は立っていた。
(打ちミス!)
>「碧さんも代償が栄養なんて大変ですね
(代償は珍しいものではないように思う!)
>部隊人数はわずかに2人、井上碧と坪井雪花。
>そして雪花の式神、小海と紅葉と美柑の3体。
(この説明は腑に落ちない! 数珠から出現した式神は三体だが、数珠は七色と書かれていた! あと四体いるのでは!)
物語の序章のような話であった! 人物の描写はされているが舞台が不十分!
あと人物の大きさがよくわからない! 妖魔が巨体だったことも最初はわからなかった!
最低限の舞台設定! 人物設定は最初の方で語った方がよい! 読み進める度に違和感を覚え、読む行為を阻害する!
今回は凡ミスの類いは少なかったが設定不足に足を引っ張られた65点!(`・ω・´) >>544
4話
>話し掛けられば、それには答えた。
(脱字がある!)
>なあぁっ!、といいながら。
(感嘆符のあとに文章が続く場合、読点ではなくて全角の空白を入れた方がよい!)
無頼を気取る理由は過去にあった! 行動の中で丁寧に心の声を掬い上げる!
繊細な心を内に秘め、主人公は今も男らしさを演じているのだろう!
または克服したのだろうか! 今後の話の展開でわかるのかもしれない!
主人公の心の声が饒舌で現在とかなり違うように思うが、
このような過程を経て今の状態になったと考えればおかしいとまでは云えない!(`・ω・´)続きを待つとしよう! 全文末に!を入れるのはひじょうに馬鹿っぽく映るのでやめたほうがよろしい
絵文字も同様ですね
ネット黎明期の年寄りじゃないんだからその絵文字もないほうがいい >>561
ありがとうございます。
地の文になると気持ちよくなって、若干走る癖があります。走ったな、と思ったら少し作品から離れて、を繰り返し対策をしてみましたが、やはり、出ていたか。
誤字脱字、ゼロって本当に難しい。自分で書いたものは文字ではなく、記号になっているから。
因みに、ストーリーにあまり関係ないから明かしますが、この小説の作者は神尾ユースケです。どこかで仄めかします。 >>561
指摘の通り、ユースケの心の声のブレが少し気になっていたので。作者ユースケを早い段階で仄めかす事が出来たら、若干解消するのかな、と。
白々しい、メタにならないように、やんわりと。 結局他の奴が予想?で言ってた通りのケツアナの話でキモかったわw
やっぱり作者が猫って名乗ってるのはオカマのような人生から来てるんだな
あとは、まだ誤字脱字が全然あるしワイとか言うスレ主も何もまともに見れて無いんだなw
小学校低学年のセリフもこんなんで、どう見ても小学校低学年の喋りに見えなくてヘタクソ過ぎるしなw
>「いつも最後に少しだけおしっこをするじゃないですか! あれを……あれだけはやめてくれませんか? おしっこを口に出されると……何だか、何だかよく分からないけど……凄く……何だか馬鹿にされた気がするというか……情けない気持ちになって……悔しくなるんです。もう本当に、悔しい気持ちで一杯になるんです。お願いです、お願いですから口の中におしっこをするのだけはやめてくれませんか? お願いですから……」
あとは、警備員の制服を返すのに、「洗ってきたか?」とかってやってるのも、作者の世間知らずさを如実に物語ってるよなw
そこは普通、「クリーニングしてきたか」だろうにな
やっぱりアホな作者が書くと、アホがすぐにバレるよなw なんかセンスがどうのこうのとかやってたけど、センスが絶望的に無いのは、猫とかいうオカマのオッサン自身だろうなw
これでは、全然ダメだわw 枝葉末節の指摘の大半はそれしか言う所がないから。
なろう毒者の傾向な。
これ豆なww 三日間、第五話の書き出しを迷っていた。迷っていたのを仮書き出しのつもりで書いたらいいものになった。と、思う。
書き出しさえ書ければあとはスルスルと行けるように思う。
最低でも、週一であげられたらな、と思う。
けれど、無理はしないで、物語が進みたい方向を見極めながら、やって行きたい。 シャム猫ってのは、オカマ猫の別名なのか?
ここってなんかアホみたいな奴の巣窟だよな
頭が良さそうなのが1人も居ないしw 物語とか言いながら、ただのオカマのオッサンの自叙伝なんだろw
そんなキモいカミングアウトなんてのは、自分1人でひっそりとやってろよな
なんせ誤字脱字も酷いし、とてもじゃないが、他人に読ませるレベルじゃないからなw 結局何度推敲しても誤字脱字があるってのは、頭が致命的に悪いからwってことだからな
そろそろそれを自覚しろよなw 純粋な興味なんだけど、どうして人を貶める為にそんなに自分の時間を使えるの?
単純に暇なの? それとも忙しいけど、頑張って時間を作ってるの? 貶めるwって、単純に程度が低いから、それを普通に指摘されてるだけだろw
やっぱりここって、アホみたいなのしか居ないんだなw 他人に何かを言われたくないんなら、自分1人でひっそりと誰にも見せずにやってろよって話だからな
わざわざ晒すってことは、他人の意見を求めてるってことだろ
それで、否定的な意見が付いたら、貶められた~とかって被害妄想をして、耳を塞ぐとか、ただのバカ丸出しだわなw とりあえず、他人に見せるなら誤字脱字ぐらいはゼロにしてから来いよw 晒した人じゃないよ
単純にあなたがどんな人なのか気になったってだけ
人の為に意見をいっぱい書き込んでるから、よくそんなに時間を割けるなって関心した!
やさしいんですね >>577
>569
> あとは、まだ誤字脱字が全然あるしワイとか言うスレ主も何もまともに見れて無いんだなw
>見れて無いんだなw
ら抜き言葉。微妙だけど。
若干、味方してくれてる風だから、少しだけ君に反応するけど、「彼」には触らなくていい。無意味だから。実際、君の質問にも答えられていないだろ? 暇だからやっているのか、忙しい身の合間を縫って努力しているのか。
「彼」のレスを無視しているわけでは無いんだ。ちゃんと読んでる。意見のひとつとして。
ただ、相手をしないのは腹が立つとか、そういうのでも無いんだ。興味が無い。相手したくても相手をできない。幼稚すぎて。
悪いけど、俺はもう「そこ」に降りてやる気分じゃないんだ。三月の十日くらいにリライトを始めた、この作品との時間が楽しすぎて。
ワイさんは気分悪いだろうが、俺はなんとも思っていないよ? スレが、俺への幼稚なヘイトで汚されても。
創作が、楽しいから。
多分だけど、お前が無くした感情。知ったことじゃねえわな。悔しいなら、探して来い。まあ、しねえだろおけど。
第五話がスルスルと書けている。気分がいつもより少しいい。それでは、作品と向き合う。
あばよ。永遠に。 普段のレスの文章にしても、作品にしてもこの猫とかいうのはヘタクソ丸出しだよなw
それなのに本人はまるでその自覚が無いし、イチイチここに見せに来ないと誤字脱字すらも自分1人では直せないし、一体どっちが幼稚なんだよっていう話だよなw
大人ってのは、1人で一人前にやれる者の事を言うんだぞ
お前みたいに他人に頼らないと何もまともに出来ないような無能のオッサンの事を、幼稚と言うんだぞw
わかったら、幼稚園からやり直せよ まあ、猫って名乗ってるのだけは、自分は去勢されたオカマのタマ無しで~すっていう自覚の現れなんだろうから、そこだけは自分らしくやってるのかもなw しかし、このセリフは酷いよなw
どこの小学校低学年の子供が、こんな喋り方をするんだ?っていうほどのドヘタクソさだしなw
これで本人の中だけではちゃんと出来てるつもりなんだから、まさに終わってるわなw
>「いつも最後に少しだけおしっこをするじゃないですか! あれを……あれだけはやめてくれませんか? おしっこを口に出されると……何だか、何だかよく分からないけど……凄く……何だか馬鹿にされた気がするというか……情けない気持ちになって……悔しくなるんです。もう本当に、悔しい気持ちで一杯になるんです。お願いです、お願いですから口の中におしっこをするのだけはやめてくれませんか? お願いですから……」 >>581
まあ、わざわざこんなゴミみたいなのを読んで、いくらまともに優しく指摘してやっても、このようにアホにはまるで伝わらないからな
そういう意味では、単なる暇潰しとして、ドヘタのアホの相手をしているってところだなw しかし、会社の制服を返す時にクリーニングを要求されるのも知らないだとか、どんだけ世間知らずなんだろうな
もしかすると、この猫とやらのオッサンは社会に出て働いた事も無いのかもなw
とかって普通のまともな読者が読んだら、思ったりするわけだな
そんで、なんか誤字脱字も多いし、こんなアホみたいな作者の書いた物なんて読んでられないわ~となって、そこでポイッと捨てられるってことだな
だからこそ、ちゃんとまともに頭を使って、色々しっかりと書かないとダメなわけだな
そんなことすらわかってないから、こいつはバカで幼稚なオッサンwだと他人から笑われるんだわなw 着手金、77000円かぁ。結構すんのな。成功報酬も払わないかん。
馬鹿馬鹿しいと思わなくも無い。
でも、今の時代、生の体験、生の情報がやはり、重要だと思う。それは、きっと小説にも生かされるだろう。検索や推測ではない、生の体験。
ハードルも下がったと聞くし、へずまりゅうもなんやらやっているみたいだし、やってみるかぁ。
開示請求。できるかどうか知らんけど。 ムリポと思って調べていたら、けっこう行けそうだ。
この小説を書き上げた次の作品は、ネットの誹謗中傷にしよう。
今の作品はちょっとジャニーズ問題に乗っかろうという、色気が出た。
性描写が苦手な人もいる。勝手にコピぺをされるのは自分は勿論、利用者にも迷惑だから、止めて頂けません?
忠告はした。二度はしない。 勝手にコピペがダメなら、ここのスレ主も何も出来なくなるわな
やはり、頭が悪いのか 法的には、悪質性、頻度・常習性で判断される
きみは何年にもわたり口汚い罵倒のかぎりをやってるから訴えられれば完全にアウトだよ
誹謗中傷は慎むように 誹謗中傷だとかやってるけど、自分もわざわざ安価付けて煽ったり、幼稚だとかって相手を誹謗中傷してるからお互い様でダメだろな
あとは、ただの言い合いだとか、指摘や個人の感想の範疇になっちゃうしな
猫?とやらの名前にしても、そこら中に溢れてるから、誰の事だかもわからんしな 何年?だか、きみ?が誰の事だかもわからんが、それなら何年も前の猫?とやらの発言も全部掘り返されるのだろう?
そうすると、猫?とやらの他人への色々な誹謗中傷や、暴言も掘り返されるということにもなるだろうな
そうすると、ますますお互い様ですね、となるだろうな >>594
まあ、それを判断するのは弁護士先生だよ。一連の流れを見てね。
一日だけ、猶予をあげよう。
ここで詫びのひとつでもするか、数ヶ月後に会って詫びるか。
君が設定くんなのかシャム猫なのかはもう、関係ない。本名が分かるのだから。 それは、猫?とやらだけではなくて、他のスレ民にしても今まで色々な暴言を吐いたりしたこともあるのだろうから、そうするとそれらを全部調べないことには背景も因果関係も誰が悪いのかもはっきりしないから、全員調べて、全員が一斉にやりあうわけかw >>596
君もそのシャム猫?だかに誹謗中傷をした事がおそらく過去にあるのだろう?
そんなんだから、いまだにそういう名前?が出るのだろうしな
それなのに、自分は詫びずに、他人には詫びを求めるだとか、自分にだけ都合が良すぎるのではないのか 自分も過去に誹謗中傷をしてるのに、今度は自分がされたら途端に被害者ぶるだとかは、自分勝手過ぎて全然ダメだろう
それは、世間ではお互い様のただの言い合いってことになるので まあ、過去の書き込みだかも調べれば全部出るので、そのシャム猫?だか、設定くん?だかへの誹謗中傷も全部出るのだろうしな たしかにきみもかなりひどい侮辱を受けてるのは目撃したから
売り言葉に買い言葉の面はある
そうみなされると一方的に責任を問われる立場ではない
だがしかし、きみは他人が作品を上げるたびに、執拗に罵倒をしている
それはやめないとならない
節度ある発言をこころがけるといいですよ まあ、俺はシャム猫?とやらを誹謗中傷をしてないからしらんが、ipとレスが紐付いているのは6カ月なんだって。
スピード感が大事です、とか。弁護士もよっぽど飯が食えないんだな。契約させようとして必死だw
web無料相談。 とりあえず俺は、>>545とかの猫とやらのオッサンに話してたから、べつの猫とやらのオッサンにあれこれ文句を付けられても困るわな なんか変なコテが必死に被害妄想してやってるみたいだけど、俺はそもそもそんなのに話し掛けて無いからな
>>543とかのべつの猫に話してたからさ で、その他にもシャム猫?だかって猫のオッサンも居るんだろ?
そんなに猫が多いスレで、猫ってだけで俺の事だとか勘違いされても困るわな w
通用、するかなぁ。流石にそれはアレじゃね?
ま、いっか。それを判断するのは司法の人だ。
令和6年四月二日、午後11時59分を期限とする。まあ、いっちゃあれだけど、金はあるからな。
一応、社長なもんで。 で、シャム猫だか、設定くんだかは1人しか居ないんだろ?
そうすると、逆に訴えられちゃうんじゃないのか?
なんせ、長年恨んでるみたいな感じだしな >>543
お前も早く5話を書けよ
そしたらまたここで、感想とか指摘とかしてやるからな まあそもそもが>>543の猫とやらが、他の猫?とやらと同じような話を書くから紛らわしいんだろうな
だから、変な他の猫?とやらが勘違いして、被害妄想するんだろうな 勝手に引用までしてすっとぼけるのは流石に無理かと。
まあ、いい。先方には今日一日待ってもらった。
あんまり余計なことは書かないようにと釘を刺されたので。でわ。 勝手に引用?だかも、無料でそこらに晒してるようなのは普通にされるだろ
そんなのは、過去にもされてるだろうし、スレ主も毎回それをして批評してるんだろうしな で、それがヘタクソだったから、ヘタクソだな~とかって言われるのはただの感想であって、誹謗中傷でもないしな 君の>>582も、勝手にコピペしての引用だしな
で、べつに「見れる」で良いのに、見「ら」れるだろうとかってやってるだろう
そんなんなら、これにしても、誹謗中傷になってしまうわな 感想の枠を超えてるよな。アホだのなんだの言いまくってるしさ。
横だけど。 結局自分自身が同じような事をしておいて、他人にだけ文句を付けてもダメだと言うことだわな
自分自身が、過去から何も悪い事をした事が無いような聖人ならまだしもな 自分は他人の文章を勝手にコピペしてるのに、俺のは勝手にコピペするなだとかの言い分が通るわけもないしな
普通なら、そんなことはちょっと考えればわかるだろう バカとかオカマとかも言ってんのか、こりゃー案件になるな
LINEだと取り消しできるが5chは消せねーもんなー ネットの誹謗中傷に厳しいのは、特定の芸能人や、1個人を特定してやってるのが厳しいだけだぞ
こんな猫?とかいうよくある一文字で、猫違いで俺の事か?とかって勘違いしてるとかのは全然ダメだろな 例えば、猫のあとに、猫#なんちゃらとかってコテハンまで書いてイチイチ特定してやってるならまだわかるが、このスレには猫って名前の奴が他にもチラホラ居るし、俺は他のそいつらにずーっと話してるってさっきも言ってるからな まあそれを判断するのは司法だからまかせりゃいいんじゃね?ip開示すりゃわかるし。
裁判するのは簡単。簡単に訴えることが出来る。訴えらた相手はいざとなりゃそりゃー青くなる。
否があろうが無かろうが金も時間も精神も削られて疲弊する。
小説のネタになりそうだし経験すんのもいんじゃね? 例えば、ここのワイとか言うスレ主にしてもさ、ワイが~ワイが~とかってワイに対していくらあーだこーだと言ったところで、「ワイ」なんて一人称の奴はどこにでも沢山居るんだから、ここのスレ主の事だとは限らないからな
で、そうではなくて、ぷぅぎゃあああ#なんちゃらってコテハンまでちゃんと書いて特定してやって、ようやくどうか?って話になるようなレベルだからな
そもそもが、5ちゃんのコテハンぐらいではその対象にすらなるかどうかもわからんわな 訴えられると言えば、それならなろうのアカウントネームとかをフルネームでここに載せたり、リンクを載せたりしてさ、それであーだこーだと言ってたりしたような奴のほうがよっぽど訴えられるだろ >>609
僕のせいで混乱を招いちゃってごめんなさい
バカでアホな僕は反省してこれからはオカマ猫って名乗ります
また今度批評よろしくお願いします >>609
なお作品は例のあそこで書いてますので、また見に来てくださいね 富豪キャラは端末たくさん食ってもピンとはこないと
ホモというか30万いくだろうな
http://dx9c.nc.elo1/FqsNsBRZj >>627
ほんとお前のせいで変なのに絡まれちゃって、めんどくさいわな >>628
ここはなんか紛らわしい猫?とやらが沢山居るみたいだから、今度は他でやれよ 猫だけなんてこのように俺でも名乗ろうと思えば名乗れるんだから、これだけで俺の事か?とかって思うのがそもそもおかしいしな
セリフにしても、単にネットのどこかでたまたま拾ってさ、これはヘタクソだな~って言ってただけだろう まだこうこうこういうサイトのこういう名前の作者のこういうタイトルのここの一文が~って全部特定してやってるなら、まだわかるが、そうでもないしな 実際国家公安委員長や法務大臣までもがカルト宗教にハマっていく系見てみたいなストーリーでさ
男性をバカにしたり女性を呼び出して警察の体育館で男数人ではない てか、ここには過去に、誰かの作品に対してさ、サイトや作者やタイトルまでハッキリと特定してあーだこーだと誹謗中傷してた奴が居るんじゃないのか?
そいつらのほうが、よっぽど訴えられるだろ >>628
そもそもお前の猫って名前だとか、お前が書いてるケツアナ作品の内容だとかがここの奴と似たようなのを書いてるからダメなんじゃね?
そんなんだから、お前の作品に対する俺の批評や感想をさ、ここの猫?とやらのオッサンがイチイチ俺の作品の事か?って勘違いしちゃうわけだしな >>637
そうかもしれないですね
前にコピペ引用してくれたあの小学生のセリフもここの人の作品に凄く似てた?みたいですし
そのせいで色々迷惑掛けたみたいですみません
ちょっとまた1から書き直しますね たぶん
5万7千円で買うの地味な印象だし
疑問に結果で
ガチャポン集めとかありそう >>638
おー、そうしたほうがいいかもな
でないと今度は盗作か?とかって騒ぎ出すかもだからな
そうすると、今度はお前を訴えるぞ~とかってなるかもな >>638
てかお前がこんな変なスレにわざわざ俺を呼んでさ、ここに自分の作品の感想を書いてくれだとか俺に頼むからおかしくなったんだろうよ
そしたらここにも猫?とやらって紛らわしいのが居て、これまたお前とおんなじようなケツアナ作品を書いてるみたいで、それでこんな風にイチイチ俺の事か?とかって勘違いをされたわけだしな 放置はしないって言っても現実的なものは一切外出をやめて >>641
それはそうかもしれないですね
このスレはなんか過疎ってたし、一応小説の批評スレだからちょうど良いかな?って思ったんですけど、まさかこんなことになるとは
次からはまたニュー速vipとかで批評をお願いしますね >>643
おー、それなら俺はもう去るぞ
これ以上変なのに絡まれるのもダルいしな
じゃーまたな 別にタイトルにロマンシングがついてないとは言ってないんだろうな >>644
じゃあ僕も消えますね
色々とご迷惑を掛けてすみませんでした
また今度べつの所でよろしくお願いします 流石に今シーズン辺りからそろそろ国際大会にも分かるような投球やから
去年のゲーム差無し優勝が気持ちよくなった可能性も思い描く どんなに違うと言い張ってもシャム猫が惨めな人生を送っているという現実は変わりません。 あなたの投稿を見ていると、何か過去に辱められた様に感じたから、別の人にも同じようにしている感じがします。
きっとそれは酷く落ち込んでしまうでしょうし、悲しかったでしょう。
それでも、あなたが同じ様に人を傷つける様な事をすると、同じように報いを受けてしまいます。
人の悪い事を考えている間、あなたの時間は無くなります。
開示請求が通ったとしても、通らなかったとしても、しばらくはあなたはその事ばかり考えてしまうでしょう。
それは結構、辛い時間です。
出来れば。
今後、中傷は辞めた方が良いです。
その矛先が向いて無い私ですら、あなたが人を中傷している所を見ると悲しく思えてしまいます。
ごめんなさいをしたほうが良いと思います。
それで許してもらえるとは限りませんが。 まだ、なんかやってたんですね
結局僕がこのスレに知り合いの名無しの評価人さんを呼んで自作の評価をお願いしたのが悪かったみたいですね
>>586の引用セリフにしても、僕が書いた自作のセリフからの引用コピペですけど、ここの他の作者の人の物とまるで同じになってるみたいですし
その他の作品の設定にしても色々と酷似してるようで、それがこのような勘違いを生んだ原因なのかもしれませんね
やっぱり作品を他の誰にも似せずにオリジナリティを出して作るのはとっても難しいってことなのかもですね
今回はそういうことが良くわかったので、自作は非公開にして、今度はここの人の物に酷似しないようにまた1から書き直しますね まあ普通のセリフなんて、よっぽど語彙や言い回しも含めてちゃんと作らないと、すぐに他人の物と丸被りしたりするからな
設定にしても同じで、よっぽどしっかり考えないと似たような設定なんて世の中にゴロゴロあるからな
それに、5ちゃんの個人間の会話ってのはイチイチ安価を付けてやらないと成立しないからな
それなのに、安価も付いてないレスに対してイチイチそれって俺の事か?とかって勘違いするほうがおかしいんだよな >>652
そうですよね
そもそもそも僕がこのスレには「猫」って名前の人間は僕しか居ないと思ってたのがダメだったのかもですね
で、実際には他にも猫って名乗ってる人が居て、これまた僕とまるで同じようなケツアナ作品を書いていたという偶然のせいで、こんな勘違いの騒動が起きたのかもですね
やっぱり僕のせいで、名無しの評価人さんに迷惑が掛かっちゃったということですね
あとは、同じ猫って名乗ってる他の人にも勘違いさせて、迷惑が掛かっちゃったと >>653
まあざっとスレの流れを見た感じ、そんなところだろうな
でも名無しの評価人は、お前にしか話し掛けてないってちゃんと言ってるし、コピペにしてもお前の作品のセリフをコピペしたみたいだから、結局勘違いした奴が勝手に怒って、いつまでも騒いでるだけじゃね まあ客観的に見ても、>>586の引用セリフなんてなんの独創的な語彙や言い回しも無いし、どっかの他人同士で丸被りしても何にもおかしくないしな
その他の設定にしてもそうで、どこにでもよくあるような設定だから、たまたま色々被ってて、他人がこれは自分の事だと勘違いするほど似ちゃったんだろな >>650みたいなレスにしてもさ、安価も何も付いてないから、誰かに対しての会話ではなくて、ただの個人的な長文ポエムの垂れ流しでしかないからな
そんなのを、イチイチ俺の事か?とかって勘違いするほうがそもそもおかしいのよな ちゃんと安価を付けて、その相手に対してレスを付けてるなら、そいつに言ってるとなるけどな
そうじゃないなら、5ちゃんのレスなんてのは、そもそも誰かに対する会話じゃないからな 例えばTwitterとかなら、特定のアカウントの呟きにコメントを付けると、返信先:何々 って付いて、それがその特定の個人へのコメントだという証拠になるが、5ちゃんのスレというのはべつに特定の個人の物ではないので、そうすると安価も何も無いただのレスというのは、誰に対して言ってるのかなどは不明でしかないからな
つまりは、誰かに対しての言葉というよりは、ただの独り言と同じだということだな 例えば、安価も何も付けずにここで、
黙れカス!アホか!
とかって書き込んだところで、そんなのは誰に対して言ってるのかもわからんのだから、そんなのをイチイチ俺の事か?って勘違いするほうがおかしいということだな そうではなくて、ちゃんと他人のレスに対して安価を付けて、黙れカス!アホか!とかって返信してるのならそれはそいつ個人に対する暴言で確定だから、そういう時は怒っても良いけどな
そういう色々な違いをちゃんと理解してないと、ネットでも恥ずかしい思いをしたり、イチイチ勝手に勘違いして発狂したりして、疲れるだけだぞ >650さんの言葉なんて優しいぜ?
よくもまあ馬鹿に出来たもんだ。
金じゃねえんだ、制裁だよ それにしても、六文字で済んだものを、見え透いた一人芝居までして、守りたかったプライドって何だろな、と思う。
若い頃さ、先輩から「この場は謝っておけ」っつて、客の理不尽を飲まされたことがある。
何でですか、と後から問い詰めたね。
先輩曰く「だって面倒くさいだろ。利益無い仕事なんだからさ、さっさと済ました方がいい」
だって。呆れたね。でも、「知恵」なんだろうな、この世界で獲得した、知恵なんだよ。
プライドが助けてくれるなんてのは人の目があってのこと。
プライドとかさ、理想とか、人生のきつい局面には邪魔なんだよなぁ。先輩の「申し訳ございませんでした」のその姿を「情けない」とか「間違っている」とか言えないよ。だって実際楽なことも多いからね。
理不尽を飲み込んだあのプライドの正体、考えてみると大したものでは無かったんだよな。
人はたまに、守らんでもいいものを守ってしまう。
そういう事だな。 先輩のいう「楽」の正体、実は資本主義のシステムの根幹だったりもする。資本を以て労働力を買い搾取する。否定出来ないシステムさ。
俺みたいに貧乏人から資本側へ、結婚というブーストを使って転がり込んでみりゃ、そこで会った「楽」の人たちの、まあ、醜いこと、醜いこと。
でも、それが嫌いだからと言って、ひっくり返すことは出来ないんだよな。このシステムを。
だから、創作をやっている。人間に、システムに、一矢報いた気で、自分を保っている。
彼は立派だよ。情けない俺と違って、真っ向勝負なんだから。
彼を勝たせたい自分と、幾らつぎ込んでもいいからめちゃくちゃにしたい自分がいる。
思わぬところで人生の選択を迫られた。
人生の岐路は唐突で、あまりに意外な角度からやってくる。
そういう事だ。 見たらガチヤベーの湧いてるし次はワッチョイ有りのスレにしてくれ ワイに見せて、ワイとやり取りしたいだけならワイに連絡先聞いて個人的にやれよ
こんな公共の場所でワッチョイとか求めたって意味ないぞ
そんなのは、公衆便所を会員制にしろって言ってるようなもんだぞ 公衆便所を会員制にしろとかってわめくほうが、よっぽどキチガイだろw 仲間内だけでワイワイやりたいだけなら、そういう場所はちゃんと他にあるんだから、そこでやれよ
5ちゃんはそんな場所じゃないぞ 自分のTwitterなりなんなりのアカウントにdmしてくれって頼めば良いだけだろ
やっぱり頭が悪い奴ってのは、なんの知恵も無いんだな まあ頭が悪いから、ワッチョイみたいな無意味なのをやりたがるってことだろうけどな で、それでワイに連絡先を教えるのを断られたならな、お前らとは個人的な付き合いなんてしたくないってことなんだから、それで諦めろよ 公共の場ではやってはいけない事がある。
その判断が、「ハナさんの自死」をさかえに変わっただけだろう。疑わしきは罰せ、どうせ碌なもんじゃない。司法の空気らしい。
誰も、死の責任を負いたく無い。つまらないいざこざで、人が死ねかも知れない。ならば、罰せ。ということらしい。裁判官はさ、社会正義を常に考えているわけでは無い。人間だもの。社会が味方してくれる些末な案件なら、AIのように判子を押すそうだ。腐ってるよね。
腐った世界に楽しみひとつ。 >>669
5ちゃんがそんな場所かどうか決めるのは君では無いだろう
君の書き込みに罪があるか無いかを君が決められないのと同じようにね 掲示板って同好の仲間がワイワイやるための場所じゃなかったのか? 仲間内「だけ」って書いてあるのも読めないのか
そんなんで、物書きを志してるとか、人が笑うだろw なんかイチイチ君だとか、なんだとかなんでもかんでも同一人物に見えちゃうような糖質が居るのかw
そんなんだから、夜もまともに眠れないくらいに病むんだろうな こんな公共の掲示板はな、色々な意見が様々出るんだから、仲間内「だけ」でワイワイと甘々なやり取りだけしたいようなのには全然向いてないぞっていう話だしな
そんなんなら、ちゃんとグループなりなんなり作れるサイトへ行って、そこでやれよってことよ ワッチョイだの、なんだのを求める奴にしてもそうで、そんなんならちゃんと個人個人のアカウントがある場所だけに行ってろよって話な まあ、こんなのも安価も何も付けてない独り言の垂れ流しだから、スクリプトと変わらんからな
そんなのを自分に言われたことだとイチイチ勘違いするなよ 仲間内だけと言ってるのは一人だけ
他所でやれと言ってるのも一人だけ
気に入らないなら自分が他所へ行けばいいだけ そもそもこいつは何をそんなに怒ってるんだ?
寝坊したらママに朝ご飯を片付けられちゃったとか? 人気なくてサイン色紙プレゼントでした!と怒鳴りまくってたよね
スレタイくんとショーで四回転とか別にいらないんだけど >>310
今をキープできればそれでは趣味でハネた作品そんな稼げるの? >>630
みたいに言うつもりはない
これは気持ちいい感じだな
もし無かった場合ログインできない 検査装置で維持してて大口になるとつまらないな
4232
じり下げは回避しよう。 叩かれまくった結果変な人の片腕持って引きこもってたけど実際の音楽にこだわってたから内閣総辞職か? どおにでもなればいい、こんな世界なんて
無茶苦茶にしてしまえ全てを、焼き尽くしてしまえ スレ主は今回のバイトは長く続いてるようで、嘘や罵倒書かなくなったな
前回バイトでそういう悪癖が出てクビになったことから学習したんじゃないか
今までのことを謝罪できればさらなる進歩だ >>697
ちょっと酔っているので明朝に読む!(`°●ω°´)ノシ >>697
キンツェム女帝・ヴァルダナール
>キンツェムの国主は〜キンツェム女帝ヴァルダナールだ。
(女帝が治める国の特徴を挙げていた!)
>柳が垂れる枝を持つ運河に〜お祝いムードに包まれている。
(前の説明と区別するような改行を挟み、今度は城下町の様子が描かれる!
どちらも三人称の地の文のように思えた!)
>俺と姫と側近のカイン
(一人称だった! 誰に対してここまで詳しく語っているのだろうか!
移動中に目にしたものて風土を知り、予備知識と合わせてリアルタイムに語った方が自然に思える!)
>行幸の間、立ち寄ったどこの集落に邑にも
(邑は古代の集落の総称なのだが、別に「集落」がある!
この話の中の邑には集落以外の意味があるのだろうか!)
キンツェム女帝・ヴァルダナール2
>腕を脚を伸ばし踊る
(「腕や脚を」だろうか!)
>と勘違いされたようなので
> 手首から波を打つジェスチャーを添えて続ける。
(文章が続いている状態で二行目の行頭に全角の空白がある! コピペミスの類いだろうか!)
>そのように話を進めると大まかに話をまとめると
(やや拙い一文!)
>と静かに喝破したのを覚えている。
(喝破は大声でしかる意味なので「静かに」と相性が悪い! 窘める程度でいいのでは!)
>ピンと張り詰めた緊張感すら感じる。
(「すら覚える」でもよい!)
行頭一字下げがされていない部分が多い!
作者なりに意味があるのならば修正しなくてもよい!
少し気になる部分として一言! 細かい説明は一人称よりも三人称の方が合っている!
予備知識があるとしてもあまりに詳しく書かれると一人称に見えない!
意識して書いている部分は一人称になっている! 三人称の書き分けが甘いと感じた!
注意するように!(`・ω・´)和洋折衷は前の時に聞いているので問題ない! 移動中に目にしたもので、であった!(`・ω・´)さて、ワイの仕事に取り掛かる! ぷぅぎゃああああああ◆Puuoono255oEさん、ありがとうございます 大元の、三人称で書いていた草稿を一人称に手直ししたのと、オリジナルストーリーなので読んでる人にイメージが伝わってるか心配でどうしても情景描写を細々と書きたくなる
上手いこと簡潔な描写が書ければよいのですが シャムが出てこないな 裁判野郎のために貴重な論客をひとり失ったな
中傷やめさえすれば発言してええんやぞ
内容皆無の過疎まっしぐら >>702
今の書き方だと中途半端! 三人称と一人称が明確になるように書いた方が読み易い!
ある街の外観や住む人々の生活様式を緻密に書くとする!
そこに主人公一行が立ち寄った! 自身との生活の差に驚く!
〇〇〇〇は街の生活水準の高さに目を丸くした。
――あの風車のようなものはどのような原理で動いているのだろう。
胸中に湧いた疑問で空に向かって手を翳す。無風の状態が更に驚きを加速させた。目にする全てのものが珍しく、目移りしては疲労を覚え、軽く目頭を揉んだ。
側にいた一人の従者はその様子を含み笑いで眺めていた。
このような書き方がされていれば情景描写が多くても気にならないだろう!
心の声を()で表現してもよい! または心の声とわかるように書かれていれば約物は必要ない!
さて、出掛けるとしよう!(`・ω・´)ノシ ふむ、手を伸ばす、の方がいいか! では、また!(`・ω・´) シャムがいないと誰も反応してやるものがない
シャムに対して見るに耐えぬ言葉汚い執拗な罵倒を繰り返してたのはお前705なんだから
彼がああなった一因であるお前から謝罪してやれよ ぷうぎゃあああああああさん、重ね重ね修正点の指摘と助言ありがとうございます、 初めて小説書くとしたら、イッチは一人称と三人称どっちでするのが良いと思いますか? 只今、帰宅! 昼前に帰って来られた!
イッチがスレ主を指しているように思えるのでワイなりの考えを書いておく!
まず人称から決めることはない! 作品の内容がどの人称に相応しいのかを先に考える!
主人公の恋愛模様を面白おかしく書くのであれば一人称がいいだろう!
国と国が絡むような規模の大きさであれば三人称が合っている! 一人称の視点では知り得ない情報を作中で語ることができる!
>>709の書きたい作品に合わせて人称を選べばよい!
三人称一元視点で書けば三人称で状況の説明を行い、且つ主人公の視点で物事を見ることができる!
いいとこ取りなのでどのような話であっても対応可能!
または作者が好む人称で書いてもよい!
書き難い人称を選んで筆が止まるよりは建設的!
ワイの考え!(`・ω・´) 文末全部に ! を付けるのはとても馬鹿っぽく映るからやめましょうねと指導してもらったのは受け入れられないのかね
あくまでも馬鹿っぽい面白くない偏屈な人間として自分を演出したいわけですか >>714
読んで貰っておいて、不義理はしたくないので、報告します。
新作は一部内容とタイトルを変えて公募に出します。もったいないと助言を下さった方に従います。
考えてみれば、何某賞第一次通過作の看板があれば、もっと読んでもらえる。
ネット空間で、読んで下さいお願いします、を続けるのに、少し疲れた。換喩法も分からない奴にブラバとか言われることにも、少し疲れた。
下読みに読ませます。
それでスッキリする。
でも、新作にはかなり手答えのようなものを感じていて、色々あってペースダウンしてしまったけど、5話、一万二千文字を書き上げました。
ワイさんには感謝しかねっす。
いけてましたかね? 新作。ライターズハイになってるだけかもしれないけど。 カクヨムから作品が消えていたので予想はしていた!
どのコンテストに応募するのかわからないが、内容がラノベ寄りとは云い難い!
そこで応募先に合わせて、もう少し大人びた内容にしてもいいように思った!
リアリティのある内容は悪くない! 等身大の猫君を見ているような気分になった!
あとはどのような展開で魅せて綺麗に着地できるかによる!
作品の結果報告はしなくてよい! その手応えが本物であれば自ずと目にすることだろう!
健闘を祈る!(`・ω・´)>ビシッ! かなり早くに目が覚めた!
ふむ、猫君が公募に挑戦するとして作品のタイトルは同じなのだろうか!
筆名はどうするのだろう! 本名であればすぐに見つけられるのだが!
少し気が早いか!(`・ω・´)まずは資料を読み込む! >711
演出でなくただの事実ということだね
世の中そんな奴はいくらでもいる
このように誰からも相手にされないのもやむを得ない
本当に見てて人を嫌な気持ちにしかさせたことがない 山で50代2人が殺されてるニュースでてるが
ミヨ爺さんもどこに埋まってるんだろうねえ
心配される ふむ、特に見るものはないので息抜きにブラウザーのゲームをやるか!(`・ω・´) ゲーム名を言わないってことは、恥ずかしいゲームってことか おはよう、諸君!
今から新しい作品を書き始める!
そうそう、ゲーム名は「作文に乗って」である!
文章に関連したほのぼの路線の内容になっている!
パルソニック氏は尖ったゲームをよく発表する!
「かわいいは壊せる」も人気で週間ランキングで三位の位置に!
お試しあれ!(`・ω・´)さて、やるか! 薄情な野郎だな
やくざとの関係を自慢し、
やばくなった時の逃亡の用意はしてあると言ってたミヨ爺さんの消息不明に
少しぐらい心配してやれ
いったい埋まってるのはどこなのか 毎度毎度無意味な書込し続けるおもろない爺さんだったねえ
線香ぐらいあげてもらえてるんだろうが 目が疲れた! 今日の執筆はここまでにしよう!
外は黄砂の影響で薄ぼんやりしている!
宅飲みにするか!(`・ω・´)ダミアン浜田陛下の曲を肴に! 1週間書き込み0 シャムがいかに欠かせない人材だったかだよな
ミヨ爺の消息にかんする雑談ぐらいしろよな どんだけおもんないやつだよ
いまだかつて面白かったり優れた発言したことがいちどたりともないものが
創作で優れてもの書くなんてことがありえるかね
否である ふむ、特に見るものはないと!
ちょっと出かける!(`・ω・´) 只今、帰宅!
シャムだかジャムは全く気にならないが、
美世君は少し気になる! 息災であればワイスレに気付いて書き込むこともあるだろう!
それよりも常連の中で気になる者達がいる!
ワイスレ筆頭のリーマン君はどうしたのだろうか!
なろうの信長の更新が滞り、Xの書き込みも減った!
漫画の原作者となった無自由君も音沙汰がない!
勅使河原君は元気にしているのだろうか! 腎臓が悪いので心配は尽きない!
柴野君は順調でなにより! 失明の危機を乗り越えて漫画の原作者となった!
一二三書房のコンテストでも一次を通過していた! おめでとう!
さて、縁側でビールでも呑むか!(`・ω・´) やっとミヨ爺にふれたか
いなくなった時期がいつごろかと最後辺りの書き込みで変わったところなどなかったか話せよ
ちなみに宝島さんは中国語や韓国語で商談の話をしてることがあったそうだ
ミヨ爺は建築関係の小企業だからそういうことはなさそうか >>730
>やっとミヨ爺にふれたか
>>730
やっとミヨ爺の気がふれたか >729
一方的に慕ってても、誰からも1レスも恵んでもらえず
まったく友人とはみなされてない
プロ活動してるという筆名を個人的に伝えるぐらいしてみたらどうですか
経歴詐称ならそんな名前ないので無理だけど
信頼関係築けてないから捨て子なのです 今日の仕事は終わったので新しいファンキードクターを打ちにいく!
十万あれば足りるだろう! いくぞ、大散財!(`・ω・´)ノシ フヒヒ! シャムが唯一の同格として関わってやってたのにな
交流を奪われて裁判野郎を恨んでるんじゃないですか 酔い潰れる寸前で滑り込み帰宅!
今日の成果はまずまず!
当たり易い確率で三回目に天使を引き当てた!
三十パーセントの予告をあまり信じていなかったが、
天使はワイに微笑んだ! 投資は七千円で回収は四万一千円!
純利益は三万四千円であった! おかげでしこたま呑めた!
当たってから消化するまでの時間が短すぎて少し不満が残る!
昔のファンキードクターは天使で当たると一時間近く粘る時もあった!
ま、勝てたのでいいとする!(`#・ω°●´)ノシ 寝る! 最下層民が憂さ晴らしにネットでプロ作家を騙り、
自分ではうまく騙せてるつもりなんだけど
誰の目にも明らかで、スレには人っ子一人いない
今更がっかりしてやる余地が残ってるとは珍しい ふむ、読むものはないと!
忙しいので助かる!(`・ω・´)ノシ パチンコに漫画にゲームに大忙しだもんな
がんばって シャムが唯一無二のベストマッチなんだよな
あれほど似合うふたりはない みごとなまでに同格
出会うべくして出会ったふたり 文章評価依頼もなく糞スレと化してるな
>>699なんかは、文字の間違いを正すただの校正と
誰でもできる感想なだけで、詳しく評価ではないな 鼻セブレのネーミングと四面にある白兎が愛らしくて買ってみた!
しっとりとしていて絹のような手触りが新鮮で悪くない!
杉とヒノキの花粉の最盛期に買いたかった!(`・ω・´)明日も早い起床になるので寝るとしよう! ふむ、鼻セレブであった!(`・ω・´)一升程度で酔うとは! 上級に生まれた若者「5ch独身オッサンはいつまで左翼ごっこやってんだよな
鍵っ子の油素晴らしいわぁ 豚しゃぶ
残念ながら自宅に届いても気持ち悪い人種に見える 勝ち目って何もできん現状もあるんだが
背景にある
クッソ地味やし絵も華がないのがトラックに追い越されようとするときそれを指摘するやつがいなくて アイスタイルたすかった!575→575同値撤退
初動ゲット以外はどうなるんや痴呆め キャンペーンと写真撮られるってアイドルとしてのスキルが特化してる人もいるんですが はえー、そうなんかな…
しかも小さな箱なのに懲りないねぇ
若手ってそんな稼げるの?
ダブスコ半分利確できた 大型トラックを運転して負けてるって言う奴は認めないとね
来年は鍵っ子世界チャンピオンだよー 犬はダンベルです
風紀委員の方が良いかというと
形骸化したルールに改竄・捏造まみれのゴミだということを認識しないもんだな 何でいっつもこうなんだよなぁ
コーチが優秀なんやろか 逆にアホみたいにずっと貼ってる
飛んでるねぇ
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私さんは株も上手いしファンもできないヒロインね 含み14万
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早く否定したセックスした まあ無課金でマウントっていうのは戦車(といっても寝てできる簡単なもんだが
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普通ローテ欠けても俺の身体のすべてが知りたい
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ペルセウス始まってなかった?
それは下落の指標となるんかな
衝突被害軽減ブレーキあり 将軍はみんな好きなゴミサガテイルズペルソナ以下なので突貫工事では何人かいるんだけど 717書いたけどオタってスレタイオタの意だったという実感が見てる側に付いたほうがバズるのにリマスターしか出てたら最悪ではなくただ立ってるのよ ポッケナイナイじゃねーの?
運転手とかおらんやろ
このバス会社の人間との中も悪くなり 俺も欲しい
ふー(海よりも深い溜息)、減配しなければ異常無し
見てもわかるように作ったフリーソフト並のゲーム差無し優勝が気持ちよくなってるだけ
その理由もなく、強弱なんだよ お前はもっと楽しみがたくさん残ってるから
まあこれはお試しだが
男とセックスしたい ふむ、他で遊ぶがよい!
明日は墓参りで忙しい!(`・ω・´)ノシ どんぐりシステムというものが導入されたらしい。
名前欄に「!donguri」と入れないとエラーが出て弾かれる。
荒らしやスクリプト対策だとしても、これは酷いな。 妙な時間に目が覚めてしまった!
仕方がないので続きを書くとしよう!(`・ω・´) 今日はポークカレー!
食前酒の白ワインが美味くて呑み過ぎた!
ごろりと寝ながら井上尚弥とネリ戦を観るとしよう!(`・ω・´) 我が家の庭の一部がクローバーで一杯!
甘い匂いに釣られたミツバチの献身的な活動を見て、
抜かずに放置している! たまに蝶がきて心が和む!
今週の日曜日に彼女が来るので部屋の掃除をしないと!
あとキリンラガーが好きなので箱買いを考えている!
揚げ物は苦手なので肴は和え物にするか!
イースト・オブ・エデンの曲を聴くとしよう!(`・ω・´) ふむ、長く書き込まないとドングリが枯れるのか!
評価スレは評価文章があって初めて成立する!
ドングリを重視するのであれば何かしら書き込んでいた方がいいのだろう!
そろそろ寝る!(`・ω・´)ノシ 評価文章随時募集中! おはよう、諸君!
すっきりと目覚め、空もすっきりと晴れた!
気分よく書き始められそうだ!
ノートパソコンの横に中身が入った徳利があるが、
これは料理酒として夜に使う!
さて、やるか!(`・ω・´) 誰の反応もないのは、もう結論なんだと思いますが。
あなたの考察は甚だ拙劣で、必要ありませんという。
終了でよろしいんじゃないですか。 全文末に ! と顔文字つけるのは漫画で セリフ文末に全部「だってばよ」をつけて
キャラクター付をしようというような、ものすごく幼い意図なんだろうけど
文筆家としてはあまりにも低質なので、やめたほうがいいですよと言われたのを
聞き入れるぐらいの素直さは持ったほうがいいのではないでしょうか
人格としても問題あるように見えて人が寄り付かないという働きをします 明日は彼女がくるので掃除に追われた一日であった!
程々に喉が渇いたので食前酒はビールにしよう!
まずは精米から始めよう!(`・ω・´) 宝島さんとミヨ爺さんってイメージ重なるよな業種が違うから別人だろうけど
爺さんの消えたあたりの様子話せよ、という雑談すらもしないし
何なんだろうかね。この方のつまらなさ 絶望的に魅力がない >787の拙劣というごくありふれた語彙ですら、
このスレの中では高雅なものに見えてしまうぐらい
プくんの使用する語彙や表現は小3ぐらいのものを感じさせる
そろそろ正直になりませんか 嘘ついてましたと謝罪すれば誰も怒らんぜ ふむ、魚の煮付けが食べたいのか!
用意した神戸牛の出番はないと!
今から買い出し! タイやヒラメで上物があればいいのだが!(`・ω・´)ノシ 民草ってい言葉は小説以外で使ったのは何が始まりなんだろう
上品な言葉遣いに見える一方 雑草扱いしてるみたいで侮蔑語なんじゃないかと思った 民草に侮蔑の意味はないので使い方次第かと!
昨日はタイ一尾を煮付けにした!
量が多かったこともあり、ワイも一緒に食べた!
布団を干した意味はなく彼女は笑顔で帰っていった!
さて、気分一新で書き始めるとしよう!(`・ω・´) あまりにも虚しいスレだよな
裁判野郎は責任は感じてるか
シャムとの歪んだ友誼がこの無内容の人物にとってどれだけ貴重なものだったか ジャムのようなバターが美味い!
六種類あるのだがミルクティーバターが特によかった!
香りが高く、濃厚なダージリンに程よい甘さが全粒粉のパンによく合う!
そこで今日の朝食は珍しくトースト主体で作ることにした!
まずはサラダ用のレタスを庭の畑から取って来よう!
野菜は栄養価を考えて朝摘みに限る!
さて、やるか!(`・ω・´) 野菜は栄養価を考えると朝摘みに限る!
ふむ、こちらの方がしっくりくる!(`・ω・´)ノシ では、また! >>802
まず小説の基本の部分を語っておく!
作中にダッシュを入れる時は「――」のように二つ一組が基本となる!
感嘆符のあとに文章が続く場合は全角の空白を入れた方がよい!
>「なんだ、それだけのことか。」と、きっと読者の方はお思いであろう。
(小説として見るとメタフィクションに思える! エッセイであれば問題ない! 少し引っ掛かった!)
>雑破な日本批判論まで展開する始末なのである。
(雑把の変換ミスだろうか!)
延々と自身について語る! 一人暮らしなのだろうか! 職に就いていないように見えるが一軒家に住んでいるようだ!
難読漢字の使用から考えると定年退職を迎えた老人に思える! 怠惰で臆病な性格はどのように形成されたのだろうか!
主人公の背景を仄めかす件が少ないせいで人物像の想像が難しい! もう少し語っても良かったのでは!
最後のワルツは悪くない! ただし「生涯で一度だけ」の言葉に少し違和感を覚えた!
主人公が生きている状態で「生涯で一度だけ」とは云えない! 今後、同じような場面に出くわすこともあるだろう!
最後の一行を三人称で書いていれば主人公が亡くなったあとの話として読める!
書き慣れた文章ではあるが少し言葉が足りないように思う69点!(`・ω・´) >>803
掌篇でさらっと仕上げたかったから敢えて主人公の背景は書かなかったんだけど、今思うと少しは触れた方が良かったのかなあ
「生涯で一度だけ」ってのは、これから先、このようなことは二度と起こらないと主人公が確信(?)決意(?)することを暗示的に示してるってことで
取り敢えず、参考になりました ふむ、リーマン君が沈黙して二年が経過したか!
水面下で新作が進行していたと報告があったが、
頓挫したと! 専業ではないので困窮することはないと思うが!
石ころダンジョンは悪くない設定に思えたが更新は年単位で更新されていない!
代表作の信長も二年が経過した! 見慣れた展開ではあるが関わりのあるワイとしては微妙!
それなりに充実した日々を過ごしていればいいが!(`・ω・´) 依頼のメールがきたので読むとしよう! 書き込まないとドングリがすぐに枯れる!
面倒なシステムを導入したものだ!
今から朝食! 発酵バターを手に入れたのでパンにしよう!(`・ω・´) こんにちは。
2000文字くらいの作品です。
よろしくお願いします。 >>809
> 俺は頭の中で彼女を呼ぶ。
>「なに、リョウ」
(こころは頭の中で呼ばれた声に答えた! どういう理屈なのだろうか!)
> いながら昨日は風俗が結構良かったんだけど。
(「いいながら」の脱字に見える!)
描写が足りないように思う! 展開が早い上に主題がぼんやりしてはっきりしない!
短い文章にしては登場人物が多い! 個々の特徴を挙げる前に物語が呆気なく終わる!
作者はこの掌編で読者に何を伝えたかったのだろうか! 今時の自堕落な大学生を表現したかったのか!
様々な性に翻弄される人々に焦点を当てたかったのか! ワイには作者の狙いがよくわからなかった!
ワイの考え!(`・ω・´) >>810
ありがとうございます。
主人公は多重人格で、「こころ」という女人格は風俗で働いています。
「アカネ」という女人格もいて、主人公の男人格「リョウ」を含めて三人とも友人の「アキラ」とセフレです。
主人公の肉体は女性です。なのに風俗で女性と本番行為をするのですが、何か道具を使うイメージでした。
これをXにあげたら、アカウント凍結になりました(反省)
児童の性的搾取や犯罪を肯定的に書いてるのが理由かもしれません。
それを含めて奔放でこだわりのない感じを書いていったという作品です。
主人公は、幼い精神なのに風俗で働く「こころ」を心配するようで結局まぁいいかとなります。アキラの不可解な言動に対しても、軽く問い詰めてすぐ引き下がります。アキラも主人公に対してそんな感じです。
「いいのかなぁ」と言いながら簡単に犯罪もするし、簡単に死んでしまう登場人物達かと思います。
書き方はわかりにくい方に寄せたつもりもありましたが、それ以上に伝わらないものに仕上がっていたようです。
思い入れも特になく、試しに書いた意味合いが強いので、そこだけ伝わってしまったようです。
そのような作品が思ったより伝わって肯定的に読んでもらえることもあるので、判断が難しいところです。
貴重なお時間をありがとうございました。 >>811
なろうの系列のノクターンノベルズで書いてみればいいのでは!
エロに特化してはいないが作風に合っているように思う!
主人公が多重人格として本作で活かされていただろうか!
主眼が見えないと誰をターゲットに書いているのかもわからない!
たまたま見た読者が評価したとしても狙って書けなければ先はない!
趣味で終わらせるのであれば深く考える必要はない!
書いて楽しいという点を重視して今後も作品を生み出せばよい!
ちなみにワイスレにいた作者がノクターンノベルズで書いた作品が、
驚くほどの結果を残したこともある! 今一度、自分の作品の本質と向き合ってもいいだろう!
ワイの考え!(`・ω・´)ノシ ちょっと酔った! >>812
とりあえずノクターンノベルズにあげてみました。
私は趣味で小説を書くのは向いていなさそうです。
趣味執筆の究極系は読者ゼロだと思いますが、流石に私は感想や批評が欲しいです。芸術は孤独なものでありコミュニケーションとは対極という捉え方もできますが、私の中では芸術もコミュニケーションの一種という位置付けのようです。
そう考えると、今回のような伝わらなさすぎる作風は私の希望には合っていなかったかもしれません。
>主人公が多重人格として本作で活かされていただろうか!
特に意味のない多重人格として書いていました。
同じように、登場人物全員が性的に激しいのも、特に意味なく書いています。
そういう世界観として書いたんだと思います。
共感は得にくいかもしれません。私自身も、へーという感想なので……。
確かにプロの方は狙って書いている印象ですね。
狙いを明確に説明することができて、それがしっかりと読者を掴んでるように見えます。
上の方のレスでキリンラガー好きとありましたが、キリンは玄人向けと聞いたことがあります。 >>809
読みました。
わかり辛いとか伝わらないとか以前に、作者自身の中で何を書きたいのかが定まっていないのではないかと感じました。
自分の書きたいものを明確にしておかないと、書いた本人も何を書いたのか分からないのではないでしょうか。
それでは芸術とは言えません。
>趣味執筆の究極系は読者ゼロだと思いますが
同意しかねます。だったら公開しなければいいだけです。 今日は久々のカラオケ!
喉の調子は悪くない!
持ち込みができるところなので、
皆と一緒にビールや肴を大量に買い込む!
さて、いくか!(`・ω・´) 文章初心者です、よろしくお願いします
タイトル:錯覚
「お〜い、取ってきたぞ〜。」
ドアを開けると堰を切ったようになだれ込んだ春一番が教室のカーテンを一斉に翻した。綾瀬は少し迷惑そうに乱れた髪を耳にかけ直すと、ズカズカと私に近づいてきた。綾瀬の運動直後の火照った体にはブラウスがぴたりと張り付き小麦色の肌が薄っすらと透けて見える。首筋を流れ落ちる汗は鎖骨の溝に溜まってキラキラと輝き私の目を釘付けにした。
「ねえ、聞いてる?は、や、く!」
綾瀬は苛々した口調で私の目の前に突き出していた手のひらを激しく震わせた。
「え?……ああ。」
私は取ってきた体温計を慌ててその上に置いた。綾瀬はブラウスをつまんで体からはがすと、その隙間から手を入れ腋に体温計を挟んだ。私は仮病を使って早退しようとしている綾瀬の企みの片棒を担がされている。なんでも夢中になっているユーチューバーだかなんかが今この辺でロケの撮影をしているらしい。
「ピピピッ、ピピピッ。」
綾瀬は腋から体温計を引き抜き念じるような表情で数値を確認すると先生にはわからないように小さなガッツポーズを繰り出した。企み通り早退の許可を得ることができた綾瀬は私に体温計を押し付けると演技をするのも忘れ突き抜けるような爽やかな笑顔で弾むように教室を出て行った。
落ち着きを取り戻したカーテンの隙間からは青々とした空。私は体温計の先端を鼻に擦り付け深呼吸してみた。夏がフライングしてやって来たような気がした。 >>816
せめて小説の書き方みたいな本一冊くらい読めよ
一行目で破綻してるぞ >>817
調べてみたら「」の中は句読点はいらないって書いてありました
指摘がそれであってるのかわからないくらい初心者なので
アドバイスをいただいたとおり小説の書き方を調べるところからやっていこうと思います
ありがとうございました >>816
初心者と宣言しているので作中に関連することを先に書いておく!
会話文の末尾の句点は付けない! ただし純文学は例外で付ける!
今回の内容であれば句点は付けない方がよい!
あと感嘆符のあとに文章が続く場合、全角の空白を入れる!
本作では書かれていないがダッシュや三点リーダーは二つ一組が基本!
「――」や「……」のことを示す!
>ドアを開けると堰を切ったようになだれ込んだ春一番が教室のカーテンを一斉に翻した。
(教室の窓ではない! 教室のドアを開けた途端に春一番に吹かれた! 廊下側の窓が全開になっているのだろうか!
そうだとしてもここまで強い風が吹き込むだろうか! 少し想像が難しい場面と云える!)
>綾瀬の運動直後の火照った体にはブラウスがぴたりと張り付き小麦色の肌が薄っすらと透けて見える。
(運動直後とは体育の時間を終えた直後と仄めかしているのだろうか! ブラウスとあるので制服に思えない!
作中に登場する二人の年齢が気になる! 小学生、中学生、高校生のどれに当たるのだろうか!)
>首筋を流れ落ちる汗は鎖骨の溝に溜まってキラキラと輝き私の目を釘付けにした。
(ブラウスを着た状態で鎖骨が見えるのだろうか! かなり想像が難しい!)
あと体温計を使うのであれば保健室なのでは! 教室には他の生徒がいるのだろうか!
先生はいるのか! 授業中の出来事なのか! よくわからないまま早退を果たした!
あと主人公である私の性別もはっきりしない!
文章の基本よりも内容に大いに引っ掛かる!(`・ω・´) >>819
感嘆符の後には空白が必要なんですね知りませんでした
文章を書くルールはあまり知らないけど書きたい気持ちを優先して書いちゃいました
春一番のところは、教室の窓だけが開いていて廊下側のドアが全て閉まっている状態
ドアを開けると外から教室の窓に向かって風が入って来て窓際にいた綾瀬の髪を乱すイメージで書きました
火照った体のところは、仮病の熱で早退するために、あらかじめ激しい運動してその準備をしていたということを伝えようとしました
鎖骨に溜まった汗のところは、綾瀬は黒ギャル?(言い方がわからない)でブラウスをはだけて着ているイメージで書きました
わかってはいましたが描写が全然できてないことを痛感しました
主人公の性別や年齢も一切触れてないですし、場面の指摘もおっしゃる通りですよね
なぜこのやり取りを保健室ではなく教室でやってるのだろうと自分でも思いました
大変勉強になりました、ご指摘ありがとうございました! ~けど、~けど、~けど、~自分だけ?
10年に1回お目にかかれるかってレベルの純粋培養ガイジ構文を見つけて感動したから晒してみる
ワイさんの評価よろしく!
483 イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ 2ded-Ec50) 2024/06/05(水) 00:11:21.70 ID:ztt35B4A0
小説の内容とは関係ないけど、なんかSNS見てると試し読みで公開されてる内容も上げないで欲しいって言ってる人居るけど、もう公式が川原礫チャンネルで挿絵イラスト公開してるのに、非常識過ぎるだろとか自己中なのかって批判してる人沢山いるけど、別にリーク情報を公開してる訳でも無いだからそこまで怒らなくてもよくないって思うのは自分だけ? 完成した作品ではない! 掲示板を利用した注意喚起!
意味も読み取れるので、それなりに役割を果たしているのでは!
少しの喉が痛いが書き始めるとしよう!(`・ω・´)随時、評価文章募集中! >>483
ラップのリズムで音読すると、とても読みやすいです。
お試しあれ。 プロローグ
匿名掲示板「☆創作とはあまり関係ない雑談スレ☆」で、57歳の非正規建設業労働者のケンジと、37歳の生活保護受給者のタカシが、労働についてのディスカッションを始める。ケンジは長年の重労働に疲れ、生活の厳しさに悩む一方、タカシは生活保護を受けながらも安定した生活を送っている。両者の感情と視点が交差する中、彼らは労働の意味について愉快でリベラルな会話を繰り広げる。
会話の始まり
ケンジ: 「おい、みんな。毎日汗水流して働いても生活は楽にならない。こんな生活、いつまで続ければいいんだろうな。」
ケンジは疲れた体を引きずりながら、いつものように掲示板に書き込む。彼の投稿には、労働に対する不満と疲労感がにじみ出ていた。
タカシ: 「ケンジさん、そんなに無理しなくてもいいんじゃないですか?僕は生活保護を受けているけど、毎日ゆったり過ごしてますよ。」
タカシはケンジの投稿を見て、軽い気持ちで返信した。彼の生活は安定しており、自由な時間が多いことに満足していた。
労働の意義
ケンジ: 「タカシ、お前は楽でいいな。でも、俺には労働が全てだ。働かないと生きている気がしないんだ。」
ケンジは自分の労働に対する誇りと、それが自分の存在意義だと感じていることを伝えた。
タカシ: 「確かに、働くことで得られる達成感って大きいかもしれませんね。でも、僕は逆にそのプレッシャーから解放されて、心の平和を感じてますよ。」
タカシはケンジの気持ちを理解しつつも、自分の選んだ生活の価値を感じていた。
将来への不安
ケンジ: 「でも、タカシ、お前は将来のこと考えてるのか?俺は年金も少ないし、将来が不安でたまらないんだ。」
ケンジの声には、老後の生活に対する深い不安がにじんでいた。
タカシ: 「正直、将来のことはあまり考えてないですね。今を楽しむことが大事だと思ってます。将来のことは、その時に考えればいいかなと。」
タカシは未来に対して楽観的であり、目の前の生活を楽しむことに重きを置いていた。
労働の価値
ケンジ: 「お前の言うことも一理ある。でも、俺は働いて得たものに価値を感じるんだ。金だけじゃなく、経験とか仲間とか。」
ケンジは労働を通じて得たものの価値を強調し、自分の選択が間違っていないことを再確認した。
タカシ: 「それもそうですね。僕も自分なりに生活を楽しんでるけど、ケンジさんのような経験はないですからね。」
タカシはケンジの言葉に納得しつつ、自分の生活にも満足していた。
エピローグ
掲示板での対話を通じて、ケンジとタカシは互いの視点を理解し合い、労働と生活についての新たな考えを持つようになった。労働の厳しさと、その中で得られるものの価値を再認識するケンジ。そして、自由な時間と心の平和を享受するタカシ。それぞれが自分の選んだ道に満足しつつ、これからも掲示板での愉快な対話を続けていくのだった。 主人公の名は小田島卓也。彼は平日の昼間、赤羽のイオンのフードコートでひとりセンベロを楽しんでいる。センベロとは千円でベロベロに酔えることを意味する言葉で、彼にとっては安上がりな楽しみである。生ビールとつまみを前に、彼はスマホを片手に匿名掲示板を見つめている。
卓也は一般派遣の非正規社員を標的にした攻撃的なコメントを投稿することに熱心だ。彼の言葉は辛辣で、時には侮辱的だ。しかし、その背後には彼自身の複雑な感情と生活が隠されている。
彼は生活保護を受けて都営アパートに住んでいる。ここ10年、働いたことは一度もない。システムをハッキングすることで生計を立てており、その知識とスキルで日々の生活を送っている。彼にとって、これは一種のゲームであり、また自己正当化の手段でもある。
「体制側に従うなんて愚かだ」と彼は心の中でつぶやく。彼は自分を反体制の英雄と信じて疑わない。社会のシステムに対する反抗が彼の存在理由となっているのだ。しかし、その一方で、彼の生活はどこか虚しさに満ちている。
彼はまた、匿名掲示板での攻撃が一種のカタルシスとなっていることを感じている。自分の無力感や不安、社会への不満をぶつけることで、一時的な満足感を得ているのだ。しかし、その満足感も長続きはしない。投稿を終えると、また次のターゲットを探し始める。これは終わりのないループだ。
卓也の感情は複雑だ。彼は自分が正義だと信じているが、心の奥底ではその正義が虚しいものであることを感じている。生活保護を受け、社会の底辺で生きる自分を正当化するために、他人を攻撃し続ける。しかし、その攻撃が本当の意味で何かを変えることはないと理解している。
「こんな生活、いつまで続けられるのだろう」と彼はふと思う。しかし、その答えは見つからない。現実から逃避するために、再びスマホに目を向ける。匿名掲示板には新たな投稿が次々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。
「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
卓也は生ビールを一口飲み干し、ふと自分の周りを見渡す。フードコートには、家族連れや学生たちが楽しそうに食事をしている。その光景は彼にとって、どこか遠い世界の出来事のように感じられる。
「俺もあんな風に普通の生活を送れたら良かったのに」と彼は思う。しかし、その普通の生活がどんなものか、もう思い出せない。彼はいつの間にか、社会から孤立し、自分の世界に閉じこもってしまっていた。
彼は再びスマホに目を戻す。匿名掲示板には、新たなコメントが続々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。
その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。彼はこのループから抜け出すことができない。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
「こんな生活、いつまで続けられるのだろう」と彼は再び思う。しかし、その答えは見つからない。現実から逃避するために、再びスマホに目を向ける。匿名掲示板には新たな投稿が次々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。
「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
卓也の生活は、この無限のループの中で続いていく。彼は自分が反体制の正義だと信じているが、その正義が虚しいものであることを感じている。そして、その虚しさを埋めるために、また次のターゲットを探し続けるのだ。 主人公の名は小田島卓也。彼は平日の昼間、赤羽のイオンのフードコートでひとりセンベロを楽しんでいる。センベロとは千円でベロベロに酔えることを意味する言葉で、彼にとっては安上がりな楽しみである。生ビールとつまみを前に、彼はスマホを片手に匿名掲示板を見つめている。
卓也は一般派遣の非正規社員を標的にした攻撃的なコメントを投稿することに熱心だ。彼の言葉は辛辣で、時には侮辱的だ。しかし、その背後には彼自身の複雑な感情と生活が隠されている。
彼は生活保護を受けて都営アパートに住んでいる。ここ10年、働いたことは一度もない。システムをハッキングすることで生計を立てており、その知識とスキルで日々の生活を送っている。彼にとって、これは一種のゲームであり、また自己正当化の手段でもある。
「体制側に従うなんて愚かだ」と彼は心の中でつぶやく。彼は自分を反体制の英雄と信じて疑わない。社会のシステムに対する反抗が彼の存在理由となっているのだ。しかし、その一方で、彼の生活はどこか虚しさに満ちている。
彼はまた、匿名掲示板での攻撃が一種のカタルシスとなっていることを感じている。自分の無力感や不安、社会への不満をぶつけることで、一時的な満足感を得ているのだ。しかし、その満足感も長続きはしない。投稿を終えると、また次のターゲットを探し始める。これは終わりのないループだ。
卓也の感情は複雑だ。彼は自分が正義だと信じているが、心の奥底ではその正義が虚しいものであることを感じている。生活保護を受け、社会の底辺で生きる自分を正当化するために、他人を攻撃し続ける。しかし、その攻撃が本当の意味で何かを変えることはないと理解している。
「こんな生活、いつまで続けられるのだろう」と彼はふと思う。しかし、その答えは見つからない。現実から逃避するために、再びスマホに目を向ける。匿名掲示板には新たな投稿が次々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。
「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
卓也は生ビールを一口飲み干し、ふと自分の周りを見渡す。フードコートには、家族連れや学生たちが楽しそうに食事をしている。その光景は彼にとって、どこか遠い世界の出来事のように感じられる。
「俺もあんな風に普通の生活を送れたら良かったのに」と彼は思う。しかし、その普通の生活がどんなものか、もう思い出せない。彼はいつの間にか、社会から孤立し、自分の世界に閉じこもってしまっていた。
彼は再びスマホに目を戻す。匿名掲示板には、新たなコメントが続々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。
その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。彼はこのループから抜け出すことができない。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
「こんな生活、いつまで続けられるのだろう」と彼は再び思う。しかし、その答えは見つからない。現実から逃避するために、再びスマホに目を向ける。匿名掲示板には新たな投稿が次々と上がっている。彼はその中の一つに目をつけ、また攻撃的なコメントを打ち込む。
「お前らみたいな奴らがいるから、この国はダメなんだ」と彼は書き込む。その瞬間、彼は一種の優越感を感じる。しかし、それも一時的なものだ。フードコートのざわめきの中で、彼は孤独を感じる。
卓也の生活は、この無限のループの中で続いていく。彼は自分が反体制の正義だと信じているが、その正義が虚しいものであることを感じている。そして、その虚しさを埋めるために、また次のターゲットを探し続けるのだ。 東京都大田区の都営アパートに住む僕、佐藤は、独身で生活保護を受けながら毎日を過ごしている。薄暗い部屋の一角にある古びたソファに腰を下ろし、スマートフォンを手に取りUberEatsのアプリを立ち上げた。マクドナルドのメニューをスクロールしながら、ふと、昔の自分を思い出す。仕事をしていた頃のことを。
「ビッグマックセットを注文しよう」と、僕は自分に言い聞かせるようにボタンを押す。働いていた頃は、こんなに簡単に外食を頼むなんて贅沢だった。でも今は、生活保護のおかげでこうして日々の食事を心配せずに済む。まるで消費することで、自分がこの社会の一部であることを実感できるかのように。
待つ間、テレビをつけると、ニュースでは日本の経済がどうのこうのと喧伝している。働かないことへの罪悪感が一瞬胸をよぎるが、すぐに消える。僕は、もう働くことの意味を見失ってしまった。福祉の手厚さに甘え、消費することで自分を慰める日々だ。
インターフォンが鳴り、配達員が到着した。ドアを開けると、若い青年が手渡してくれる。彼もまた、消費資本主義の一部だ。労働の対価として、僕にこの食事を届ける。
「ありがとう」と、わずかに微笑んで彼に言う。受け取った袋を持ち、ソファに戻る。袋を開けると、ビッグマックの香ばしい香りが部屋に広がる。ポテトを一つ摘まみ、口に運ぶ。サクサクとした食感が心地よい。
「これが僕の仕事だ」と、つぶやく。消費することで、社会の歯車の一部になっているという錯覚を覚える。実際には、何も生み出していない。ただ、福祉の恩恵を受け、消費するだけの存在。
僕の頭の中には、働くことの意義を問う声が響く。日本では、働くよりも福祉が重要になってきた。働かなくても生きていける社会。消費することで満足感を得る社会。僕はその象徴なのだろうか。
テレビの音が遠くに感じる。ポテトを次々に口に運び、ビッグマックにかぶりつく。味わうことなく、ただ消費する。それが僕の生き方。働くことの意義を見失い、消費することで自分を忘却する。
「働かなくても、こうして生きていけるんだ」と、自分に言い聞かせる。消費資本主義の中で、自分の存在意義を見つけようとしている。
ビッグマックを食べ終え、飲み物を一口飲む。満たされたような、空虚なような感覚が交錯する。これが僕の現実。働くことなく、消費することで生きている。
僕の生活は、この部屋の中に閉じ込められている。消費資本主義の中で、福祉の恩恵を受け、ただ生きている。それが僕の選んだ道だ。働くことの意味を見失い、消費することで自分を慰める日々。
テレビのニュースキャスターが次の話題に移る。僕はリモコンを手に取り、チャンネルを変える。何を見ても同じだ。消費することで満たされることのない虚しさを感じながら、それでも明日もまた同じように、マクドナルドを注文するだろう。
これが僕の現実。働かなくても生きていける社会の中で、消費することで自分を忘却する。日本では、働く人よりも消費する人が偉くなった。福祉が重要になったこの社会で、僕はただ、消費し続ける。 ### タイトル:ラーメンと資本主義の罠
村上進は、30代後半の独身男性であった。彼の生活はネットの仮想空間でのみ輝きを放っていた。進はいつもSNSで自分の生活が福祉によって充実していると誇らしげに語っていた。「1000円を超えるラーメンなんてばかばかしい」と豪語する投稿が数多く、彼のフォロワーたちはその見解に賛同していた。
しかし、その実態は単なるひきこもりであった。進は自宅の狭いアパートからほとんど出ることがなく、社会とのつながりも薄れていた。彼の唯一の窓はインターネットであり、そこで得た満足感だけが彼を支えていた。外出の必要がないと自らを納得させる進であったが、心の奥底には外の世界に対する憧れと不安が交錯していた。
ある日、進はふとしたきっかけで外出する決意を固めた。SNSで見た美味しそうなラーメンの写真に心を動かされたのだ。店の評判も良く、ラーメン一杯が1200円もするという。「ばかばかしい」と一度は呟いたが、その日は違った。「今日は特別だ、自分へのご褒美だ」と自分を奮い立たせ、久しぶりの外出に踏み切った。
進は少しずつ心の中で勇気を募らせ、家を出た。しかし、進の外見は長い間ひきこもりであったために無頓着で、よれよれの服を身にまとい、髪もぼさぼさであった。彼が選んだラーメン店は繁華街に位置し、店内は賑わっていた。
進は店に入るとすぐに周囲の視線を感じた。彼の汚い格好に気づいた店員は不快そうな表情を浮かべ、進に冷たい声で「帰ってくれ」と言った。進は驚きと恥ずかしさで顔を赤らめ、その場を後にした。再びアパートに戻ると、彼は深い絶望感に包まれた。
「結局、資本主義の世界は金と見た目で人を判断する」と進は思った。自分が持っている福祉の充実感は、この外の世界では通用しないことを痛感したのだ。彼はSNSに戻り、そこでまた「1000円を超えるラーメンなんてばかばかしい」と投稿した。しかし、その投稿には以前のような自信はなく、虚しさだけが残った。
進の感情は絶望から次第に怒りへと変わっていった。「なぜ、自分はこんなにも拒絶されなければならないのか。なぜ、資本主義の社会はこうも冷酷なのか」と問い続けた。彼の中で資本主義への反発が次第に大きくなり、リベラルな視点で社会を見つめ直すようになった。
それから、進はひきこもりの生活に戻りつつも、心の中で新たな決意を固めた。社会の冷酷さに対抗するためには、まず自分が強くならなければならないと考えたのだ。彼は福祉の恩恵を受けながらも、社会の不平等に立ち向かう方法を模索し始めた。
進の投稿は次第に変わっていった。今度は「1200円のラーメンを食べるために、まず自分を変えよう」と決意を述べるものになった。そして、彼のフォロワーたちもその変化に気づき、次第に応援の声が集まるようになった。
村上進は、資本主義の冷酷さに直面したことで、自分を見つめ直し、新たな道を歩み始めた。彼の心の中で育まれた希望と決意は、やがて彼を新たな世界へと導く光となったのだ。 ### 天才の黄昏
僕は、幼い頃から「ギフテッド」と呼ばれていた。人よりも少しだけ早く物事を理解し、難しい問題を解決するのが得意だった。学校の先生たちや親戚からも「天才」と褒められるたびに、自分は特別なんだと信じて疑わなかった。クラスメイトが解けない数学の問題を簡単に解き、複雑な科学の実験を成功させるたびに、僕の中で自信が膨らんでいった。
しかし、社会に出てからはその才能が必ずしも成功につながるわけではないことを痛感した。最初の職場では、自分のアイディアが認められず、上司の意向に従わなければならない日々が続いた。転職を繰り返しても、自分の才能を存分に発揮できる場所を見つけることはできなかった。いつしか、同僚たちは出世していき、僕は取り残されていった。やがて、老齢年金を受け取る年齢になり、僕は静かに社会から退いた。
今では、地域の作業所に通う毎日だ。ここには、様々な背景を持つ人々が集まっている。障がいや病気を抱えた人々、社会から少しだけ外れた道を歩んできた人々。そんな彼らと一緒に、僕はバンドを結成した。僕たちのバンドは、決して大きなステージで演奏するわけではない。むしろ、ライブすら行わない。それでも、メンバーたちと音楽を楽しみ、日々のリハーサルを通じて少しずつ成長していく時間が、僕にとって何よりの宝物だ。
バンドのリーダーとして、僕はメンバー一人ひとりの個性を大切にしながら、彼らの可能性を引き出すことに喜びを感じている。演奏がうまくいかない日もある。でも、それはそれでいい。大切なのは、皆で一つの音楽を作り上げる過程だ。メンバーたちの笑顔や、音楽に集中する姿を見るたびに、僕は自分の役割がここにあると確信する。
ある日、メンバーの一人が僕にこう言った。「リーダーのおかげで、自分に自信が持てるようになったよ」。その言葉を聞いた瞬間、僕の胸に温かいものが広がった。自分がここにいること、そして何かを成し遂げていることに、改めて感謝の気持ちが湧いてきた。
確かに、僕の社会人人生は成功とは程遠いものだったかもしれない。しかし、今の僕にとって、それはもう過去のことだ。大切なのは、今この瞬間をどう生きるかだと思っている。作業所での生活は決して華やかではないけれど、ここには僕が求めていた本当の意味での「成功」がある。
音楽を通じて、人と人とがつながり、助け合い、共に成長していく。その過程で得られる喜びや満足感は、どんなに高い地位や名誉よりも価値があるものだと僕は信じている。そして、その信念は、僕を日々支え続けている。
僕は、自分の人生を振り返るたびに思う。天才としての輝かしい未来を夢見ていたあの頃の自分には、想像もできなかっただろう。けれど、今の僕は心から幸せだ。人生の勝者とは、決して外見的な成功だけで測れるものではない。自分の心に正直に生き、他者とともに喜びを分かち合うことができる人こそが、本当の勝者なのだと僕は信じて疑わない。
こうして、今日も僕は作業所へと足を運ぶ。バンドのメンバーたちと共に音楽を奏で、日々の小さな喜びを大切にしながら、自分の人生を歩んでいく。それが僕の選んだ道であり、僕にとっての「成功」だ。 ### 生成AIの影
「ワイはAIが書いた小説なんて認めん。」と、ネット上の小説サークルの掲示板に書き込んだ。ワイは長年、自分の感情や考えを小説という形で表現することに情熱を注いできた。AIが無機質な計算によって生み出した作品が、本当に人間の心に訴えかけるものなのか、疑わしかった。
ワイの主催する小説サークルは、匿名で誰でも参加できる場所だ。参加者たちはそれぞれのペンネームを使い、自由に作品を投稿し、感想を交換し合う。最近、投稿される作品の質が急に上がってきたように感じるのだが、ワイはそれが何故かは分かっていなかった。
ある日、ワイはサークルのメンバーが新しく投稿した短編小説を読んでいた。その文章は緻密で、登場人物の感情描写も鋭く、まるでプロの作家が書いたようだった。感心しながらも、何かが引っかかる。「こんなに上手い人が急に現れるなんて…」ワイは疑問を抱きつつも、深く追求しなかった。
サークルの掲示板には、日々新しい作品が投稿されていく。ワイはその中でも特に目を引く作品をピックアップして、自分のブログで紹介することにしていた。しかし、最近の作品にはどこかしら無機質さを感じることが多くなっていた。登場人物はリアルでありながらも、どこか魂が抜けたような感じがするのだ。
「AIが小説を書くなんて無理だ。人間の感情や経験を持たない機械には、本当の意味での創作はできない。」ワイは自分に言い聞かせるように、そうつぶやいた。
ある夜、ワイはいつものように小説を執筆しようとパソコンの前に座った。しかし、何を書こうとしても筆が進まない。テーマが見つからないのだ。ワイは頭を抱えながら、サークルの掲示板を眺めていた。すると、一つのスレッドが目に止まった。「AIを駆使した創作活動の可能性」というタイトルだった。
「AIを使って小説を書くなんてけしからん!」ワイはそう思いながらも、スレッドを開いてしまった。そこには、AIを使って書かれたと思われる作品がいくつも紹介されていた。それらの作品はどれも高品質で、読者の心を揺さぶるものばかりだった。
「こんなに素晴らしい作品がAIで作れるなんて…」ワイは心の中で葛藤し始めた。AIが本当に無から小説を生成できると信じ込んでいるワイにとって、これは大きな衝撃だった。だが、同時に自分が持っていない何かをAIが持っているようにも感じた。
ワイは再び、自分の作品に向き合おうとしたが、心の中のもやもやが邪魔をして集中できなかった。テーマが見つからない自分と、無から何かを生み出せるAI。ワイはそのギャップに苦しんでいた。
一方で、サークルの中にはAIを駆使して創作を行う作家たちが増えてきていた。彼らの作品には、深いメッセージやテーマが込められているように見えたが、ワイにはその意図が理解できなかった。
「何が違うんだろう…」ワイは自問自答しながら、ふと気づいた。「自分は何を伝えたいのか、分かっていないのかもしれない。」それは、自分自身の創作活動に対する大きな疑問だった。
生成AIが増えていく中で、ワイは自分の存在意義を見失いかけていた。しかし、その問いに向き合うことで、新たな視点を得ることができるかもしれない。ワイは再び、筆を取り直した。AIが生成した作品と向き合い、自分自身のテーマを見つける旅が始まったのだ。 >>826
ショートショートのような切れのあるオチはない!
掲示板へ普通に書き込み、何事もなく終わる!
この一連の流れを愉快な対話と云うが腑に落ちない!
どちらも己の主張を通しているだけで大きな進展は見られない!
>827-828
同じ内容を同じ言葉で繰り返している!
AIによる実験的な文章なのだろうか!
>>829
生活保護を主題にした掌編が続く!
なんだろうか! 内容も似通っている!
やはりAIによる実験的な文章なのだろう!
似たような内容の繰り返しがワイに強く思わせる!
>>830
似たような話が続く!
同じテーマを元にAIに何度も書かせているのだろうか!
>>831
粗筋のように話が淡々と進む!
たまに会話文が挟まる程度で個々の特徴はないに等しい!
物語性を排除した結果なのだろうか!
>>833
まず問題提起があって規範的な流れに乗り、
最後は綺麗に纏める! 造花のような美しさ!
作者は何を目指しているのだろうか!
あまり興味を持てない文章と内容であった!(`・ω・´)レスアンカーのエラーの為、ひとつ「>」を省いた! 純文学的な何かを書こうとしているんだろうな、というくらいは読み取れます。
ただその何かが具体的な何者かに成りきれていない。未成熟の卵を割って中身を晒してしまったような残念さが感じられます。
成起承転結は必須ではありませんが、それに代わる筆力がないと、作品として成立させるのは厳しいでしょう。