20年くらい前だと出版社に勤めてるってだけで「業界人」などとあしらわれたが、この時代に同じ事を言うと「悲惨だね。会社は大丈夫なの?」と心配され日に日に哀れな気持ちになった。

転職するとゼロからのスタートになるし一番下っ端になるのをみんな恐れているんだろうけど、長い目で考えれば辛いまま終えるよりも転職して仕事の有り難みを実感して終えた方が後味良いしね。

いつまでも身勝手な同族会社に降り回れ心労を重ねるより、体を壊す前にさっさと転職して未来を考え直すことを勧めるよ。

因みに自分は今年に入り、版元からサービス業に転職をして客の笑顔と触れ合いながら楽しい毎日を送っている。
年収は多少減ったけど怖いものが無くなった。ストレスで深酒したり余計な付き合いの出費が無くなった分、手元に残るお金は殆ど変わらない。