いま自分たちの使っている言葉が、どういう出自なのか興味を持つことは、それを
使いこなすうえでも自然なことだと思う

だから、令和の最古の出典は張衡 『歸田賦』 くらいのことは知っておいてもいい
ある意味、日本文化の中国からの影響の大きさを改めて実感させられる

日本は明治時代に入っても、漢籍をもとに西洋からの翻訳語を作りあげてきた
国家(易経)、政治(書経)、経済(文中子)、社会(近思録)、自由、芸術(後漢書)...
日本人は、漢字の造語力に計り知れない恩恵を受けてきた
(近代化の過程では、日本から中国に逆輸入された語彙も多い)

令和の出典、漢籍の影響か 1〜2世紀の「文選」にも表現
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/040/256000c